日本印度化計画2013
今年最初の筋少ライブです!昨年末のリキッドルーム完売に続き、こちらも完売ということで順調なスタートですね。
なぜか所沢、しかもホール。しかも20世紀からあるホールなのに、筋少は復活前にそこでやったことが一度も無い。埼玉でワンマン自体も10年以上は経ってると思います。
発表されたとき、全国ホールツアー?!なのかと思ったら単発みたいで、不思議に思ってたんですけど、オーケンがライブ中に説明してくれました。
今年最初のライブが出来たのは、所沢のおかげです!(笑)
予想通りに、セットリストは90年代のシングル曲と、フェスでの定番曲を入れたベストヒット的な(ヒットかどうかはさておき(笑))これが筋少ど真ん中のライブになりました〜!
中に入ると客席が円形のいわゆる"古典的なヨーロッパスタイル"のホールで、演劇やクラシックをやるようなホールです。
そこで爆音のハードロックライブなんて珍しいですね。
キャパ的には渋公や青年館よりも小さくて、ステージの広さも見た目にリキッドぐらいでしたが、上方向に4階部分まで席があるので、メンバーのパフォーマンスが会場全体を上から広く見るような視線と、大きいふりもあって、オーケンが「2階!3階!4階!アリーナー?アリーナー!」(笑)みたいに煽るところも、まるでスタジアムライブみたいな感じがしました!カッコ良かったです。筋少は、スタジアムクラスの洋楽ロックバンドみたいなパフォーマンスも映えるバンドだと思います。
定時より10分ほど過ぎて、SEは「聖地エルサレム」!ホールライブらしい始まりです。
今年初めてのライブで3ヶ月ぶりに、観客のテンションが高まります。
かきならしから、イントロに長谷川さんのドラムが入れば1曲目は「サンフランシスコ」!高く手をあげて、ジャンプですー!
おいちゃんのライブ活動が筋少だけだから、姿が見れてすごく嬉しかったな。お変わりなくて素敵。黒のジャケットがピシッと決まってました。
次に「バトル野郎〜100万人の兄貴」ステージを左右に動く4人でを見て、ああ筋少ライブだなぁと噛み締めて、ホールでぎゅうぎゅうじゃないので、腕上げも大振りができて楽しい!
オーケンの今年最初の筋少ライブMCは、筋少今年初のライブがここ所沢航空公園。40年ぶりに〜!と言い出して、何が40年???と思ったら、子供の頃の遠足が航空公園だったのだそう。実際は40年以上前なのでしょうね。
実はオーケン、お昼ご飯を食べたら眠くて眠くてさっきまで寝ちゃったよ!と話して笑わせる。
だから目を覚ますくらいのライブにしようじゃないか、ということで。いつ盛り上げるの、今でしょ!(さっそく今話題のCMが出た(笑))
オーディエンスが、Youが、Youが!Youが!と客席を指さして煽りだすときに、ウッチーを見て「あ、ユウがね(笑)」と指差す。ユウ様ですね。
目を覚ますライブをというのにボーカルが眠くてどうする的な自己ツッコミをさらっと入れつつも、いつもワンマンが東名阪なのが今回は珍しい所沢なので、地名にちなんでのMCが中心となりました。
所沢推しで、所沢は日本の中心だ、いうなれば日本のバチカンだ!からの→この中から新しい法皇を決めるぜ!ガマンクラーベとか(旬の話題その2。ほんとは「コンクラーベ」ね。というオーケンの細かいMCテク(笑))決まったら白い煙が上がる〜だのいう。
それでどう繋がったかよく分からないけど、「所沢を印度にしてしまえ」に繋げたいということで次の曲が、今回のタイトルでもあるが、もうピラメキーノのプッシュも終わってしまってブレイクもなかった「日本印度化計画」に。「にほん」が「ところざわ」になると言い方が難しい。スタッカートになるとか言ってて。
ところっざわ?「ところっ、いっぱく入れて」「ざわを印度に?」オーケンが言い方を言いながら考えてると、ふーみんが斜め上を見ながら指を折って数える仕草してる細かい芸。
結局、所沢を印度にと言えずに、「所沢を日本に〜わ〜」ぐだぐだーでズコーとなる(笑)オーケンが気を利かせて?歌詞に出てくる「高円寺」「吉祥寺」は中央線の駅名なので、所沢が通る西武新宿線の駅名にアレンジしました。
「下井草で見た〜」あと沼袋も言ってたかな?でも、最後は結局「中央線に〜」で戻っちゃった。おしい(笑)
最後のブレイクでも、所沢を入れようとしてうまく行かず「所沢を含む日本をインドに」早口で長くなっちゃった。
そのまま続けてワン、ツー、スリー、フォー!と来たらきゃーっ!!!久々で嬉しい!うれしいいいいー!
「暴いておやりよドルバッキー」
ここまでの曲順で、やっぱりシングル曲中心で行くんだろうなと思いました。
おいちゃんのところに、ふーみんが寄って来て顔を見合わせてにっこりして、耳元でなにか言って合図してるような感じが素敵。ツインギターいいよイイヨ〜って感じ。
オーケンのバッキーバッキードルバッキー♪の腕の振り方も久々にやって、楽しい!
そう思ってたら不意打ちで胸を打ち抜かれちゃったのが、おいちゃんのドルバッキー、ニャー!のニャーが〜!!タイミングばっちりで右手を猫の手にしてニャー☆ってやるもんだからもう!キュートでした。ドキドキでした♡
次にオーケンが「知ってたら、一緒に歌ってくれよ〜」とイントロが流れるとともに「蜘蛛の糸」90年代シングル曲続きですね!
去年のライブに続いて、オーケンが歌ってくれよと煽るようになりました。一緒に声を出して「燃やして、焼き尽くしてやるー!」と歌うと、言ってることは怖いけど(笑)すごく開放感あってスッキリします。
ごく個人的なことなのですが、私は埼玉県内に小学生から結婚する25歳くらいまで住んでいて、高校生の時に筋少ファンになったので、最初に行った89年のライブは渋公でしたが、FCに入ってチケット取って2度目に行ったライブが埼玉のホールでした。初めて5列目という間近で見てすごい興奮して、それをきっかけにのめり込んでいったのを覚えています。今回もだいたい近い距離で見たので、その頃のことを思い起こしてなんだか感激しました。
今、40歳になって初の筋少ライブで、23年前と同じようにはしゃいじゃってるんだってなんだか不思議で、楽しくてカッコいいライブをやってる筋少が居るんだってことが凄いなぁと思いました。
当時手書きで書いた感想の書き起こしです。
1990.1.9 浦和市文化センター
さて、なぜ今回「縁もゆかりもない」所沢に呼ばれたのか?とオーケンが大げさに言い出してその訳を教えてくれました。
地域活性化という意味で、所沢市民文化センター(財団法人所沢市文化振興事業団)が筋少を所沢に呼んでくれたのだそうです。
今時ならEXILEとか、ファンキーモンキーなにがし(笑)みたいなのを呼べばいいものを、なんで我々が呼ばれたのか、でも有難いですと感謝します。拍手!きっと決定権のあるぐらいの地位にファンの年齢がなってるのだろうなぁー。長くバンドやってると面白いですね。
他にもきゃりーぱみゅぱみゅとか、壇みつとか(旬なネタその3)…きゃりーぱみゅぱみゅには勝てないよなぁ〜、と言っておいて「うちにも似たようなのがいますが」とふーみんを見て「あたしーはたちーとか、にんじゃりばんぱんとか」とふろうとするオーケン(笑)なんだよっ。みたいな顔するふーみんの衣装は白ドレスに髪を盛っているいつものふーみんスタイルですが、きゃりーちゃんみたいなインパクトはあるかもですね。でも、きゃりーちゃん的なオシャレ雑誌に出てくる女子のタイプはおいちゃんのほうかなぁと思いますが。
そのおいちゃん、黒ジャケットを脱ぐと襟ぐりの深いシャツがめっちゃヒョウ柄で(FBページ参照)これはおいちゃんしか着こなせないわ〜と思った(笑)
そして、壇みつ的なセクシー担当はウッチーかなと密かに思ったのでした。
ここの流れで言ったかどうか覚えてないけど、これは4度目のブレイクがあるんじゃないの?ってオーケンがまだブレイクを諦めてない(笑)
所沢が筋少を呼んでくれたからには、EXILEとか、ファンキーモンキーなにがしのように我々もラップとかダンスを披露しようじゃないか〜という前振りときたら、全員楽器を外して手ぶらになってるのでこれですね!
「ワインライダー・フォーエバー」
復活後の定番曲になるとは、リリースされた時は思わなかったけどもう2年経ってすっかり定着しました。ホールでおいちゃんの気合い入った振りと╲な、に、を!/を一緒に言えて嬉しい!
そしてウッチーがマイク両手に盛って頭上で振り回して踊る踊る、またベース持って戻るのがギリギリになってる(笑)
続いて長谷川さんのツタタンツタタンと駆け出しそうなリズムからの「仲直りのテーマ」前のめり!って感じで、これも復活後シングルですね!ちょっぴり久々。オーケンが大振りで勢い良く右手をぶわっと上げるポーズが印象的でした。
そして「アウェーインザライフ」と続き、ここのブロックは復活後の代表曲でまとめたんだなぁと思いました。ふーみんが「ローディー!」と言うところでローディーさん指差してキリッな細かい芸が定着してます。
終わりのほうでオーケンが大きく腕を降ると、客席も腕を左右に振って大きな波のようになりました。
次のブロックへ進む前に、おいちゃん、ウッチー、ふーみんは下がります。オーケンが、みんな居なくなっちゃうんだよ!このバンドおかしいでしょう?とふてくされたように言う。サポートメンバー紹介コーナーになります。
ドラム長谷川浩二〜。オーケンが、長谷川さんにマイクはあるのかと聞くと、両手で×印を付けてないよと。長谷川さんに喋ってもらいたいオーケンがハンドマイクを渡して、自分はウッチーがさっきワインライダーで使ったマイクをもってくる。「コージーは、遠足の思い出って何かあるの?」そう聞くと、あまり覚えてないなぁ〜好きじゃなかったの、団体行動が苦手だったから。はい次バスのってー、集合してーとかそういうのが嫌い。ずっとサポート人生なんだろうね(笑)などと、スラスラと語りだすと止まらない。
オーケンがぎょっとして、マイクを早く返してもらいたそうに「そんなに話してくれなくっても」長谷川さんって話すと面白いですよね。(※サンダーユーではこれが発揮されます(笑))
続いてサポートピアニスト三柴理エディー!エディー!拍手喝采。「エディは遠足の思い出は?」シンセセットの端っこに立ってるやたら高いマイクスタンドからマイクを取ったエディが、「覚えてない。おやつを食べたことしか」さすがエディ、やっぱり子供の頃から食いしん坊なんだ(笑)「パラソルチョコとか、サイコロキャラメルとか」懐かしい、昔から子供の定番お菓子ですよね。オーケンが「今でもあるの?おやつって300円まで?みんな幾らまでだった?」と言う事を聞くと╲300円ー/と観客からいっせいに声があがる。でも筋少的にはお菓子は400円まで♪だよなぁ〜と思ったりして。その流れで、Go!ハイキングバスやるのかなぁ?とちょっと思ったが、やらなかった。
エディが「食う事と音楽しか覚えてないよ」というので、╲カッコイイ〜/と声がかかったようだが「カッコイイかぁ?」首をかしげるオーケンとエディでした。
オーケンは「僕はカールが好き。チーズ味なんか一袋食べちゃう。カレー味はそうでもない」そんな事言うとまた差し入れに大量に来ちゃうよ〜。「アポロチョコってまだあるの?」╲ある〜/と観客からの声に、「みんな駄菓子ばっかり食べてるんだぜ、俺なんかゴディバしか食べないもん」するとエディが間髪入れず「ウソつけっ!!!」(笑)╲ランチパック〜/╲ランチパック〜/お客さんから口々に言われる「ランチパックは食べてるよっ」去年のランチパック2daysを思い出します。
メンバーにも遠足の思い出を聞いてみよう、とオーケン「ベース内田雄一郎!ウッチー!」すぐにウッチーが出てこなくて、ちょっと待つと下手から走ってきて、橘高さんのアンプセットの裏まで隠れてしまうボケを(笑)何かやりたいんだよね。みたいに呆れツッコミするオーケン。話を聞こうとする前に「あっ全員呼ぶかぁ〜」やった!
オーケンがお客さんに座って下さいね。と言って、高年齢化したお客さんへのいたわりを忘れない(笑)はい座ります。楽だなぁ〜。ホールはこれがいいですね。
「ギター本城聡章!おいちゃん!」「ギター橘高文彦!ふーみん!」たしかここでだと思うけど、メンバー紹介で名前と愛称を強く言うようになったのが好きです。
椅子に座った観客を見たおいちゃんがびっくりして「座ってる!俺も座りたい!」思わず本音が(笑)「ダメだよ〜(笑)」なだめるオーケン。ふーみんも出て来ておおっ!って顔をして「珍しい!新鮮だね」といったことを。
そしてオーケンがまずウッチーに遠足の思い出は〜?と聞こうとするやいなや、それを被せるようにウッチーが「そんなことよりね!所沢だよ、所沢には『航空発祥記念館』があるんだよ!」
ウッチーの喋る速度が早い(笑)やっぱりこの話してくれました!
私もライブ前に見に行って来ましたが、子供連れファミリーや飛行機好き男性やら大勢で混んでいました。
昔出たPV集のおまけ映像でウッチーが行ったところと同じ米軍飛行機の前で、記念撮影もできて嬉しかったです♪
特別展で期間限定の零戦展示があるそうです。詳しくはこちら→ 日本の航空技術100年展
零戦が飛行可能な状態の現物なんだよ。ということを熱く語りだすウッチー(笑)オーケンやや引きぎみ(笑)「エンジンがナカジマ製でね〜」「ナカジマって今のスバル自動車のことね」ふーみんがミニ解説してくれる!「外側はHONDAなんだよ」ってたしか言ってたかな?ふーみんが「さっき楽屋でその話を30分以上延々と語ってたの(笑)」ウッチー…!!!
飛行可能な状態なんだけど、日本じゃ飛ばせないそうで╲なんでー?/客席から声があがると「ん〜、法律がうるさくて」とぼそっと。
当日は行く時間なさそうだと思ったけど、別の日に行ってたのかもしれませんね。
オーケンがあきれ顔で飛行機がどうなの?と聞くと「飛行機がいっぱいあるんだよ〜わんさかぁ〜」ウハウハな顔してウッチーが両手でわんさかな状態の仕草してて、微笑まし過ぎる。
「本物の飛行機が展示してある博物館は、日本にそう多くないんだよ」という話もしてました。ウッチーがオーケンのほうを見て会話してる状態なので、内田君お客さんのほう見て話してよと言われるし。
お客さんが座ったままで見ているので、まるで講演会みたいだねとふーみんに言われてたり。内田先生って感じで素敵。
次にふーみんの遠足の思い出はというと、一人だけ子供時代を関西で過ごしたので、みんなと違う話が聞けるよねとオーケン。「ひらパーは?」「ひらパーはすぐそばだから遠足では行かない」そうですよね。ひらパーといえばと、最近例の「ひらパー兄さん」が引退で終わるそうなので。
次のひらパー兄さんにふーみんの出番がやってきたよという話に。「ひらパーをドリームキャッスルに(笑)」それはぜひ、故郷でライブやって欲しいですよね!
この辺の小中学生の遠足は、奈良公園に行くんだよとのこと。関東では中学生の修学旅行先ですけど、関西の遠足先なんですね。「それから、古墳ね。関西はやたら古墳があるから」何も無いのにつまらないとふーみんが言うと、ウッチーが「古墳!いいじゃない!」(笑)ウッチー、歴史もの好きですよね。オーケンが映画とかオカルトが好きなサブカルに対して、ウッチーは歴史とか軍事方面系のオタク気質なんだなぁと、どちらも似てるようで遠い。ウッチーと行く遠足バスツアーやってほしい〜(笑)
そしておいちゃんは?と聞くと「覚えてないけれど、うちは練馬だったから、遠足は所沢に近いところで高麗川?っていうところ…」と話しだすが、地元民であろうお客さんから╲近くない!/
「えっ、近くないの…? Σ( ̄□ ̄; ) 」ちょっと遠いんですね、もっと埼玉の奥地の方なので。同じ埼玉といえば近いと言えるかもだけども。おいちゃんがtwitterで、終演後に「飯能に近い」と教えてもらったそうです。
私は小学校の時に入間市に住んでいた時があったので、遠足は秩父や飯能だったなーと思い出しました。あと埼玉にも古墳があって行きました。(笑)
最後にオーケン、俺は遠足の思い出を覚えているよ、航空公園に行った時にね、黒塗りの車が前を通ったのを誰かが「天皇だ!」と指差したら、みんなが天皇!天皇!ってその車を追いかけた…っていう話で会場がどっとウケる。さすがオーケン。しかし、「すいません盛りました〜」皇居に行った時と遠足に行った時の話を混ぜたんだと早口で言って、自分の頭を指差しながら「俺はエッセイのネタを常にストックしてるんだよ!」観客を楽しませるために話を盛るオーケンのエッセイとMCテクは素晴らしいです。熟練の技ですね。
オーケンが冒頭のMCでも話してたが、実家が西武新宿線の野方駅(中野区)なので、航空公園駅までは1本で25分くらいだそうです。「メイクをしてたら楽屋に老婆が入ってきて、誰かと思ったら母だった!『ケンちゃんお赤飯のおにぎりもってきたわよ』」(笑)って、いくら電車で1本とはいえ駅から距離があるのに来てくれたんですね。ホールだし見に来てくれたのかな?と思ったら、オーケンは誘っていなかったらしく「完売で席が無いんだけど」「いいわよ帰るわよ、筋肉少女帯うるさいから」年配には厳しいかもですね〜。弾き語りなら良いかもしれません。
おにぎりの差し入れは沢山あるらしくて「みんな持って帰ってね〜小分けの袋もあるから」ウッチーがオーケンのほうを向いて「いつもありがとう」ほのぼの。
お母さんの話は、お弁当が小さい時はタコさんウインナとかだったのに、高校生のある日に弁当箱を開けたらパンにマヨネーズ塗っただけだったのが哀しかった記憶があるなぁ〜と思い出を語っていました。それは…(泣)オーケンの気持ちより母の気持ちになってしまいほろっときました(子を持つと、弁当作るの苦手で困る)
4人が並んでマイクを持って「じーさんはいい塩梅」曲が始まると立とうとしだす人がちらほら居るのを、オーケンが「座っててね〜」となだめるように、手で抑えるような仕草をする。ふーみんも微笑んで手を出しました。
お客さんみんな座ったままで、手拍子しながら見てるって珍しくて面白い。演歌コンサートみたいですね。
ふーみんがギターでアウトロを弾いたあと、今度は椅子に座ってエレアコを構える。おいちゃんは立ったままで白ストラトを持った。アコースティックじゃないのですね。イントロに乗せてオーケンが「香菜、頭をよくしてあげよう〜」おいちゃんの弾くイントロが暖かくて、ニコニコしてて大好き!
今度は立つのかな?座ったままなのかな?と戸惑ったが、立とうとするお客さんを「立たないでいいですよ〜」オーケンが制する。アコースティックじゃないのに座ったままなのは今までに無かったですね。横乗りのリズムに乗って、膝を揃えながら上半身を揺らして見ました。
曲はそのまま音が途切れずに、エディのピアノのメロディが流れてスーッと夕闇が訪れるような感じがしました。オーケンが「Guru、最終形」と静かにタイトルを言います。
座ったままで、美しい音に身をゆだねるようにして聞きました。おいちゃんのコーラスが嬉しくて、うっとり〜。最後は、オーケンが指揮者のように大振りで手をあげてゆっくり振りながら歌い、座りながら観客もあわせて手を降ります。
おいちゃんがエレアコをシャッフルして目を伏せながらあぁ〜と歌う。オーケンもドラム台の前に立ち後から追っかけるようにマイクを両手で持って力強くあー!と歌うのが印象的でした。
曲が終わり大きな拍手。余韻にひたりたいところだけど、オーケンが「おまえら、なんで座ってるんだー!」…やっぱり、そう来ると思ったよー。いそいそと立ち上がる。
ライブ後半の怒濤の勢いが始まります!オーケンが、何か手に持って振り回すタオルを〜と煽りだす。「持ってない人はブラジャーでもいいですよ往年のXみたいに…いややらなくていいです」(言っておいて(笑))オーケンが後ろにあるマフラータオルを手にして、おいちゃんがデリンジャーを持ったら「これでいいのだ」!
私も座席に置いてあった物販タオルを手に持ちました。ホールで聴くこれでいいのだはバンドブーム期を思い出す!前の席をつかんでヘドバンするのが嬉しい。
おいちゃんカッコイイ!ステージを上手に下手にと走り回ります。"手錠に〜"で取るポーズも上手側から定位置に走って戻りながらちょんとやってました。
続いて「イワンのばか」超ド定番その2。夢中で首振ってたなぁ(笑)Bメロのふーみんがジャーンと鳴らして右手を上に2段階で上げるのを『ふーみん2段咲き』と名付けることにライブ後に友達と話してて決まりました(笑)
凄い、この畳み掛け方が。中間のふーみんソロ、おいちゃんソロ、ふーみんギターぶん回しからソロ、皆でばんざーい!またイントロになり、最後のパートに行くところでオーケンが「かーらーのー!」ええ〜!「踊る、ダメ人間〜!」続けるんだ〜!
んでイワン最後の決めのハイハイハイ、バーンとかき鳴らし、すぐ長谷川さんカウント入って「踊るダメ人間」へと続く、超ド定番その3。開放感のあるダメジャンプが楽しい〜!はしゃいでるメンバー4人の図っていうのが楽しくて。はっきり覚えてないけどたしかここで、ふーみんがウッチーの肩に手を回しながらダブルピースしてたような記憶が(笑)
ダメー!バンバンバン(ドラム)大きい音が鳴り続ける中で、オーケンが今日はどうもありがとう、筋肉少女帯でした、最後の曲ですという事を言ってタイトルコールは「トゥルーロマンス」ふーみんがギターで鳴らす鐘の音から始まる、ニコニコでほっこりなおいちゃんシングル曲です!横ノリでウッチーとふーみんが一緒に揺れるのが可愛い。思い切り腕を上げてイエーイ!ってやって、手を降ってお見送りしました。
筋少のアンコールは第二部といった感じです(笑)
今回は珍しくオーケン1人じゃなくてオーケンを除く3人がステージ登場しました。ふーみんがマイクスタンドのマイクに手をかけてご挨拶が始まるので、きっといいお話が聴けそうだと期待でワクワク。
正確には覚えてないけど、だいたいこんなお話でした。筋少はおかげさまで、今年でデビュー25周年を迎えます。(拍手!)正確にはあと3ヶ月くらい?デビュー日が6月なんだよね。その頃には、色々と面白いことを企画してますんでお楽しみに!(やったー!期待!)
その前に、3/30,31日でリキッドルームがあります。ぜひそちらにも来て下さい。先日タイトルが発表されましたが、新曲をやるよということだけど、これまでやると言っててやらなかったこともあったから(苦笑)(タイトルに付けてやらなかった「ワダチ」の例ですよね…)やるかどうか、ぜひ確かめにきて下さい!(笑)ということで。
オーケンは呼ばないままで、長谷川さんがバスドラを叩いてリズムを出すと、自然と会場全体で手拍子が始まりました。
ウッチーが新ベース(こないだNESSの時に買ったグレコのSG、ストラップが新しくなってる(笑))持って、おいちゃんとふーみんは椅子に座って12弦エレアコを構えました。こう来たら、あの曲ですね!
ウッチーがマイクに向かって「航空発祥の地、所沢!から〜」から〜?「あっ、ちょっと待って」アンプを調整にいって後ろ向いてしまう。「内田ってほんとマイペースだな!(笑)」ふーみんが笑う。
ということで、ウッチーのタイトルコールは所沢航空公園から関係ないけど「航海の日ー!」海じゃないけど、飛行機は空を進む舟っていう意味もあると思いましたよ。
このあいだオーケンだけもうちょっと休憩時間ですね(笑)去年の夏フェスの寸劇を思い出すなぁ。おいちゃんがピックで弦をキュキュキュとこすって効果音的なのを出すのが素敵でした!
曲が終わると同時にオーケンが戻って来た。着替えていて太いフチの眼鏡に血のりつき白衣です。眼鏡に手をかけて「眼鏡市場で作ったんだよー」オーケンは近眼じゃなかったはずだから、老眼鏡だっけ?
ふーみんに向かって「告知はもうしたの?」ふーみんが笑って大きく頷くと、「うん、じゃあいいです」
ありがとうございますというオーケンの挨拶でお辞儀するのが、ふーみんとおいちゃんのタイミングがばっちり揃ってて素敵すぎる。(たしか最初のほうでも一回あって揃ってた)ツインギターばんざい!
この後たしか、筋少はデビュー25周年で、同期は爆笑問題とか、格闘家の名前も言ってたかな?バンドはジュンスカイウォーカーズ。と言って、ジュンスカの曲を歌い出す。何の曲だったっけ?歩いて行こうだったかな。全部このままで〜ではなかった。
地元所沢の人いますか〜?と聞いてお客さんの手を上げさせたときに、前方のお客さんが╲チャリで5分!/ていう方がいて、オーケンが呆れたように声かけて「チャリで5分、聞いてません。僕は電車で35分」と言って笑わせる。地元トークは嬉しいですよね。いつもの東名阪では無いし、地方ホールならではって感じで。
「西武新宿線のことは俺になんでも聞いてくれ!」という話もしていて、中井は染物が有名、下落合は赤塚不二夫が住んでたとか、高田馬場にあるビルの上にはナントカのオブジェが回ってる(記憶おぼろげで調べたが「スズヤ質店」というビルの上に、お相撲さんとマリリンモンローが回ってたらしい。昔はあったが今はないらしい)オーケンの西武新宿線の知識は都内限定のようです。
オーケンが入ってアンコール曲は「サボテンとバントライン」90年のシングル曲ですね。
おいちゃんがステージ前方に来て、かっと目を見開いて"オールドギター"のアクションしてたのが、これまで以上にカッコ良かった〜!
続いてドラムからすぐ歌に入る「ツアーファイナル」終盤に向けてさらに盛り上がります。ステージが一層輝いていて、楽しくて楽しくてしょうがない!オーケンが、拳をあげてオイ!オイ!とコールして煽ります。
ロックバンド賞賛って感じのこの曲がライブで楽しいのが、弦楽器3人の合いの手コーラスですよね。ウッチーとふーみんがノリノリで、びっくりしたのがウッチーがマイクに近づくときにふーみんがウッチーの手首をぐいっとつかんで引き寄せて、マイクシェアでコーラスしようとしたのも驚いたけど、ウッチーがさらに積極的に顔をぐいぐいとふーみんの口に向かってくっつこうとして、ふーみんが笑って後づさり、ウッチーの顔にぶつかったマイクスタンドがぐるりと回ってしまうの(笑)ドキっとしたなぁ〜!
かき鳴らしの音の中でオーケンが、次が最後の曲になることを告げる。おいちゃんがギターを白黒ストラトに変えたから、ラストはやっぱり「釈迦」!華々しくドーンと盛り上がります!
明日から体のダメージが来るであろうことは分かってるけど、そんなのどんと来いだ(笑)おいちゃんに合わせてジャンプして、おもっきり体を動かして思う存分踊るのです。
4人がステージ上を右に左に動き回る。ふーみんがおしりを向けてドレスの裾をパタパタさせたりとか、ウッチーはベースソロでカールコードを持って弦にこすってノイズ音を出しまくってカッコイイ!
おいちゃんはピックを高く遠くまで投げて、マイク通さずに観客に何か声をかけて笑顔です。
曲終わりの最後のかき鳴らしでオーケンがヌンチャクを回そうとしたら、前方からマイク位置に下がろうとしたおいちゃんに接触しておいちゃんが転んでしまう。わ〜大丈夫?って心配そうな表情でオーケンがおいちゃんに向かうと、起き上がったおいちゃんが胸に手をあてて、びっくりした〜大丈夫だよって仕草でにっこり。よかった〜。
ふーみんとおいちゃんが、ありったけのピックを投げて手を振って、おいちゃんは最前のお客さんに缶ビールを手渡されて、カンパーイ♪という仕草。おいちゃんからはペットボトルの水を何本か投げ入れました。
オーケンは先に出て行って、残りの3人が名残惜しそうに手を振って、おいちゃんとふーみんは最前のお客さんと握手などするという、いつもの感じです(笑)ウッチーは満足そうに中央に立って笑顔でした。
今年も好調な出だしの筋少ライブで、やっぱり楽しくて大好きです!
ホールは音もバランスよく聴こえて、引きでステージが観れる位置なのも良かったです。もちろん、前方でもみくちゃになるスタンディングが好きなのですが、ホールでも年に数回は観たいと思いました。
デビュー25周年の特別な企画や、新曲もありそう?で、月末のリキッド2daysがますます楽しみになりましたー!
サンフランシスコ
バトル野郎〜100万人の兄貴
日本印度化計画
暴いておやりよドルバッキー
蜘蛛の糸
ワインライダー・フォーエバー
仲直りのテーマ
アウェーインザライフ
じーさんはいい塩梅
香菜、頭をよくしてあげよう
Guru最終形
これでいいのだ
イワンのばか
踊るダメ人間
トゥルーロマンス(アンコール)
航海の日
サボテンとバントライン
ツアーファイナル
釈迦