作曲家別二夜PART2
第1夜 橘高文彦+本城聡章+三柴理作曲ナンバー演奏!!
〜カバー曲の演奏日は未定〜
毎年ほぼ恒例となった3月末筋少ワンマン2days、シーズンスタートです!今年は1月2月と対バンライブがありましたが、ワンマンは今年初です。
2日間を終えて感想を書くのですが、38曲を作曲家別に2日間に分けての演奏ということで、筋少デビュー25年(うち約8年は活動停止でしたが)の歴史と、各メンバーのキャリア25年間がここに実るという感じで、ファンにとって大変幸せなライブでした。
数多くの珠玉の名曲・迷曲(笑)から厳選され、現在の演奏技術はとんでもないハイクオリティで、復活からもう8年目になり、回を重ねるごとに練られたパフォーマンスは最高に楽しい。ここに筋少あり!なのでした。
オーケンのMCは相変わらずの爆笑と脱力感と(笑)、コアなファンがほぼ占めるワンマンではホームといった感じで、メンバー同士、オーディエンスとのやりとりも絶妙でした。
正確には覚えられないので、私が印象に残ったところを振り返ります。
数日前に発表された「演奏予定曲リスト」で、ファンの間で話題騒然となりました(笑)どの順番で来るのかと期待を膨らませながら開演を待ちました。
オープニングBGMは定番の「聖地エルサレム」が流れしばらくするとメンバー登場します。1曲目は「くるくる少女」から!おいちゃんのジャケットがビビットな赤色で目を引きました。ふーみん曲のキラーチューン、そして1月のベビメタちゃん対バンでも演奏された”佐久間メタル”で、一気に筋少のコアなところへ引っ張ります。
続けて「詩人オウムの世界」早くも濃いふーみん曲きた!イントロでおおおおー!と喜びの歓声が聞こえました。これはふーみんの初めての筋少曲で、ツーバスの速いメタル調を取り入れました。オーケン作詞のダークファンタジー的な物語世界との結合が素晴らしく、リリース当時に驚きハマった曲です。24年前に高校生の私がはまって、今の中高生でもはまる世界なのが凄い、永遠だと思います。
語り部分ではオーケンが、そしてコウモリは!としばらく溜めてから、煽るように最後のセリフを言い放ったのがとても良かったです。
最初のMC、オーケンが春だ花見だ、という話をしようとして「花火大会」と言ってしまう(笑)。
桜が咲いたということで、この歳になるとあと何回桜が見れるのかなーと思うよねと、ちょっとしんみり。オーケンがおいちゃんにふると、「そうね、まあもう50ですから思いますよね」今年50歳になるおいちゃんが同感する。まだもっとこの先何年も見たいですー。オーケンは次にふーみんに「我々よりもちょっと若い24歳の橘高さんは?」とふると「まあ24歳なりにね(笑)考えますよ」「設定の甘い24歳も考えるって(笑)」そこつっつくよなー(笑)そしてウッチーにもふると「あまり桜、見ないー」ウッチー!そうですよねドラクエかライブかの生活ですものね。「花鳥風月を愛でない男」とオーケンに言われる。
そんなウッチーは今日のライブ前の準備で、オーケンがヘアメイクさんに髪をセットしてもらってて頭にカーラーを巻いてるのを見て、笑いながらやってきて「ハハハハ、サザエさんみたい」って腹抱えてたっていう。「俺はサザエさんじゃねー!!!コボちゃんでもねぇー!コボちゃんグルーでもねー!」挟むコネタ(※昔、オーケンがソロで歌ったアニメソングのこと)
オーケンの髪は最近ライブ前に白髪染めをしてるのだが(2月の特撮ライブ参照)今日は、次の曲をやるからわざと染めてこなかった。と言うのでピンときた。これやるかー!やった!
「パブロフの犬」!ふーみん高速メタル曲のひとつが来た!長谷川さんありがとう!イントロのふーみんギター激弾きから、勢い付けてダッシュだーっていう感じでツーバスドコドコでヘドバンしまくるのが壮快です。ウッチーとおいちゃんが吼えるコーラスがカッコイイ。ここまで3曲、どれもデス声掛け声コーラスだなぁと思いつつ(笑)昔の曲から最新曲も変わらない、筋少らしさの1つがここにあると思いました。ふーみんメタル曲で筋少もメタルフェスに出たらいいのになぁーとか思ったりもして。
そして語り部分、物語に白髪の男が出て来るので、オーケンは髪を染めてこなかったんですね。後半に止めに入る人物が”彼の孫”さ、と言うところでなんだかぐっと来てしまう。この曲のリリース当時はヤングだったオーケン、今は孫がいるぐらいの年齢にもなったんだなと思うのと、自分も子供ができて父にとっては孫になる、そういう時の流れを想いました。
続けて始まったイントロのSEに、会場がいっそうどよめきます。ここで入れてきた!レア曲ともいえる「レティクル座行き超特急」おいちゃんの曲です。おいちゃんが車掌のように敬礼ポーズをするのに、胸きゅんでした♡
この曲の物語にも思い入れが深く、また今も生きづらい世の中で、辛さを抱えて苦しむ人がたくさんいて、それをオーケンらしい暖かいまなざしで見つめるような感じ。どれだけのファンがこの曲に出会って救われてるんだろうと思います。ラストのセリフは音源の女性の声がそのまま流れ、あわせて気持ちこめて絶叫しました。テンポが早くなるアウトロにのせてオーケンが「レティクル座行き超特急、出発進行ー!」と言うのも良かったです。
次もおいちゃん曲の「きらめき」暖かい春の陽射しのような、おいちゃんのメロディと横ノリのテンポです。ギターの音色も、おいちゃんふーみん二人とも濃くて暖かくて大好き。エディが背後で両手を音頭みたいに降っておもしろダンスをするので笑っちゃう(笑)。アウトロは長めのおいちゃんふーみんユニゾンで、オーケンはちょっと手持ち無沙汰そうなんだけど、前に出て来るおいちゃんを見てうっとりしてました。
この後のMCでは、曲でお客さんが折りたたみとか腕を上げたりして疲れるでしょ?という話題になり、オーケンが疲れないノリ方を教えるよーと、格闘技DVDの映像のごとく指導がはじまる(笑)。折りたたみは首からいくと負担がかかるから、へその辺りから曲げるように…とか、拳を上げるときは力が入っちゃうけど疲れるから、上げるところで力を抜くようにする。あと今日はやらないけど釈迦で折りたたみしながら腕を上げる時には、力を入れずに高い所の物を取るような感じでシュッ、とか言ってました。それを聞きながら横でおいちゃんが真似して動くのがかわいい(笑)。「あともうひとつ疲れないコツは、おいちゃんが(定位置から)居なくなっても気にしない(笑)。」あいたところに行かなきゃとか思うと疲れるから、いつものようにして歌うようにすると言う。おいちゃんよく動いて下手側ガラあきになる事しばしばだから。それはオーケンだけが疲れないコツですね。
それで、拳を上げる曲でさっきやった「くるくる少女」では、なんて言ってるの?とふーみんに向かって聞くので╲えーっ!!!/お客さんブーイング。(これは歌詞カードに書いてるし…)「『タン!メン!』だっけ?」(メン…おいちゃん…と思ってた(笑)おいちゃんニコニコしてる。)「だってゴーストライターが書いたんだもん!俺が書いたのは『おサル音頭』だけだよぉー、あのときはオーケンがやっと書いたーってメンバーが泣いたね」とかまたゴーストライターの話題引きずってる(笑)。
疲れる曲といえば、次の曲はメンバーとお客さんは疲れるけど、実はオーケンは一番楽な曲で、こうやってるだけ(マイクを観客に向ける)と言うと、ははーん次はあれかと分かる。するとそれを聞いた長谷川さん「まじで?」とマイク通さずビックリ。「あっ!ごめんなさい長谷川さん、一生懸命叩いてるのに」長谷川さんは大変だ!ふーみんが「この縦のラインの落差がすごいよね」とふたりを指さす。オーケン申し訳なさそうに、じゃあ今日は俺も疲れるバージョンで歌うから〜と宣言しました。
「カーネーション・リインカーネーション」おいちゃん曲のハードコアっぽいキラーチューン来ました!オーケンはヌンチャク持ってきてまわしたり、マイクスタンドを抱え上げたりせわしなく動いたりして、わざと疲れるバージョンにして頑張った(笑)。筋少にしては短めの曲なんだけど、語りはライブで省略してるのでオーケン歌うとこ少ないんですね。他3人がコールで叫ぶので喉が大変っていう。酸欠するかっていうくらいオーディエンスも叫んで拳あげます。
続けて始まったイントロでギャー!と興奮で顔覆ってしまった。「愛を撃ち殺せ!」がここで入りました!演奏曲予定で出てたから、やってくれると分かってたんだけど、それでもやってくれて良かった。復活後のおいちゃん曲で一番ってくらいに大好きな曲。おいちゃん曲”ワインライダ”ーとか”ロシアン”とかに代表されるような華やか系定番で盛り上がる曲も楽しいんだけど、特徴で分けると3つなのかな?華やか系と”きらめき”・”香菜”等のほっこりシャッフル、そしてもう1つの切ない疾走系がこれ。あまり演奏されることがないから、嬉しかったー!サスペンス風ラブストーリーな歌詞もまた切なさで心揺さぶるんですよね。おいちゃんのギター音だけの終わり方も大好きです。
ここはストラト使ってて、次にデリンジャーにチェンジしてSEが鳴り出したら、鉄板ド定番だ!オーケンが「来た来た来たー!春がきたー!」と煽りだして、イワンの!╲ばかー!/のコール&レスポンス。ふーみん曲のうち最も筋少代表曲といったらこれ。全力疾走です。後半にオーケンが学園天国のコールをやって、疲れるかどうか気にしてる場合じゃなくヘドバンと拳上げ必死ですから。ふーみんソロ、ギターぶん回し、おいちゃんアームで激しく鳴らす、ふーみんソロからの全員でばんざーい!この先何年も続けていって欲しいですね。
全員楽器下ろして一段落したところで、着替えてくるーとおいちゃんとふーみんが「逃げろーっ」ってダッシュではけていって可愛い(笑)。ここで戻って来るときに着ぐるみカラオケかとてっきり思ったのだけど、さすがにそれはなかった。
二人がいない間にオーケンが、後ろに置いてあった紙を持って来る。透け防止に黒テープがはってあるんだけど、それは別に必要なくて、例のオーケンがブログにあげた「ウソ曲リスト」でありました。今回の主旨を説明するところで、初の試みで演奏予定曲を事前に発表してみようという事になって、外国ではわりとあるそうなので。それでリハで最初においちゃんにtwitterで書いてもらおうとオーケンが頼んで、曲名が書いてある札の写真をあげてもらったんだけど、そしたら見たファンの反応が「おいちゃんがうっかりやらかしちゃった」って感じになっちゃって(笑)。オーケンが次にブログでそのままじゃ面白くないから、ここでオーケンのビックリハウサー(※「ビックリハウス」80年代の投稿雑誌の常連を「ビックリハウサー」という)魂が出て、俺はロックやってなかったらハガキ職人とか放送作家になってたと思うねーって事を言ってたので楠野さん思い出しました(笑)。ウソ曲名リストを考えるのが面白くなっちゃったそうで。その後ちゃんとサイトで曲名が公開されたので、それを見たファンが今度は「おいちゃんのうっかりを、オーケンとみんなでフォローした」って思われたみたいですけど、それ違いますからねー。と説明しました。ネタばれみたいで今まで無かったし、曲名がタイトルにあってやらなかった事件(ワダチ)とかあるからファンはまともに信じないと思います(笑)。
で、ウソ曲名を読み上げて「ブルドッグ」「温泉発電所」、これどんな曲ですか内田さん?と隣のウッチーに突然ふる。「えっ!…うーん」モゴモゴして困るウッチー。「…湯けむり〜♪」可愛いウッチー。オーケンが続けて「わーかせわーかせ温泉を〜♪」ヘドバン発電所のふしで歌ってウケると「俺こういうのうまいでしょ」得意げです。
そのうちに、おいちゃんとふーみんが戻って来る。ふーみんが白ドレスになったので、オーケンが「橘高さん今更だけど、それ結婚式ですか?」白ドレスはたぶん復活後から5年ぐらいは着てる衣装なのに(笑)「やっとつっこんでくれたな!春だからな!」どういう事で春だからなのか。ふーみんウエディングドレスなのおいちゃんが新郎なのって一瞬よぎったが(笑)。おいちゃんはジャケット脱いでシャツが白黒の太いボーダーで、最近のヒョウ柄じゃなくて爽やかな感じ。オーケンが「本城さんはセーラーズ?」80年代にまったマリンルックのブランドですね。ふーみんが「おいちゃんを探せ?」ウォーリーですね。するとおいちゃんがさっとステージ下に降りてきて、お客さんの中に紛れて探せって感じで、はしゃいでてお茶目でした。
そしてまたオーケンがウソ曲を歌わせようとむちゃぶりしてふーみんに「バームクーヘン野郎ってどんな曲ですか?」と聞く。「ふりやがったな!」苦笑いして、右手でリズムとって「ジャードコドコドコ(ドラム)バーム!クーヘン!、はい」スラッシュメタル調なとこがふーみんらしい。照れるふーみん。エディにも「『俺が大岡越前だったら』って曲は」とふって、エディがマイクもって「俺が大岡越前だったらぁ〜、打ち首!獄門!」腕をハイキングみたいに降って歌ってなんか軽快な演歌調。オーケンも一緒になって打ち首ー!獄門ー!ってニコニコして歌ってた。
じゃあ俺は休憩してくるよーとオーケンがさっさと出て行く。今日はオカルトとかでウワーとか何も理由つけてこないんですね(笑)。「着替えてくるっていえよ(笑)」ふーみんつっこみ。でもおいちゃんが「大槻が休憩に」って言うのでふーみん負けじと「着替えにね」「休憩に」「着替え」「休憩」何言い合いになってんの(笑)「…大槻が休憩にいったから」折れるふーみんだった。
ふーみんのMCで、前回作曲家別2daysやったときはレア曲合戦みたくなっちゃったんだけど、またやってみようということになって…という流れの話から、この先新譜が出るとしたら、それぞれの個性がよく分かるようになるんじゃないでしょうか。みたいな感じで、喜びの拍手があがりました。オリジナルアルバムにまた期待してますよ〜。ふーみんらしく綺麗にうまいことまとめてました。
それで、オーケン抜きで何を演奏するかというと、バンド形態でこの曲やるの初めてじゃない?とふーみんが言って、水戸さんが歌詞を書いたんだけど、といえば「青ヒゲの兄弟の店」ですね。先日のほ学ではアコースティックで二人が歌いました。俺が大槻(パートを)やるから、おいちゃん水戸さんやってね。といって、おいちゃんは椅子に座ってエレアコを持ち、ふーみんはVギターを持つ。ウッチーがぼーっと突っ立ってるので「内田、ベース(笑)」ふーみんに突っ込まれて「あっベース忘れてた」アコースティックだと弾かないパターンがあったけど、今度は弾くパターンですね。
ということで、オーケン抜きでふーみん曲「青ヒゲの兄弟の店」おいちゃんの歌い方が好き!終わりのほうでマイクを離して歌うところとか感情こめて目をふせる表情も。水戸さんとオーケンのオリジナルバージョンでもまた聞きたいですね。ちょうど水戸さんは扇さんゲストでのアコースティックライブでそちらにも行きたかったです。
オーケンが戻ってきて、こちらもふーみん曲でメロディアスバラードの「レティクル座の花園」レア曲ですね!ここはなんといっても、ウッチーの「ももこぉー」「…ワン」の一言に尽きます!ウッチーの魅力が炸裂してました。ふーみんの弾く甘いメロディも素敵で堪能しました。
次においちゃんの大作バラード曲「世界中のラブソングが君を」おいちゃんふーみんのコーラスでうっとりタイム。ふーみんの白ドレスがまた結婚式な感じで(笑)。
ここから後半のどとーの盛り上がりへ、定番もド定番、これは入ると思ってたエディ曲の「サンフランシスコ」フロアの圧しが一層強くなりました。中間のソロまわしのところでふーみんがエディの隣に登ってきて、下にいるおいちゃんも一緒にエディに捧げポーズしました。おいちゃんはペットボトル水をきれいに広がるようにまいてて、気もちいいくらいちょっと顔にかかる。オーケンもペットボトルを手にしておいちゃんに渡そうとしたらおいちゃん受け取らなかったので、オーケンが自分で水まきをやってみたら、きれいに広がらなくて前にいるお客さんにバシャーといっぱいかかっちゃったみたい(笑)。撒くのもコツがいるんですね。
続けてイントロでうぎゃーってなる「ドナドナ」もうおいちゃんしか見えてません。なんて素敵な笑顔で華麗なアクションをするのだろうか、ほんとすごいカッコイイギタリストだなって思って。愛を撃ち殺せと似た感じで、おいちゃんのギター音で終わるのが好きです。
次、「タチムカウ」春で桜が舞い散る季節といえばこれですね!おいちゃん曲で、こちらも折りたたみアクションあります。
本編最後は「中2病の神ドロシー」なのは嬉しかった!バンド愛を感じて、すごく幸せな気持ちになります。ふーみん曲です。回ったし♪でふーみんくるっと回転するところがポイント。オーディエンスも25年、四半世紀ってオーケンにあわせて指を出して乗るのが楽しい。踊って歌って飛び跳ねて、ライブは夢のようです。
アンコールではオーケンを除くメンバーがステージに揃い、エディがセンターに立ちます。大きい!(笑)。ふーみんが何か言おうとしたらエディが「えー、はい、今からやる曲は!夜歩くっていう曲なんですけれどもー!」おおおー!歓声があがります。エディが胸はって司会者みたいに言うの面白い。「大槻は休憩じゃなくて腹筋を鍛えるって言って懸垂をしてます!」(笑)。そしてエディが筋少メンバーだった時のエピソードを話してくれました。だいたいこんな内容です。89年に筋少をやめて、それはデビューしたらバンドブームで忙しくてツアーでピアノ練習できなくなるから嫌だからやめちゃおうって。すみませんでしたー!と深く頭下げるエディ、もう謝らなくていいですよー。それで、エディ在籍時最後のライブが大阪であったときに、オーケンがANNの放送があるからってライブ終わる前に帰ってしまい、ウッチーは最後だから何かやろうよと言ってくれて、エディが当時は舞い上がっちゃって、挨拶で「筋少ぜんぜん疲れませんでしたー!」って言うから横関さんに「何言ってんの?」って言われたそうです(笑)。しかもエディが最後の挨拶してるのに、内田の前の客が足引っ張って内田がひっくり返ったカメみたくジタバタしてた。と言ってたけど、ウッチー覚えてなーい!って(笑)
その時のオーケン抜きを再現した「夜歩く」これもレア度高いですね!改めて、エディの才能の素晴らしさを感じました。ピアノ中心でベースラインが強くうねる、ドラムが繊細かつ大胆に強いこのグルーヴ感はまさに今、この3人でやってるユニット「Thunder You Poison Viper」ですね。そして、それに乗るギター二人とも弾かないパートで待機してるところも決まっててカッコイイです。エディが筋少にサポートとして復活後に入って、続けてきてくれたから、私はエディが抜けてからライブに行き出したので、こんな素晴らしい演奏がまた聴けて嬉しいです。ありがとうございます!
曲終わりでオーケンが戻ってきて、アンコール次の曲の前に「個人的なことなんですけど」と言い出すから何かと思ったら、実は親戚の子が大学入学で上京して、明日初めて筋少ライブを見に来るそうなんです。ロックのライブは見た事がないらしく、大学ではワンダーフォーゲル部に入るそうなのでロックとはあまり縁がないのかな?(笑)おじさんとしてはいい所を見せたい!と気合い入ってるそうなので、みんな異様に盛り上げてくれよー!と頼む。あと、理系らしいので筋少を見たおかげで発見があって、発表後にねつ造だってわかる(笑)。という時事ネタも入れずにいられないオーケンだった。
オーケンの衣装が赤い詰め襟で、これは休止直前の「最後の聖戦」の時に着てたものですね。なんか肩パットが入ってて可笑しい。なんかおかしい(笑)。ウッチーが見てウケてて、なんだよーとオーケンがウッチーに言うと「筋少のボーカルみたい」「僕を誰だと思ってるんですかぁー!サザエさんではなくてー」筋少のボーカルだもんね(笑)。「あっ、最初のMCでサザエさんが出たのが、また最後に出て来るのってエッセイぽくていいねー」オーケンのMCは1本のエッセイみたいですよね。それでなんでこんな衣装なのかと問うならば!?このあとやる曲にも関係してるとか言ってたと思うが、それは明日にしようということで話オチのないまま。
おいちゃん曲「おもちゃやめぐり」これもレアですね!アニソン歌手がカバーしたこともありました、特撮ヒーローの名前がいっぱい出て来る曲です。昔のヒーローは今の特撮でもリバイバルして出て来るようになったから、子供も昔のヒーローを知るようになったよな。と聞きながら思いました。ちょうど平成ライダーvs昭和ライダー映画の公開日でもあったし(笑)。後半で転調するんですよね。
最後にオーケンが、次の曲の作曲者からひとことってふーみんにふって、一言話してたはずなんだけど忘れてしまった。「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」待ってましたー!オーケンが、みんな歌ってくれよっていう感じで煽って、思いの丈をこめて歌いました。
これで終わりかとも思ったけど、おいちゃんがギターチェンジしてもう1曲あるってわかった。オーケンが「最後に意外な曲で」と言って、それから明日もこの6人でやります、明日も来て下さいって言って始まったのは「小さな恋のメロディ」これも、歌ってくれよとオーケンが煽って、メロディ、メロディとオーディエンスの合唱になって、今までにない一体感があってぐっときました!アウトロでオーケンが、ギター本城聡章!ベース内田雄一郎!と1人づつ紹介して、明日もこの6人で!と強く繰り返して言ってたのも、映画のエンディングのスタッフロールようでとても良かったです。
ライブで見た音と光景は、この日この時間限りでしか見れないのがはかなくて、あわのように消えていってしまう。だからこそライブはかけがえのない大事なものなんだと思います。
最後の挨拶をしてから退場するときに、おいちゃんとふーみんががしっと肩を組んでスキップして去って行くのがとっても愛らしかったです♡
客出しBGMは、上坂すみれさんの新曲でオーケンが詩を提供した「パララックス・ビュー」。「小さな恋のメロディ」から歌詞の世界が繋がっているのですね。トロッコが地獄に行った後のストーリー。それでオーケンが選んだそうで、素敵な流れでした。
早速、ライブ後にオーケンがブログで書いてくれました。明日は発表ありという予告にワクワク高まります!
筋少ブログ(3/29)2デイズ目はいろいろ発表ありです。ツチノコも来るし。
くるくる少女
詩人オウムの世界
パブロフの犬
レティクル座行超特急
きらめき
カーネーション・リインカーネーション
愛を撃ち殺せ!
イワンのばか
青ヒゲの兄弟の店
レティクル座の花園
世界中のラブソングが君を
サンフランシスコ
ドナドナ
タチムカウ
中2病の神ドロシー
夜歩く
おもちゃやめぐり
トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
小さな恋のメロディ