筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯@江戸川区総合文化センター

Debut35th カウントダウン シリーズ『KEEP CHEEP TRICK TOUR』

1. 僕の宗教へようこそ ~Welcome to my religion~
2. 日本印度化計画
3. ムツオさん
4. 境目のない世界
5. きらめき
6. 機械
7. ディオネア・フューチャー
8. 愛のためいき
9. KEEP CHEEP TRICK
10. 宇宙の法則
11. イワンのばか
12. 君よ!俺で変われ!
13. サンフランシスコ
14. いくぢなし(ナゴムver.サイズ)

Encore
1. 7年殺し
2. 釈迦

新譜ツアーファイナルで、ホールワンマンを久しぶりに観れました。おそらく筋少で初めてのホールで昭和の時代からある地域ホールなので、その環境も懐かしく思えて90年代のホールライブ時代を思わせます。そこで演奏される最初の曲が僕の宗教だったっていうのも、タイムリープしたような不思議な感覚で精神が10代だった30年くらい前に戻った気がして、かけがえのない体験がなにより嬉しい。
ただ懐かしい曲だけでなく、復活後にも新曲を出し続けて、ライブで聴いてきた好きでいつづけてる曲も取り混ぜて駆け抜けていく。コロナ感染対策のせいでライトグッズが出たのももう2年経って定着しつつあり、ライトが点いてるか、なぜか振ってるうちに消えてしまってつけなおしたり、色を気にするのはちょっと煩雑だから、きれいだけどできれば気にならないようにライトがなくてもいいような前の状態に戻ってくれればとは思います。
ホールは椅子があって荷物を置いたり座ったりできるし、人と接触することがないのはメリット。席によっては前の人の背とかで遮られることもあるが、運が良ければ全体よく見える。
デビュー前の曲を現在にリメイクしてリリースした曲を3曲披露して、初めて聴けたのも感激でおもしろい感覚でした。演奏の超クオリティと、やはり70年代からの海外ロックに影響されてきたテクニカルでハードな、筋少サウンドの完成がそこにあると思えます。
そして外せないのがパフォーマンスと楽しいMCでほっこりトホホでニコニコな楽しさは相変わらず。デビュー前のライブハウスに出だしたころに、当時のメンバーが高校生で母校が甲子園に出るから応援に行くのでライブ出れないって言われたけど、結局負けちゃったから行かなくなって済んでライブができたというエピソード、これが甲子園行けてライブできなかったら今はないよねってオーケンとうっちーが話し合ってたのが印象的でした。
ふーみんとおいちゃんの筋少ギターズはコンビでのライブを重ねてきて、ますます二人のコンビネーションが素敵でかわいらしくカッコいい。ホールの広さを十分に利用した動きがやっぱりすごい。年にほんと片手くらいしか見れないのがもったいない。あと何回観れるんだろうと思う。1回のライブでできる曲もさすがに昔よりは減らしているけれど、それでできる限りの最高のライブを魅せてくれます。これまで積み重ねてきたものを大事にしている想いが伝わるようで、嬉しく思います。