筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

NESS@高円寺HIGH

Joy Ride vil.104"Live NESS"

内田さんの参加バンド「NESS」初ワンマンライブです。1stアルバムが11/30発売される記念ということで、先行販売も行われました。
私は今年6月の初ライブ以来で、デンシコンツアーは行かれなかったので久々です。

HIGHのブッキングマネージャー佐藤さんが「dj DANCHO」として開演前のBGMを選曲しつつtwitterで曲名を書いてました。ほとんど洋楽なので私は知らず、YESぐらい(笑)
ステージでは筋少でおなじみのスタッフさんが働いてました。ウッチーのベースはスペクターがナチュラル色に、奥に置いてあるのは「スティック」が見える!
河塚さんのドラムセットはヘッドに「NESS」のロゴマーク(アルバムジャケットになってるやつ)がついてました。戸田さんが下手に三浦さんが上手、テノリオンがスタンドで立てられてて、小さめのキーボード、戸田さんのコックピットのようなセットはテーブルに黒幕がかかってて、シンセサイザーやらギターみたいなタッチパッド付き楽器と、前回おいちゃんが観に行って気に入ってた通称「ロンパールーム」金属の輪っかがスタンドで立てられてる。
ステージ背面にはスクリーンの白幕があり、ウッチーのベースアンプ横にiPadがスタンドで立てられて、スクリーンセイバーみたいな動く模様が映してる。

揃いの繋ぎ服で登場した4人、戸田さんはヘルメットに電光掲示板ゴーグルで武装(笑)
スクリーンに「NESS」のロゴ文字、そのあとに幾何学模様みたいな動く模様が流れ続ける。
最初、3曲やって、ウッチーが「NESSです!」三浦さん「ねすですぅー」何訛り?(笑)なんでも昔ジョンライドンが日本語訛り風英語?を考えてやってたことがあり、それをマネして東北なまり?みたい言ってみた(だったような)
NESSの三浦さんはよく喋ってすごく面白い!シンセだとケラさんがいっぱい喋るけど、NESSだとMCで引っ張るのは三浦さんで、ウッチーもオーケンや水戸さんほど三浦さんは話術が達者ではないのでウッチーも喋り、二人でほのぼの漫談みたいな状態に。
4人を見るとみんな眼鏡してる。戸田さんはロボだけどあと3人は眼鏡。ウッチー眼鏡で演奏は久しぶりすぎて鼻血出そうにかっこよくてキュートすぎる。目がはっきり見える。三浦さんはいつもだから眼鏡と一体ぐらいな感じで見慣れてるけど。
ウッチーはほぼ中央で、ツナギも最初のぶかぶかとは違ってウッチーサイズになってるし、ブーツに裾をまくり上げて足首見せてる(謎)NESSの新グッズリストバンドと、アルバム先行販売特典のバッヂをニット帽子につけてて、なんだか大きさからバレッタみたいに見えて可愛い。

三浦さんから、なんでワンマンをやったかというと、ブッキングマネージャー佐藤さんがお誕生日だから。と2階に座ってる佐藤さんを紹介して(おめでとう!)36歳だっていうのにびっくり!若いじゃん!てっきり40代かと思ってた〜ショック〜
それからアルバムが出るので(こっちがメイン)演奏は3曲をアルバムの曲順通りにやりましたと。家で聴くときは、3曲聴いたらMCは無いから一旦止めてお茶でも飲んで、ファミコンして(会場笑い)ゲームウォッチでもいい。火事でビルから人落ちてくるとか(ファイアーマン!とフロアの男性客から声がかかる)
三浦さんがこの後、NESSを見に来てるお客さんは(年齢の)レンジが広いから、10代もいると思うけど通じてるの?という話に。「ゼンジー北京とか分かるの?」私ぐらいだと分かるけど、それより下はわからないかも。みんな何を話したら分かるの?と三浦さんが言ったときに、たしかウッチーが「ミスターチルドレン」と言って、「ゼンジー北京」とギャップの違いに吹き出していた。「ン」が共通している。てオチ?

よく取材とかでNESSのライブってどんな感じですか?って聞かれるそうで、三浦さんが「なんかお客さんが唖然としてる」だって(笑)
その後ウッチーが、腕挙げてオイ!オイ!って煽るようなバンドじゃあないので〜と説明。三浦さんが、パンクじゃないから。パンクといえば昔ツバキハウスでアンジーがやってて、後ろからダイブしてきた男のブーツが頭に当たって目から火花が出た(笑)それ以来アンジーは行かない。水戸さんには会うけど。って(笑)思いがけずここでも水戸さんの話が。
河塚さんを告知の為に前に出させて、イエー!ってやらせて困らせてた。喋ると河塚さんは関西弁だなーと思い出した。背は意外とウッチーとおなじくらい。しゃきっとしたドラムを聴かせてくれました。
MCのゆるゆる感と、演奏の緊張感とが緩急ついて宜しいんじゃないか。とウッチーと三浦さんが話してました。

アルバムが発売される話と、それで取材がけっこうあってナタリーのパワープッシュとか、12月からいろいろ出ますと。あいうえお作文みたく、N、E、S、Sで単語を作ろうと思ったけどいいのが思い浮かばない。と三浦さん。S、ソサエティー、ズー…(笑)エコ〜(ウッチー)
お客さんに何かある?と三浦さんが聞くと「ネオ〜」とか案が出てた。

ウッチーが戸田さんに向かって右手を差し出し、「歌いまーす」と紹介して、戸田さんが歌う曲。(エフェクトかかってるので言葉が聞き取れず)
戸田さんはあれこれ機材を操って忙しそう。通称「ロンパールーム」は、細い輪っかなのかと想像してたら、スネアドラムの枠みたいなんですね。MCで話題に出たときに、戸田さんが手品師みたいに紙を折ったのを輪っかに通したり上や下に手をやって何もないですよ〜とアピールしてた。
後半の曲で使われてました。輪っかにチョップして、手がちょっと痛いような振りをしていた。

1曲だいたい7分くらいあって、歌ものではないので聴いているうちにあっというま。1時間ちょっとやったところでウッチーが「あと2曲ですー。」(えー)となって、でも1曲長いから〜と三浦さんが言って、2曲やって本編終了。ウッチーの「スティック」は前半と後半で2、3回くらい出て来て、ベースチェンジのたびにみーやんさんがお手伝いして支えのためのベルトを付けたりしていました。スティックを操って音を出すウッチーかっこいい!

アンコールの前か後か忘れたけど、2/5のイベント参加する話。私は詳しくないのでよく頭に入らなかったけど、PILのメンバーだった人がそっくりさんバンド?を作って来日するんだよ〜みたいに三浦さんが解説して、それにNESSがゲストに出るんだけど、ウッチーが「カモン、一緒にやろうぜ」って言われたらどうしよう?って言ってたのが可愛かった。

三浦さんの話が「頭で考えてなくて口だけなの」って言って、口から出まかせなのが三浦さんらしすぎて可笑しい。たしかMC.A.Tの"はーん"って延ばすところがやだ。とか言ってた(笑)
AKBのことを、1人だけ分かるけどあとは鳩みたいだから分かんない。集まって来た鳩に今日はあの鳩きてるなーって分からないでしょ?って例えてたのとか(笑)
戸田さんの準備ができてなくて「戸田に油をさす係の人来て下さい」って三浦さんに言われて(笑)(さすがロボ)恐らくお茶が入ったベットボトルに曲がるストローが刺さってて、戸田さんに渡すけどマスクつけてて入らないから、セットの下に隠れてた。セットの机の事をウッチーが「レッドスネークカモン」って言ってたが、これも通じる世代は限定されてるかな〜(東京コミックショー)
アンコールは適当に「ヘビーローテーション」と「イノセントワールド」(さっきのミスチルの話からか)ってタイトル言ってた(笑)全然違う。
ウッチーのiPadがやっとここで前に出て来て、恐らく譜面になっててウッチーが覗き込みながら、うーんと眉を寄せたりして難しそう?

曲が終わって戸田さんと三浦さんが帰って、残されたウッチーが河塚さんを呼び止めて、手を繋いでばんざーい(ここだけメタルふう挨拶)してから向かい合って握手して、ウッチーが「またやります!」と力強く宣言しておしまいでした。

前回も観に来ていたおいちゃんが、今回も観にいらしてました(2Fの関係者エリアで)ちょっとだけおみかけできて嬉しかった!ウッチーは色々なところでライブ観れるけど、おいちゃんは今筋少でだけだもんね。

私はウッチーが見えやすい中央付近で観てました。女性客ばっかりだったけど、これからはもっと年齢層幅広く、テクノポップやNW、プログレ好きの音楽ファンに注目されることでしょう。

NESSアルバム明日発売です。

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内容紹介
三浦俊一(G.&Syn./ケラ&ザ・シンセサイザーズ)+戸田宏武(Syn./FLOPPY)によるユニットを母体に、内田雄一郎(B./筋肉少女帯)+河塚篤史(Dr.)が加わり結成された“NESS”。2011年6月、中野テルヲとのツアーで活動を開始し、その後東京・大阪で行われたライブは全てSOLD OUTしている。洗練された電子音と技巧的なロックが融合し、エレクトロとプログレッシヴ・ロックの間を行き来する、不思議な音像を提示。インスト楽曲が中心だが、ヴォーカル曲もあり、三浦と戸田、そのメロディーを作曲を担当した方が歌う。

詳しくは公式サイトにて。