「完売御礼!」
寒波が近づいているという東京は、日中も底冷えがしました。木枯らしでリキッドに向かう銀杏並木が葉を飛ばしていました。筋少は年内最終ワンマンです。日本中あちこちからファンが集まりました。
すごく楽しみにしていて、体調もベストに持って行って万全で行けるように頑張りました。
なんというか先に結論からいうと、また筋少は期待のはるか斜め上にいってくれました。感激で胸がいっぱいで、楽しすぎて細かい事は忘れてますが、印象が伝わればと思います。言葉でいい表せないくらいの感謝です。ありがとうございました!
来年のライブ予定が発表されなかったので、それだけがちょっと寂しいのですが、メンバーの笑顔とオーケンが「来年も楽しいことをやりたいね!」という事を言っていたので、来年のワンマンが決まってくれることを期待しています。
始まる前のサウンドチェックなどの時に、ステージ上が急に赤く光ってびっくりした。今までになかった長い蛍光灯っていうかLEDライトなのかな?が、エディのマイクやドラムセットの左右など、縦にたくさん付いていました。ライブ中に何度か効果的に使われていましたね。
10 分押しぐらいで暗転、SEが始まるとこれまでとはちょっと違った種類の歓声が(笑)オーケンが一人で出てきて曲に会わせてニヤけてへなへなと踊る「労働賛歌」はたらこーはたらこー♪ あわせてオーケンが両腕を上げ下げして踊ると、主に男性ファンからオー!オー!ってかけ声が入る(笑)ちょっと面白いんですが。一通り踊ったところで他のメンバーが入場してセッティング。おいちゃんの衣装が白の上下のライダース!カッコイイー!
オーケンの衣装も珍しくて、これいつ見たかどうか覚えてないけど、HN+DIEのロングジャケットで筋少ロゴに特攻服風の文字が入っているの。高級そう〜
本日もサポートは長谷川さんです。ジャーンとかきまわし、一曲目は?えっ??!!!それってまさか!ラーラララララー!て、わーっ!
今年の夏にやらなかったのに、今やってくれるんだ!去年の夏フェス以来だけどお客さん皆ばっちり腕があがります。
1,あの娘は夏フェス焼け
冬だけど、真夏のフェスティバル!オーケンがもっともっとって煽って歓声がたくさんあがります。これがやりたかった〜!
2,電波Boogie
続けての曲はしょっぱなからヘイ!ヘイ!って掛け声のこれ。最新曲から20年遡ります!おいちゃんの軽快なR&Rの音でニコニコします〜。
そんなに激しいメタル曲でないのに、フロア前方の熱気と押しがすごいことになってる。緊張もあってかなんなのか、息苦しいくらいになってた。
最後に長谷川さんのドラムソロです!コージー!ってオーケンが声かけてた(笑)
最初のMC、筋肉少女帯です〜から、完売したこと言うのかな?と思ったら全然触れずに、ももクロの労働讃歌の歌詞を朗読風にたんたんと話す(笑)「働こう、働こう、その人は輝くだろう。」なんだかももクロに影響されたんだかなんなのか、プロレスラー風?にわざとマイクを通さずに生声で煽って、前に出てヘーイヘイヘイヘーイヘイ!とかやってて、気合い入ってるなぁ〜と思った。オーケンは声が太いから通るし、生声聴けるとなんか嬉しいよね。
それから赤ちゃん声になって、ここから暫く長かった(笑)あばばばばー!とスタンドマイクで手放しして言いながら、赤ちゃんになったらよだれかけをもって来いということだろぅー!と言ってピンクのよだれかけを持ってこさせて、また暫く喋ってて、ガラガラもー!気の利かないスタッフに起こり気味の赤ちゃんオーケン(笑)
赤ちゃんのままで、クリスマスプレゼントくれよ!とか観客にねだり、10万円くれだの、6万円相当の品が入った福袋が欲しいと、早くもそのネタかー!(笑)言い回しまで覚えてないけど、「皆さん見たとは思いますけども、知らない人に説明しておくと、橘高さんが物販で6万円相当の品が入った3 万円の福袋を売って、その中には橘高さんとこのライブ後に一緒にドライブしてくれる権が入ってるんですよ」
えー!!と後ろの方から驚きの声があがり、前方は爆笑する。
詳しくは次のブロックで話してもらいましょうだって(笑)じっくりいじる気まんまんですね。
そんな下りでおいちゃんはずっと後ろ向いてて、オーケンに「おいちゃんが宇宙に(笑)」呼び止められて、ちらっと振り向いて笑顔が可愛い。
オーケン、赤ちゃん声でオーケントレイーン〜だの色々言ってたら、「もう声が潰れてきちゃったー」早い〜!まだ2曲だというのに。
しかし、序盤の意外な選曲で、今日もすごく楽しくなりそうな予感がしました!
3,踊る赤ちゃん人間
4,ハッピーアイスクリーム
掛け合いが楽しくばっちりな(笑)コアファン好みの曲ですよね。愛している〜のところで、おいちゃんが前に出てお客さんを見ながら一緒に歌ってたのが嬉しくて、見てしまいました。
5,俺の罪
続いてウッチーのメインボーカル!横ノリでフロアが左右に揺れる揺れる〜。「彼女"が"捨てた〜」って間違えてたみたいだけど、そういう歌詞でもいいと思った!
おいちゃんのサーフロック風なギターがめっちゃカッコ良くて注目です。
次のMCブロックコーナー。さてと嬉しそうにオーケンがふーみんの「福袋」ネタをたっぷりといじる(笑)乗りたい乗りたいと連発してて、そんなに乗りたい言うと思わなかったから可笑しい。「このネタでエッセイ2本は書けるから、乗せて!」さらにおいちゃんとウッチーにも乗ろうと持ちかけて、3人で3万円払うからとか(笑)4人で車一緒に乗るなんてめったにないだろうから面白いだろうなー。
せっかく乗せるんだから家まで送ってあげれば?白タクやって小銭が稼げるよとか(また金の話か)
俺も前に売ってしまったポルシェを買い戻して、おいちゃんも内田も白タクやればとか話が広がる。おいちゃんだったら「ラーメンもあるよー」と言うとか(笑)それいいな〜。
オーケンが「もう買った人いるの?」とお客さんに聞くと、上手側でワイワイと声があがる。ライブ前に抽選申し込みだけ先にやって、ライブ後に抽選するそうです。
やっぱりそっち側だけ(笑)と笑うオーケン。おいちゃんが「じゃあ俺だったら一緒にラーメンを食べる権?やらなきゃいけないの?」と言うと、おいちゃんサイドのファンが湧きたちます(私はこっち)
ファンを乗せるのは男でもいいのか?とのオーケンの問いに「もちろんだ!ロックの話しようぜ!」予想通りです(笑)
その話、打ち上げをやるかどうか連絡する前に決まってたそうなので、ライブの後にドライブなんだから、打ち上げはやらないってこと?とオーケンが聞くと「打ち上げと称した『おじさんのご飯会』よりかいいだろう」とふーみん。オーケン、「もし男だったらアイアンメイデン聴きながら一緒に頭降るの?やだなーそれ」(爆笑)「おじさんのご飯会か、熱いメタル魂を持った男のファンとドライブ、どっちがいいのか……俺は決められない!」このタメがめちゃツボでウケた。
ふーみんとドライブ権は誰が手にいれるのか?まだまだこのネタでいじられるが、とりあえず次の曲のあとに。(話の順番は正確であありません)
ここでだったかオーケンが、「笠地蔵」だと、前に出てお客さんに言い出して????(「ロックン笠地蔵」と仮タイトルが付いてた曲は「パリ恋」だったが)今年一年の行いで"米俵"がもらえる!とか。このライブが「笠地蔵」のように、いい行いをしたおかげでご褒美がもらえると言いたかったのでしょうね。
曲入りの直前に、俳句を読むっぽい感じで手を空にあげて、「働こう働こう」「知らないのか 納豆に ネギをきざむと うまいんだ」
6,日本の米
去年もう封印とか言ってたくせに、普通にやってる(笑)米米米米、猫猫猫猫って似てますね。
そして続けて次の曲のイントロ、えっなにこの曲!イントロで曲名がぱっと思いうかばず、歌いだしてから気づいた。これだー!
7,捨て曲のマリア
中学生みたいな「日本の米」から一気に30年飛んだような、アダルティーなこの曲。おいちゃんがワウを駆使しておられた。定位置から動かず真剣に弾いてて、左手もいっぱい動いてたようなので、難しいのかなーと思いました。
8,これでいいのだ
オーケンがクリスマスイブイブでタオル回せとか言ってたような?この激しい曲にもってくる、振り幅の広さ加減が筋少ならではですね。自分の周りもすごいヘドバンと腕挙げの嵐になってて、ふんばるのに必死。
おいちゃんはすでに上のジャケット脱いでTシャツになってた。シャツはまた初披露っぽい。濃い紫がかったブルーにユニオンジャックふうの模様、小さく文字がラメのピンク色でキラキラしてた。この後一旦下がって、着替えて出てくると今度は白地に大きくスケッチ風のロゴで(なんて書いてあるか忘れ)オフショルダーで中は黒タンクトップだった。こちらの衣装はFBのライブ写真でも無かったはず。
ステージはオーケンとふーみんだけ残って、椅子に座ってアコースティックセットになります。「今年は色々ありましたねー」ふーみん「日本印度化計画がヒットして」とかわざと20年前の出来事をさも今年かのように話す。
ドライブの話続き。オーケンが「俺もポルシェ買い戻して、橘高くんのビーエムと一緒に湾岸ミッドナイトみたいに走ろうか」とか言い、「それで事故ったりして」と、最近中国自動車道であった高級車サークルが大量に事故った話のことを言ってたようです。
オーケンが今年見た映画の「電人サボーガー」の中で、敵の車の上に180cmくらいのサボーガーが乗って追跡するんだけど、それを橘高君の車でやろうかな?という事を言い出し、ふーみんが運転しながら「大槻、乗ってる?」ってやるの?(笑)ふーみんが西城秀樹のマネで。そのネタはたしか大阪でやってたっけ。
「筋少のMCは続きものなので、分からなくてもいちいち説明しません。ライブは全部来るように。ググっても分かりませんよ」
このオーケンの先生みたいな言い方が、自信ありげで良かった。昔から変わんないけど、毎回内容が違う上に、続き物になってるからね(笑)連続ドラマかアニメのようだ。でもライブだから全部DVDになるわけじゃないし、全部行くのは相当大変です。今年はなんとかライブは全部行けたけど、はまると全部行きたくなるファンが多い訳は、ライブが毎回楽しくて続き物になっているからに他ありません。
今年は数多くはありませんでしたが、どれもすごい演奏と脱力MCのギャップが楽しいです(笑)今回の橘高さんが持って来た「福袋」ネタで話が広がって、オーケンが「この下り今年のMCで一番面白かった!」と言ってました。
他にも橘高さんが、福袋の中が豪華になってくことを「KISSはエンタテイメント性を追求しすぎて、年々派手に…」と影響されたといいかけたところにオーケンが「KISS関係ありません!なんでもKISSに例えない!」とバッサリ切り捨てるのも面白かった。橘高さんらしい発言ですよね。「六万円相当の品が入って三万円で、もうけがありません」としきりにオーケンが言ってたけど、福袋ってそういうもんだよね(笑)
アコースティックセットで何を演奏するか?というと、オーケンが足下の紙を見ながら「これは…いい曲ですね。」と呟いた。
9,Fist of fury
短いほうの英語バージョンで。橘高さんのエレアコの音が柔らかくて暖かいです。そのまま続けて「よかったら合いの手入れてください」という事を言って次の曲へ。
10,愛のためいき
「あっ、あの歌ね!」とタイミングよくセリフを言う前方のファンの皆さん。後ろでは笑いが起きてたらしい(笑)あとはオーケンが、歌いながら先に歌詞を言って誘導する。曲終わりに、音源通りのセリフを再現してくれました。女の声は裏声使って、あははは、うふふふ〜 と。二役やるオーケンに和んで気が緩んでたものだから、次の曲のイントロでぐっと緊張感に引き戻されたというか、意外でそれはもう驚いた!
11,レティクル座行超特急
観客の大きな驚きの歓声、イントロのSEが鳴る中で、椅子が片付けられて素早く他のメンバーが定位置に戻ってくる。前回のライブに続いて、またやってくれるなんて!このシリアスで重たい世界に、かつおいちゃん曲のキャッチーなサビとかけ声の壮快さと、激しさがあいまって上り詰めていくようです。ブルーの明かりの中で「妄想だよ」と呟くおいちゃんの表情がとてもセクシーでどきっとしました。
曲終わりにオーケンの車掌語りと敬礼をする。キャー!という女の叫び(音声)と一緒に叫んで興奮が最高潮になり、音が止まって一呼吸と落ち着く猶予もなく、MC無く次の曲へ進んだのだが、えっ!?とまた自分の頭が混乱した。この曲って聞いた事あるけど初めてライブで聴く?もしかして!
ピアノのメロディが美しいイントロ。オーケンがとうとうと歌いだしたところで、曲名を認識した。
12,交渉人とロザリア
たしか「新人」リリース後の06年12月に1回やったきりらしいです。私は当時行けなかったので、この日が初めてでした。それは驚いたし息を飲んで見つめてました。途中で橘高さんがエレアコを弾いてて、後半に物語のクライマックスの語り(音声)がかすかにかかる中での演奏がもの凄かった!オーケンが歌いだす直前で、フェイクっていうのかな?タイミング合わせて全員ばっと音を止めたのにぞくっとした。また聴きたいな〜。
終わって張りつめた緊張が解けたかの様子。オーケンが「この曲難しいねー」と言うとおいちゃんが深く頷く。「よくやったよね」こんな凄いの、このメンバー以外に誰も出来ないと思う。
オーケンが今年の印象的な出来事。と足下のカンペを見て「モノラル騒動」ライブDVDをリリースしたがミスがあって音声がモノラルになってしまい、修正版を出したという、今年最大のトホホでしたね。そこで橘高さんが、大槻が前回のライブの時に、歌詞提供したももクロのCDが売れたらそのお金で損失を払ってやると言ってたな。と話すと、その時はまだ正式発表前だったので、ももクロだとは言えなかったんですよね。オーケンがそれを利用して「ももクロじゃない、売れてないから」と言い訳をするという、いやーな展開に(苦笑)「ああそうか、分かったよ」呆れるふーみん。それを見たウッチーが「…中学時代の君を思い出したよ!」とにやり。変わらないんですね(笑)
「それは俺が言い訳がましく嘘をついているって言いたいのかぁ〜!」
中学時代の口ケンカ?がどうだったかという話に。
オーケン「黒くて大きくて和田アキ子みたいだって、言ってなかった?」
ウッチー「それはターちゃん」
オーケン「ターちゃんって、中学時代の同級生ね(説明)」おいちゃん笑って頷く。
オーケンがライブの前に気持ちを高めるために、ジェネシスのライブDVDを見たのだそうな。初期はピーターガブリエルがボーカルで、ボーカルが脱退してしまう。どうするのかと思ったらドラマーのフィル・コリンズが「俺歌うよ〜」ええー!となったが、歌ってみたら上手くてヒットしちゃった。脱退したピーガブもまた売れた。ピーガブは歌う時に、頭に鍋ぶた(?)みたいなものを被って、お盆の上に重たいものが乗っているかのようなふりで、歩きながら歌っていたのがオーケンは衝撃だったらしく「中学の時見てなくてよかった〜、見てたら影響されてマネしてたよ」それは2年前にサンラーを見たときも言ってたね(笑)
お盆の上に重たいものが乗っているかのようなふりで、歩きながら「交渉に〜んとロザリア〜」とやってみせるオーケン。
オーケンは次の曲に行くのに前フリをやりたがり、「橘高くんが前に言ってた、復活して4年?5年も経つと安定期に入って」安定期って妊娠じゃないのに(笑)「あの、倦怠期ともいうよね」ふーみん苦笑い。いつまでも新鮮な気持ちでいるように、初恋のような気持ちを思い出して欲しいという話でしたね。オーケンが初恋じゃなくて「しばらく会ってなかった?」というが「一旦別れたのか?」と詳細の設定を追求しだし「いや初恋の気持ちで」「それはツルゲーネフか!文学か!」なんなのさ(笑)
ど定番の曲でも、初恋のような気持ちで。「けっこういい人だったから…」おおー!と歓声があがります。ど定番で待ってましたって感じですよね。いつもはそのまま曲に入るところが、オーケンが「ちょっと待って、この曲コールアンドレスポンスあったかな?」思い出すように、「丘の上で、1人座って、古ぼけた娘が、その横で忙しげに、物販の売り上げ。」(あれ?)
いや違った、「けっこういい人だったから、」と言ったらそのあとを一緒にコールするんですよね。『恋してあげてもよかったけどね、釈迦!』
13,釈迦
中盤で釈迦が出たら、ここからたたみかけてくるんだろーなーと思った。ふーみんがピック巻いてた。おいちゃんはまだ水まかない。珍しく?アンコールじゃないときにギターのネック出して最前列のお客さんに少し触らせてたような。
14,カーネーション・リインカーネーション
続けてこれがきた!激しい〜!折りたたみの勢いがすごいんだから。オーケンはわりと歌うの少なくて負担が少ないって以前どっかで話してたなぁと思い出した(笑)おいちゃんの激しいカッティングと後半のふーみんエレアコパートの時に、おいちゃんが前に出て来て俯いて気持ちを込めていました。
終わったぁ〜と思ったら、すぐに次の曲でまた驚いた!えええー!ええー!それやってくれるのー!?
15,サーチライト
去年の秋ツアーで中心にやった曲で、長くてボリュームがあるから、もうしばらくはやらないかもなぁーと思ってたので、すごく嬉しいですし、ここまでの曲順でもう「レティクル」をやってるのにさらにサーチライトまで入れてくるなんてと驚きだった。
すごい嬉しくてニコニコしてたんだが、この後さらに驚くことがあるとは思わず。
あっという間に本編最後の曲に。
16,心の折れたエンジェル
筋少の場合は、アンコールというよりも第二部って感じなので(笑)さっとはけていって、その間は拍手をしながら待ちます。
椅子が運ばれてきて、ほどなくオーケンが先に出て来ます。ほくそ笑みながら「いや〜さっき楽屋でメンバーが着替えてるの見て、このバンドこれからも面白いなと思ったよ」正確には覚えてないけどこんなことを。これは期待できそうだとワクワクします。「本城さん、橘高さん来て下さい〜」と呼び出すと、先においちゃんが出てくる。Tシャツを着替えただけで別段変わりないーと見てたら、上手側からギャー!という悲鳴が(笑)ふーみんがなんとサンタコス、というかいつもの衣装(黒)にサンタカラーのケープを羽織って、それだけでなく頭にカチューシャを。遠目では猫耳に見えたんだけど、大きなリボンだったそうです。それはウワァ〜となるだろう(笑)ふーみんサンタは白い袋からお菓子(こんぺいとう等)をばんばんと投げて「はい、終了〜!」残念ながら下手側はお菓子届かず。
もっと近くで見たかったけど、カチューシャを外して最前列の女性ファンにつけてあげてました。ケープは中央付近までえーいと投げてました。
オーケンが笑って「やることが若いねー!」と驚くとふーみん、「若いヴィジュアル系バンドのプロデュースしてるから、気持ちが若くなっちゃうのかな(笑)同じだと思っちゃだめだね〜」Zig+Zagがライブでお菓子まいてましたよね。永遠の24歳だけど「24歳でもきっついよ」と自虐的になっている(笑)
ふーみんの過剰なサービスっぷり。演奏だけでも凄いことなのに、こうして楽しませてくれるところが好きです。
オーケンが「おいちゃんは何歳っていうテイなの?」とふると「んー、47歳。」おいちゃんは自然体ですね。「来年は48だ〜。おいちゃん48だ」オーケンうまい(笑)
オーケンが、俺たちは上に先輩がいるとはいえ、ロックバンドが出て来たさきがけのひとつでしょ。と話して、こうしてるのを見て若いバンドが「こうはなりたくないなー」と思われるんじゃないかと言うと、「反面教師にな(笑)」とふーみん。いや、今や筋少ファンの若いミュージシャンも多くいますが、筋少みたいなバンドになりたいと思っても、なれないんじゃないかと思います。存在が奇跡的だから。
17,蓮華畑
ウッチーは不在のまま、アコースティックセットで。
前は2番をウッチーが出て来て歌ってたのだけど、2番になっても出てこないなーと思ったら、最後のワンコーラスだけ出て来て歌ったので、みんなウッチーに注目して拍手(笑)「ありがとう!」
オーケンに「おいしいところ取りだよ!」と言われてた。
オーケンが「今年もヤンキーになれなかった…実話ナックルズを読もう」とか「俺たちもクリスマスソング作ろうか?やらないよねー。」などとぼやいてた(笑)今年も筋少は独自の道を進んでましたね。
(ここの下りだか忘れましたが。)アウェーだね。ということで。
18,アウェーインザライフ
終わると、オーケンが後ろ向いて"大門サングラス"をかけたー!
19,銀輪部隊
ここでやってくれるとはー!また驚いた。語りの長い曲を、本編でもすでに「サーチライト」をやったから、もう無いと思ってただけに。すごいです、オーケンよくやったー!
語りの間にステージをはけてた橘高さんが、黒の衣装から白ドレスにお着替えしてきました。やっぱり12月の最後は白ドレスですね!
オーケンが、どうもありがとー!とお礼の言葉を言って、来年も筋少は面白いことをやりたいねと話してくれました。メンバーからも一言づつ!と言われておいちゃん、ウッチー、ふーみんも今年一年のお礼の言葉を言ってくれました。
最後の曲になってしまうのか、ウッチーが"ちょっと待ったー!"と言って来年の告知を発表しないのかどうかと思って、予定が分からずに終わってしまうのかなぁと寂しい気持ちになりました。
20,ツアーファイナル
大きく震えるドラムの音から始まる。オーディエンスとバンドが、呼応しあって一体になってる感じ。白く輝いてるみたいな気がした。オーケンの歌がバンドとファンの素敵な関係を表してる。間奏の序盤のピアノのところでおいちゃんが前に出て、ギターから手を離して両手を口もとにあてて、爆音の中で観客に向かって何かを叫んでいる。なんていってるのか全くわかんないけど、私は嬉しくて、大好きー!って思った。
曲が終わってもギターを持ったままでおいちゃんが前に立っている。あと1曲聴ける!白黒ストラトだからきっとあの曲だと。
21,サンフランシスコ
押しがもっとすごくなって、ジャンプしたくても身動き取れず、周りと一緒になって動きながらおいちゃんのジャンプを見てた。エディがピアノソロやって、ウッチーがベースソロをする。ふーみんが速弾きして、おいちゃんがペットボトルの水を撒く!1回、もう1回と。
今回のセットリストは、最新から初期まで満遍なく選ばれた上に、定番じゃないレア曲も多くて驚きの連続でした。特に「レティクル」からの曲が印象的でした。
やっぱり来年の予定が発表されなかったことは、他のバンドがどんどん予定や曲や新しい話題を出して行くのを見てると、もどかしくて寂しい気持ちがあるのですが、私が一番好きで素晴らしいと思うバンドなので、これからの活動を信じて、楽しみにして待ちたいと思います。
最後の挨拶に、おいちゃんが下に降りて端から端までハイタッチして、私も最前列じゃないから届かないかも〜と思ったけど手を伸ばしたらちょっとタッチできました。それから、なんとおいちゃんが手にした何かのトレカの袋みたいなものを何枚か配っていて、もまれちゃったけど運良く手にできました。(中はサイン入りカードとピックでした)最後に意外なサプライズをありがとうございます!
気がついたらオーケンは居なくなってて、おいちゃんとウッチーがオーケンがステージに残したヌンチャクで遊んで、おいちゃんがちょっと振ってみてポーズを取って照れてたのが可愛かった(笑)
で結局、ふーみんとドライブ権は誰の手に?という結果、どうやらライブ後に残って見学してた方からの報告では、男子だったらしいですよー!(笑)
その辺りは、橘高さんからの報告を待ちたいと思います。
(おまけ MCネタ)
オーケンを残して3人がはけてたとき、メンバー紹介するからとオーケンが最初にウッチーを呼ぶが出てこなくて、先にふーみんが出て来た。「ナイショだけど、内田はトイレにいってます」小さい声で言ってもそれはナイショじゃない(笑)
さらに、実は今日の会場入りの時に、ウッチーは家を出てから途中で引き返したから遅くなったらしく、何故ならベースを家に置いて来たから。それも1度じゃなくて前もやってる(笑)その度にふーみんが「ベーシストがベースを忘れてどうするんだっつーの!」と怒る。一番大事な商売道具ですものね。「内田君は、空手バカボンの時もテープ忘れて来たことあったよ。Perfumeがオケを忘れるようなもんですね。」「そうだよ、ゴールデンボンバーがオケを忘れるようなもんだよ!」(笑)一番旬な話題出た〜。