筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

筋肉少女帯バイオグラフィー(私設)

※参考資料:「HYP」フールズメイト刊 1990年「筋少新聞vol.3」1998年「筋肉少女帯自伝」2007年

1978年、中学校の同じクラスで大槻さんと内田さんが出会います。後に大槻さんのエッセイ等で何度も出て来るエピソードの「内田の家の火事」は、中学入学直前の春休みのことでした。(1978年3月14日か19日だそうです)
1979〜前身バンド「ザ・ドンズ(ドテチンズ)」結成

結成〜インディーズ
1982年2月、東京で「筋肉少年少女隊」としてバンド結成されました。中学の同級生でそれぞれ別の高校に進んだ大槻さん、内田さんを中心にメンバーが集まりました。(当時16歳)大槻さんは当初ベースとボーカルでした。内田さんはキーボードでした。
同年4月6日、新宿JAMにて、内田さんの高校の先輩(既に卒業)であったKERAさんのバンド「伝染病」解散ライブ兼「有頂天」結成ライブに呼ばれて共演したのがライブデビューでした。KERAさんのバンドには、内田さんと同じ高校で1つ学年上の本城さんが在籍していました。
その後、大槻さんはベースを弾きながら歌えないため、ベースは内田さんになり、大槻さんはボーカルのみになりました。
同年11月、本城さんが筋肉少女帯に加入し、有頂天と掛け持ち時期もありました。

1983〜1984年、ヤマハ渋谷店主催「中高生バンド合戦」に出演。同じコンテストでは、橘高さんが「スリージーラスター」で参加していました。84年に「アルージュ」と改名してメジャーデビューします。(86年解散)
1985年4月、本城さんが脱退します。同年8月、三柴さんが加入します。

1985〜ナゴムレコードからEP「とろろの脳髄伝説」発売
1986〜イベント「子どもたちのCity」参加
1987〜ナゴムレコードからEP「ノゾミ・カナエ・タマエ」「高木ブー伝説」発売
1986年・1987年の出来事

1988【メジャーデビュー】

1988年の出来事

1989【三柴さん脱退、本城さん、橘高さん加入】

1989年の出来事

1990【初の武道館ワンマン】

1990年の出来事

1992【結成10周年】

1992年の出来事

1993【トイズファクトリーからMCAビクターへ移籍】

1993年の出来事

1994【4度目の武道館ワンマン】

1994年の出来事

1995【オフィシャルサイト開設】

1995年の出来事

1996【マーキュリーMEへ移籍】

1996年の出来事

1998【デビュー10周年、活動停止】

1998年の出来事

1999【X.Y.Z.→A結成】

1999年の出来事

2000【特撮結成】

2000年の出来事

2002【「筋少の大海賊Vol.1」発売】

2002年の出来事

2003【「筋少の大海賊Vol.2」発売】

2003年の出来事

2005【橘高文彦デビュー20周年】

2005年の出来事

2006【復活】

2006年の出来事

2008【デビュー20周年 武道館ワンマン】

2008年の出来事

2011【仲直り5周年】

2011年の出来事

2012【結成30周年】

2012年の出来事

2013【デビュー25周年】

2013年の出来事

2016【再結成10周年】

2016年の出来事

2018【デビュー30周年】

2018年の出来事

2022【結成40周年】

2022年の出来事

2023【デビュー35周年】

2023年の出来事

2025

2025年の出来事



■メジャーデビュー以降のおもな出来事

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2026年の出来事

■「幻と想」5 LIVE

4月10日 EX THEATER ROPPONGI
大槻ケンヂ・オーケン60! 還暦「幻と想」大還暦祭
出演:筋肉少女帯、特撮 他


diskgarage.com

4月28日 CLUB CITTA'
幻~『サーカス団パノラマ島へ帰る』再現ライブ


diskgarage.com

5月22日 なかのZERO大ホール
想~『月光蟲』再現ライブ

6月18日 LINE CUBE SHIBUYA
渋谷「幻と想」
出演:筋肉少女帯、打首獄門同好会、バックドロップシンデレラ

6月21日 KT Zepp Yokohama
「#筋少の日」


■SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY
9月27日  新宿 LOFT

高円寺フェス2026 大槻ケンヂ・オーケンのほほん学校 「『奇談師』大槻ケンヂ自選短編集発売記念 筋肉少女帯みんな集合!」
10月25日 座・高円寺2

■ツアー2026「奇談師」
10月9日  Zepp Nagoya
「サーカス団パノラマ島へ帰る」完全再現ライブ+α

10月11日  Zepp Namba
「月光蟲」完全再現ライブ」+β

10月16日  Zepp DiverCity
「キラキラと輝くもの」制作30周年記念完全再現ライブ+Ω


10月31日  Sendai PIT
「サーカス団パノラマ島へ帰る」「月光蟲」「キラキラと輝くもの」ベストセレクションライブ+X

11月5日  CLUB CITTA'
筋肉少女帯ツアー2026「奇談師」ツアーファイナル!!

12/20  LIQUIDROOM
筋肉少女帯 2026 ライブファイナル

筋肉少女帯@Zepp DiverCity(TOKYO)

筋肉少女帯 ツアー2026「奇談師」
「キラキラと輝くもの」制作30周年記念完全再現ライブ+Ω

今年の秋ツアーは、前回に行なわれた「サーカス団パノラマ島へ帰る」と「月光蟲」再現ライブ(延期になったライブの振替として)2回分を大阪と名古屋で行うというもの、それに加えて東京では「キラキラと輝くもの」アルバム再現ライブを新たに追加されたのが今回のzeppダイバー、さらに仙台で3枚分アルバムを合わせたセットと、クラブチッタのオーラス。ツアータイトルはオーケンの小説全集セレクションが発売されそのタイトルから。豪華ハードカバーの本は今回ライブ中に曲中の語りパートで本を手に取って読む用に使われてて素敵でした。
ライブはまず登場からアルバム再現ということで順番通りに、導入の「冬の風鈴~序文~」から「小さな恋のメロディ」に流れて入り、続けて「機械」に再現されることに感激。アルバム全体の世界に入り込む感じ。最初のMCで早くもオーケンがもうこの2曲で満足してやりきった!ってこれで帰ってもいいと言い出し、それはさすがにやめてほしいと笑うオーディエンスと苦笑いする他メンバーって感じ。でもまずはこの部分だけでも凄い満足度高い、もうチケット金額以上のものがあると思うし、筋少4人とサポ2人で現在ライブしてるというのが貴重でありがたいことではある。ライブ決まっても当日開催可能か、開催されても私が行くことができるかっていうのは歳とる毎に可能性が低くなってくから、毎回を大事に。そして観れた後には1日もすれば忘れてしまうことも多い、正しく覚えてられることはないが、楽しめて満足できたってことが大切だ。
オーケンは最初のMCで、キラキラと~が発売されたのは30年前と説明し、当時の流行や有名な出来事などもちゃんと調べて話してくれた。1996年、名探偵コナンのアニメ始まった年というのがほぉーとなんかもっと前からのような気がしてたが、今や誰もが知ってるコナンだけど多分私も漫画のコナンはお馴染みじゃなかったから、この頃からオーケンは歌詞にホームズ関連のワードを色々入れてるので自分はそこからホームズ知ったって感じだ。
アニメの主題歌にもなった「ちいこい」(アニメの「EATMAN」漫画作者が筋少ファンでジャケットに筋少メンバー描いてくれた。今年また再アニメ化らしくて驚いた。筋少曲使われてないが)3曲目の「僕の歌を総て君にやる」も含めて、その後この曲が特にV系バンドマンやアニソンファンなどに好評でよく言われるという話をして、曲作った頃はヘヴィメタルポップという感じが、オーケンがデビュー前からのアングラパンクな感じとはだいぶ変わったしどうなのかな、って思ってたけど、その後筋少にとって転換期で良い方向になったと喜んで、その後は筋少はどんなジャンルでも筋少で出来るね。と思って幅が拡がった。次は音頭をやろう!「もうやってるよ!」と橘高さん即座にツッコミ。もうだいぶ前にやってたのは知る通り。
またオーケンは、歌詞があまりに暗いしどうかしてるよ、おちゃらけてる所がないと振り返る。現在こうして言って笑って歌えるようになってほんと良かったっていうか、その一言では表現しきれない感慨深さがある。リリース当時のことは当時なんか自分も書いてたがしんどい辛いってことはあった。筋少の活動どこまでできるのかっていう不安もあった。説明しにくいけど、オーケンが抱えてるものを後にまだ世に出てない人に託して辞めたいっていう思いが現れてる。それが今になって「すべてやる」っていうのは原盤権もあげるってことかな(笑)ってMCネタになって、橘高さんが「KISSはそういうのをやって会社へ全権利を渡して、使用料のいくらかを貰ってる」という解説してくれた。そこでオーケンが「おいちゃん、全部あげてもいくらかは戻ってくるらしいよ!」と笑ってた。
またオーケンは当時のことはなんも覚えちゃいないと繰り返し言って、今日のライブが一番の思い出になるということも序盤に言ってたので、ほんとこれも今ここでまた観れて良かったなと思う。今回の名古屋・大阪ライブではMCでオーケンとうっちーで映画の「犬神家の一族」で猿蔵のセリフはあったのかどうかって話で揉めた(相変わらず)そこでオーケンはAIで調べたそうでセリフは2回あったといって再現する2人。「あの人のこと、忘れられない…」マネするうっちー可愛すぎた。
「サーチライト」が今回座席ありで聴けて感激だった。サーチライトの為のペンライトも最近導入されて、間奏中においちゃんが持ってステージ前にかざしたりしてた。当時ツアーでぎゅうぎゅうのフロア前方で見てた記憶の印象が強かった。繰り返すメロディとオーケンの叫ぶコールレスポンス、語り、どんどん盛り上げていくカタルシスといい、アルバム前半のハードポップな名曲とはまた違う系統の名曲だと思う。
「そして人生は続く」のあと、オーケンが歌詞の解説で、老人になった女優が養老院で出会ったおじいさんのファンとデートするんだけど、女優がちょっと認知症入ってんじゃないか?って気づいたよね、当時はぜんぜん考えなかったけど。なんて話ができるようになったのも、この歳になったからならではだなーと思う。
「ザジ、あんまり殺しちゃだめだよ」これもかなり久しぶりに聴いたレア曲、サビのメロディと歌詞がほんと切なくて暖かくて好き。次の「ベティーブルーって呼んでよね」も、おいちゃん曲のホンワカポップな感じ。ここらへんだと思うがアコースティックセットになって観客も着席で、次の曲がオーケンが座って本を開いて語る「お散歩モコちゃん」だー(内心すごい驚きと感動)これ当時ライブでやったっけ???っていややってないような??と、曲中に入るセリフは音源そのまま流したのだろう。当時オーケンがよく話題にしてた友達のマヒトさん、懐かしい。それでオーケンが歌い終わり最後に「初めて演奏しました!」と言って、そうかやっぱりそうなんだ!って分かった瞬間が、自分的に筋少史最高の瞬間だった。30年越しでライブ初披露でしかも完璧に再現して最高の演奏だっていうことかっこよすぎる。
MCでなんの流れか忘れたけど、過去にはライブでパートチェンジして演奏したことがあったとか、そんなこともあった懐かしい秦野さんボーカルノリノリだった。いつもセトリを毎回早く決めて送ってくれとスタッフにせかされるのが大変だって話から、橘高さんが「君が一番困らないか、君の友達が」といってオーケンの足元にある歌詞表示プロンプタを指し、「君の友達」って言い方がツボに入ってオーケンが感心して爆笑。
アルバムラストの「冬の風鈴」では、うっちーがベースネックのはしっこに風鈴を付けて鳴らしてた。ふーみんも曲の終わりに風鈴持って鳴らすという光景にほっこり。珍しく着席のまま本編のアルバム再現がおわり。

本編の前半くらいのMCで早くも告知あり、また告知方法が従来の紙を手にして読む方式に戻ったとオーケンが指摘、前回はスクリーンにバーンって出るのやったのに、誰かが金を着服しているのか?って冗談に「そういう人が一番やりそうだ」とふーみん。それで年末恒例のリキッドルームワンマンが12/20、これは予想できてたが来年の2月にzepp新宿でえんそくとツーマンライブ決定というのにとうとう決まったかーとぶうくん良かったね。えんそくデビューしてたっけ?(してなかった)こうしてV系バンドの後輩に憧られるのは嬉しい、とオーケン。今度は上の世代に憧れられたらいいなぁ~とも(座ってギター弾くベンチャーズとか、など言ってた)
いったん下がって小休憩あり、再び出てきてメンバー全員記念撮影コーナー、戻ってから「サンフランシスコ」「香菜」と定番ナンバー。そしてすっかりタイトルを変更した「60過ぎてもバンドはアイドル」オーケンも前方の客にファンサでお手振りとかハート出したりとかする。
それからオーケンだけ下がってふーみんが挨拶、センターに移動したらふーみんボーカル曲来たぁ~って思って、よくある「おわかり」かと思ったらアンクレット!ぎゃーってめっちゃ湧いた。「トウキョウー!トウキョウー!オダイバオダイバー!」って煽るのやっぱふーみんだーって思ってニコニコ。
またいったん下がって、アンコールでオーケンがまたセトリ表掲げて「釈迦やって終わり!」曲の前になにかいい事を言いたいと、おいちゃんにふるが何も出ないとジェスチャーで断られ、オーケンがロックインジャパンフェスに出てるバンドみたいにと言ってなんかサンボマスターぽい語りで早口で言ってた。あとなんかディスティニーと言い出してユーミンの歌マネしだして♪安いサンダル履いてた~(だいぶ古い)あとMCで覚えてるのが、30年前くらいに当時のロックバンドがデジロックとかで打ち込みに路線を変えたけど、流行ったからねとふーみんが言ってて、その後また戻ってきたとかっていう話。オーケンがお台場微妙に遠いでしょう~?ってお客さんに気遣ってた。ちょっと駅から歩くからね。
ふーみんが最後の挨拶で、また新曲も出したいって言ってたので、来年に期待しています。

筋肉少女帯@SHINJUKU LOFT

SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY『ROCK OF AGES 2026』

オープン50周年になるライブハウスLOFTの記念ライブの一つとして筋少ワンマン。筋少がインディーズ時代から出演していてロフトグループではオーケンはお馴染みということなので決まったと思うが、驚いたのは筋少でということで、現在のバンドセットではインディーズとは違って規模が大きくなったので、普段リキッドとかゼップの広さだから、橘高さんのアンプ2段とかサポートドラムのセットとかはロフトのステージでは入りきらない。以前に復活して数年後にはリキッドの広さ以下の会場でも出来るようにと、コンパクトセットでサポ鍵盤を入れず三柴さん抜きで渋谷クアトロなどでやってみたこともあった。なので当日まで疑問ではあった。それに近年はやっぱり病気等で開催できないかもという心配もあったが、今回も無事で私も体調良く無事に見れたので有難かった。またさすがにFC先行でも抽選で外れが多く出たようなので、取れたことも恵まれた。
オーケンがMCでも言ってたが、現体制でロフトに出るのは実質初で、再結成時に練習的な扱いでシークレットの「リハビリバンドK」名義で本公演の前にロフトでやったことがあった。当時はこのライブには行かなかったので、私が見るのも初めて。ただ筋少の休止中からオーケンが特撮で何度もロフトでやってたり、ケラさん関係のライブで特に数多く行ったことがあるので、昔から馴染んだ場所だ。だが最近はやっぱり年齢的に体力に自信がないのもあり、行くのは減ったので久しぶりだった。そしてチケ完売だからどれだけ人を入れて詰めるのかも気がかりだった。満杯で見えにくくしんどい事もあったので。でも入ってみたらそれほど後方は詰め詰めではなかったので、視界はともかく身体は無理せずに見れて助かった。ロフトの思い出といえば前方ゾーンで特撮とかケラさん空バカとか見てぎゅうぎゅう詰めで、最前は柵がゼップみたいなのじゃない固い金属だから身体痛めたりとかだった。
さて、筋少ライブはフルセットでサポ含め5人で、おそらく機材を最小限にしたのでしょう。普段のとほぼ同様な演奏ができていた。最後の挨拶でうっちーが、ロフトでフル筋少できた!って喜んでたのが印象的だった。それでもステージに4人並ぶから、オーケンが最初のMCで「業務連絡、みんなぶつからないようにね!」怪我したら大変と気遣っていた。客にも前のほうが橘高君がソロで前に出るともちょもちょってなって危ないから気を付けて。って声かけてた。昔みたいに暴れてってことはなく、後半にはみんなそろそろ足腰つらいでしょうって声かけてたし、お互い中高年になったからならでは。命に係わるから大事。
セットリストは休止前の曲が殆どで、定番の90年代シングル曲が中心だった。あとやるだろうなって期待してたので、おいちゃんVoで「ライブハウス」を新宿ロフトに歌詞替えて歌ってくてた。ロフトの思い出話でも、おいちゃんが高校2年生ごろからARBやルースターズから始まり、そこからボウイの初期ライブを見たという貴重な体験話も、そっからおいちゃんも有頂天でロフトに出るようになって、ケラさんが箱に入ってて出てくる演出とか壁に貼られたたくさんの紙を破りながら出てくるとか、オーケンが見てた思い出話なども。橘高さんは、関西出身のメタルバンドが次々とロフトに進出した時期で44マグナム見に行った話や、アルージュ時代に出演したなどの話も。
また序盤でオーケンMCが「2030年になったらAIに人類が滅ぼされるんですよ!」って言いだしたのもほんとオーケンらしすぎて爆笑。あと来月から筋少ツアーが全公演ソールドアウトしたことで「思い当たる節がない」とか陰謀か?とか何度も言ってた。会場規模のことをメンバーとも色々と喋って、有明アリーナとかららアリーナでやろうかとか、おいちゃんは「スタジアムやろう」とか話に出てたんだが、昔バンドブーム時代に会場規模を上げたとたんにガラガラになってしまったっていうのが失敗としてオーケンが気にしている。でも、渋公や六本木EXも埋まるしまたやってほしい。こないだB-Tでやってた有明ホールなら筋少もできそうかと思う。推測だけど、ここ何年もずっとツアーやれば東名阪で全部完売するし、ライブ行くファンが一定数ちゃんといる。それで更に過去の90年代に最も売れたアルバム曲再現というのが分かってるから、それを目当てにしてる客がいるってことだと思う。それでも本当にこの現代社会でバンド活動を続けてくれているってこと、そのものが奇跡的だし有難い。また、再結成してから20年という話でも、最初にデビューしてから10年目で休止して、復活してから20年なんだよって橘高さんが丁寧に説明して、復活してからのほうが長くなったことも。またオーケンの話で面白いのが、スタートレックの話題からカーク船長の俳優さんが79歳になった最近に、メタルバンドをやりだしてボーカルで歌が下手なので、ポエトリーリーディングみたいになってるのを知って「筋少についてきた」とオーケン喜んで、まだまだ筋少もやるよという感じで意欲を見せてくれた。新曲を出してもいいとか、また復活後のアルバムからの再現ライブもやってみたいという話も楽しみになりました。
さらに、最近の話題ではルミネよしもとで小藪さんの主催イベントに呼ばれ出たとき、銀シャリの二人から「日本の米」を出囃子に使ったのが勝手にやってすいませんと挨拶された話から、日本の米やるかと思ったらやりませーん!日本の米はやりません!と煽って客が「ええー!」っていうの何度か繰り返してたし、また最近公開になった映画「八つ墓村」を見た?って話(昔から何度もリメイクされているので昔のと比べて現代版になってこうだった)そこから「ムツオさん」やるのかというかと思ったらやりませーん!(ええー!)のやりとりも。(八つ墓村の内容のモチーフになった実際の事件がネタになってる歌詞なのがムツオさん)
特に今回はFC抽選で当たったファンが殆どだと思うのでコアファンで埋まってたからであろう。ペンライトも綺麗にメンバーソロが入るごとにメンバーカラーに変わってたのがお見事だった。期待を上回りませんよ!横這いですよ!みたいにオーケンが煽ってるのもおもろかった。その通りでアンコールで出てきてオーケンが「釈迦やって終わり!」と宣言して釈迦やっておわり。

筋肉少女帯@KT Zepp Yokohama

「#筋少の日」

今年もデビュー記念日のライブは横浜で開催されました。デビュー28年のロゴバックドロップが掲げられたステージで特別なセトリのライブに。BGMはオーケントレインでメンバー登場、デビューアルバムからサンフランシスコでスタート。そして最初のMCではオーケンが筋少は高木ブーと印度化計画が知られているが、それだけじゃない曲が多くある。でもこの2曲によって世に広まったことを話して珍しくこの2曲を連続で披露しました。また最初のMCで、つい先日のライブの前に所属レコード会社の徳間ジャパンの担当者が退職すると挨拶があったそうで、オーケンに話したときに退職後何するんですか?と聞いて「何も決まってないんですよー」と言われたので、じゃあ担当したミュージシャンの暴露系ユーチューバーになったら?って冗談言ったら、大槻さんはMCをアドリブのように言ってるけど本当は準備して台本を細かく作ってプロンプタに出してるんですよ。ってやろうかなと言われて、それはやめてほしい(笑)と言ってたが、それも暴露っていうかファンは知ってる。オーケンはいつもファンを楽しませようと真面目に考えてやってくれてるんだなって思います。こうして今日もソールドアウトしてライブが続けられていることに感謝して、先日のアルバム再現ライブがとても良かったから今後も他のアルバムもやっていきたい、という話からじゃあ次は「服部」にしよう(ユニコーンのバンドブーム時代の大ヒットアルバム)とかジュンスカの全部このままでにしよう。とかネタトークがしばらく展開されてました。
さらに、筋少記念館を作りたいんだよね。どこにしようかと考えて、横浜ベイホールの駐車場のところに余ってるスペースがあるからそこがいいんじゃないか?っていう話も。それは冗談としても、企画展とかぜひやってほしいと思います(以前B-Tが丸井新宿店でやってた。昔の宣伝ポスターとかライブの歴史や衣装展示など)
また、オーケンが今年のライブについて内容を何も覚えてないけど…とか言っておいちゃんに声かけて覚えてない~で、やはり一番しっかり引っ張ってる橘高さんが説明。オーケンの還暦記念ライブと2枚のアルバム再現ライブ、渋谷での打首とバックドロップとでやったフェス的なライブ、そして今日のデビュー記念日という5回のライブでしたと説明、そして例えば今後アニバーサリーライブのアイデアとしてヒストリーをたどるような流れで、例えば横関さんや太田さんなどゲストを呼び入れてやるようなものいいねと。これもぜひ大きいホールで実現してほしいですね。
アルバム再現ライブで演奏した中からという前振りで、また腕を回さないとならない(笑)といって「ビッキーホリデイの唄」、続けて「サボテンとバントライン」終わるとぬるっとオーケンがそでに下がり、ステージがムーディーな照明にエディのピアノソロ。うっちーがセンターにきてスマホ出してフランス語でセクシーなボイスを聞かせだしたら始まった「北極星の二人」バラの造花持ってうっちー歌謡ショー。
オーケンが戻って、今年の全員還暦突入から「60過ぎてもバンドはアイドル」に歌詞替え、ふーみんが光るキラキラタンバリンでニコニコと踊るのかわいい。
それからエディがハンドマイクで前に出たら「ディオネア」で盛り上げて、いったん小休憩タイム。BGMで1曲「エニグマ」が流れ、メンバー再登場で着席コーナー。楽器持たないままで歌うならじーさんはいい塩梅か?と思ったがなんと、よかったらみんなでヤッホーって言ってくださいと前振りで「山と渓谷」かなり久しぶり。エディの演奏で4人で歌う。ふーみんの合いの手ふうな高い声のヤッホー好き。懐かしい。続いて着席のまま楽器持って「宇宙の法則」やわらかく優しい雰囲気に包まれる感じ。激しい曲だけでなく、こういう和やかで聴きいる曲とかバリエーションがあって、年齢を重ねてもこういうライブの可能性があると思いました。これからも筋少は「楽しいことしかない」とオーケンが高らかに強く宣言。
おいちゃんのギターの音色が独特な印象のメロディで始まるのは「再殺部隊」ヘヴィでハードな橘高さんのギター。オーケンの語り。演奏で一気に物語の世界を展開するのが筋少のたくさんの魅力のひとつ。本編最後の曲はオーケンが椅子に座りエレアコを弾くイントロの「風車男ルリヲ」オーケンが着席したままでホラーの語りのように歌い、変拍子と妖しいリフで首を振らずにはいられない。この曲でメンバーがはけるのは初めてかもで新鮮でした。
アンコールでオーケンを先頭に全員揃い、物販のシャツとタオルになった「釈迦やって終わり」という名言MCは長くライブやってる筋少ならでは。その通り釈迦やってライブ終わり。秋のツアーよろしくねということでメンバーが軽く挨拶してはけて終わりと思ったら、ステージのバックドロップが上がってスクリーン登場。どよめく観客。秋のツアー詳細発表!と文字がクローズアップされる演出に驚き。先に日程だけ発表されてたが、内容が公開されました。名古屋と大阪の2カ所で先日関東でやったアルバム2枚の再現をやり、仙台でその2枚分をミックスしたテーマでやり、ゼップダイバーで「キラキラと輝くもの」再現ライブが発表でツアーファイナルで川崎と決まりました。こうしてまた楽しみが増えてファンとしてとても幸せに思います。たくさんの曲をまたライブで演奏しようと考えて、聴けるというのが何よりも嬉しいことです。

筋肉少女帯@なかのZERO大ホール

想~『月光蟲』再現ライブ

コロナ感染拡大時期に企画され、延期になっていたアルバム再現ライブの「月光蟲」回が開催されたのは、筋少ライブ初のホール。中野といえばサンプラザで何度もやった事があったがサンプラザは現在無くなってしまった。この「なかのZERO」は昭和の時代からあった施設だそうで、元の名前は中野公会堂。区の施設で図書館など併設されて傾斜のある「もみじ山公園」という場所にある。オーケンとうっちーは子供の頃から過ごした地域で、特にオーケンは思い出深い話を色々されてました。中学生の頃にこのホールで映画が上映されて、うっちーと一緒に見に行ったのがレッドツェッペリンの映画で見終わった後にヴォーカルのマネをしたとか。そんなロックの思い出のある場所で筋少ライブができたと嬉しく話してました。駅前にあるサンプラザとは真逆方向で商店街とも離れていたので、私も行ったことはなくって危うく迷うところだった。おいちゃんもMCで迷って丸井のほうに行ってしまったと話してた。中野には「月光蟲」をレコーディングしたサウンドスカイというスタジオがあって(現在はなくなったそうだ)その思い出が強いとメンバーみな頷く。先日の「パノラマ島」再現ライブに続く今回もリリース時期が1990年というバンドブーム過渡期で、全国ツアーで回ったのもホールで、私も当時は大宮市民会館などの地方ホールにいくつか行ったので、この再現ライブのホールもちょうどそんな昭和から平成初期の雰囲気があって当時を思わせました。
ライブスタートからアルバム完全再現で、風車男ルリヲのオープニングもオーケンのつぶやきからアコギソロ、そこからのヘヴィな展開というスタートでかっこよくゾクゾクしました。続けて間髪入れずにドラムからスタートする疾走感ある「グリグリメガネ」。最初のMCからオーケンは、前に島忠!家具を買った!とか子供の頃に通ってたスイミングスクールとか、そばのベローチェで執筆していたなど地元トークがさく裂。そこから月光蟲リリース当時のエピソードなどを色々とトークで懐かしい。曲作りの時は仮タイトルがあってルリヲは「メガデス拓郎」とかグリグリメガネは「回転寿司人間」などつけたという話も、当時のインタビューなどで読んだの覚えてます。曲作りに山中湖に合宿に行ったことは、当時はまだ24歳くらいと若かったから会社が合宿で閉じ込めて、俗世間にまみれないようにさせたんだろうと振り返り、それゆえにいい感じで閉塞感があっていい味が出たんじゃないかっていうことを話してました。若いころのエネルギーとか尖ったり鬱々とした感じとか、音楽的にも勢いがあって影響されたロックをやろうという強いパワーを感じます。自分が出会った高校生の時にロックとかサブカルとか色々な事を筋少から初めて知って刺激を受けてました。発売時に初めて聴いた時、興奮して家で飛び跳ねて喜んでたのを思い出します。それから何度も聴いてライブに通うようになった。ネットもスマホも無い時代に電話かけたり早朝からチケット並んで買いに行ったりとかした。あちこちのライブ会場に一人で行くようになって世界が広がった。
山中湖の合宿話では、スタッフがエアガンを大量に持ってきてホテルでも遊びまくり、うっちーが持ってアルバムのジャケット写真にもなった(バントラインのMVにも出てる)当時のドラマー太田さんが運転してた車(赤いスポーツカー)が帰りの高速でエンストして、橘高さんが同乗してたため他のメンバーは先に行ってしまったと話すと、オーケンがいやそれは違うみんな一緒にいたよと記憶が食い違い言い合いになる場面もあり、そこでおいちゃんがもう60過ぎると記憶があいまいになるのはしょうがないよとフォロー。

「夜歩くプラネタリウム人間」を披露するにあたり、音源では女性ボーカルのAKIさんが一緒に歌っており当時のライブでもゲスト参加されていたのだが、近年お亡くなりになってしまったこともあり、これはライブではできなくなったとオーケンが封印していたそうなのだが、その後にストロベリーソングオーケストラが主催するイベントにオーケンを呼んで、そこでリクエストしたのがプラネタリウム人間で、ボーカルの釵刺灯さんがAKIさんパートで共演したことがきっかけで、今回の再現ライブで大阪からこの日の為に来てくださった。AKIさんと声質が似てるとメンバー皆に好評で、衣装もボーカルもAKIさんリスペクトという感じで、大変素晴らしい再現で披露されました。「僕の宗教」で引き続きステージでコーラスとオペラパートを披露されて、この日だけのスペシャル感で素晴らしかったです。これだけでも本当に大大大成功で完璧なライブで満足なのだが、その期待をさらに上回るアルバム再現で、その後も着席スタイルで「悲しきダメ人間」「少女の王国」と続き、エピソードトークなどをしたあと、さあ来たぞという感じで再び立ち上がり「イワンのばか」鉄板中の鉄板で盛り上がり。
そしてオーケンがステージをはけて、うっちーがベースをおろしMacbookを置いた台をステージセンターにもってきた。暗めの照明になり、サイケ風のダークな感じ「少女王国の崩壊」インスト曲はリリース当時のツアーでも演奏がされなかった。まさにアルバム再現をこのキャリアで演奏という。おいちゃんはギターに弦楽器の弓を持ってきてうつむきながら効果音を出すというスタイル。うっちーはゆらゆらとセンターで動きながら先導するような感じ。サウンドのハイクオリティとパフォーマンスの凄みを感じました。曲終わりにうっちーが「月光蟲、おわり!」と軽快に宣言して締め。
小休止もなくオーケンがすぐに戻って、アルバム再現はここまでで、ここからはもっと最近の曲をやろうと選んだら、それほどでもなかったと言って「週替わりの奇跡の神話」がスタート。アニメ主題歌になって人気の曲、再結成後にもまた多くの曲がリリースされたのでなかなか頻繁にやることもできないので、久々に聴けて嬉しい。

月光蟲はまだおいちゃん曲を出してなかったので、今回は再現ライブだから現在のおいちゃん曲がたっぷりある筋少ライブとしては珍しいと思って、だからなのだろうか、おいちゃんがボーカルをとった「ライブハウス」をとっても久しぶりにやってくれました。ホールで演奏もとても珍しく、80年代の音楽番組のアイドルっぽさがして、とても素敵です。
「バトル野郎」と定番をやってから、そしてアンコールに最初に出てきたオーケンがはやくも次のライブツアーの発表。スクリーン出さずにスケジュールを書いた紙を読み上げる従来のスタイルで。なんと新宿ロフトでやるんだそうでびっくりして声出してしまった。ロフトの50周年なんだとかで。こりゃあの場所で今の筋少だとチケット取るのは争奪戦だろうとか、あのステージは筋少セットフルは載せられないだろうからエディはいないかもとか後で思ったりした。
それでアンコール最後の曲という前にエディがステージからはけたから、これはエディ抜きの曲がなにか?釈迦やサンフラはなし?と思ってはじまったのが「カーネーション・リインカーネーション」で驚いた。これもちょっと久しぶりでおいちゃん曲で嬉しい。エディがすぐ戻ってきてステージでノリノリで動いてて微笑ましかった。MCでこういう再現ライブがもっとできたらいいね、他のアルバムもやりたいねとか、大阪とか他の地域でもやりたいとか話してて、とても楽しく意欲を感じられて嬉しかった。オーケンが、明日の活力になるようにとか、普段は孤独で誰も話し相手がいない老人だから、たくさんの人と会えるライブが楽しいと嬉しそうにしてた。オーケンがうっちーと三浦さんがトーク配信されてるカヨキコを、いつもはデータ映像を貰うのだが今回どうしても貰ったデータが再生できず、通常の客として配信を有料で購入したのだが、購入方法がコンビニ払いで苦労されていた話をおもしろエッセイのごとく話してたのがこの日最も爆笑でした。