筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯vs特撮@赤坂BLITZ

去年末に、2月からの特撮ツアーが発表されたあとに、ツアー前に筋少との対バンが決まって、ファンからどよめきが起きました。ついにこの日がやってきました。
オーケンが現在やっているメインのバンド2つを同日にやるということで、今までにはありえない組み合わせです。ファンじゃない人へどう「ありえなかった」のか説明するのに、他で例えるならなんだろう?と筋少の時にふと思ったんが、「黒夢vsSADS」が一番分かりやすいかな。若い頃からやってたバンドが休止して、その次に別のバンドを立ち上げて、どっちも復活したということで。
筋少が1999年に活動停止して、2000年に結成したのが特撮です。結成のいきさつについて、この日は全く触れられなかったのですが、もう言うこともないほど安定して両バンドが同時に継続しているからだと思います。
なのでざっくり説明すると、筋少が99年に活動停止する直前、当時オーケンが内田さんを残してメンバーチェンジをしようとしたのが始まりです。様々な事情があって、オーケン筋少を辞める形になり、新バンド(当時は「パンクチーム」というユニットとして)始めることになりました。つまりメンバーチェンジした筋少になるはずだったのが、新バンドとなった「特撮」です。
内田さんも当初は参加していましたが、最初のアルバム発売後に離脱して、その後はバンド形態になりベースはサポートメンバーで続いています。
2006年にオーケンと橘高さんを再加入させる形で筋少が復活して、特撮ではメンバーの三柴さんをサポートに迎え入れます。事実上特撮の活動が休止しました。オーケン筋少の活動の合間に特撮曲をソロユニットとしてライブを行ったり、NARASAKIさんがアニメソングの制作をする中で「大槻ケンヂと絶望少女達」ユニットで曲を作り、特撮曲をカバーしていました。
2011年に特撮の活動が再開して、その後ライブ、オリジナルアルバムリリースを行い、両バンド平行して活動を続けています。
筋少の活動停止がなかったら、特撮は生まれていなかったし、筋少も無くなっていたかもしれません。

現在に至るまで、様々な方面から年齢層が幅広いファンが集まってきています。私のように筋少時代からのファンもいれば、特撮時代からのファンもいるし、両方復活後にアニソンがきっかけで入った若い世代のファンも多いです。また、バンドメンバーは多方面で活躍しているので、メンバーの別の活動からの繋がりで入ってきたファンもいます。どちらかのバンドを見た事が無いという人も、今日はどちらも観ることができる特別なライブになりました。

私の場合は、特撮が始動した当初は活動を追っていなくて、内田さんが辞めたあとから少しづつ行きだして、本格的には筋少の復活後からの「後追い」です。なので、リアルタイムで追って来た筋少と、後追いの特撮とで、ファンとしての感覚の違いもあって、似て異なるバンドでも面白いところです。でもそこまで拘って考えなくても、ボーカルと作詞が同じ人の2バンドどちらも楽しめます。

ロッキンオンのライブレポート
2014.02.01 特撮×筋肉少女帯 @ 赤坂BLITZ

ナタリー
筋少×特撮“2人の楽屋はどっちだ”対バン、盛況のうちに幕

OK Music
『筋肉少女帯 vs 特撮』2014年02月01日@赤坂BLITZ 

さてこの日は、ほぼ完売で2F立ち見まで満杯でした。入るとステージ上のセットは特撮からです。エディの鍵盤セットが下手側前方に、向かって斜めに置かれています。

【特撮】

大槻ケンヂ三柴理NARASAKI・ARIMATSU・RIKIJI(サポート)
入場BGMが無くぬるっと始まるイメージでしたが、この日はBGMありました(曲名わからず)オーケンは丸眼鏡です。逆にエディは眼鏡が多いイメージだけど眼鏡かけてませんでした。ナッキーはテンガロンハットに厚いジャケット羽織ってる。ステージの上手袖に橘高さんのマーシャルの壁が待機しているので、なんだかナッキーの背景にも見えてきて面白い。
新曲「シネマタイズ(映画化)」から、この日がライブ初披露ですね!サビの高揚感が素晴らしい。これが聴きたくて来たーって感じで嬉しい。特撮ライブを見るのが自分は久々なので、これが聴きたくて来たんだよ!っていう曲がこれでもかと続いたので、ワンマンもとても楽しみです。
オーケンは、意識して筋少と特撮での見せ方を変えてる気がします。立つ姿勢とかMCの話し方も。
「特撮は、シンプルでソリッド。筋少との違いは、MCが無いことです」そう言って、「N・U・I・G!」「U・L・U・MAR!」かけ声から次の曲が始まります。「戦え!ヌイグルマー」原曲タイトルで、今は映画化された「ヌイグルマーZ」映画でしょこたんが歌った曲です。
エディも大きな体を大きく揺らして鍵盤を弾いて叫びます。RIKIJIさんはマイクがドラムセットの左側で、腰を低く落としてコーラスしつつ、ときに前に出て来てニコニコ笑顔でエディの隣で弾きます。
本日はタイトルには正式に書いてないものの、オーケンが前からブログやトークなどで、もし筋少と特撮が対バンしたら、エディと俺の楽屋はどっちなんだろうってネタにしてたので、それが現実になったということで、まさにオーケンが最初のMCで「オーケン・エディの楽屋はどっちだ!」と裏タイトルみたいに言ってました(笑)。

ナッキーが使ってたギター、ちゃんと覚えてないけどジャクソンの黒の片はねVと、ジャクソン黒のもう1本。ふーみんとVギター同士で並ぶ図も見たかったなー。
カッティングしてゴリゴリの音に興奮スイッチが入ります!「オム・ライズ」はキラーチューンのいわゆる暴れ曲、全力で頭降って腕をあげるしかありません。続けて「バーバレラ」これも聴きたかったから嬉しい。ナッキーの甘いボイスが魅力的♡
メンバー紹介ここでだったか忘れたけど、オーケンナッキーを紹介するとき「何も喋らないと思うけど」と言って、ナッキー黙って軽く頷いてた。ナッキーは厚手のニットジャケットみたいなのを着てて暑そうだけど、オーケンが「ナッキーは汗かくと”やってる気になるから”」と説明してて、厚着でいいのだそう。
RIKIJIさんとアーリーは入れ墨組で、あと3人は柔肌組って言ってたのが可笑しかった(笑)。
アルバム「パナギアの恩恵」ツアーぶりに聴いた「くちびるはUFO」オーケンがタイトルコールするときに「くちびるからUFO」って間違えてたが、それじゃ”くちびるから媚薬”みたいですね。(工藤静香
当時のツアーでもオーケンが歌詞がSMだと言ってたので、もうそれしか考えられず(笑)。問題の”ここほれワン”に入る前に、俺たちとオーディエンスが受けと攻めで〜とか言ってた。

ノンストップでいくぜー!とオーケンが序盤で言ってたわりには、やっぱりMCがあって、エディとオーケンのトークタイムになってた(笑)。今日の主役ともいえるエディとオーケンオーケンは一番気になってるのはギャラが2倍になってるかどうかだよ!と言うところがめつい。エディは「お弁当が4つ食べれるんだよー!」そこか!(笑)人間は1人だからお弁当は1人分でいいのでは、と思うけどエディにはお弁当いつも4つにしてあげてください(笑)。
オーケンは、そんなに食べれないよぉ〜。とそりゃ当然。エディが、それじゃしおれたおじいさんだよー!って言う。オーケン開き直って「そうだよしおれたおじいさんだよー。ここでは張り切ってるけど!」みたいな感じの会話。エディが言うところでは、ギャラは本当に2倍なので衣装を新調したんだけど、リハで使い切っちゃったとか言ってた。それは汗かいちゃったからってことなのかな?
オーケンは、ギャラが2倍かはハッキリ分からないけど、2倍でたら眼鏡を新しく買いたいとかいって、今かけてるのはひばりが丘で買った(のほほん化計画のロケでカズヤさんと買ったやつですね)丸めがね。それを見たエディが「なんで最近、滝廉太郎みたいな眼鏡かけてんの?」と言うとオーケン「僕、目が細いから、丸めがねをかけると道路標識みたいで〜」それもよく分からない(笑)。
RIKIJIさんはツナギの上半身を脱いで腰にまいて、背中まで入れ墨を披露してた!「また入れ墨増やしたの?」ってオーケンに言われると、アーリーと一緒に入れ墨増やしにいったそうで、仲良しですね!オーケンは、スーパー銭湯に入れない組じゃんと言いつつも羨ましそうで、エディに俺たちもなんか入れようよーと言ってた。でもエディがタトゥー入れたら本当に迫力ありすぎて怖いと思う(笑)。タトゥー組二人は小柄で細マッチョイケメンだからオシャレだけども。

後半は暗黒の重たいドロドロっとしたサウンドの「殺神」では、内に秘めるようにトーンが少し落ち着く。次にナッキーが弾くザクザクしたイントロでうおおおー!と歓声があがる「5年後の世界」腹の底から絞るようにかけ声を出して、腕をあげる。叫びが一体となると胸が熱くなるようでぐっときて涙腺ゆるむ。そこからの「林檎もぎれビーム!」ときたらもう最高でしょ。やってくれた!って感じ。全速力で走ってて、スポーツやらないけどサッカーやバスケみたいに走ってチームで勝利するみたいな感覚で。決めの「あいつらにだー!!!」を叫ぶのがすごいカタルシスです。

この後MCだったのか、最後の曲前だったのか忘れたけど、オーケンとエディのトークコーナーふたたび。この後筋少があるんだけど、日本の米とかやるかな?という話から、オーケン痛風だから「納豆」は今は食べてなくて、焼きたらこが好きなんだよー。(※実は痛風に良くないと言われてるプリン体の量は納豆もたらこもあまり変わらない)エディは卵かけごはん推しで、オーケンが話し続けるところ「卵かけごはん!」って連続して言っててかわいい(笑)。そうこうしてるとアーリーがしびれきらして叩き出すからねってオーケンが前フリしてからの、話を続けて「僕はでんぶが好き〜」と言うとオーディエンスは╲えーっ!/でんぶの甘さはご飯にあわないから苦手って意見だと思う。そこで「どーでもいいー!」ドダダダとアーリーが叩き出すというナイスタイミング(笑)。

「綿いっぱいの愛を」ではナッキーのひとこと「最後まで楽しんでってー!」かわいい!アイドル!天使!
これからツアーに出るのでそちらもよろしくお願いしますと挨拶して、特撮最後の曲は、締めにふさわしい「じゃあな」で、オーケンが後半のゆあゆよん〜のパートに入る前に、知ってても知らなくても一緒に歌ってくれ〜みたいに声かけてから、手の平を出してふってみんなで「ゆあゆよーん〜」を歌いました。じゃあー、な〜!と手を振り、温かく柔らかい感じの空気につつまれて終わりました。



シネマタイズ(映画化)
ヌイグルマー
オム・ライズ
バーバレラ
くちびるはUFO
殺神
5年後の世界
林檎もぎれビーム!
綿いっぱいの愛を
じゃあな


筋肉少女帯

大槻ケンヂ内田雄一郎本城聡章橘高文彦三柴理(サポート)※本日のサポートドラムは長谷川浩二さんです。
大掛かりなセットチェンジがあって、エディのセットは下手側奥に、アーリーのセットは平置きだったのですが、長谷川さんのドラムセットは台に上がって高く要塞のようになってます。

入場SEは聖地エルサレム。KISSの雷神だとテンション上がって拍手が起きるところですが、どっしりと風格ただよって、登場をワクワクしつつじっと待つような気持ちになります。

長谷川さん今年の筋少一発目、よろしくお願いします!オープニングは地響きのようなドラムから「サンフランシスコ」!筋少は初期曲からですね。オーケンは着替えてきて筋少メイクになりました。同じボーカルでもメンバーと曲が変わると印象もがらっと変わりますね。ツインギターとベースがステージを動き回り、80年代的なショウの華やかさがあるなぁと思います。
最初のMC、オーケンが再び出て来て疲れてるかと思うでしょう?疲れてないもんねぇ〜!という感じの、イキがってるような言い方する。踊れちゃうよーと言って、”ごめんなさーい♪”とE-GirlsEXILEのとこの女子グループ)のダンスとか(ただ手を合わせてるだけだが)、EXILEを気取ってシュバシュバっと腕と足でキレのある動き?を見せる。ここの辺りは新しめの話題だったのに、突如「金やんダンス」って古過ぎる話題を出す。「アストロ球団」ね。ウッチーが「ああ、あれか!」とオーケンに向かって反応する、中学男子の休憩時間状態に。ふーみんがいつ”ロックの話しろ”で止めるかと思ったがふーみん声かけず。でもいつ入ろうかとタイミング伺ってたに違いない(笑)
金やんダンスって知ってる?とオーディエンスに問いかけるも知らな〜い。では他にオーケンに踊って欲しいダンスはあるのか?と問いかけるも、いきなり言われてもとシーンとする会場に「葬式か!」と半キレ(笑)。そりゃ高度なふりってもんです。そのあともう一度どんなダンスをして欲しいかと問うと╲ももクロ〜!/などたくさん声がかかる中で「あっ疲れた!」ここでガクっと来るオーケン。長谷川さんに「ギターボーカルやってください」と無茶ぶりして長谷川さん困って笑う。
ダンスといえば、次はメンバーがダンスやラップを見せちゃうよみたいな感じの話をして、「ワインライダー・フォーエバー」に。エディに注目!弾いてないときにE-Girlsばり?(笑)のキャピキャピしたノリで踊ってたー!
セリフ部分に入るときに、オーケンが「ウッチー!ふーみんー!」とメンバーの名前を言うのだけど、今回はおいちゃん、じゃなくて「本城さん!ヒョウ柄だ!」って言ってた(笑)前回に続き今日もヒョウ柄シャツで、2曲目にしてジャケット脱いでました。

続いては「これでいいのだ」これも前回無かった定番曲、タオルまわしということでオーケンが後半の回す部分に入る前に、筋少でも特撮タオルでもいいから持ってる人は回してと言って、ついでにサカナクションでもとか知ってる最近の人気バンド名を出したり。BABYMETALでもいいから!と言ったあと、前回の対バンではライブ始まったら会場がBABYMETALタオルばっかりでどうしようかと思った。なんて事も言ってたと思います。でも筋少ライブの時も盛り上がってくれて嬉しかったと後で言ってました。

この曲が終わった後かな?気がついたらエディが鍵盤ブース下の休憩パイプ椅子に座ってて、体斜めにしてもたれかかってぐったりしてる。「エディ!大丈夫!?大丈夫!?」オーケンがエディに向かって心配して声かけてたけど、これもワザと大げさにやってるのでだいじょうぶ(笑)。こういうちょっとした所でも、メンバー同士の仲良しと信頼関係と、お客さんを笑わせようというサービス精神があるのだなぁと思います。
MCでは、「エディとオーケンの楽屋はどっちだ!結局どっちだったの?」という話題に。エディは特撮だよと。「行ったり来たりしてたよね」ふーみんが言う。特撮と筋少の楽屋ちゃんと別れてたんですね。てっきりひとまとめにされて禁煙・喫煙だけだと思ってた。話し振りによると、特撮・筋少で別れてて、さらに禁煙・喫煙でも別れてたのかな。ウッチーが、エディがいなくなると楽屋が静かになるんだとかで、エディは大きな声で喋ってるんだろうな。ウッチー「ゆっくり寝れる」という(笑)。寝てたんですね。さらに喫煙楽屋なので「すぱー」とタバコすう仕草もしてて可愛い!
オーケンはというと、「特撮にいたよ」なんで?「筋少はシャブやってるから」(笑)「むこうはスミ入れててな」ふーみんと話合って、オーケンすぐさま「嘘です!こういう事言うと、真に受けて(ナタリーとかに)書かれるからやめよう!」冗談はほどほどに。「そんな根性ねーよ」とふーみん、でもスミは根性で入れる。オーケンがアーリーとRIKIJIさんの入れ墨お揃いを「俺たちもなんかお揃いで入れようよ〜」とうらやましがって話しだすと、おいちゃんがそれを見てシャツの腕まくって二の腕見せてたの可愛い(今日のおいちゃんかわいいハイライト)
ふーみんが「バンド名彫れよ!『たい』の字間違えて(笑)」と言うと、やってるバンド名全部入れるのって話になる。(ウッチーが自分のバンド名全部入れると一杯あって大変だなと思って聞いてた)
空手バカボンって入れるの?」と言うと「空手バカボン(笑)」ふーみんが笑うと「あっバカにしたな!」「ごめんごめん。空手バカボーン!(笑)」「ディスったな!ケラさんに言いつけて、次のナイロン100℃の舞台の主役にしてやる!」オーケンが先輩(ケラさん)の力を使って対抗すると、ふーみんも「ああいいよ!マーシャルの壁持ち込んでやる!」子供のケンカ状態に(笑)。オーケン緒川たまきさん(ケラさんの奥さん)のマネしだして「マーシャルはもっていきますか?(持つ仕草しながら上品おっとり口調で)」とか、みのすけさんのマネまでしだすと、おいちゃんがバカ受けして腹かかえて笑ってる。「マーシャル持っていきますか?って言いそう(笑)」身内ネタトークになってます。
そんなおいちゃんは、禁煙楽屋にメンバー1人でゆったりくつろいでたそうで、オーケンがおいちゃん吸わなくなったもんねという感じで話しかける。オーケンはもともと吸わないので禁煙楽屋だが、今日は特撮のほうに行ってたのでおいちゃん1人。「分かったことがある。オーケンがいないと楽屋が散らかってなかったよ」ニコニコして言うと「おいちゃんにもディスられたあぁー!」オーケン半泣きでがっかり(笑)

散らかってなくて広々楽屋でおいちゃんご機嫌でした(笑)
ギャラは2倍なの?っていう話もここで出してたかな?オーケンが、ギャラの取り分とかパーセンテージとか橘高くん得意でしょ?とかふって、ふーみん苦笑い。
さっきは疲れてないとか言ってたけど嘘ついてました!疲れました!俺はもうだめだぁ〜エディと休むよというていで、エディにもたれかかるようにして、オーケンと退場していきました。その展開ですか(笑)
見送ったウッチーが、今の茶番よかったよねっていう感じで、何かに似てる?最近コロッケを見に行ったらしいよということで、その影響でオーケンが喜劇役者の顔してるように見えたのかもしれません。

4人が残りました。疲れた二人を元気づけるような曲をやったら戻って来るんじゃないのかい?というウッチーのトーク主導で3人が顔見合わせながら、これはあまりないという珍しい曲を3人で歌いますと。ふーみんが後ろ向いて「コージーも心で歌ってね!」長谷川さんに声かけて、筋少見せてやる!って気合い入れる。
3人揃えて「じゃあいくぞー、せーの、知らないのかー!」
ズコー(笑)。日本の、╲米ー!/もはや定番化しつつあるオーケン抜き「日本の米」でした。
特撮と筋少の違いというと、この脱力感とナンセンスさかなぁと思います。熱血でゴーッと駆け抜けるのが特撮のイメージで、筋少は激しいんだけども、のほほん脱力感のテンポとの緩急があるなと思いました。
最後は3人が定位置に戻って「き・み・は!」と揃えて曲締めに。ウッチーが「そろそろもどってきてもいいんじゃないのー!」と言うと、エディがガツガツと前のめりで早歩きで戻って来て、自分のブースに戻る前にふーみんから握手。ウッチー、おいちゃんとも爽やか笑顔で握手をかわしました(笑)。
オーケンまだ戻ってこない。するとウッチーが「ベースなんて弾いてられるかぁー!」出たー!お決まりセリフでベースを置いて、オーケンの代わりにセンターだとスタンドマイクをスタッフから受け取って前に出ます。
おいちゃんが黒レスポールに換えたら曲はもちろん「モコモコボンボン」ふーみんとウッチーが曲に合わせて横に揺れてたり、ウッチーが大げさに手を叩いてふーみんと顔見合わせたりしてるのが、オジーのマネっぽい!キツネじゃなくてメロイックサインを両手で出すのも増えてました。おいちゃんギターが際立っててかっこいい大人セクシーだなぁと。間奏ではウッチーがおいちゃん側に寄って来て背中合わせでくっついてたのも素敵でした。

曲が終わってウッチーが定位置に戻り、次の曲へと入るところでふーみんの音から「トゥルーロマンス」イントロです!オーケンが杖を掲げながら堂々と戻って来て、まさにあの男が帰って来たぜ〜ということで。
曲が終わってからオーケンが、「ラウパかフジロックに出たら3人で『日本の米』やってほしいね!」オーケンが退場するくだりもやるからって言って、「あいむたいやーど、おーまいが〜!」そこは英語になるんだ(笑)海外からのバンドとお客さんも外国人が多いからね。やって欲しいなー(笑)。日本の米でまたモッシュダイブ起きるの想像した。
特撮はこれからツアーですが、筋少も前回告知があったように3月、4月とライブが決まってます。まだ詳細が決まっていなかったけれど、今日は詳細を発表します!ということで期待のどよめきが起こります。前までは告知が紙ペラ1枚だったけど、今日はスクリーンをここに用意しましたー!ってオーケンが言ってステージの上のほうを見て、ふーみんもおなじところ見てるからスクリーンが下がって来るのかなぁ〜?と思って見てたら、下手側からいつものスタッフが腰落として小走りでやってくる。なんだぁー!(笑)そういうフェイクネタだったんだ。というわけで、やっぱり筋少の告知は紙ペラ1枚。後ろに透けて見えないように黒テープが貼ってある。「見えねーだろ〜へへん」みたいに言って、持ちながら体を回転させて2周くらい回ってた。それは見える。
で、詳細説明をオーケンがさっと話しました。2012年の秋にやった「作曲者別」縛りを3月の2daysで、今度は組み合わせをおいちゃん・ふーみん、ウッチー・オーケンと変えて、1日目はエディ曲も入れてということです!カバー曲もどっちかの日でやるそうで、今度もまた2日間約40曲被りなしにチャレンジするんですねー!これはぜひとも2日間行きたいです。
4月の2daysの詳細は、また次の機会に〜ということでした。後で帰りにチラシを貰ったら、2/23の夕方にサイトで発表されるそうです。期待してます!

もう一度メンバー紹介を一人一人やって、おいちゃんを紹介するときにオーケンが、今度おいちゃん頑張ってるなっていう映像を作成したい、それで最後のほうに青汁の宣伝が入るの。っていう事言ってた(笑)最近の通販番組って、ドキュメンタリー番組風に見せかけて実は通販だったっていう作りよく見るよねー。筋少メンバーでそれを作って売ってください、アラフィフハーロドックバンド頑張ってますみたいなの(笑)。

「釈迦」でおいちゃんが派手に水まいて、ふーみんがピックまきます。節分も近いし豆の代わりにピックで景気いい感じだなぁーと思いました(笑)。取れた人は今年いいことあります!私は今年まだ全然取れてません(泣)おいちゃんのピックは2階席まで飛んだそうです!

続いて「心の折れたエンジェル」ちょっと久々の今年初で嬉しいー!ボリュームがあって派手でカルトで、ハードかつアバンギャルドポップなのが、おいちゃんの筋少曲らしいなと思うところです。
最後は「イワンのばか」安心と信頼の長谷川ツーバスドラムですね!オープニングのギター2人の息ぴったりのユニゾンと、揃って前に出て来るところに胸が熱くなります。オーケンとエディはフルステージ完走でがんばりました。アイドルとの対バンみたいにアウェイで異色対決な感じはないけれど、異なる魅力の2バンドの競演でどちらも素晴らしかったです。曲が終わるところでオーケンが、特撮メンバーをステージに呼んで、「おじさんと握手するのやだから、みんなで手繋ぐのとか無しだからね!」と念を押す(笑)。特撮代表でナッキーからとオーケンがふって、ありがとうと感謝の言葉を言ってくれました。「今日、一番の功労者エディからひとこと!」とオーケンが言うのを聞き違えて「えっ高齢者?」違う、功労者。一番上だっけ?とオーケンが言うとおいちゃんが一番上は俺〜!って感じでハーイと元気に手を上げる。同じ学年だけど、エディは1月生まれでおいちゃんは9月なので、約半年おいちゃんが上なんですね。そんなほのぼのしたやりとりを挟みつつ、エディがマイクをとって「英国の王子様みたいな衣装買って良かったです!」宮廷っぽい柄のワイシャツでしたよね(笑)。
オーケンが、記念撮影しよう〜と言って、またステージにおおぐしさん飛び乗る。2Fからは望遠で別のカメラマンが撮ってました。BGMかけてください〜○○がいいな。とオーケンが言って、曲忘れたけど80年代のゆったりした洋楽っぽかった。
写真はブログに載りました。

筋少ブログ「特撮VS筋少帯」

アーリーのFBページでは、長谷川さんとのツーショットも。


この流れはアンコールセッション無しだなーとここで分かったので、残念でしたがお疲れさまでした!
特撮ツアーと筋少ライブそれぞれ楽しみにしています。
オーケンもMCでは冗談で「次は筋少VS空手バカボンとかー」と言ってましたが、翌日にふーみんがFBで、筋少ファミリー総出演「筋少フェス」を開催してみたいと書いてらしたので、期待しています〜!



サンフランシスコ
ワインライダーフォーエバー
これでいいのだ
日本の米
モコモコボンボン
トゥルーロマン
釈迦
心の折れたエンジェル
イワンのばか

※おまけ ワジーが見に来てたそうです!
ふーみんもFBで書いてましたが、ワジーとナッキーとふーみんで取材を受けたそうです。恐らく次回の「ヘドバン」に載ると思われます。楽しみですね!