筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

のほほん学校番外編スペシャル@ロフトプラスワン

オーケンのほほん学校番外編スペシャ中二病の神ドロシー総決起集会!!筋少ライブがもうじきだナイト!

2/1の筋少vs特撮ライブの時に、3月・4月の筋少ワンマンの発表と同時にそっと配布されてたオーケン企画ちらしで突如発表された「のほほん学校」は筋少メンバー4人全員出演!ということで、これは行くしか無いとド平日にも関わらず、しかも大雨の中で行って参りました。

まずは3月、4月のワンマンのタイトル一覧から。チケット一般発売中です。
おそらく、4本とも曲被りほとんど無いんじゃないかと思います。どれも見逃せません!


3/29 リキッドルーム
作曲家別二夜PART2 第1夜 橘高文彦本城聡章三柴理作曲ナンバー演奏!!〜カバー曲の演奏日は未定〜

3/30 リキッドルーム
作曲家別二夜PART2 第2夜 内田雄一郎大槻ケンヂ筋少作曲ナンバー演奏!!〜カバー曲の演奏日は未定〜

4/12 O-EAST
筋少2枚組ダブルジャケット 1枚目「レア過ぎ盤、、、鉄道少年の飼い犬はペテンその他」

4/13 O-EAST
筋少2枚組ダブルジャケット 2枚目「ロッキンショウJAPANフェス014ライブ盤」
13日はゲスト多数、発表は後日。

タイトルから、これは筋少ライブの最もコアなところを惜しみなく魅せてくれるであろう!と期待が高まります。
全員でのトークはあまり機会がないので、わざわざ「総決起集会」というなら、ライブにかける思いなどが聴けるのかなー?と思っていたのですが…でもオーケンのことだから、バカ話して歌うだけかなー、それでも楽しいに決まってるだろうけど。とも思っていました。
結果終わってみたら、筋少にかける思いも聴けたけど、脱力感あり、ニコニコして大爆笑して、あれ?いい話もあったのに忘れちゃった(笑)っていう、”筋少らしさ”たっぷりなトークライブでした。
また、恒例化してトークライブやって欲しいですね。ライブのMCとはまた違うリラックス感もあり、楽しさがありました。
それから、最初に言うとワンマンも全部東京での開催なので、他の地域のファンとは、毎回遠征する熱心なファンも多いけれど、それでも移動するのは容易でないので、寂しい思いをしてしまうのではと思います。そこを今後はフォローしてくれるような企画があるといいなと思いました。Ustやニコニコ等のネット生放送などでも、筋少の楽しさ、カッコ良さを知ってもらいたいと思います。

ほぼ大半がトークなので内容をちゃんと覚えていないため、印象的だった所や、感じたことを書きます。
いつもの「のほほん学校」よりも、今日は筋少メンバーだけなのでお客さんもほぼ全員筋少ファンの皆さんですね。
入場して開演前のスクリーンには、DVD化されてない「最後の聖戦」ツアー赤坂ブリッツのライブビデオが流れてたり、ドロシーのMVが流れました。その前は私は見てないけど、仮面の忍者赤影のビデオが流れてたようです。

オープニングは「サンフランシスコ」が流れてオーケンが1人で登場して挨拶します。あまり喋る機会がないメンバーから紹介しましょうということで、おいちゃんから呼び出しします。椅子に座って「最近どう?」という近況を聞くと、「雪かきで腰が痛い」という、先週FSZライブでも話してた話題で、腰がどのくらい痛いのかと聞くオーケンに、ぎっくり腰っていうほどじゃないけど、翌日起きたら起き上がれないくらいだったそうです。
今はFSZのレコーディングをしてて…という話から、オーケンにFSZの話をすると、ベースがウッチーでドラムがあじゃんで、ボーカル扇さんだからそれはボーカルかえたら筋少と同じじゃないってことで、オーケンが入りたいと言う(笑)。いや橘高さんはいないから。でもこないだVDHと対バンのとき、加奈子さんがいたから加奈子さんを入れると偽筋少っぽい絵面だなとは思ってました。

今年50歳になるおいちゃん

おいちゃんは今年とうとう50歳になるので、「次なるステージに」というとオーケンが「消費税が8%にあがるみたい(笑)」50までギター弾いてライブやってるとは、若い頃は全く考えてなかった!とおいちゃん。ノストラダムス信じてて50まで生きるとは思ってなかったっていうのは、40代後半のあるあるですね。
そりゃ、ロッカーも歳をとればお客さんも歳をとるということでオーケンが、だから僕は早く老人ホーム作りたいんですよ!と言うと拍手が起きる(笑)。
水戸さんがもう50歳になったので、50歳のロッカーはどうなのかと相談をしてるというのが、ちょっと意外でけっこう気にしてるんだなーと思った。オーケンと、俺らが若い頃は50代超えのロッカーはいなかったから、どういうものか分からないと言い合ってたけど、今はいっぱいいますよね。ローリーさん、MAGUMIさんも恭一さんも50になったし、もっと上は前の日にオーケンとふーみんと一緒にやったかまやつさんの話をして、ライブの打ち上げで1人だけスタッフつかまえて朝まで呑んでたっていう、パワーがすごいですよね。
FSZでは扇さんだけ若いので、あるとき扇さんの話してる内容が一言も分からなかった!というおいちゃんだったが…。

ドラクエで世界を救うより俺を救ってくれよ!

次にウッチーを呼び入れて、ウッチーが話出したのは、ウッチーは最近ライブとドラクエしかやってない、いつ寝てるんだっていう。最近はFSZと、サンザーユーではエディのリクエストでDuoの客席を練り歩いて歌った。オーケンはなんで見にこなかったの!というと、ヌイグルマーZの舞台挨拶に出たあと疲れて帰っちゃったそうな。
扇が話してたのはドラクエの話だよ(笑)ということで、そうだったのか!と驚くおいちゃん。今のドラクエはオンラインゲームなので、クリアというものがない。ドラクエの話をしだすと、膝をペチペチ叩いて熱弁するウッチーかわいい(笑)。「最近は釣りをしてます」「釣り???」と理解できないオーケンとおいちゃん。実は釣りはドラクエ内のイベントなんですね。チームで目標を作って世界を救うんだよ!というウッチーに、オーケンは「じゃあ俺もドラクエやりたい!ぜんぜん興味ないけど!」興味ないんかい(笑)で会場大爆笑したところ、オーケンが、世界を救えるんだったら俺を救ってくれよ!という、そりゃオーケン、ウッチーに構って欲しいだけなんですねわかります。今度、のほほん化計画番組なんかでも、体験企画でウッチーとドラクエプレイすることがあったらいいなー。
おいちゃんはドラクエやらないけど、iPhoneドラクエ1が無料でできるよーというと、オーケンガラケーだもん!とすねる。ガラパゴスおじさんで世間から取り残されてるんだよ〜と半泣きでした。
そして最後はふーみん登場。珍しくダメージジーンズ履いてる〜とびっくり。バンドの目標も決めないでなにがチームの目標だ、聞いててイライラしたわ!(笑)とツッコミしながら登場した。
ドラクエの話する?(笑)というふーみんだが、さすがに今のドラクエはやってない。昔はよくやってたんですよね。なんでやめたかというと、「俺は自分が勇者になったからなんだよ!」「?????」他メンバーみんな理解できない。「もういいよ!」自滅するふーみん。現実にメタルギターの勇者になったというニュアンスでだったんでしょうけど、伝わらなかったんですね。
本当は、あるシリーズができないうちに次のシリーズが出たから、順番にやりたいから飛ばしてやれないという性格だと、去年のドリームキャッスルウッチーのゲスト回で話してたの思い出しました。

最近は、プロデュースしてる若いバンドのレコーディングに立ち会ってて、ちょうどレコーディングが終わってっこれからミックスやら魔法かけたり(笑)する予定だそうです。「Perpetual Dreamer」の…というと、オーケンが「えっ!?なに!?ペ?」と聞き取ることができない。「すいません名前変えさせますか?(笑)」と困るふーみん。最近のバンドは読みにくいの多いよね、筋肉少女帯がいうことじゃないかもしれないけど。みたいなことも。「パペドリ」と略してるんで、という時もオーケンは「えっ?パスドリ?」と言えてない、それじゃ「パズドラ」みたいだよねということで。
その流れだったか、バンド名の話に。

筋肉少女帯」改名案

たしかオーケンが最近別のところで、ももいろクローバーがZつけてヒットしたみたいに、アルファベットをつけて改名するといいみたいな話してたと思います。筋少もそろそろ改名する?と言うが、今さら変えなくてもいいです(笑)。(昔からよくバンド名改名で爆風スランプみたいにアルファベット表記に変えるの、今でもよくありますね。最近だと宇宙戦隊NOIZがアルファベット表記になったのは知ってる)
そこでウッチーが、昔インディーズ時代にバンド名変えようと話があがったときに、オーケンが持って来た案のうちの1つが「ヘリコプターズ」だったんだよ。と言って、オーケン全く覚えてない。でもそれはちょっと辞めようとウッチーが止めたそうで、良かったですね。ヘリコプターズだと下北沢のライブハウスとかに出てそうなイメージがする。バンド名の由来とかインタビュー取材でよくあるけど、もし「ヘリコプターズ」だったらどうする?とふーみんに聞かれてオーケンが、「キャトルミューティレーションで」ふーみん「牛の血が抜かれるやつだな」「その時に上空に飛んでたのが黒いヘリコプターといわれてる」結局、筋少と言ってること変わらないんだなと感心するふーみんだった。ムー的なやつですね。
もう1つの改名案は覚えてる、「ファイヤースターター」オーケンが言うと間髪入れず「メタルかっ!!」ふーみん絶妙すぎる(笑)。ロゴをメタル風にするとそれっぽく見えそう。そこでふーみんおいちゃんウッチーが揃って「こんばんはー、ファイヤースターターです」とやる気のあまりない感じで名乗るの面白過ぎました。

筋少ライブやれんのか?!お題でトーク

じゃあスクリーン下ろして下さい、とオーケンが進行してステージにスクリーンが降りて、映像が流れだす。なんだこれは〜と思ったら。
昭和のプロレスの控え室の映像で、藤波と猪木がやりあってるという「飛龍革命」で検索すると動画がみれます。
映像が終わるころにファンタ君が出て来て、紙を持ってトークのお題を藤波風にマイクで言うという流れで、ほとんどのお客さんポカーンだと思うんですが、プロレス好きなウッチーは嬉しそうな顔してました。「やれんのかー!」ってファンタさんが言ったあとで、オーケンも藤波のマネして自分の前髪を切るしぐさして言ってた。

最初は、今度3月に作曲家別ライブをやりますが、筋少ゴーストライターはいるんですか?曲作りの話を聞かせて下さい。といったもの。
今世間で話題のゴーストライター、なぜ問題になってるかというと、歌謡曲の世界では作曲はチームでやってて、代表者が作曲者になることがわりと普通だけど、クラシックは1人で全部やるものだから、歌謡曲の手法を持って来ちゃったからじゃないの?とウッチー。エディに聞いたのかな?と思いました。
ふーみんが解説する作曲クレジットの話は、契約書というのは…と言い出して「そこから?フィーのパーセントの話?」とオーケンがつっこむ(笑)。契約書は表面に芸名とその人の本名を書くところがあって、裏面に、ただしこの人の名前を含むと書けるようになってる(※正しく覚えてないが、複数人の名前を入れられるというニュアンスだったように思います)それをちゃんと書いていれば、こういう問題にはならなかったんじゃないか?とのこと。筋少はもちろん全員、本人が作曲していてゴーストライターはいません。ということで。

各メンバーの作曲方法

各メンバーの作曲方法では、オーケンは鼻歌で作ってるけど、曲によってはベースを弾いて作ったのもあって、釈迦のベースリフと、ダメ人間のサビの部分とか作ったそう。ダーメの部分はウッチーが考えたとか。オーケンはアイデアを出して、他メンバーがアレンジして出来上がるパターンなので、作曲とはいえないんじゃないかと謙虚に言うが、ふーみんが、曲の最初のイメージを作るっていうのは一番大事な所だよとフォローしてくれました。
おいちゃんはちゃんと作ってくるよねー。とオーケン感心する。こういうの作って!と発注するとその通りに作ってくるのがおいちゃんが一番上手いと褒めると、いやぁ〜とおいちゃん照れる。「詩先」で送って採用されるのはおいちゃんが一番多いという話では、ある時オーケンからのFAXに半分絵が書いてあって、これどうしよう?と困ったそうだ。でも他のメンバーは絵なんか書いてなかったよ!という謎。
ふーみんは、雑誌「ヘドバン」のインタビューでも話に出したけど、メタルの作曲っていうのはリフが重要で、リフを出してきて、メンバーでセッションしながら曲を作り出すという形式なので、オーケンに初めて出会って、曲出しでリフを持って来たら「で、メロディは?」と言われてびっくりしたというエピソードを。
そして、ウッチーはというと、89年ぐらいに山瀬まみさんが「ロック化計画」として、デーモン閣下奥田民生さんなどに曲を依頼して作ったアルバムがあって、そこでウッチーも依頼されたんだけど、制作側はロックで元気なイメージで頼んだと思うのに、ウッチーはすごいプログレを出してきたっていう(笑)それが「恋人よ逃げよう世界は壊れたおもちゃだから!」という、その後オーケンもソロでカバーした曲でした。でもすごくいい曲だよ!とふーみん褒めてました。ウッチーの自由で好きにやるところが、筋少らしさになってるんですね。ウッチーの壮大なプログレ曲大好きです。

詩が先で作った曲は、おいちゃんが採用されることが多いので、ふーみんが作った曲は他の詩がついて出来たものがあるそうです。本当は内緒にしとく予定だったのに、オーケンが話の流れでぽろっと言ってしまったので、仕方なくふーみんが解説しました。
・「新人バンドのテーマ」の詩に、ふーみんが曲をつけたのはその後「トリフィド」になった。
・「銀輪部隊」の詩で、同じくその後「再殺部隊」になった。

他に、オーケンからふーみんに、X.Y.Z.→Aと筋少の曲で違いを意識しているのかという質問がありました。
X.Y.Z.→Aのほうがアメリカンな曲調を入れてて、筋少では入れてない、ヨーロピアン調が多いとのこと。なぜなら、筋少メンバーはジャーニー嫌い感があるから(笑)と言ってて、おいちゃんがそんな事はないけど、曲は嫌いじゃないけどPVで腕まくるのが嫌いだっていうのが不思議で可笑しかった。オーケンが、もっと腕が太かったらみんなでまくって歌ってたかもしれないという。
ウッチーはほんとに嫌いそう。オーケンの歌詞がはまるかどうかと、二井原さんとオーケンの声の違いもあるんでしょうね。

レア曲を聴いてみよう!

次のテーマは「レア曲覚えてるんですか?」という話。ライブでまだやったこと無い曲を、今度4月のライブでやろうということなので。でも覚えてる?筋少の曲って普段聴いたりする?俺は聴かないねみたいな感じでオーケンがふると、おいちゃんとふーみんは「必要があれば」ということで、ライブでやるなら聴きなおすということでしょう。曲はファンのほうがよく覚えてそうです。
そもそも、なぜライブでやらない曲が出るのかというと、アルバムを出してからのツアーで全曲やるかというと、なかなかそうもいかなくて、なぜなら新曲が多いと盛り上がるか心配だから、やらない曲も出てしまうとのこと。
ライブでやったことない曲はなんでしょう?とオーケンが1人づつメンバーに答えさせる。
おいちゃん「ペテン!」うっちー「鉄道少年の憩」ふーみん「サンフランシスコ10イヤーズアフター」そうですね。他にもいくつかありますが、オーケンが「悲しくてごめんなさい」「妄想の男」など言うと、それはやったことあるー。と言われてびっくりする。「妄想の男」はFSZの最初のライブで扇さんが歌ったって話をおいちゃんがしました。
4/12のタイトルにもなってる「飼い犬が手を噛むので」の話は出なかった。忘れたかな?あと、ライブでやってない曲というと「体育祭」「お散歩モコちゃん」があったと思います。
じゃあ、覚えてるか今ここで聞いてみましょう。ということで「ペテン」と「鉄道少年の憩」をかけてみんなで聴きました。ペテンは語りが多いのでオーケンが難しそう。合唱するパートがあるので、ここはお客さんが歌うんだよ!と言われました。「鉄道少年」は、オーケンがふーみんの曲かと思ってたら実はウッチーの曲です。
曲がかかりだすと、ふーみんすかさず両手でメロイックサイン!おいちゃんはヘドバンして爆笑する。かわいい〜。
もろレインボーだね、Kill The Kingだね(笑)というオーケンに、ふーみんは「俺はこんな曲作れない(笑)」こんな丸出しは恥ずかしい(笑)。でもかっこいい曲。ギターソロ聴いて、いいじゃない!と自分で感心してました。
この曲に歌詞を鉄ちゃん鉄ちゃん、ってのせるのは、今は珍しくないけど、当時はメタルの曲調でこういう歌詞は珍しかったよねっていう話に。そこでオーケンが、もし俺が80年代にジャパメタバンドに入ってたらメタル界は変わってたと思うよ〜。新宿の地下で偉そうに言うけど。フフンという顔で言うと、ふーみんが「だから俺は筋少に入ったんだよ!」と返して、おお〜!と感心の声と拍手がファンからあがりました。メタルとアングラの融合が、その後の筋少の他にはない独自のロックになったんだなーと思います。

トークのお題は他に「ゲストに呼びたい人は、予算とか考えないでいくらでも」ということで、おいちゃんはやっぱり東ちづるさん(笑)。ウッチーはドラクエにからめてと考えたけど思いつかない。ふーみんは上戸彩さんだったかな?ウッチーに、ドラクエだったら堀井雄二さん?と言ってた(ドラクエシリーズ生みの親)
オーケンは、ビヨンセのライブ映像見たことある?(みんな見てない)すごいよ!って言って、ビヨンセが呼びたいそうです。

筋少の思い出(休止前)

休止前、マネージャー伊藤さんの話。これはわりと私は初耳だったので面白かったです。細くて背が高くてシュッとした感じの方でした。何故かフィリピン?(バリだったかな?)仕事でキャバクラに言ったら伊藤さんがモテモテで、ふんぞりかえってホステスを抱いてて、何故好きなのかと聞くと「ヒーイズジーザス!」って答えたという(笑)。キリストっぽい風貌だったからとか。
また、別の当時のマネージャーマヒトさん(これはよくオーケンの話に出る方ですね)とおいちゃんが遊びで曲を作ってて、事務所の車が黒いセンティアだったから、♪インタネット、黒いセンティア〜と出だしで、その後の歌詞が世界中の女を抱いてやる〜みたいなのだったかな?
雑誌「PLUM」が昔あって、毎号載ってたんだけど、橘高君が来なくてしかも表紙だったので、集合写真にいない人みたいな扱いになってたという話、ふーみん立って「ごめん!」と律儀に謝る。そんな今さら謝らなくてもいいですよー。もし若い衆が(プロデュースの若手バンド)こんな事やったら、そこに座れ!って説教してたね(笑)という厳しい今のふーみん。当時にタイムトラベルして、若いふーみんに怒る今のふーみんを想像しました。

筋少の思い出(復活後)

復活してからもう8年目になりますが、何か印象に残ってる出来事は?とオーケンが聞くも、3人とも黙り込んでしまう。「待ちますよ!ええ待ちますとも!」「…」なかなか出てこない(笑)。ぼんやりしてるんだよねとふーみんとおいちゃんが言う。ウッチーが重い口を開いて、休止してから復活するまでの8年ぐらいの間があいてたんだけど、あわせてみたらそんなに開いてたことも感じさせないくらい、続けてやってたんじゃないかぐらいの感覚があって、ずっと変わってないから、前か後かの記憶もごっちゃになってるし覚えてないんだね、という内容のことを話してました。今の筋少がとてもいい感じで進んでるからだろうなと思いました。
苦しかったライブは、最初のOTODAMAが出演時間が午後2時で、9月のまだ残暑厳しい時期だったので、熱過ぎて死ぬかと思った。ふーみんは体温調整がきかなくなって、寒い寒いと震えてしまった。
それと復活後初めてやった名古屋クラブクアトロ、空調が壊れてしまい、ステージ上の真ん中から見ても端が水蒸気で見えず、酸欠になって死にそうになった。ウッチーは寝ながら弾き出すから何かと思ったら「下には酸素がある」と言ったことと、エディは「俺が酸素全部すってごめん!」と謝ったっていうのがエディらしいですね(笑)。
その苦しかったライブを乗り越えたからこそ、鍛えられたんだとふーみんが振り返ってました。今後夏フェスは午後2時台まではNGだそうで、必ず夕方からになるようです。

ニューアルバムの予定は?

トーク題の最後に、今後の予定について。オリジナルアルバムも出したいと意欲を見せてくれました!でも、次にまた「四半世紀2」だったりして(笑)でも、セルフカバーよかったから第二弾も出してもいいと思うとふーみんが話すと、拍手があがりました。
ぜひオリジナルアルバムも、年内には何かしら、見通しがたつといいなーと思います。復活してもう8年目で、休止してた期間よりも長くなったし、デビューしてから休止までの期間を超えるのも、もうすぐですね。
オーケンが、俺が歌わないで3人が歌う曲とか、航海の日みたいな歌無し曲がいっぱい入ったアルバムでと言ったけど、それはだめです!(笑)。オーケンもいっぱい歌って、メンバーそれぞれ歌う曲もあって、インスト曲もあるアルバムがいいです。

ライブの告知がいつも紙一枚な筋少ですが、アイドルだとスクリーンにバーンと出て、メンバーは知らされてなくて驚くっていうパターン、昔からプロレスでもよくある手法だそうです。こないだ行ったベビメタちゃんの武道館でも、次は世界進出というのもメンバー自身は知らなかったそうで。知らされずいきなり世界に連れてかれちゃうのって「電波少年」みたいだなとふーみん、懐かしい(笑)。筋少もこういうのやりたい!とオーケンがいうと、おいちゃんが「えっヒッチハイク?(笑)」ふーみんも「乗せてくれないかもしれないよな」「広げるのはそっちじゃないよ!」オーケンがつっこむ。ヒッチハイクじゃなくてスクリーンにバーンでサプライズですよね。一度は見てみたいです!
あと、この時かもっと後か忘れましたが、これからの筋少についてオーケンが、さっきファンの方に"アンチエイジング鬱"みたいな内容の本をもらって読んで、それは老化に逆らわないほうがいいっていう内容で、あっ24歳ね(笑)とふーみんを見て言った。

昔の映像を見よう

順番忘れたけど、たしかここら辺でおいちゃんが持って来た昔の筋少のTV出演映像を見てみましょうのコーナーでした。
当時チェッカーズ高杢さんと女子アナかな?が司会の深夜番組らしく、「月光蟲」リリース当時で「筋少にはこんなに動物の名前の歌がある」とフリップ出して紹介されて、どうでもいいよ(笑)ってオーケンが思ったところ。
あと、「これでいいのだ」の曲を89年の渋谷公会堂の映像など当時のライブ映像にあわせてたもの。これは橘高さんによると、宣材としてレコード会社が作ったものでは?とのこと。89年だとみんな動きが活発で、ふーみんが「若いからみんなよく動くんだよ!内田が回ってる!」って感心してた。また回ってくれよとウッチーにリクエストしてました(笑)。

復活後の映像をふーみんから。ふーみん側のステージ袖で撮ってる沼澤さんの秘蔵映像ですね。OTODAMAの2008年でトリになったとき、オーケンが歌い出した探偵ナイトスクープのテーマを観客が大合唱するところと、2012年のOTODAMAでオーケンが倒れて運ばれるコントの映像。これはOTODAMAが9月で、その前8月にWOWOWで放送されたオーケンが歌い終わりに倒れて、後で出て来る流れなんだけど、放送では倒れたところで終わってるので、見てる人ビックリしたんじゃないかと。実はそこまで放送予定じゃなかったのに、WOWOW側が気を利かせて延長してくれたそうです。でも小芝居がゆるくて、運ぶマネージャーながいさんはニコニコしてるし、長谷川さんは後ろで爆笑しているので、OTODAMAではその反省を含めて再チャレンジしたそうです。ながいさん出て来るのが早い(笑)でも真剣に演技してて、ながいさん偉い!とふーみんがステージ下にいるながいさんに向かって褒めてました。

中間で休憩があって、その間はスタッフの小芝居を見たあとはメンバーの小芝居をということで、舞台「アウェーインザライフ」にゲスト出演して小芝居をしたメンバーの貴重な映像を見ました。これはDVD化が不可でなかなか見れないので貴重ですねー。
休憩後にふーみんが、この映像は東京で、大阪公演に出たときは階段から転んでしまったと思い出話してくれました。

アコースティックライブ

休憩の後は、まずふーみんとおいちゃんが登場して、定位置についてギターを持って、ふーみんがこの曲はどっちのパートも歌ったことあるのは俺だけだな。と言って「青ヒゲの兄弟の店」をおいちゃんと二人で歌いました。終わりのほうで、おいちゃんがマイクから離れて首をそらせるようにしてコーラスしてたのがカッコ良かった!

次にウッチーが加わって「蓮華畑」先日、サンダーユーで歌いまくったウッチー、自分で歌ってるときは気持ちいいんだけど、録音したのを帰って聴くとげんなりするそうな(笑)。いや、ウッチーの歌声は低い声で色気があって大好きです!ふーみんもサンダーユーの内田ボーカルが見たかったと言ってました。


そして最後にオーケンが加わって、「中2病の神ドロシー」始めようとしたときに、ふーみんがとちって「ごめん!」って止めて、やり直そうしたら今度はおいちゃんが「ごめん〜!」と止めちゃうので、こういうシチュでオチをつけたくなっちゃうふーみんが、次はわざと内田が止めたりしないよね、やるのやらないのか決めて!って確認する(笑)。
それでやっと始めたドロシーで、中間の間奏でウッチーのコーラスがいつもと違う感じでおどけてて可笑しかった。珍しかったー。

最後の最後に衝撃が!

これでのほほん学校おしまいの挨拶かと思わせといて、椅子から立ち上がった4人が帰ると思ったらマイクを伸ばし出した。ウッチーがズボンのポケットをゴソゴソして取り出したのが白いゴムひも??
そしたら4人とも手にゴムひもを持ってる。ん???スタンドマイク、ゴムひも。あー、それはまさか!(笑)
これで終わりかと思ったら、まだやるぜー!みたいな感じにオーケンかおいちゃんが言って、カラオケ始まった!
そこから観客が騒然として(笑)、何がなにやら衝撃と笑いすぎて訳判らない〜。後で思い出していうなら、まずフォーリーブスが古いので若いファンは分からないんじゃないかっていうのと(笑)、同世代メンバーが共通体験のネタで喜んでるっていのと、これを練習したのかーっていうのと、いつもライブでは4人全員一度に視界に入ることがあまりないので、歌い踊ってる4人が視界に入ってるのが面白過ぎる。しかも4人4様で揃ってなくて、オーケンが一番踊れてなくてゴムにからまってアワアワしてる。ライブではすごい演奏をする4人なのに、お笑いグループじゃないんです(笑)。
こうして脱力感あるオチを最後に入れてくるのが、筋少らしさだなーと思いました。後で一緒に見てた仲間から、ブルドッグはおいちゃんが去年のドリキャスのあとで呟いてたよねと思い出したので、そういえば!と思って探して証拠ひっぱってきた。
たしかに去年のふーみんドリキャスでおいちゃんとピンクレディーやったあとで、おいちゃんが喜んで後日のライブでオーケンにも「今の筋少に足りないのはこれだよ!」って言ってたので、おいちゃんがいいだしっぺなのかな?

筋少ブログ 「待ち受けにしないでね

この時のおいちゃんは、FSZメンバーでカラオケやりたいっていう扇さんとのやりとりでの流れだったんだけど、筋少4人で披露してくれるとは思わなかったから、楽しかったー!ありがとう!
フォーリーブスはぜひ今年中にもう一度見たいですね!(笑)。オフィシャルブログにオーケンが写真を載せてくれましたが、ライブでも今回見れなかったファンにぜひ見てもらいたいですー。