筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯・公式関連サイトリンク

公式サイト

https://eplus.jp/sf/live/king-show
アーティストサイト
筋肉少女帯 ハイストレンジネス・チケットメンバーズ
メンバーズ告知サイト
筋肉少女帯 オフィシャル (@kingshow_info) / Twitter
YouTubeオフィシャルアーティストチャンネル
筋肉少女帯[Kinnikushoujotai] - YouTube





レーベルサイト

http://www.tkma.co.jp/jpop_top/King-Show.html
現在在籍。
筋肉少女帯 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
過去に在籍していたレーベル。再発関連

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Music.jp(ハイレゾ音源ダウンロード販売
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筋肉少女帯バイオグラフィー(私設)

1979〜前身バンド「ザ・ドンズ(ドテチンズ)」結成
1982〜「筋肉少年少年隊」結成、その後「筋肉少女帯」に改名
1983、1984ヤマハ渋谷店主催「中高生バンド合戦」に出演
1985〜ナゴムレコードからEP「とろろの脳髄伝説」発売
1986〜イベント「子どもたちのCity」参加
1987〜ナゴムレコードからEP「ノゾミ・カナエ・タマエ」「高木ブー伝説」発売
1986年・1987年の出来事

1988【メジャーデビュー】

1988年の出来事

1989【三柴さん脱退、本城さん、橘高さん加入】

1989年の出来事

1990【初の武道館ワンマン】

1990年の出来事

1992【結成10周年】

1992年の出来事

1993【トイズファクトリーからMCAビクターへ移籍】

1993年の出来事

1994【4度目の武道館ワンマン】

1994年の出来事

1995【オフィシャルサイト開設】

1995年の出来事

1996【マーキュリーMEへ移籍】

1996年の出来事

1998【デビュー10周年、活動停止】

1998年の出来事

1999【X.Y.Z.→A結成】

1999年の出来事

2000【特撮結成】

2000年の出来事

2002【「筋少の大海賊Vol.1」発売】

2002年の出来事

2003【「筋少の大海賊Vol.2」発売】

2003年の出来事

2005【橘高文彦デビュー20周年】

2005年の出来事

2006【復活】

2006年の出来事

2008【デビュー20周年 武道館ワンマン】

2008年の出来事

2011【仲直り5周年】

2011年の出来事

2012【結成30周年】

2012年の出来事

2013【デビュー25周年】

2013年の出来事

2016【再結成10周年】

2016年の出来事

2018【デビュー30周年】

2018年の出来事

2022【結成40周年】

2022年の出来事

2023【デビュー35周年】

2023年の出来事


これまでのあらすじ
※参考資料:「HYP」フールズメイト刊 1990年「筋少新聞vol.3」1998年「筋肉少女帯自伝」2007年

(はじまり)
1978年、中学校の同じクラスで大槻さんと内田さんが出会います。後に大槻さんのエッセイ等で何度も出て来るエピソードの「内田の家の火事」は、中学入学直前の春休みのことでした。(1978年3月14日か19日だそうです)

結成〜インディーズ
1982年2月、東京で「筋肉少年少女隊」としてバンド結成されました。中学の同級生でそれぞれ別の高校に進んだ大槻さん、内田さんを中心にメンバーが集まりました。(当時16歳)大槻さんは当初ベースとボーカルでした。内田さんはキーボードでした。
同年4月6日、新宿JAMにて、内田さんの高校の先輩(既に卒業)であったKERAさんのバンド「伝染病」解散ライブ兼「有頂天」結成ライブに呼ばれて共演したのがライブデビューでした。KERAさんのバンドには、内田さんと同じ高校で1つ学年上の本城さんが在籍していました。
その後、大槻さんはベースを弾きながら歌えないため、ベースは内田さんになり、大槻さんはボーカルのみになりました。
同年11月、本城さんが筋肉少女帯に加入し、有頂天と掛け持ち時期もありました。
1983〜1984年、ヤマハ渋谷店主催「中高生バンド合戦」に出演。同じコンテストでは、橘高さんが「スリージーラスター」で参加していました。84年に「アルージュ」と改名してメジャーデビューします。(86年解散)
1985年4月、本城さんが脱退します。同年8月、三柴さんが加入します。
同年9月、KERAさん主宰のナゴムレコードよりEP「とろろの脳髄伝説」を発売します。ナゴムレコードはインディーズブームで注目されます。
1987年3月、EP「ノゾミ・カナエ・タマエ」同年8月「高木ブー伝説」発売されます。

メジャーデビュー
1988年6月21日、シングル釈迦アルバム仏陀L」でメジャーデビュー。全国ライブハウスツアー、イベント出演など。ドラムのみのすけさんが俳優転身のためメンバーチェンジして、太田さんが加入しました。
同年12月、アルバムSISTER STRAWBERRY」発売。ギタリスト不在だったため、サポートで横関敦さんが参加しました。
1989年2月7日、日本青年館ライブをもって、三柴さん脱退します。当日は、すでに加入を打診していた本城さんと橘高さんも見に来ていたそうです。
同年2月22日、大槻ケンヂオールナイトニッポンにて、本城さん、橘高さんの加入が発表されました。
同年4月、オールナイトニッポンは終了しますが、折からのバンドブームの波が起こったおかげで筋少が注目されることになりました。ラジオから生まれた曲「ボヨヨンロック」は大槻さん、内田さんのユニット名「まんが道」として発売されてチャートインを果たしました。
(※私がファンになったのは、ラジオがきっかけでこの頃になります。)
同年7月5日、アルバム猫のテブクロ」発売。全国ホールツアー、8/17,18は渋谷公会堂2daysでした。
1990年2月5日、アルバムサーカス団パノラマ島へ帰る」発売、2月7日、初の日本武道館ワンマンライブが行われました。
同年11月21日、アルバム月光蟲」発売、全国ホールツアー、1991年3月6日日本武道館ワンマンでした。
同年7月21日、アルバム「断罪!断罪!また断罪!」発売。この頃あたりから、バンドブームが下降線になったようです。全国ライブハウスツアー、学園祭など。
1992年、結成10周年記念企画として「筋少ちゃん祭り」ライブが始まりました。4月4日は10周年記念の野音ライブでした。5月21日、アルバムエリーゼのために」発売。初めて本城さんの曲が入りました。9月12日、NHKホール。その後事務所を辞めてしばらく所属がない状態でした。
1993年、事務所移籍して、4月25日アルバムUFOと恋人」発売。同年8月、レコード会社移籍しました。11月2日、日本武道館ライブ。
バンドブームが去っても、固定ファンを掴んで活動をを続けてきました。
1994年4月21日、アルバムレティクル座妄想」発売。12月2日、日本武道館ライブ。大槻さんと橘高さんはソロ活動を始めていました。
1995年、1月に阪神・淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件がありました。
5月は「筋少ちゃん祭り」、8/7,8はクラブチッタでアコースティックライブでした。その後ワンマンライブでもアコースティックコーナーが導入されました。
12月に筋少オフィシャルサイトが開設されました。
(※96年4月、ファンサイト開設しました)
1996年、3月「ステーシーの美術」発売。9月、橘高さんの披露宴がパワステでありました。
11月、レコード会社移籍して「キラキラと輝くもの」発売。12月から年またぎでツアーでした。
1997年、1月19日渋谷公会堂でツアーファイナル、3月から「筋少ちゃん祭り」パワステ4daysと、大阪でも2days行われました。
10月15日「最後の聖戦」発売。12月の赤坂ブリッツまで全国ライブハウスツアーでした。
1998年、デビュー10周年記念として3月にビデオ、6月にベストアルバム発売。ツアー名古屋・大阪、ファイナルに7月31日渋谷公会堂でした。これが活動停止前最後のライブでした。

活動停止中
1999年2月、橘高さんはXYZ結成しました。5月ごろ、筋少オフィシャルサイトのBBSで炎上しました。
7月1日、オフィシャルサイトにて大槻さん、橘高さん脱退と活動凍結の発表がありました。
2000年、大槻さんは特撮結成しました。
2002年12月8日「筋少の大海賊サミット」本城さんと内田さんが開催されました。「筋少の大海賊」ライブアルバムが続いて2003年にもvol.2が出ました。

若い世代から筋少ファンが増えたり、かつての筋少ファンが年を経て作家や漫画家や、様々なサブカル方面に進出して、筋少ファンであることの影響を広げていることが分かりました。インターネットが普及したことで、動画サイト等で聴かれだしたようです。
2004年は三柴さんのライブに本城さんがゲストに出て筋少曲を演奏しました。
2005年1月、橘高さんデビュー20周年ライブで内田さん、本城さんが集まって筋少曲を演奏したり、「のほほん学校」や大槻さんのライブ等で、周辺で筋少復活への外堀が埋められていきました。大槻さんは筋少の資料を公募して、2006年雑誌連載で「筋肉少女帯物語」を開始しました。
そして7月22日、「大槻ケンヂと橘高文彦リキッドルームライブにて筋肉少女帯の復活が発表されました。

復活後
2006年の後半から、のほほん学校や「リハビリバンドK」など準備期間を経て、12月23日のリキッドルーム、12月28日の中野サンプラザで完全復活を果たしました。三柴さんがサポートに参加されました。
2007年、ベストアルバム「大公式」発売、春にリキッドルームワンマンや、7月はすかんちCCレモンホール対バンライブ。
9月5日「新人」発売。復活後のオリジナルアルバムが出ました。
「新人」ツアーを経て、2008年ベストアルバム「大公式2」発売。「大公式新人大公式2ツアー」東名阪ツアーでした。フェス参加、8月27日シングル「ツアーファイナル」発売、9月21日、日本武道館ワンマンでした。
2009年5月20日「シーズン2」発売とツアー、9月デビューアルバムから8枚目までアルバム再発で限定曲ツアーでした。年末はライブ,PV集もDVD再発されました。本城さんはtwitter開始されました。
2010年1月よりレコーディング、6月「蔦からまるQの惑星」発売、舞台「アウェーインザライフ」と、東名阪ツアーでした。秋は後期曲中心の東名阪ZEPP座席ありツアーでした。
2世代ファンも増えて世代幅広くなり、復活からの新しいファンも次々と増えました。再結成バンドではなく進化したバンドになったと思います。
2011年、3月震災のためライブ延期になり、「チャリティのほほん学校」でメンバーが揃いました。5月ツアー、7月振替ライブでした。10月は「仲直り5周年」ライブでした。12月ワンマンは「完売御礼!」
2012年、「筋少動画01」DVD発売、結成30周年記念ツアーが行われました。
2013年はデビュー25周年でした。公式セルフカバーベストアルバム「4半世紀」発売、6/22中野サンプラザライブは完売しました。
2014年、オリジナルアルバム「THE SHOW MUST GO ON」発売。オリコンウィークリー初登場10位に入りました。
2015年、ユニット「筋肉少女帯人間椅子」シングルリリースと対バンライブ開催、アニメ主題歌シングルリリースされました。オリジナルアルバム「おまけのいちにち(闘いの日々)」発売。

再結成10周年~
2016年、メンバー全員50歳以上に。アニメ主題歌シングル第二弾リリース。オーケンが喉ポリープ除去手術のため4月のライブ後から夏ごろまでライブ活動休止。秋に新曲シングルと再結成10周年記念ベストアルバム発売。
会員制チケットメンバーズ発足の告知がされました。
2017年、公式twitterアカウント開設。「猫のテブクロ」アルバム完全再現ツアー開催。オリジナルアルバム「Future!」発売。カバーやリメイクの入らない全新曲。ツアーファイナルの赤坂ブリッツはソールドアウト。オーケン仮面ライダー映画のラスボス役で出演して話題に。
2018年、デビュー30周年記念、全曲オリジナル新曲アルバム「ザ・シサ」発売。リード曲「オカルト」はオーケン出演映画「緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー」主題歌(2019年1月公開)
2019年、YouTubeオフィシャルアーティストチャンネル開設。デビュー31周年突入記念、6/30中野サンプラザ。「筋肉少女帯展」墓場の画廊ショップ(東京中野・大阪心斎橋)開催。全曲オリジナル新曲アルバム「LOVE」発売。毎年恒例の12/23ライブは、改元で祝日が解除されたため今年が最後になりました。
2020年、決定していた5月のライブ2日間(「サーカス団パノラマ島へ帰る」「月光蟲」リリース30th記念ライブ)がコロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。大槻さんが個人アカウントを立ち上げ、twitterYoutubeなどを使い発信、筋少メンバー同士の打ち合わせにZoom導入など手探りで活動を続行しました。
そして6月に配信ライブイベント、フェス参加は無観客配信に。10月、11月にホールで感染防止対策を行い有観客ライブを行いました。
2021年、国内でコロナウイルス感染拡大が落ち着かないため、当初4月に予定されていた「シンクロニシティ」イベント(各メンバー個別活動の合同ライブとトーク)が8月に延期されて開催。筋少のフルライブは観客キャパを半分にして、また有料でライブ配信されました。オリジナルアルバム「君だけが憶えている映画」発売。デビュー33周年記念ライブが建て替えられた渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)にて行われました。
2022年、5月の結成40周年記念ライブがクラブチッタで開催からはじまり、デビュー35周年カウントダウンシリーズとして6年ぶりの「筋肉少女帯人間椅子」ライブが渋谷公会堂にて開催、「すかんち筋肉少女帯 創業40周年大感謝祭」がZeppDiverCity(TOKYO)で開催。さらに11月にはインディーズ時代の3曲をリメイクしてCDリリース、記念ワンマンツアーを行いました。
2023年、メジャーデビュー35周年。カウントダウンシリーズと題して、アルバム「UFOと恋人」発売30周年記念の再現ライブ開催。デビュー日の6月21日に「#筋少の日」LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催。オールタイムベストアルバム「一瞬!」発売、記念ツアー全公演Sold Out、12/23の年末ライブも完売しました。

2024年の出来事

4月11日 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
シンクロニシティ6・オール筋肉少女帯総進撃
大槻ケンヂ(弾き語り)/橘高文彦本城聡章(弾き語り)/内田雄一郎(電子音楽)

5月6日 ロフトプラスワン
オーケンのほほん学校〜筋肉少女帯最新CD発売前前夜トークSP

5月8日
筋肉少女帯 メジャーデビュー35周年 &『レティクル座妄想』リリース30周年記念盤
CD+DVD「医者にオカルトを止められた男」発売
www.youtube.com
www.barks.jp



5月13日 CLUB CITTA’
「ノゾミ・カナエ・タマエ」~デビュー35thファイナル&『レティクル座妄想』発売30周年!


5月31日 LIQUIDROOM
「さらば桃子」~デビュー35thファイナル&『レティクル座妄想』発売30周年!


6月21日 豊洲 PIT
「#筋少の日2024」~筋肉少女帯メジャーデビュー36周年!


7月13日 Zepp Nagoya
打首獄門同好会 20!+39!=59! TOUR 筋肉少女帯ゲスト出演



筋肉少女帯 ALL TIME BEST ツアー2024 ~今のことしか書かないで」
10月2日 CLUB CITTA'

10月12日  江戸川区総合文化センター

10月19日  NAGOYA CLUB QUATTRO
10月25日  なんばHatch

「2024ライブファイナル」
12月22日 LIQUIDROOM

筋肉少女帯@豊洲PIT

「#筋少の日2024」~筋肉少女帯メジャーデビュー36周年!

去年の渋公に続き今年も筋少の日、デビュー日記念ライブで全席指定、Sold Outでした。豊洲PITでのワンマンは初めてのはず。スタートは新曲の医者にオカルトから。続いて心の折れたエンジェル。これ久しぶりですね。復活後のリリース当時からかなり経っていて、たくさん曲を出している。ライブでやる曲も多い中らいつやるのかレア度が上がってます。印度、ダメ人間と続くので、こういう記念の単発だとセトリも代表曲中心だろうと思ったのですが、そこをちょっとずらして全期間から選ばれたセトリが絶妙で嬉しかった。
オーケンは序盤のMCで筋少豊洲PITやったの何度目?っていうのを問いかけてて、3回やったやったーという客がいたのだが、おいちゃんが「汐留PITの間違いでは」と指摘。懐かしい、そこからおいちゃんふーみんが加入直後のライブエピソードが語られました。汐留PITライブの雑誌掲載を見たときが、自分がファンになった時期だった。かなり広い会場で8000人キャパとオーケンは言ってた。当時メンバーチェンジ初ライブで決めちゃって全然客入らないだろうって思ったのに、発売したら1日で完売したっていう話。すごい。そこからまもなく渋公、武道館と広がっていって、休止して復活して、今36年目になってこうしてライブができて見に行けている。豊洲PITはけっこう横幅があるので、フロアはフラットだけど広さ的にはホール感覚で筋少ライブが見れるのも嬉しい。
オーケンが今回もまたロックらしいMCについて、前回のライブを見た友人からとりとめがなさすぎると言われたので、他のバンドのライブ映像などを見てロックバンドらしいのは「おまえらー!」とかパワハラらしいよって言ってた。だがそこはやはりオーケンなので、言うだろうなとは思ったがやはり新曲のコロンブス、とか都知事に立候補しようかなとか、カンフー映画を撮ろうとか、事務所に洗脳されてとか(aikoの話)そういう時事ネタをいじるのが爆笑だった。
今回は前回のふーみんソロに続いてうっちーソロパートあり。オーケンがうっちーにもロックらしいMCをとふって、江戸っ子だから江戸ロックだぜぇ~などとべらんめえ調になるうっちー。だがまたフランス語ふうで照れ隠しぽいMCでのモコモコボンボン。
オーケンが戻って、今回レプリカの特攻服を売ることになりましたーと紹介して、最初に着たのと再登場したときに取り換えたことを「分からなかっただろ~!」などプロレスラーのマネをして説明。本物より軽いらしくて、おいちゃんが借りて着てみたり、メンバー交代ではおってニコニコ。ふーみんはやはりヤンキーふうで湧かせた。
筋少の歴史、筋少史の中でこの方を外すことはできないでしょうと前置きして、高木ブー伝説。続いて君俺、印象的なイントロが大好き。90年代の代表曲で続くかと思いきや、次がエディの弾く美しいメロディからはじまったロックバラード、これは「喝采よ!喝采よ!」だー!リリース時のツアー以来だと思う。このあと小休憩をはさんでのメンバー座ってのトーク、秋ツアー告知(やはりスクリーンなしで紙を読むくだり)アコースティックセットで新人バンドのテーマ。着席のままで続いて、ふーみんがエレアコ2台並べてメインのVと3本使っての「蓮華畑」は圧巻で染みた。喝采よ!と続くこういう70年代歌謡とロックバラードでテンポはゆったりでギターは厚くてオーケンが感情たっぷり歌い上げるという感じは、今の筋少曲の魅力の一面だと思う。さらに着席のままで続いて「おもちゃやめぐり」をやったのもこれまでと変化があって、現在の筋少ライブへアップデートしているなと感じる。後半のMCでオーケンが、歳を重ねていくバンドの姿を見せて行きたいと語っていたのも嬉しく思う。2年後には全員還暦になるので、記念ライブをどかんと大きいところでやりたいね、ということでどこにしようか?と客に問いかけたりしたうえ、さいたまスーパーアリーナはブルーシートで席をいくらか隠せばできるなどといろいろ言った結果やっぱり武道館がいいねとなり、誰か抑えてくれる関係者いませんかー?などと叫ぶ。さらに冬は底冷えするから避けてというのに賛成。B-T武道館に年末行くけどこの時期寒いんだよね。おいちゃんが6/21にしようと言ってたけどやっぱりこの時期が楽だと思う。

着席からまたオーケンが客席を立たせるまでにどうやってやるか、パワハラみたいにとか立たせるタイミングを伸ばし結局やさしく誘導して元のスタンディングに。腕を上げてと促してはじまった「くるくる少女」でハードに突っ切り、続けてはじまったイントロに驚き。「ムツオさん」だー!ふーみんのミニタンバリンアクションが出た~久しぶり、楽しい。おいちゃんのキラーギターソロかっこいい。
そして本編最後に50を過ぎたらバンドはアイドルで、席ありでのこの曲聴いてライト振ると昭和歌謡演歌ポップスアイドル感があって楽しい。
アンコールはなんと「イワンのばか」!てっきり釈迦かサンフランシスコだと思ってたので、これをどっちも外した上で定番中の定番をラストに持ってくるのも意外で楽しかった。前回のリキッドと同様に客だしで「楽しいことしかない」をBGMに流してのご挨拶とメンバー揃って合唱で幸せな空気になるのも、今の筋少ライブの良さがいっぱい満ちてる感じ。

筋肉少女帯@LIQUIDROOM

「さらば桃子」~デビュー35thファイナル&『レティクル座妄想』発売30周年!

アルバム「レティクル座妄想」発売30周年記念で、今年はリメイク2曲に新曲を入れたアルバムを発売。そのライブで初日のチッタに続き2回目のリキッドルーム
登場SEをレティクルツアー当時に使った洋楽「Two Tribes」を使用して、アルバム1曲目のレティクル座行超特急からスタート。おいちゃんの車掌敬礼ポーズ(ここ好きポイント)ライブレア曲でもあるし、サビで歌い上げるオーケン、歌詞のダークさ。ぐっときて感涙。
後のMCでオーケンが、リリース当時のライブ登場の時にイントロのジャーンを利用してメンバー1人1人順番にシルエットをスポットライトで出そうという案があったのだが、コントみたいかも?と思って没にしたそうだ。このくだりのメンバートークやりとりが面白すぎて、終盤までネタをひきずる。オーケンが「犬を連れたポーズ」が西郷さんの銅像をイメージして言ったところから、ふーみんが「ワイン持ったポーズ」にしたいというが、オーケン銅像だから面白いのに伝わらなかったという。さらにおいちゃんは「安藤百福」「だれ?」(チキンラーメンを作った人)その後に銅像だからみんなハナ肇に、まで展開するという80年代コントの定番ネタ。
筋少トークで定番なのが昭和、80年代あたりのドリフとか洋楽ライブの話。ロックバンドのボーカルのあおり「楽しでるか~!」とかライブ会場や地名を出すのが来日アーティストであるよねとオーケンとふーみんが嬉しそうに話してた。
それとオーケンMCでよくあるのが映画の話。レティクルは全体的にテーマがあり暗黒でとても良いアルバムだと改めて思った話から、制作当時にオーケンからメンバー全員にこのアルバムコンセプトとして映画を見てほしいと頼んだのが猟奇映画の江戸川乱歩原作の「恐怖!奇形人間」(私も当時その話を聞いて見にいった)当時レコード会社の会議室で聞いた記憶があるとうっちー語り、たまたま映画館にメンバーみんな揃ったというエピソードをふーみん語る。そこでオーケンが、次にアルバム出すときは何か映画を1つ決めようかと、例えばマッドマックスとかタイトル忘れたけどヒュリオサ~(最新作)エマニュエル婦人とか、というとうっちーすかさず「何作目?」(全員爆笑)シリーズ作の解説が飛び出すのがうっちーらしすぎ。

レティクルから「ハッピーアイスクリーム」は観客がコール揃うのが鳥肌。続く「蜘蛛の糸」でも大丈夫コールが一体になるのがなんともいえない、それぞれ観客が熱い思いを発してる。観客の世代はリリースリアルタイムもいれば、後からファンになった世代も幅広く多い。世代を問わず心に刺さるのだろう。
満足げにオーケンがまた一緒に歌ってくれ~と言って「香菜」おいちゃんの弦をこするギタープレイ(好きポイント)ニコニコふーみんのエレアコシャッフル。
その後おーけんがステージはけて、代わりにピックびっしりついたマイクスタンドがセンターに登場。ふーみん歌唱タイム?!おわかりか?ここでまさかおわかり?
おわかりだー!!ふーみん熱唱。熱血MCあおり。突然のおわかりに歓喜する私、あとでチッタライブの公式レポよく見たら、おいちゃんのライブハウスがここで入ってたのでなるほどそういうコーナーだったんだ。ふーみん歌唱終わりとともにオーケンが「はいどうも~!」とイベントMCのように登場してふーみんを褒める「君のオリジナル曲だよね?」ふーみん「ばかやろう!(笑顔)これは君の為につくった(超早口で続く)キーが俺よりも高いんだよね」
昭和ネタといえば今年やったドラマ「不謹慎にも~」にはまったオーケン、おいちゃんと意気投合する。ドラマって面白いね、おいちゃんが好きな韓国ドラマも見ようかなというオーケン、「ドクタースランプ」とか、で間違ってアニメのほう見ちゃうんだよね。とボケるとおいちゃんがアラレちゃんのキーンをポーズして、アンコール最後のはけるときにもふーみんうっちーとともにやってた。

新曲「医者にオカルトを止められた男」を披露、おいちゃん節のジャーンからのハンドクラップでふーみんと左右で揃うところに、ライブでこれがやりたかったのかと納得。うっちーラップパートがあるのだが、その後のMCでオーケンが次に曲出したらうっちーがラッパーになってたら面白いよね。と言って「関東バス乗ってるやつだいだい友達~」(高円寺とか中野通ってるバス路線)
次に収録リメイク曲の「さらば桃子」いやほんとこの曲展開といいリフといい橘高さん天才。メロディはキーが下がっている。オーオーというコールが観客から起こるのはリリース当時はなかったので、ムネアツである。
「ノゾミ・カナエ・タマエ」と続く。歌詞の暗黒さと破滅の美しさ、これが刺さる人はとてもたくさんではないけど、何年たっても世代を超えて多くいるものだと思う。
とくに事前告知なくメンバーはけて小休止のときに、シングルバージョンの歌詞違いがかかりCMソングを思いだす。30年も前なのか。
メンバー戻った後にゆるっとトークもちょいちょいファンミとかトークライブじゃないんだから~曲いこうとオーケンいいつつも言いたくてたまらず言い出しかけるも、イントロ流れ出し気づいて慌てるが、オーケン話しだすというぐだぐだ感。でもはじまった「愛のためいき」オリジナルでセリフが流れるのを観客が言うのもライブで定着。続いてオーケン着席のままで静かにドラムはじまりの「ワダチ」かなり久々だーカッコいい。筋少ファンのワダチはこのダークな地を這うような曲だ。キーはオリジナルより少し落としてたと思う。重厚感がはんぱない。ふーみんソロ素晴らしい。レア曲だから次いつ聴けるかわからないと思って噛みしめた。

続いて「パリ恋」だー。明るくも哀愁のある歌詞とメロディ。うっちーおいちゃんシンクロ揺れ、エディの叩くジャン、ふーみんのギターヘッド弦ギュイーン(好きポイント)
「50を過ぎたらバンドはアイドル」「楽しいことしかない」と近年の曲ではホンワカなおいちゃん曲。レティクルの暗黒から抜けてハッピーな空気に。本編最後に「ディオネア・フューチャー」という未来へ進む、近年のライブ定番で爆発した。進んできた道だなと思う。オーケンが次の豊洲でライブしているというていで客へ叫ぶという、そのあとバスでタイムスリップしたという事でリキッドへ戻ってきたと話す(ドラマのネタ)
アンコールは「釈迦」で定番どまんなか。川崎ではサンフランシスコだったそうで納得。メンバー退場時に「レティクル座の花園」がBGMに流れ、ステージに残ったおいちゃんとふーみんとうっちーでオリジナルのセリフ「桃子~」と「わんわん」とやってくれて観客は合唱して、最後の最後まで楽しませてくれました。
来月の豊洲はデビュー記念日ライブになるので、またセットリストが変わるかもしれません。レティクル30周年のテーマは2本限りでとても貴重でした。

2023年の出来事

2月16日 LIQUIDROOM
筋肉少女帯 Debut35th カウントダウン シリーズ 「2022ライブファイナル」(2022年12月18日開催ライブの振替)

4月5日 SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
シンクロニシティ5・筋肉少女帯全員集合
大槻ケンヂ(弾き語り)/橘高文彦本城聡章(弾き語り)/内田雄一郎(電子音楽)


5月20日 YOKOHAMA BayHall
筋肉少女帯 Debut35th カウントダウン シリーズ『UROと恋人』発売30年記念再現+Xライブ


5月29日 川崎CLUB CITTA’
筋肉少女帯 Debut35th カウントダウン シリーズ ファイナル『UROと恋人』発売30年記念再現+XXライブ


6月14日 メジャーデビュー35周年記念 オールタイムベストアルバム「一瞬!」発売
www.youtube.com

6月14日〜28日「筋肉少女帯 POP UP STORE in 墓場の画廊」開催

6月19日  オールタイムベストアルバムリリース記念CD購入者イベント開催
タワーレコード新宿店9Fイベントスペース

6月21日 LINE CUBE SHIBUYA
筋肉少女帯メジャーデビュー35周年記念ライブ「#筋少の日」

11月8日 Blu-Ray筋肉少女帯メジャーデビュー35周年記念ライブ『#筋少の日』LINE CUBE SHIBUYA」発売

ツアー『一瞬!』~メジャーデビュー35周年記念
10月26日 川崎 CLUB CITTA'

11月11日 名古屋 CLUB QUATTRO

11月15日 なんば Hatch

11月22日 Zepp DiverCity

2023ライブファイナル
12月23日 LIQUIDROOM

筋肉少女帯@LIQUIDROOM

バンド復活時から毎年12/23の祝日に行ってきたワンマンライブ、令和になって祝日ではなくなった為に毎年週末になってたが今年はちょうど土曜日にあたり、23日のクリスマスイブ前日になりました。去年は橘高さんがコロナ感染のため延期になりましたが、今年は無事開催されてまずほっとしました。当日ライブ始まるまでは安心はできなかった。メンバー揃って全てのスタッフさん、準備も整ってライブが開催されるのがどんなに凄いことか、当然のことではないと改めて思います。自分も健康で見に行くことができて良かった。
年末ライブは今年出たベストアルバムツアーのセットリストとは変わる全曲から選ばれた曲で、しかも1回のライブにできる曲数も減って限られる。ハードな曲も多いので、年齢的にメンバーと特にオーケンの気力体力も考慮して無理しすぎず、だが様々なタイプの曲があり代表曲からレア曲までを聴かせて、コアなファンから浅いファンまで全てのオーディエンスに満足してもらいたいと、セットリストをオーケンが考えてリハをして臨んでくれるというのが感じられて、とても嬉しいです。
開演までのBGMは筋少曲で、1曲目は「トゥルーロマンス」。オーケンは後のMCで自分が決めたのにステージ出るときになんだったか忘れてイントロ開始で気づいたとか。続けて2曲目になんと「エニグマ」という大曲をドンと出した。ドラム長谷川さんがとにかくすごい、とオーケンが絶賛するが、いや全員もの凄い。聴けて感激だ。それから最初のオーケンMCがけっこうある。一時期短くしようとしてたが今年はまた喋りまくっていて、ステージだけで話を聞いてもらえるんだよと話したいことが口から出まくって嬉しそう。ちくわプリッツが美味しい話をだいぶ前からしてたと思うけど、翔やんのラジオに出たときに紹介したら翔やんのお店でメニュー化して更にグリコからプリッツいっぱい送られてきたっていうのがさすが翔やんパワー。おいちゃんは「ちくわプリッツの歌作ろうよ!」とノリノリ。
それから来年の抱負の話では、メンバーを追加したいでボンゴとコンガにしようとか、アニメ化したいで声優はうっちーが沢城みゆきさんで僕は野沢雅子さんだとかネタが展開しまくる。
それで3曲目に「ハッピーアイスクリーム」!かなり久しぶり。声出して掛け合いができるようになったから、とっても嬉しい。曲終えたあとにオーケンが、出した当時にこの曲いいなって褒められたんだよ、と言って話すマネして「太田に」ってぼそって言ったのがほっこり。レティクルもリリースして30年になるんだよと言ってて、もうそんなになるのかーと。次に再現ライブやるかもと期待します。
「俺の罪」でニコニコ横ノリした後に続けて始まったイントロが「生きてあげようかな」!とまた自分にとってノスタルジーな懐かし名曲で感激。
それからオーケンがMCをメンバーに交代すると言って全員に向けて指差しルーレットをやってはしゃいでるのが、うっちーに当てて一人退場したあとに「小学生みたい」とうっちー。マイクを手にしたうっちーがフランス語みたくごにょごにょいってから、今年は替え歌にしようと思って考え出したけど途中で投げ、増税ボンボンとか裏金とか言って政治ネタを盛り込みたかったのもうっちーらしさ。で「モコモコボンボン」をいつも通りに歌ってオーケンが途中で参加。
アコースティックセットで「ネクストジェネレーション」のあと、たしかここで休憩タイムを数分。衣装替えして戻ってきて、「イワンのばか」でがっつり行ったあと、オーケンだけ座るかメンバー全員座るかでしばらくぐだぐだトークしてた時にカックラキンのエンディングの例えが出てきたのが世代(ちょくちょく話題になるカックラキン、昭和40年時代生まれの子供時代のテレビは印象が強い)なかなか曲始まらずふーみんがしびれを切らしてた。で全員ボーカルでじーさんはいい塩梅。それから楽器を持って始まったイントロで今日一番の驚き!「アメリカンショートヘアの少年」復活後もまだ1回くらいしかやってないはずのレアオブレアで、リリース当時から思い入れの深い大好きな曲のひとつ。三柴さんの演奏での表現も素晴らしく完璧で、当時はまだ20代だったメンバーが現在演奏する技術力と原曲の良さと何もかも凄い。ふーみん魂のギターソロが聴けることの幸せ。
それから一気に時代が飛んで「枕投げ営業」が180度というくらいにぶっ飛んでで楽しくてしょうがない。こちらは復活後の曲だけど曲がかなり増えててレア度がどんどん上がってる。折り畳みできますかーってことで枕投げ営業だったが、次のカーネーション・リインカーネーションも同様にがっつりと折り畳みアクションの定番。今年の看板曲が50を過ぎたら~?『バンドはーアイドルー!』でなんの疑問もなくはっちゃけるのが今の筋少で、他にどこにもないジャンルに属さないバンドなんだと思う。本編最後に「機械」!とコールしたオーケン、MCでは来年は武道館ライブをぜひやりたいと宣言して、でも来年はもう取れないので再来年のどこかを抑えたいので、いつがいいか希望を教えてということでした。いつでもいいので実現できたらいいな。デビュー日にできればちょうどいいけど、いい感じの流れでもっていけたら理想だと思う。ふーみんが今年のライブはソールドアウトができたことをとても喜んでいて、オーケンも前半に話してたのが横浜ベイホールだけがソールドできなかったので、武道館より先に横浜をリベンジしたいと。それでもソールドしなくてもガラガラではなくほぼ埋まるのだし、川崎クラブチッタダイバーシティ東京の座席ありでしっかり完売できるので、この規模の会場でもっとできればと思います。橘高さんは去年の病気からタバコをやめてまだ継続できているのが意志が強く真面目で、酒もたばこもやめたと言ったら即座にかぶせるように「つまんねえメタルだよ!」ってセルフツッコミするのもまじふーみん。
アンコール登場は毎年定番のふーみん&おいちゃんサンタからのプレゼント投げタイム。からの曲は「モーレツア太郎」「サンフランシスコ」と初期曲を連続でにぎにぎしく今年のライブ締めになりました。来年はまた今年の序盤にやった各メンバー別「シンクロニシティ」での開始というのが定着して、今年の筋少ライブの発表を楽しみにしています。

筋肉少女帯@Zepp DiverCity

オフィシャルレポートよりセットリスト
rooftop1976.com

OPENING SE「ツアーファイナル」
01. サンフランシスコ
02. 混ぜるな危険
03. 香菜、頭をよくしてあげよう
04. バトル野郎~100万人の兄貴~
05. 踊る赤ちゃん人間
06. 高円寺心中
07. ディオネア・フューチャー
08. ドンマイ酒場
09. サイコキラーズ・ラブ
10. 航海の日
11. イワンのばか
12. 再殺部隊
13. 50を過ぎたらバンドはアイドル
14. Guru 最終形
─ENCORE─
01. エニグマ
02. 釈迦
ENDING SE「楽しいことしかない」

デビュー35周年記念ライブのツアーファイナル。会場BGMも筋少でツアーファイナルがかかってメンバー入場。ツアー全部ソールドアウトで、名古屋の他はみんな座席ありの規模でソールドしたのは筋少のライブへのファンの信頼と安定感でしょう。といっても4カ所だけど、30なんかしょやったことにしようよと盛るオーケンMC相変わらずで楽しい。メンバー全員とにかく楽しい嬉しい、ファンへの思いが伝わってくるようでした。
サンフランシスコでスタートして、最初のMCで今回のツアー喋りすぎてたから疲れた、喋るのを控えて曲をやると言ったそばからなかなか次の曲に行かず口から冗談が止まらないのがいつものオーケン
混ぜるな危険、香菜、バトル野郎と続けてベストの代表曲。MCではオーケンのプライベートおもしろ話を後日エッセイに書くのでネットに書かないようにとファンにくぎを刺してニコニコ。
踊る赤ちゃん人間は2006年バンド活動復活時のきっかけで、高円寺心中は90年代で当時のライブ風景を思い出す。ディオネアフューチャーは近年の筋少ライブ定番になった勢いとカッコよさ。エディが前に出てくる始まりがワクワクする。
少しの休憩を挟み、オーケンが椅子に座ってそのままトークパート。メンバー紹介しながら1人づつと話す。ふーみんはデビュー39年を迎えたということでファンへの感謝の言葉が真面目でファン想い。おいちゃんは今年59歳になって、来年いよいよ還暦だけどぜんぜんやれるから60歳70歳とやろうと意気込んで、還暦の歌を作ろうと即興で歌いだすのおいちゃんらしいお茶目さ。うっちーはオーケンからこないだ音楽雑誌でベースが凄い曲が紹介されてる中に釈迦があったよという話から、うっちーは当時は子供だったから無茶してずっと大変なベースだけどライブだと勢いで雑になるから、(雑誌で書かれたから)ちゃんとやらないとなと言ってたのだが、ライブの最後に釈迦やった時にライト棒で弦をたたくプレイだったのがさすがうっちー。
オーケンだけ座った状態でドンマイ酒場!ってコールしたときに楽器メンバー3人とも楽器持ってなくて一斉に慌てて取りに行ったの爆笑。ちょっと待ってて改めてセッティング。曲中のセリフでふーみん盛大に間違えるのも可愛い。
それからアコースティックセットでサイコキラーズラブと、オーケンもギターを持っての航海の日は、ふーみんが主導して会場が手拍子でフォークふう。
そしてオーケンが今度筋少ライブこんな感じという紹介で写真を載せたいから、ライト持った写真と撮ろうと席を立たせてステージから会場を撮影して、そのまま次の曲へ。必殺の定番イワンと、再殺部隊とハードに続き、それからの新曲50を過ぎたらバンドはアイドルでほんわか。本編最後にGURUで壮大に締めていったんはけて、再登場アンコールではじまった曲はエニグマ。ハードでテクニカルで疾走する曲にオーケンのカリスマっぷりがめちゃくちゃカッコいい。最後は釈迦で、オーケンは来年も筋少いろいろやります!と期待する宣言をしてはけて、最後においちゃん、ふーみん、うっちーが残って「楽しいことしかない」をBGMにしてみんな歌おうとフルコーラスしてあったかく幸せな空気で名残惜しく終わりました。次は来月23日の毎年恒例年内最後のライブが決まり、来年の活動発表も楽しみです。