筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯@O-EAST(vs JUN SKY WALKER(S))

25年目のバンドブーム!

筋少ブログ(12/22)同期だよ全員集合

ロッキングオン ライブレポート
筋肉少女帯/JUN SKY WALKER(S)

12月に突然「TSUTAYA」になってしまったO-EASTで初の筋少ライブ、ジュンスカと対バンということで、その名もバンドブームとあって、会場に入ったらBGMが25年前のバンドブーム時代のヒット曲オンパレード!たま、X、レピッシュ、などなど…ブラボーのハイになりましょうだ(笑)人間椅子まだ?あ、かかったー!って思ったら始まった。

ステージはジュンスカのセットで、バックドロップに25th記念のロゴが掲げてありました。サポートキーボードがいるのですね。途中から参加したサポートの磯貝サイモンさんは爽やかなイケメン若者でした。
筋少ファンには、ジュンスカは馴染みない人も多いと思います。オーケンも後で音楽性違いすぎ(笑)と言っていたし。直球な青春ロックで。でも私は当時は手広く借りて聴いていた中にジュンスカユニコーンもアンジーもレピッシュも好きだったので、その頃の曲はよく聴いていて記憶に残っています。音源は買い直さなかったけど、それでも聴くと覚えてて、一緒に歌って手を挙げてのれるものなんだなぁー。
ギターの純太さんは昔から変わらず美形だー。和弥さんの歌声がいいんですよね。てっきりホットスタッフで2組合同イベントなのかと思ったら、和弥さんが大槻君が企画してくれたと言ってたので、筋少側からのオファーだったのですね。以前にオーケンと和弥さんがイベントで共演したときに、一緒にやりたいと言ってたことがあったと記憶しているので、そこからだったんですね。
ラストの「MY GENERATION」は熱かった!サビを一緒に歌うと胸にぐっとくるものがありました。最後に和弥さんが、またセッションで一緒にやりますと言ってステージをはけていきました。

転換中にジュンスカファンの方が前を譲ってくれて、よく見えるところに入れました。ありがとうございます!
ジュンスカ筋少といえば、ボヨヨンロックで和弥さんと純太さんがゲスト参加してたので、これはやるのかなーと思ってたのですが、BGMでかかってたので”これはやらないフラグだな”と誰かがつぶやいてたのが…ほんとに当たるとはお見事(笑)。やると思ってたんですけどねー。
筋少セットに変わると相変わらずでステージの圧迫感が増します。

暗くなり登場SEが流れるか?と思ったら、エディが1人でやってきて演奏始めます。おおおお〜!この感じはまさかあの流れですね?
「黎明」が流れる中で、メンバーが登場してセッティングします。そしてかきまわし!デビューアルバム、そして今年の中野サンプラザライブでのオープニングと同じ「モーレツ ア太郎」で筋少です!これはバンドブームというタイトルにドンピシャですね。
おいちゃんの動きがカッコ良くて釘付けになってしまった。上下黒スーツでシックな感じなのも素敵だし(後でブログに書いてたけど、ジュンスカと対バンで意識して決めてたそうです)最初から飛ばして両膝ついて弾きまくってたりして。
続く2曲目「釈迦」で筋少ワールドに持って行く。縦横無尽に動き回る4人。この圧倒的な存在感と、ファンの動きの連携に自分も入ってるけど面白くて微笑む。だって、当時はジュンスカ筋少の人気ってものすごい差を付けられてたから。オーケンだってラジオでジュンスカの人気に嫉妬して「ジュンスカバクチクユニコーン、売れてるやつはおちぶれろ〜♪」って歌ってたんだから(笑)
それが今は、その当時の感じとは違ってて、どっちもいい勝負になってる!レイヤーが違う世界かもしれないけど(笑)ロックなのは一緒、楽しもうぜ!っていうのはどちらも同じ。

さてオーケンの最初のMC、「客層が読めない!」バンドブームだっていうからBGMに選んだのに盛り上がりがいまいちだとしょげる。もっとワーとかハイになりましょうとかでドカーンとウケると思ったのに!と言うのだが、だってBGMだし…。クスクス笑うぐらいじゃん(あっクスクス流れなかった)DJオーケンやったらウケてたよ〜。
「ハイになりましょう!」╲ハイハイハイハイ!/「知ってるじゃねーかっ(笑)」知ってるってーオーケンのラジオでさんざんプッシュしてきたんだから。
それから年齢アンケートをやりだす。勘弁してください。10代の人〜?と手を上げさせる。10代は少しいると驚いて、場所間違った?と心配する。20代はけっこう多いが、年齢ウソ付いてるでしょ!と信じない。なんでだよ(笑)あまり後ろ見なかったから分からないけど、ロッキンオンレポでは30,40代は多かったらしい。私の近くでは40代見えなかった。恥ずかしい。50代もちらほら上がるので、おおお〜と感心の声あがってました。幅広いですね!おいちゃんは来年もうすぐ50代ですよーふふふ。

オーケンが曲いこういこう〜といいつつなかなか始めなかったりして。昔の話はしねぇぜ!と言うけど結局思い出話になっちゃいますよね。
まさにバンドブームど真ん中「日本印度化計画」からの「サボテンとバントライン」印度はフェスで定番になってるけど、バントラインは久々ですね。これもシングル曲だったから、ジュンスカファンでも覚えている人いると思うんだけどなぁ。もしかしたら、クラスメートでジュンスカファンに筋少なんてププって笑われてたかもしれないけど、今はきっと仲良くなれます。
久々といっても、たいして開いてるわけでもなくて、筋少は2006年に復活してから、オーケンも7年目だって言ってましたが、休止することなく継続して活動していて、どの曲も練りに練って進化した最新バージョンなんだと思います。
「これでいいのだ」は当時のイベントでも定番の曲です!いきなり最初から手錠かけられたってオーケン間違えるからありゃっと思ったけど続けてまた手錠かけられたからおいちゃんのポーズも決まりました。
オーケンがちゃんと曲中で解説して、昔はやらなかったけど、復活後には色んなバンドがよくやってる「タオル回し」と取り入れました〜ということで、回す回す〜これがなんだか予想外?な展開になるポイントでした。
オーケンが、喉がおかしくて咳が出るって言って、だれかのど飴ちょうだい〜と言い出す。私ものどがいがらっぽくてゲホゲホしてしまうのは、おそらくタオル回してほこりが舞ったからだと思う。
メンバーいったん楽器を下ろして少しMCタイムでは、やっぱり昔の話になってて、デビュー当時にギターが抜けたばかりで、おいちゃんとふーみんが居なくてエディがまだメンバーだった頃でエディが話してくれました。ジュンスカと、こないだオーケンがゲストに出たTHE RIDERSと同じトイズファクトリーレーベルでツアーを回った時に、エディが遅刻してしまって出番が入れ替わって筋少がトリになっちゃって、その時にジュンスカがすごい人気だったから変な空気にしてしまったと。ギターがないからエディがギターらしい音をキーボードで出してしょぼくって…と苦笑い。
それからふーみんとおいちゃんが入った後に、トイズファクトリーレーベルのバンドが集まったイベントでセッションで何故か最後に「ツッパリハイスクールR&R」をやって全然統一感ないの(笑)ってオーケン思ったとか、バンド同士がシャッフルでカバーをした話も。オーケンが歌ったB-Tの「悪の草、まちがった『悪の華』」は今やYouTubeで大人気で”井森美幸のダンス”ぐらいに再生数が…と、面白映像になってるというのは有名な話。おいちゃんはミスチルの桜井さんと「SAY YES」を歌ったんだよね。とオーケンが先に話したのだが、おいちゃんそれをちゃんと聞いてなくて、ふーみんが純太さんとジュリーを演奏したんだよと言ったあとに「僕も桜井君と『SAY YES』を歌ったんだよ」って言うから、オーケンがもうそれは言ったよぉ〜(笑)ってツッコミ。歳取ると話がループするからーと、今度はワザとふーみんとオーケンで同じ話を繰り返しだすところが、筋少MCの楽しいところ。
椅子に座ってアコギを構えたら次はアコースティックで何の曲かなーと思ってたら、おいちゃんがブッ!と吹き出して椅子から崩れてて(笑)「ツボに入っちゃった!」と爆笑してて自由すぎるかわいい(笑)さっきのループが笑いのツボにはまったんですね。

オーケンジュンスカとお互い25周年ということでと選んだ曲は「新人バンドのテーマ」復活したばかりの、復活バンドをちょっと皮肉った唄ね、でもオーケンらしい暖かいまなざしです。ウッチーは手ぶらで手拍子しながら揺れててかわいい。
またすぐに椅子外して楽器チェンジして、ふーみんのところにスタンドアコギが運ばれた。「中2病の神ドロシー」オーケンがタイトルコールする。デビュー25年同士でジュンスカにも向けてと選んだんですね。そう思うとなるほどと納得できるけど、バンドブーム時代の選曲で固めると思ったから意外で嬉しかったです。最新曲はジュンスカファンや、筋少をバンドブームしか知らなかった世代にはどう感じたでしょうか。
"回ったし"でふーみんが華麗にターン!フィギュアスケート選手のように(笑)はじめてちゃんと見れたので嬉しい。おいちゃんのギター1本の音になるところで、前に出て来てライトが当たる姿がとても素敵だった!笑顔が眩しくて、ここの部分大好き。そこからの神!力強いコールでバーンと終わるのがすごい好き。

「イワンのばか」に入るSEが始まる中で、オーケンが手を掲げたのは杖じゃなくって、いつ持って来たのか「いまだかつて、ロックのライブで龍角散のど飴を出したやつはいたかぁー!?」って感じで、不思議とライトに照らされて、のど飴が光り輝くオーパーツみたいに見えたぞ(笑)口に入れると、わざとらしくしみじみした顔して喉がうるおう〜とかやってた。(よく覚えてないが)(大豆を耳に〜っていいながらイアモニしてたのはここだっけ?)
フェスで定番の鉄板でたたみかける!エディ爆走、ツーバスに2本ギター超速にベースがぶ厚く、オーケンが煽る中間ばんざーいでギターソロ、ハイハイハイ、ララララーで押せ押せの筋少メタル、たしかにこれはジュンスカとは真逆なんだよなぁー。
だめ押しで最後は「バンドブームといえばこの曲!」で「踊るダメ人間」を再録ショートバージョンで。前方でも押しがなくてダメジャンプすることができました♪正しくはバンドブームど真ん中からちょっとずれたと思うけど、でもリリースされた時はちょうど「ハイになりましょう」だったなーと思います(笑)。オーケンのラジオでダメ人間選手権とかいうコーナーでブラボーが推されてたので覚えてます。
でも、この当時よりも曲が進化して、盛り上がりがもっと凄い事になりましたね。「ダメジャンプ」は最初からあったのではなかったので。

これで本編は終わり。その前のMCでだったか、筋少は今年対バンでアーバンギャルドは若いバンドで、ジュンスカは同世代で、今度は来年1月にBABY MATALっていう14歳ぐらいのアイドルとやるって、振り幅広過ぎるよっ!とぼやく(笑)。大変ですよね。ふーみんが「見せつけてやろうぜ!」っていうので「何をー?」と客から声がかかると、オーケンが「…老いを(笑)」ふーみん笑って「老いをな!(笑)」ふたりともおいおい言うから、おいちゃん…と見てたがおいちゃん無言でニコニコ。いや、老いじゃなくってさぁ、熟年パワーでしょ!(笑)と思いました。

そしてアンコール、オーケンが先に出て来て、筋少メンバー出て来てぇーもうチューニングなんて適当でいいからさー!とさりげなくこないだのTHE RIDERSのイベントでファンからのヤジをマネしてた。
筋少メンバー出て来てセッティングして、それからジュンスカを呼び入れます。マイクを持たない小林さんと呼人さんが後ろ側に下がって遠慮してるので、オーケンがマイク持たないのー?若い頃はセッションだと俺が俺がって前に出てたのに、歳取るとね、セッションのときにみんな後ろに下がるのよ。と例えにクラシックロックジャムのセッションの時の話をしてました。平均年齢さらに高いんですよね(笑)。そこでおいちゃんが、エディブースの高いところにあるマイクに気づいて、スタッフにあれ取ってあげてと頼んで渡してて優しかった。
それで何をセッションするのかというと、ボヨヨンロックなのかと思ったら「ボヨヨンロックはやりませーん!」なんでだよー(笑)せっかくの機会なのに。音楽性が違うのでバンドブームの曲をとオーケンが選んだのが、アンジーの…ってえええー!それやるのー!マジかーって冗談かと思った。そしたらウッチーが「ちょっと待ったぁー!」と大きい声で。マイク持ったウッチーが、それは懐かしい曲じゃなくて現役で10年以上今でも弾き続けているよ、水戸さんのバンドでねとドヤぁ〜な表情、そう水戸さんは歌い続けているのです。僕が曲の入り方をレクチャーしようーと言って、水戸さんがいつもやってる前振りを説明するのだが、ボーカルがアイラービュー!って言うのね。そこはいいけど、「ギターがジャーンとなったら、バーンと始まるんだよ」的な擬音入りのウッチーの話にオーケンが「それロックの曲どれも同じじゃない」と呆れる(笑)。
そんでなんか水戸さんのようにビシっとしないで、ハリのない感じで曲入る。なんと筋少の演奏で「天井裏から愛をこめて」なんてレアな!ウッチーが下手側にいないのがなんか不思議で。今年はふーみんも水戸さんと共演したし、おいちゃんもFSZで水戸さんと近くなったし、より親近感わきますね。おいちゃんが黒レスポールなのも素敵で!たしか純太さんもレスポールだったと思う。二人並んでかっこ良かった!長谷川さんの叩くのもまたレアだし、間奏は長回ししてふーみんのギターアドリブ。何よりもおいちゃんに向けて╲大好き大好き!/コールできたのが感激だった。いつもは3-10で水戸さん大好き大好きしてるから。また何か機会あったら水戸さんがおいちゃん呼んでくれるといいなあ〜と思いました!
水戸さんが飛んできそうな勢いだけど、居なかったみたい。でも扇さんは見に来てたんですね (*’ヮ’*)♪
曲が終わると、和弥さんが「まだSE出さないで、記念撮影しましょう」と言ってくれて、すると下にいたカメラマンさんがばっとステージに飛び乗ってきました。素早い行動にプロだな!と感心でした。和弥さんが「ボヨヨンボヨヨン、ロックンロール!」って声かけてて、オーディエンスも合唱しながら撮影して面白かった!演奏はしなかったけど、ボヨヨンコールで一体にさせたのはさすがです。
ジュンスカも1/11武道館を前に、年末はラママ4daysで男性限定デーもあるそうです。お互いに熱いファンもついていて、暖かい交流ができて楽しかったです!


黎明
モーレツ ア太郎
釈迦
日本印度化計画
サボテンとバントライン
これでいいのだ
新人バンドのテーマ
中2病の神ドロシー
イワンのばか
踊るダメ人間
(アンコール)
天井裏から愛をこめて