筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

筋肉少女帯バイオグラフィー(私設)

※参考資料:「HYP」フールズメイト刊 1990年「筋少新聞vol.3」1998年「筋肉少女帯自伝」2007年

1978年、中学校の同じクラスで大槻さんと内田さんが出会います。後に大槻さんのエッセイ等で何度も出て来るエピソードの「内田の家の火事」は、中学入学直前の春休みのことでした。(1978年3月14日か19日だそうです)
1979〜前身バンド「ザ・ドンズ(ドテチンズ)」結成

結成〜インディーズ
1982年2月、東京で「筋肉少年少女隊」としてバンド結成されました。中学の同級生でそれぞれ別の高校に進んだ大槻さん、内田さんを中心にメンバーが集まりました。(当時16歳)大槻さんは当初ベースとボーカルでした。内田さんはキーボードでした。
同年4月6日、新宿JAMにて、内田さんの高校の先輩(既に卒業)であったKERAさんのバンド「伝染病」解散ライブ兼「有頂天」結成ライブに呼ばれて共演したのがライブデビューでした。KERAさんのバンドには、内田さんと同じ高校で1つ学年上の本城さんが在籍していました。
その後、大槻さんはベースを弾きながら歌えないため、ベースは内田さんになり、大槻さんはボーカルのみになりました。
同年11月、本城さんが筋肉少女帯に加入し、有頂天と掛け持ち時期もありました。

1983〜1984年、ヤマハ渋谷店主催「中高生バンド合戦」に出演。同じコンテストでは、橘高さんが「スリージーラスター」で参加していました。84年に「アルージュ」と改名してメジャーデビューします。(86年解散)
1985年4月、本城さんが脱退します。同年8月、三柴さんが加入します。

1985〜ナゴムレコードからEP「とろろの脳髄伝説」発売
1986〜イベント「子どもたちのCity」参加
1987〜ナゴムレコードからEP「ノゾミ・カナエ・タマエ」「高木ブー伝説」発売
1986年・1987年の出来事

1988【メジャーデビュー】

1988年の出来事

1989【三柴さん脱退、本城さん、橘高さん加入】

1989年の出来事

1990【初の武道館ワンマン】

1990年の出来事

1992【結成10周年】

1992年の出来事

1993【トイズファクトリーからMCAビクターへ移籍】

1993年の出来事

1994【4度目の武道館ワンマン】

1994年の出来事

1995【オフィシャルサイト開設】

1995年の出来事

1996【マーキュリーMEへ移籍】

1996年の出来事

1998【デビュー10周年、活動停止】

1998年の出来事

1999【X.Y.Z.→A結成】

1999年の出来事

2000【特撮結成】

2000年の出来事

2002【「筋少の大海賊Vol.1」発売】

2002年の出来事

2003【「筋少の大海賊Vol.2」発売】

2003年の出来事

2005【橘高文彦デビュー20周年】

2005年の出来事

2006【復活】

2006年の出来事

2008【デビュー20周年 武道館ワンマン】

2008年の出来事

2011【仲直り5周年】

2011年の出来事

2012【結成30周年】

2012年の出来事

2013【デビュー25周年】

2013年の出来事

2016【再結成10周年】

2016年の出来事

2018【デビュー30周年】

2018年の出来事

2022【結成40周年】

2022年の出来事

2023【デビュー35周年】

2023年の出来事

2025

2025年の出来事



■メジャーデビュー以降のおもな出来事

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2026年の出来事

■「幻と想」5 LIVE

4月10日 EX THEATER ROPPONGI
大槻ケンヂ・オーケン60! 還暦「幻と想」大還暦祭
出演:筋肉少女帯、特撮 他


diskgarage.com

4月28日 CLUB CITTA'
幻~『サーカス団パノラマ島へ帰る』再現ライブ


diskgarage.com

5月22日 なかのZERO大ホール
想~『月光蟲』再現ライブ

6月18日 LINE CUBE SHIBUYA
渋谷「幻と想」
出演:筋肉少女帯、打首獄門同好会、バックドロップシンデレラ

6月21日 KT Zepp Yokohama
「#筋少の日」


■SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY
9月27日  新宿 LOFT

■ツアー2026「奇談師」
10月9日  Zepp Nagoya
「サーカス団パノラマ島へ帰る」完全再現ライブ+α

10月11日  Zepp Namba
「月光蟲」完全再現ライブ」+β

10月16日  Zepp DiverCity
「キラキラと輝くもの」制作30周年記念完全再現ライブ+Ω

10月31日  Sendai PIT
「サーカス団パノラマ島へ帰る」「月光蟲」「キラキラと輝くもの」ベストセレクションライブ+X

11月5日  CLUB CITTA'
筋肉少女帯ツアー2026「奇談師」ツアーファイナル!!

筋肉少女帯@KT Zepp Yokohama

「#筋少の日」

今年もデビュー記念日のライブは横浜で開催されました。デビュー28年のロゴバックドロップが掲げられたステージで特別なセトリのライブに。BGMはオーケントレインでメンバー登場、デビューアルバムからサンフランシスコでスタート。そして最初のMCではオーケンが筋少は高木ブーと印度化計画が知られているが、それだけじゃない曲が多くある。でもこの2曲によって世に広まったことを話して珍しくこの2曲を連続で披露しました。また最初のMCで、つい先日のライブの前に所属レコード会社の徳間ジャパンの担当者が退職すると挨拶があったそうで、オーケンに話したときに退職後何するんですか?と聞いて「何も決まってないんですよー」と言われたので、じゃあ担当したミュージシャンの暴露系ユーチューバーになったら?って冗談言ったら、大槻さんはMCをアドリブのように言ってるけど本当は準備して台本を細かく作ってプロンプタに出してるんですよ。ってやろうかなと言われて、それはやめてほしい(笑)と言ってたが、それも暴露っていうかファンは知ってる。オーケンはいつもファンを楽しませようと真面目に考えてやってくれてるんだなって思います。こうして今日もソールドアウトしてライブが続けられていることに感謝して、先日のアルバム再現ライブがとても良かったから今後も他のアルバムもやっていきたい、という話からじゃあ次は「服部」にしよう(ユニコーンのバンドブーム時代の大ヒットアルバム)とかジュンスカの全部このままでにしよう。とかネタトークがしばらく展開されてました。
さらに、筋少記念館を作りたいんだよね。どこにしようかと考えて、横浜ベイホールの駐車場のところに余ってるスペースがあるからそこがいいんじゃないか?っていう話も。それは冗談としても、企画展とかぜひやってほしいと思います(以前B-Tが丸井新宿店でやってた。昔の宣伝ポスターとかライブの歴史や衣装展示など)
また、オーケンが今年のライブについて内容を何も覚えてないけど…とか言っておいちゃんに声かけて覚えてない~で、やはり一番しっかり引っ張ってる橘高さんが説明。オーケンの還暦記念ライブと2枚のアルバム再現ライブ、渋谷での打首とバックドロップとでやったフェス的なライブ、そして今日のデビュー記念日という5回のライブでしたと説明、そして例えば今後アニバーサリーライブのアイデアとしてヒストリーをたどるような流れで、例えば横関さんや太田さんなどゲストを呼び入れてやるようなものいいねと。これもぜひ大きいホールで実現してほしいですね。
アルバム再現ライブで演奏した中からという前振りで、また腕を回さないとならない(笑)といって「ビッキーホリデイの唄」、続けて「サボテンとバントライン」終わるとぬるっとオーケンがそでに下がり、ステージがムーディーな照明にエディのピアノソロ。うっちーがセンターにきてスマホ出してフランス語でセクシーなボイスを聞かせだしたら始まった「北極星の二人」バラの造花持ってうっちー歌謡ショー。
オーケンが戻って、今年の全員還暦突入から「60過ぎてもバンドはアイドル」に歌詞替え、ふーみんが光るキラキラタンバリンでニコニコと踊るのかわいい。
それからエディがハンドマイクで前に出たら「ディオネア」で盛り上げて、いったん小休憩タイム。BGMで1曲「エニグマ」が流れ、メンバー再登場で着席コーナー。楽器持たないままで歌うならじーさんはいい塩梅か?と思ったがなんと、よかったらみんなでヤッホーって言ってくださいと前振りで「山と渓谷」かなり久しぶり。エディの演奏で4人で歌う。ふーみんの合いの手ふうな高い声のヤッホー好き。懐かしい。続いて着席のまま楽器持って「宇宙の法則」やわらかく優しい雰囲気に包まれる感じ。激しい曲だけでなく、こういう和やかで聴きいる曲とかバリエーションがあって、年齢を重ねてもこういうライブの可能性があると思いました。これからも筋少は「楽しいことしかない」とオーケンが高らかに強く宣言。
おいちゃんのギターの音色が独特な印象のメロディで始まるのは「再殺部隊」ヘヴィでハードな橘高さんのギター。オーケンの語り。演奏で一気に物語の世界を展開するのが筋少のたくさんの魅力のひとつ。本編最後の曲はオーケンが椅子に座りエレアコを弾くイントロの「風車男ルリヲ」オーケンが着席したままでホラーの語りのように歌い、変拍子と妖しいリフで首を振らずにはいられない。この曲でメンバーがはけるのは初めてかもで新鮮でした。
アンコールでオーケンを先頭に全員揃い、物販のシャツとタオルになった「釈迦やって終わり」という名言MCは長くライブやってる筋少ならでは。その通り釈迦やってライブ終わり。秋のツアーよろしくねということでメンバーが軽く挨拶してはけて終わりと思ったら、ステージのバックドロップが上がってスクリーン登場。どよめく観客。秋のツアー詳細発表!と文字がクローズアップされる演出に驚き。先に日程だけ発表されてたが、内容が公開されました。名古屋と大阪の2カ所で先日関東でやったアルバム2枚の再現をやり、仙台でその2枚分をミックスしたテーマでやり、ゼップダイバーで「キラキラと輝くもの」再現ライブが発表でツアーファイナルで川崎と決まりました。こうしてまた楽しみが増えてファンとしてとても幸せに思います。たくさんの曲をまたライブで演奏しようと考えて、聴けるというのが何よりも嬉しいことです。

筋肉少女帯@なかのZERO大ホール

想~『月光蟲』再現ライブ

コロナ感染拡大時期に企画され、延期になっていたアルバム再現ライブの「月光蟲」回が開催されたのは、筋少ライブ初のホール。中野といえばサンプラザで何度もやった事があったがサンプラザは現在無くなってしまった。この「なかのZERO」は昭和の時代からあった施設だそうで、元の名前は中野公会堂。区の施設で図書館など併設されて傾斜のある「もみじ山公園」という場所にある。オーケンとうっちーは子供の頃から過ごした地域で、特にオーケンは思い出深い話を色々されてました。中学生の頃にこのホールで映画が上映されて、うっちーと一緒に見に行ったのがレッドツェッペリンの映画で見終わった後にヴォーカルのマネをしたとか。そんなロックの思い出のある場所で筋少ライブができたと嬉しく話してました。駅前にあるサンプラザとは真逆方向で商店街とも離れていたので、私も行ったことはなくって危うく迷うところだった。おいちゃんもMCで迷って丸井のほうに行ってしまったと話してた。中野には「月光蟲」をレコーディングしたサウンドスカイというスタジオがあって(現在はなくなったそうだ)その思い出が強いとメンバーみな頷く。先日の「パノラマ島」再現ライブに続く今回もリリース時期が1990年というバンドブーム過渡期で、全国ツアーで回ったのもホールで、私も当時は大宮市民会館などの地方ホールにいくつか行ったので、この再現ライブのホールもちょうどそんな昭和から平成初期の雰囲気があって当時を思わせました。
ライブスタートからアルバム完全再現で、風車男ルリヲのオープニングもオーケンのつぶやきからアコギソロ、そこからのヘヴィな展開というスタートでかっこよくゾクゾクしました。続けて間髪入れずにドラムからスタートする疾走感ある「グリグリメガネ」。最初のMCからオーケンは、前に島忠!家具を買った!とか子供の頃に通ってたスイミングスクールとか、そばのベローチェで執筆していたなど地元トークがさく裂。そこから月光蟲リリース当時のエピソードなどを色々とトークで懐かしい。曲作りの時は仮タイトルがあってルリヲは「メガデス拓郎」とかグリグリメガネは「回転寿司人間」などつけたという話も、当時のインタビューなどで読んだの覚えてます。曲作りに山中湖に合宿に行ったことは、当時はまだ24歳くらいと若かったから会社が合宿で閉じ込めて、俗世間にまみれないようにさせたんだろうと振り返り、それゆえにいい感じで閉塞感があっていい味が出たんじゃないかっていうことを話してました。若いころのエネルギーとか尖ったり鬱々とした感じとか、音楽的にも勢いがあって影響されたロックをやろうという強いパワーを感じます。自分が出会った高校生の時にロックとかサブカルとか色々な事を筋少から初めて知って刺激を受けてました。発売時に初めて聴いた時、興奮して家で飛び跳ねて喜んでたのを思い出します。それから何度も聴いてライブに通うようになった。ネットもスマホも無い時代に電話かけたり早朝からチケット並んで買いに行ったりとかした。あちこちのライブ会場に一人で行くようになって世界が広がった。
山中湖の合宿話では、スタッフがエアガンを大量に持ってきてホテルでも遊びまくり、うっちーが持ってアルバムのジャケット写真にもなった(バントラインのMVにも出てる)当時のドラマー太田さんが運転してた車(赤いスポーツカー)が帰りの高速でエンストして、橘高さんが同乗してたため他のメンバーは先に行ってしまったと話すと、オーケンがいやそれは違うみんな一緒にいたよと記憶が食い違い言い合いになる場面もあり、そこでおいちゃんがもう60過ぎると記憶があいまいになるのはしょうがないよとフォロー。

「夜歩くプラネタリウム人間」を披露するにあたり、音源では女性ボーカルのAKIさんが一緒に歌っており当時のライブでもゲスト参加されていたのだが、近年お亡くなりになってしまったこともあり、これはライブではできなくなったとオーケンが封印していたそうなのだが、その後にストロベリーソングオーケストラが主催するイベントにオーケンを呼んで、そこでリクエストしたのがプラネタリウム人間で、ボーカルの釵刺灯さんがAKIさんパートで共演したことがきっかけで、今回の再現ライブで大阪からこの日の為に来てくださった。AKIさんと声質が似てるとメンバー皆に好評で、衣装もボーカルもAKIさんリスペクトという感じで、大変素晴らしい再現で披露されました。「僕の宗教」で引き続きステージでコーラスとオペラパートを披露されて、この日だけのスペシャル感で素晴らしかったです。これだけでも本当に大大大成功で完璧なライブで満足なのだが、その期待をさらに上回るアルバム再現で、その後も着席スタイルで「悲しきダメ人間」「少女の王国」と続き、エピソードトークなどをしたあと、さあ来たぞという感じで再び立ち上がり「イワンのばか」鉄板中の鉄板で盛り上がり。
そしてオーケンがステージをはけて、うっちーがベースをおろしMacbookを置いた台をステージセンターにもってきた。暗めの照明になり、サイケ風のダークな感じ「少女王国の崩壊」インスト曲はリリース当時のツアーでも演奏がされなかった。まさにアルバム再現をこのキャリアで演奏という。おいちゃんはギターに弦楽器の弓を持ってきてうつむきながら効果音を出すというスタイル。うっちーはゆらゆらとセンターで動きながら先導するような感じ。サウンドのハイクオリティとパフォーマンスの凄みを感じました。曲終わりにうっちーが「月光蟲、おわり!」と軽快に宣言して締め。
小休止もなくオーケンがすぐに戻って、アルバム再現はここまでで、ここからはもっと最近の曲をやろうと選んだら、それほどでもなかったと言って「週替わりの奇跡の神話」がスタート。アニメ主題歌になって人気の曲、再結成後にもまた多くの曲がリリースされたのでなかなか頻繁にやることもできないので、久々に聴けて嬉しい。

月光蟲はまだおいちゃん曲を出してなかったので、今回は再現ライブだから現在のおいちゃん曲がたっぷりある筋少ライブとしては珍しいと思って、だからなのだろうか、おいちゃんがボーカルをとった「ライブハウス」をとっても久しぶりにやってくれました。ホールで演奏もとても珍しく、80年代の音楽番組のアイドルっぽさがして、とても素敵です。
「バトル野郎」と定番をやってから、そしてアンコールに最初に出てきたオーケンがはやくも次のライブツアーの発表。スクリーン出さずにスケジュールを書いた紙を読み上げる従来のスタイルで。なんと新宿ロフトでやるんだそうでびっくりして声出してしまった。ロフトの50周年なんだとかで。こりゃあの場所で今の筋少だとチケット取るのは争奪戦だろうとか、あのステージは筋少セットフルは載せられないだろうからエディはいないかもとか後で思ったりした。
それでアンコール最後の曲という前にエディがステージからはけたから、これはエディ抜きの曲がなにか?釈迦やサンフラはなし?と思ってはじまったのが「カーネーション・リインカーネーション」で驚いた。これもちょっと久しぶりでおいちゃん曲で嬉しい。エディがすぐ戻ってきてステージでノリノリで動いてて微笑ましかった。MCでこういう再現ライブがもっとできたらいいね、他のアルバムもやりたいねとか、大阪とか他の地域でもやりたいとか話してて、とても楽しく意欲を感じられて嬉しかった。オーケンが、明日の活力になるようにとか、普段は孤独で誰も話し相手がいない老人だから、たくさんの人と会えるライブが楽しいと嬉しそうにしてた。オーケンがうっちーと三浦さんがトーク配信されてるカヨキコを、いつもはデータ映像を貰うのだが今回どうしても貰ったデータが再生できず、通常の客として配信を有料で購入したのだが、購入方法がコンビニ払いで苦労されていた話をおもしろエッセイのごとく話してたのがこの日最も爆笑でした。

筋肉少女帯@CLUB CITTA'

幻~『サーカス団パノラマ島へ帰る』再現ライブ

橘高さんが書かれてた通り、本来は2020年に企画されていたアルバム2枚の再現ライブが当時コロナ感染影響で中止になって、やっと今年にできるようになったということですね。
クラブチッタ川崎では全席指定で2階も入れて満席でした。この会場も歴史が長く筋少もデビュー当時から何度もやったところ。もう無くなった会場や改装した会場も多いから貴重です。

「ロックは、生き様を見せるもんなんだよ」という事をオーケンは言ってました。異端とか長らく言われてきた筋少だけど、皆さん真面目で努力されてきた、王道のロックバンドだと思います。

「サーカス団」アルバムは平成2年、1990年に発売されたというのをオーケンがMCで説明。36年も前だーうわぁーとメンバー一同感心というか、なんとも言えない感慨深い空気に。10年20年じゃない途方もないような年月だ。メンバー全員還暦超えてライブやって再現できるっていうのが凄すぎるし、ファンとして見続けてこれたことに有難さと、無事見れたことの幸運とご褒美感がいっぱいです。
アルバムの曲順でやるだけでなく、音源通りにSEも入れて完全再現してるのも、期待通りで更に楽しませようとしてくれる思いを感じました。曲の合間には当時のエピソードや思い出話も和気あいあいとメンバー同士笑いつつ。

自分の文章では伝えるの難しいが、すごいのは当時はインターネット普及してないどころか携帯電話もない、音楽制作はパソコンじゃない。メンバーの年齢は24歳から25歳という。これでこのアルバムの世界観とクオリティの高さは凄すぎる。
そして当時、世間でバンドブームであって筋少もデビューしてバーンと売れた、オリコンも上位に入った。一番たくさん全国ライブしてテレビも色々出演したという話も。オーケンが言うには当時、東京では満席だったけど地方ではそうでもなかった。というと他メンバーが「いや地方でもけっこう入ったよ」と口々にいう。そこをオーケンが、僕がいいたいMCの流れを君たちは長年やっててちっとも分かってない!と言い返し、36年たってクラブチッタで満席になったぜ!イエー!という流れなんだよ。ということでした。確かに当時、1990年は地方もけっこう入ってて、その後にバンドブームが終わってから動員が下がってしまったんだと思う。

現在ライブに集ってるファン層もおそらく幅広いと思うし、当時からライブに行ってた人だけじゃないから、こんな感じだったんだっていう平成時代と筋少の歴史を知れたと思います。
ふーみんの衣装もリリース当時のものと同じか似たような感じで、スタイルがほぼ変わらないのが凄いかっこいい。さすが永遠の24歳。オーケンがいつからその設定なの?「設定いうな!」といつものツッコミ。おいちゃんが使ってたモノクロ格子柄のギターもおそらく当時使ってたものをこの日のために用意したのだろうと思います。
序盤の2曲続けて聴いてて、当時のファンになりたての熱量とか色々こみあげて感激でうるうるした。一度活動休止してしばらくやってなかった時期、またライブでこうして聴けるようになるとは考えられなかったし、活動再開してから長く続けられていることが奇跡的で、感謝です。
当時メンバーは若かったし、音楽業界もまだロックバンドが一般的じゃないから何もかも過渡期でめちゃくちゃだった。オーケンの歌詞はインディーズ時代からのとデビューしてからのものが混在していて、若いころの不安とか衝動とか相まってて、社会に出たてで急にブームに放り込まれてた。振り返ってオーケンは歌詞が暗いね。それがとてもいいねと話した。そして、それが突き抜けて「おサル音頭」ができて、さらに次に「レティクル座妄想」という暗黒の世界観ができたっていう躁鬱がすごいねと笑う。すると橘高さんが「そして今『楽しいことしかない』になったんだ」と繋がると、おおーと感心して拍手。
楽曲でいうと、サーカス団は色々とやりたいことを詰め込んだという話。70年代洋楽ロックの影響を受けていたのと、色々な試みをしていて面白いとメンバー一同感心。バブルだったのもあり、NYまで行ってトラックダウンしたエピソードも。スタッフが本当かウソか「マドンナが歩いてた」とか「エースフレイリーが上の階にいた」など言われたとか。外で撮影してたら通りがかりの人に「アーユーラウドネス?」って聞かれた話とかで爆笑。そこで今だったら二井原さんのモノマネしたのにな~と橘高さん。

近年ではわりと短めの曲を作るよう意識しているという筋少だが、90年当時はプログレ好きの影響で、長いのがカッコいいとかハードなギターソロが入ってるのがカッコいいなどで、「アメリカンショートヘアの少年」はプログレ調がうっちーで、ギターソロのパートを橘高さんが作曲した話も。
歌詞も曲も筋少には、当時10代だった私はそれでサブカルとロックの情報をいっぱい筋少から知ることになった。そして当時のライブツアーではライブ後の打ち上げを毎回やってずっと飲んでたって話。「バカだったね!」とメンバー一同強くうなづく。これもよくオーケンが話す話で、70年代の洋楽ロックバンドに憧れてたので(KISSとか)酒飲んで暴れるのがカッコいいみたいなのがあった(X 、ルナシーあたり界隈のバンドどこも同じ)それを10代の私も知っていた。スマホが無い時代だから、情報の伝わり方もすぐではない。女子校だったし身近にいる少し年上の男性はこういう感じだって知ったのも筋少からだった。

中間あたりでオーケン一人で座って「パノラマ島へ帰る」を歌い、そのあとメンバーが入ってアコースティック編成で歌なしの「後悔の日」をオーケンも演奏。
続けてするっと「また会えたらいいね」をフルで聴けて、これをライブで聴けるのも次にいつかわからない、最後になるかもしれないとよぎった。たくさんの曲がある筋少だから、その中でもあまり演奏する機会がないレア曲にあたる。歌詞の内容が「サンフランシスコ」の話と繋がっているから、よく演奏される「サンフランシスコ」の裏的な感じ。
現在のようにサブスクではない、アルバム1枚単位で聴かれた時代だから、曲順とその合間のSEなども、通して一つの作品として入り込めるようにこだわって作られていました。逆に、アナログレコードで昔の楽曲にはまる若者も増えているそうだから、こうした楽しみ方もまた若いロックファンに伝わってたらいいなと思います。

少々の休憩時間を入れて、メンバーが戻って「高木ブー伝説」を演奏してアルバム再現は終わり。これで終わるかあと1曲くらいかな?って思ってたので、その後「くるくる少女」ってオーケンがコールしてびっくり嬉しかった。さらに「君よ俺で変われ」をやって、MCでオーケンが今日、メイクスタッフの女性が最近あるミュージシャンに励まされて嬉しかった話をして、でもなんて言われたか忘れたっていうエピソードを出して、オーケンもなんかいいことを言って、でも後でなんて言ってたか忘れるだろうって話してから、観客に対してもし、今うまくいってないとか不安があるとかでも、筋少が36年後になって現在こうして満席でライブができてる、これまでの様々な困難だったことも全部が今になって良い結果につながるんだっていう、そういう話でした。

そして「ディオネア・フューチャー」この曲だけ再結成後の曲で、未来の希望に繋がるような開放的な感じです。観客の盛り上がりも最高潮に。これでメンバーが下がって終わりと思ったら、アンコールに出てきて「サンフランシスコ」をオーケンがセットリスト表をはがして「サンフランシスコ」でほんとに終わりですよ!と言いながら歌って、メンバー挨拶してはけるときのBGMで「楽しいことしかない」で終了しました。

帰りの電車でX見てたら、おすすめに流れてきたのがある人気バンドの活動休止の話題で、たくさんのファンが嘆いてる発言があって、中でも「わたしが高校生のときから9年ファンだったのに活動休止した」っていう、それがドラマーが脱退で活動休止っていうのが筋少とまるで同じだったから、時代は変わってもバンドって似たようなことあるんだなと。落胆しているファンに知ってほしい。長く活動しつづけられるバンドは本当にごくごく少なくて、20年とかと今ではプロでバンド活動っていうことそのものが珍しくなってると思う。一人でパソコンで作ってネットで発表できるから。それでも楽器持ってバンド組んで曲作ってライブ活動でプロになるっていうこと、それは引き継がれていたら素晴らしい。亡くなったとか犯罪とかで辞めたではなくて、メンバーが離れて活動やめたバンドは、いつかなんらかの形で年月経ってまた再開できることがある。熱心なファンがたくさんいて愛されたバンドは、音楽を真剣にやって好きな人は活動を続ける。いま悲しんでいるファンもいつかは笑えるライブが見れる日がくると思う。

大槻ケンヂ・オーケン60! 還暦『幻と想』大還暦祭@EX THEATER ROPPONGI

大槻ケンヂ・オーケン60! 還暦『幻と想』大還暦祭
出演者
・筋肉少女帯
・特撮
・空手バカボン(KERA、内田雄一郎、大槻モヨコ)
・大槻ケンヂと絶望少女達(特撮 & XOXO EXTREME)
・還暦オーケンお祝い帯
 ぶう(えんそく)/団長(NoGoD)/松永天馬(アーバンギャルド)

ゲストありのオーケンでずっぱり筋少と特撮ありはだいぶボリュームあるんじゃないか、長丁場で大変なんでは、オーケン疲れすぎないかと思って行ってみたら、とっても工夫されてて練られた内容が濃いかつ時間は長すぎず、オーケンおよびオーディエンスが疲れすぎず楽しめて大満足できるという素晴らしいお祭りイベントだった。オーケン還暦おめでとうございます。さらに同年のうっちーも60になり、いよいよ全員が60越えバンドとなった。筋少ではさっそく、「60を過ぎても」と替え歌されてバンドはアイドルを披露しました。

ステージ最初は特撮から、2曲やってMC。最初にオーケンは60歳になって、活動してこれたのは運と、ちょっとの才能と、意外と努力しました。といったことを話してました。これからは自画自賛していくと。オーケンらしく柔らかく謙虚な感じで話していたけれどほんとうに、オーケンは才能があって、努力もかなりされてきたと思います。でも音符通りに歌えないし歌詞は覚えられない!と落とすところもオーケンらしい。
セットそのままゲストのキスエクメンバー4人を召還、ミニスカセーラーでオーケンを囲み絶望先生の曲を2曲。トークでは、キスエクはプログレロックを歌って踊るアイドルでオーケン世代やそれ以上の年齢のおじさんが多く、バンドマンにも多くいて還暦祝いのライブに呼ばれることも何度もあったと。さらに鈴木慶一さんの古希祝いライブまで出たとのこと。そりゃすごい。
いやなつかし久しぶりで、林檎もぎれビームは名曲だ。また特撮にもどりケテルビーやって終了、セットチェンジでエディのセットを後方に移動で転換。ふーみんギターのセッティングしてたからもう筋少かと思ったら、オーケンがうっちーとケラさん呼び出して空手バカボン。ケラさんにオーケンが、いま映画公開してるストリートキングダム見た?ってやっぱり話題に。あれでナゴムの再現した映画やろうよーイケメン俳優に俺たちやってもらって、K-popアイドルとかに、などと話題をふる。ケラさんいわく、(ミチロウさんとかの)あれは作ったのが当時の人じゃないから映画になるんであって(クドカンさんが監督)俺がやったら内輪受けみたいになると。ケラさん逃げてのエピソードとかワードだけ知ってる人も多いと思うけど詳しくは知らないでしょとオーケンが少し解説。あと有頂天のインディーズ出てきたときの「カワナイカライケナイ」のエピソードはあまり知ってるお客さんいなさそうだった。有頂天ファンにはおなじみ有名な話。オーケンがケラさん、筋少はいまものすごいギターがうるさいから、ケラさんの嫌いなへヴィメタル、聴いてないでしょ。とふっておいて空バカの曲やった直後に筋少メンバー呼び込み「ケラさん逃げてー!」でケラさん退場させるというオチで大爆笑。
そのまま筋少がスタートでサンフランシスコから。MCでゲストのぶうさんを呼び込み、トークして一緒に1曲歌うという流れ。ぶうさん相変わらずの腰低いオーケンリスペクトしまくりトーク早口連発。ロフトプラスワンみたいだぁ〜とオーケン。えんそくでカバーしてる「僕の宗教へようこそ」を披露、オーケンはうしろの椅子でちょっと休んだりする。ぶうさんは原曲の語りを完全コピーしており、オーケン本人はだいぶ昔からすっかりやってない。ぶうさんの語りパートは音源通りかつリリース当時のライブを思い起こさせるので感謝。そして次は交代でノーゴッド団長さん。その後のゲストがアーバンギャルドの天馬さんというこのオーケンフォロワーの濃いキャラボーカルでトークがたつし声がでかい3人。団長さんいわく楽屋でこの2人がいかにサブカルに若い頃から通じてるか、オーケンファンかとマウント合戦だったと語り、でも団長さんはオーケンリスペクトでも若い頃は地元の埼玉から原宿に出てファッションにかけてたという。あの2人は中野だ高円寺だとサブカルだけど。するとオーケンすかさず、この裏切りものー!と連呼する(笑)一緒に歌った曲は「機械」。リハのときに団長さんの歌を聴いた筋少オーケン以外3人「機械ってこういう曲だったんだぁー」って言ってたって、オーケンがっかりしたって話をしてから、団長さんがオーケンさんの歌は唯一無二でまねできるものではない、俺なりにリスペクトで歌いますという話をしてから、歌を聴くとなるほどそういうことかと納得。もとがメタル系のハイトーンヴォーカルの歌唱力のある人がこのメロディを歌うからこうなるんだ。しかも最後のほうはオーケンにあわせてハモリで歌い上げるという、これがまた素晴らしく珍しい、いいものが聴けました。
そして交代で最後に天馬さん、なぜかレトロ喫茶店風にとトークのため丸いテーブルと2脚の椅子とテーブルに置かれたレモンスカッシュにストロー2本指ししたのがステージセンターにあらわれる。これはなんだと天満さんが聞くと「BLです!」とオーケン力強く断言(なんで)(その後しばしBLネタトーク)またロフトプラスワンみたいだと、しばしサブカルトーク。宇宙人にあった人の話とか。そしていっしょに歌った曲は「喝采よ!喝采よ!」で、天馬さんがこの歌詞はヴォーカリストにとってとても共感できるものががあると絶賛されていた。
そのあとゲストを再び集合させるが、この3人オーケンリスペクト40代(推定)男集まると我先にと3人同時に話し出してうるさい(笑)オーケンがいいたいことが言い出せずになって困って止めだす状態に。なんか集まるとクラッシュのフェス(団長さんとこの事務所の)になるねと、写楽さんもいそうな感じ。せっかくケラさんもきてくれたのに写楽さんとフクスケさんもいたらいいのになーって思った。ダメ人間をやったあといったんゲストがさがって、またケラさんがきてくれて釈迦をやってふーみんギターとからんでにこにこしててすごい珍しく面白かった!ケラさんありがとうございます。あっというまだった。釈迦でおわりといいつつ、すぐアンコールで再登場してくれてオーケンが60歳になって例のアダムスキーさんはUFOにであったのが60過ぎで名をあげたから、オーケンもまだまだこれからです、ここからですと話して意欲を見せていただき、すてきな仲間に囲まれて幸せで嬉しいです。最後に筋少「Guru」で感動的にしめて、はけるときに最後ふーみんがひとこと「次は古希で!」

2025年の出来事

2月24日 「ELECTRONIC EMPIRE FEST. 2025」 CLUB CITTA' 出演
E.E.F.2025 – ELECTRONIC EMPIRE FEST.

4月9日 「シンクロニシティ筋肉少女帯全員集合!2025」duo MUSIC EXCHANGE


5月16日 「小説集 筋肉少女帯小説化計画」発売


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ツアー2025春! 筋肉少女帯小説化計画
5月14日 CLUB CITTA'

5月21日 NAGOYA CLUB QUATTRO

6月4日 UMEDA CLUB QUATTRO

6月13日 東京国際フォーラム ホールC


www.diskgarage.com


6月21日 「#筋少の日 ~筋肉少女帯サミット2025 !」Club eX
(トーク&アコースティックライブ)


筋肉少女帯ツアー2025秋!
医者にオカルトを止められた男がサーチライトを照らす!

10月7日 CLUB CITTA'

10月13日 名古屋DIAMOND HALL

10月18日 なんばHatch

10月25日 豊洲PIT

diskgarage.com


11月1日 仙台PIT


12月21日 LIQUIDROOM