筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

アルバム「ザ・シサ」発売日

今回はインストアイベントが無かったので、一通り聴いたところでの印象と感想をざっくりとメモ。

昨年発売アルバム「Future!」のインストアと感想メモ
筋肉少女帯@タワーレコード新宿店 インストアイベント - 筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

ツアーもまだ行ってないので、ライブで聴くとまた印象が変わったり思い入れができたり、楽しみ方が増えたりして進化していくんだろうなと思います。

去年フルアルバムが出たのに、また今年も出すとは思わなくて今年春の発表の時に驚いた。
覚えてないけどオリジナルアルバム何枚目? デビューの仏陀Lから数えて19枚目らしい。メジャー30周年だから企画物とか出るのかなって思ったのに、新曲アルバムなんだって(笑)

自分には考察記事を書くほどの能力はないし、資料とか過去記事とか見直したりする時間もないので、ほぼ記憶とその場の勢いで。
他の人の感想を読む時は、その方がどういう背景なのかを知りたいと思う。筋少を知ったきっかけとか、他に聞いてきた音楽とか趣味とかで違いがあるから面白いと思う。筋少聴く人は年齢も幅広いし、特にオーケンのおかげで耳に入るジャンルも幅広いと思う。

私はおいちゃんとふーみんが加入した29.5年前とほぼ同時期に聴き出して、活動停止で一時期遠ざかってたけど復活してからまた戻ってきて、そのまま新作が出るたびに聴いて好きになって、離れることはなくなった。
昔からよくあるのは、デビューから数作は好きではまったけどだんだん飽きたり、最初ほど好きにならずに聴かなくなるパターンとか、停止や解散から復活して新作が出て、やはり初期ほどははまらなくて遠ざかっていくケースがあるんだけど、筋少はそれに当てはまらなかったのがすごい。復活してからの活動の方がデビューから停止までの期間を超えてますます成熟していると思う。
それでもロックバンドや音楽業界全体を取り巻く事情は年々変化していくから、10年前よりは変わっていることもある。前に出ていた雑誌媒体いくつかが、筋少を取り上げなくなったとか。若い世代のロックバンドだけじゃなくて、アイドルや俳優や声優とかジャンルも広がっている。筋少が活動してきた期間にもどんどん出てくるし、いなくなったりもする。
私が若いころに好きになったバンドの中で活動続けているのは少ない。有頂天とか復活したバンドもあるけれど、多くはいなくなったり亡くなってしまったり、復活しても数年でまた停止したバンドもある。
そんな中で、継続的に活動して(ソロや別バンドも並行して)動員も安定している(減ったりしないし、急激に増えたりもしない)ただし、復活前のように全国ツアーをすることはもう無さそうというのは、3都市の他の地方のファンには残念だと思う。だけど、こうして継続的にライブをできていることだけでも良かった。活動停止の時のようにメンバーがバラバラになる心配はないけれど、今度は50歳を過ぎもはや還暦を迎えようとするわけで、健康のほうが心配である。

持てる能力を余すことなく発揮して、過去作を振り返り踏襲しつつさらに新しい地平を切り開いて、次の次元へ行っているニューアルバムを含めて、サブスク解禁された全作品をこれからも大事に想い聴き続けていこうと思います。
ライブでどう進化するのも楽しみであるけど、新曲が増えたことでまた既存曲のライブ演奏レア度が上がってしまったのも歯がゆい気持ちではあります。もっとライブの回数があればと思うけど、そんなに無茶はいえない。

30年をざっと記憶で振り返ると、インディーズブームから、デビュー時から2年間くらいの平成1年バンドブームがあって、次は90年くらいからのV系ブームがあった。それを乗り越えたが2000年で休止して、復活した2006年からは音楽フェスが成熟していくころだった。ユニコーンX Japanが復活した。V系ジャンルの成熟、筋少の音楽に影響されたバンドの登場があった。それからアニソン文化の成熟に、オーケンが作ってきた作品からの影響があった。ドラムは脱退してしまったけどエディがサポートに入って長谷川さんが固定サポートになって、楽曲の中枢は変わらない。
その間に自分はクリエイティブなことはできないし出世とか成長もない。歳とっただけで。ただ波はあっても筋少はずっと聞いていたというだけ。

1、セレブレーション
筋少楽曲のオープニングとして、ライブのスタートでもある、ファンにはおなじみの鳴らし。
ふーみん曲かと思いきやおいちゃん作曲で、最初に思ったけどアンセム的なロックのインスト曲だと。王道じゃないと見せかけて実はロックの王道サウンドがどっしりと基盤にあるのが筋少のロックだと思う。

2、 I, 頭屋
「サーチライト」から汲む、復活後では「オーディエンス・イズ・ゴッド」や「オーケントレイン」にあたる、リズミカルでファンキーなおいちゃん曲。掛け合いがあってライブで楽しそう。歌詞はオーケンがバンドのボーカルやってるっていう物語をオカルト漫画のように表現している。女の子に代わりをさせようっていう展開のところは、以前あった筋少曲を題材に造られた演劇で水野美紀さんがオーケンのコスプレしたキービジュアルがあったのを思い出して、それで水野さんも今や出産されたなと。
なんか巻き込まれてロックバンドやってて運命に突き動かされてる男と、追いかけるファンの相互関係で運命を感じるようなところだった。
オーケンはこの歳になって、メタルとかラウドとかはもういいよって思って筋少からは気持ちが離れてくんじゃないかっていう心配はあったんだけども、それはそれであっても本当は違っていて、メンバーと作る筋少の音楽を信頼してるしロックを愛しているんだなと感じた。

3、衝撃のアウトサイダー・アート
世間からはぐれた運命の二人というテーマに切ない系の疾走感のあるメロディ、リフが絡んでがっつりはまる曲。「機械」とか「トリフィド」とか「ゾロ目」系は、また筋少のど真ん中だと思うし、ライブでもきっと盛り上がりそう。コーラスの繰り返しがまた王道だし、終わり方とかもアニソンぽい気がするけどどれが近いのかは分からない。

4、オカルト
これが今回のリード曲なのが、やりたい放題って感じでよい。おいちゃん曲でインタビューによるとオーケンが提案したバングラビートを取り入れてオカルトってテーマでロックに胡散臭さが混ざって面白い。歌詞もまた物語で人類すぐ滅びるし、人類救うよりも彼女欲しい男でオチも短編SFふう。

5、ゾンビリバー~Row your boat
今回のふーみん高速メタル曲枠で、それに歌詞も高速の濁流と滝になってさらに速くなり海に流れるっていうイメージががっつりはまっている。
ゾンビリバーはもともとオーケンのステーシーからの短編でファンにはイメージが頭に残っている。Row your boatっていうワードは海外の童謡で、洋楽のイメージもさせる。口にだして楽しいワードは「野方」はオーケンの地元で「ゴンヌズバー」は昔からオーケンエッセイで使われてたおもしろワード(ご開帳的な意味あい)「でも、やるんだよ」は根本敬氏の著作からの名言。
ふーみん高速ソロとエディのピアノ激ソロのかけあいもライブが楽しみ。さらに間奏でのメンバー小芝居が入ったのが最高に楽しい(笑)ドリフ直撃世代だから後ろ後ろ。

6、なぜ人を殺しちゃいけないのだろうか?
タイトルからサスペンスっぽいのかと思ったら、おいちゃん曲ほっこり横ノリ枠だった。(「星座の名前は言えるかい」や「サイコキラーズラブ」系)ほっこり曲にナンセンス的な問いかけのミスマッチ感が面白いかなと思う。掛け声があるのはライブで楽しいだろうな。
歌詞は深く考えなくてもいいけど、まともに考えると殺人そのものがダメだし。語り手は恋人を殺した女性の友達っていう設定で、殺した男を愛しすぎたと思ってちょっと羨ましいとも思っている。好きだったっていう解釈もあるけど、そんなに人を愛することができるのはある意味羨ましいという感じ。ダメな理由をスーツ買いに行かなくちゃならなくさせるの面倒じゃん的なのを言ってるけど、そんな恐ろしくもある愛情ってなんなのかと。それを、ちょっと視点を変えてみたら的なエクスキューズ? 殺人ってよく親族とか恋人とかで起きるよね実際に。それとかストーカーもあるし。そんなん本当は知りたくないから。

7、宇宙の法則
ふーみん曲バラードだけど新しいアプローチな感じ。横ノリでじっくりと深く歌うボーカルにギターのメロディとピアノの旋律がすべてが美しくて切ない。メタルやラウド系とひとくくりにできない、また全く違うことができるのが筋少だなと。
歌詞の風景がまたきれいで、日が暮れて夜更けから深夜、朝を待つという流れの中で、短編のオムニバスのように若いカップルと孤独な老人、少年が登場する。来世でまた逢いましょうっていうのは全作からのテーマが続いている。ラストのフレーズがまた綺麗で切なくて好き。宇宙の法則っていうワードも好きだし、スピ系ぽいけどそこにはまってはいない。「何もいいことはない」って自分もよく思っちゃうから心を寄せるんだけど、その反対に「いいことしか起こらない」っていう念もオーケンの世界にあることを知っている。悲しいことが起きるけれど、絶望して死なないよう、生きてく為に、負けずに希望を持つように。

8、マリリン・モンロー・リターンズ
ふーみんがナタリーのインタビューで言ってたけど、昔にヘイユウブルースのカバーやるなら辞める事件があって、オーケンがやりたかったブルースに語りっていう曲をやろうとふーみんが作った曲。ふーみんギターのブルージーが爆発。さらに後半は別の曲として考えてたのを合体させたそうで激しくなる。
歌詞はオーケンがイタコのネタを出してきて、昔マリリンモンローノーリターンって歌があったのを逆にしたテクニック。モテ男にしかわからなさそうな話だと、モテない男にしたら分からんからちょっと嫌かもしれないと思った。マリリンモンローが大統領にハッピーバースデー歌ったっていう伝説は今やどの年代までわかるのかどうか。それを序盤に突如入れてくのが変でカッコイイ。

9、ケンヂのズンドコ節
うっちー曲ここでやっと登場して、さらに異色を放つ存在感。タイトルだけ先に出た時にどんな曲なんだってざわついたが、聴いてみたらビックリ。こりゃ楽しい。曲を聞いてオーケンはズンドコって入れたとかで思わず気持ち良く言いそうだと思った。ワードも気持ちいい感じで、バチカンの金ってかいてあるけど鐘が本当なのかも?と思ったけど。
いい陰謀とわるいんぼうの話はいつだったか忘れたけど、いつかオーケントークのネタにしてた。天使の矢で皆殺し的なネタはノゾミカナエタマエとか妖精対弓道部とかでオーケン得意のワード。考え方と感じ方で、いいようにも悪いようにも捉えられるっていうテーマは、自分が昔から思ってることにも通じると思った。それは自己責任論ってことではない。不幸が起きるのは、環境や運でどうしようもない事がある。でも何もかも他人のせいにするものでもない。
ライブでどんな感じになるか、印象とがらりと変わるかも。ムツオさんはディスコフィーバーな感じで、エニグマは呪術的な感じ、こちらは音頭で盛り上がるっぽいかも。

10、ネクスト・ジェネレーション
オーケン弾き語りで真っ先に披露されて、歌詞がファンの間で物議を醸した(笑)自分も考えたけど、率直すぎるけどオーケンだしなって思った。若いころからやってたバンドが歳とっても若い子に好かれてるのは実際あるし。でもじゃあつきあってもいいかっていうと、そういう事じゃないのでまともに受け止めるものじゃない。
曲はおいちゃんのロックンロールな横ノリ。「香菜」とか、「3歳の花嫁」系のラブソング。

11、セレブレーションの視差
おいちゃんがインストとして作った曲に、オーケンが語りで全部埋めてきてびっくりしたそうだ。オーケンが以前、紹介した映画「パララックス・ビュー」から、その後提供した曲で歌詞を書いた世界観。そういう映画的な美しいシーンに隠れて殺戮が行われるというのが、すぐに思い浮かぶのはオーケンの才能だと思う。それにデビュー30周年のバンドというネタを絡めた。入れ替わったっていうのは、バンドメンバーがほとんど入れ替わって続くバンドは実際によくある(ロティカがそうだし、メタルバンドあるある)それと特撮初期に作った猫かと思ってよく見りゃパン。
それに意味があるのかどうか、問いかけて、視差というテーマを投げてその逆であるかも、そのまた逆かもと、一つの回答は出すけれども、断言しないところがらしいと思う。
それはそうと、たまたまジョジョ5部アニメ化で沼が深くなってるところを、マフィアが出てきて街に平和をもたらすのでそこで偶然だけどグッときてしまった(笑)
ロックバンドの30年で泣けてしまった。長いともいえるし、もっと活動しているバンドもあるからまだまだとも言える。
曲はおいちゃんで、オープニングからリンクするメロディとそこから広がる幸せな感じは、「世界中のラブソングが君を」に通じる感じ。祝福の音楽とオーケンが最初に言って、リスナーの脳に鳴り続けるイメージなのが良い。

12、パララックスの視差
うっちー曲の2曲目がラストを飾る。カッコイイとしか言いようがない(笑)他にどこにも無いけれど、懐かしさがある。プログレと、昭和歌謡曲と、ニューミュージックな風味があって、これがうっちーの趣味そのものって感じ。オーケンの歌い方も、オーケンが子供のころから好きな小椋佳みがあってとてもいい。若いころの歌にはなかった深い味がある。歌詞も井上陽水的な感じな、二人のずれ、すれ違い、微妙な関係。シュールさと優しさがあって染みる。またS4050みたいなレア曲枠になりそうだけども、これも大事にして心にずっと残りそう。

筋肉少女帯@渋谷ストリームホール

「渋谷ストリーム開業記念イベント」

「ちょっとした初めての試み」 | オーケン企画

ワインライダー・フォーエバー
ーー
トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
LIVE HOUSE
元祖高木ブー伝説
ーー
日本の米
カーネーション・リインカーネーション
僕の宗教へようこそ
ーー
ネクストジェネレーション(新曲)
ゾロ目
サイコキラーズ・ラブ
ーーー
イワンのばか
ムツオさん
ハッピーアイスクリーム
ディオネア・フューチャー

(アンコール)
オカルト(新曲MV撮り)
ーーー
香菜、頭をよくしてあげよう
釈迦

新しくできたホールのこけら落としイベント期間の1日として、アルバムツアーとは別にワンマンライブなので、どういうセトリになるかなって思った。
夏にフェスや対バンライブなどで演奏してきた曲のまとめって感じで、今年の夏を振り返りながら。
オーケンが最初のMCで、ホールの広さが微妙で大きくもなければ小さくもないって(笑)確かに、つくりがライブハウス的じゃなくて舞台袖がない。その分ステージ両端にスピーカーが置かれてなくて天井高くて上から下がってるので、端っこにいてもステージが見切れない。
キャパ700くらいらしくて筋少にはちょっと狭目か。早々に完売したし、ほとんどFCチケットだったのではないかと思う。
オーケンもいつものお客さんを前に、見知った楽な感じでMCもざっくりで特にこのくらいの人数だとプラン考えてないよと言い出し「えー?!」とブーイングするオーディエンス。
次にやる曲でコールが「トリフィドの日が来ても〜」なのに、リハのときに「トリフィドの雨!」って言ってしまったと話す。
ここでトリフィドが入るのは意外だった。
オーケンがさがって、おいちゃんがセンターに入って歌う。新しいライブハウスでライブハウス。一気においちゃんの爽やかなトーンになる。
曲終わりでオーケン戻ってきて、高木ブーはじまる。今年はイベントで何年か振りに聴けたのが良かった。当時売れた曲だったけど、ライブではずっとレア曲になってるっていうのがいい。

打首さんとの対バンで、日本の米の曲があるつながりで、筋少の日本の米はオーケンが中学生のときに3番目に作ったっていう、単純すぎてもうやりたくないと昔からメンバー口々に言ってたってくらいなのだが、対バンのときにやったらライト層に受けた。
オーケン担当のメイクチームの若い子が気に入って、一番好きな曲は日本の米ですと言われ「ダウンロードしました!でもカラオケには入ってなかった」今まで俺たちが複雑な凝った曲をさんざん作ってきたのに結局はこれかと肩を落とした(笑)
アルバム制作は2日前に完成したそうで、それにはもう間に合わないけどこれからは日本の米みたいな曲しか作らない!と
それで日本の米はじまる。初期からの曲、自分も筋少知った15、6のときにこれ聞いてコント入りで狂ってて笑えたなとインパクトがあったよなという記憶。
ライトユーザーには食べ物の曲が受けると、でも打首さんがやってるからメガネの曲を作ろう、そこから「字が小さくてみえなーい!」ハズキルーペのCMネタになり、ふーみんが「お尻で踏むのやりたい」あれ気になるよね

ブーもやったし、僕の宗教やったのもリリース時期の思い出があり
久々で楽しかった。エディのオペラセンターで熱唱したとき、おいちゃんがにっこりしてエディいいね!って感じの顔してたのが印象的だった。

中盤に椅子出してアコースティックコーナー的なセットになって、ここで新曲を披露。オーケン弾き語りでは先日やったそうで、筋少ライブでは初披露。サイコキラーズとか3歳の花嫁のあたりのおいちゃん横ノリ曲カテゴリって感じかな。オーケン得意のストーリーものだ。その後でオーケンが、初めていうけどこれは壮大なタイムトラベルもののほんの始まりです的なことを言う。アルバムのテーマなのかなー。
オーケンが下がって、ふーみんとおいちゃんのアコースティックバージョンでゾロ目をふーみん歌う。二人の弾き語りツアーをここでお披露目って感じで微笑ましい。

メンバー紹介のところで、オーケンがエディに突如おすすめの映画DVDを渡す。こういうのがファンがライブのときの絵を描いてくれたり文章を書かれるのに使われるんだよーと、よく知ってる。エディはオーケンのおすすめ映画は当たりと喜ぶ。でも昔の映画は犬を本当に殺しちゃうのがあるから嫌だ。うっちーのおすすめは絵が汚いからいやだって(笑)

今日は楽屋でサインをいっぱい書かされたけどなぜなのか知らない。それは橘高さんが説明してくれるとオーケン、そこでふーみんが新しく出したライブブルーレイの宣伝。物販で先行販売にサインがついてくるから持って帰ってね♪

そこから終盤のたたみかけブロック。
ハッピーアイスクリームは久々で嬉しい。そこからの今年定番入りしたディオネアフューチャーはかっこいい美しい、素晴らしかった。ぐっときた。

アンコールでまずオーケンが出てきて、初めての試みをしますと。アルバムから1曲映画のテーマになると、おおーなんだ?と思ったら緊急検証の映画だった。タイトルは「オカルト」とそのまま直球で。
これを一回流しますので、それからMVを今からここで撮りますと説明。映像はオカルト番組風になるそうなのでお客さんは手が写りこむくらい。
それからメンバー呼び出す。新衣装だー!
オーケンもよく見たらダークスーツが新しくて袖のところに文字が入ってる。とにかくふーみんが黒ゴスロリドレスで可愛い。おいちゃんはウエスタン風のフリンジ付き赤ジャケット。うっちーは最近の衣装とそんなに変化はないけど、中に着てるシャツが赤い。
メンバー一人一人に撮影スタッフのカメラがついて、曲に合わせてあてぶりで動くのはさすがベテランで慣れている。
観客もすぐに手をあげて反応する。
初聴きの印象ではそんなにハードではなくて、オリエンタル風のリフがオカルトっぽさを出してる気がする。ラップぽい部分があるが、展開するところはふーみんメタルぽいのでふーみん曲かな。歌詞はやはりオーケンのストーリーものでボンクラ男が自分の欲のために世界崩壊したみたいなやつみたい。

アルバムの聴きどころをそれぞれ言ってというオーケンのふりに、おいちゃんは「ぜんぶ!」うっちーは「売れなさそうなところ」と正直すぎ オーケンが慌てて「メーカーさんも夕方から来てるんだから、そんな事言っちゃだめだよー」と指摘に「コアなファンが喜びます」と。ふーみんはそれに対して、コアなファンは喜ぶのはもちろん、ライトファンも聞いたらオッ?って気に入ってくれる要素がありますという上手い宣伝トーク

オーケンが、ライブの最後には3つのことを言うんだよと前置きして、今日の感想、お客様への感謝、今後の意気込みだったか?
感想は「お茶がおいしかった」空調が寒いのであったかいお茶を持ってきてと言って飲んだあとに、お茶の曲を作ろうかとお茶ー!ジャジャーンみたいな。というとふーみんがすかさずギターを鳴らしてくれるくだりがあった。
お客様への感謝はというと、わたしのーおはかのまえでー♪ 突然歌い出した(笑)
これからが楽しみだー!と無茶にはしゃいでピョンピョンしたあと、こういうので無茶してケガすると一生動かなくなったりするんだよー気をつけようーと自分で言いつつ。
アルバム発売で新曲ライブが楽しみな気持ちが溢れてます。次はアルバムツアーで同じ場所ですね。

メトロノーム・筋肉少女帯@TSUTAYA O-EAST

CRUSH OF MODE -PREMIUM HOT SUMMER'18- at TSUTAYA O-EAST

筋少が先の出番。

サンフランシスコ
ワインライダー・フォーエバー
ムツオさん
元祖高木ブー伝説
告白
サイコキラーズ・ラブ
イワンのばか
釈迦
ディオネア・フューチャー

来週は麻布十番祭り、じゃなくってロッキンジャパンフェスにでますがこの暑さで野外ライブやったらメンバーの誰かが死にます!僕が死んだら後継者は考えてますとかオーケントーク
でも筋少は続けます。追悼ライブで写楽君とかロティカのあっちゃんに出てもらって、歌ってるところに本人登場(死んでない)
ニューアルバムが10月30日にでます(※ほんとは31日)この世界の片隅の狭いところに向けてビームを
CRUSH OF MODEは僕が筋少を休止しているときによく出ました。いつもメトロノームとグルグルえいがかんと犬神サーカス団がいたなあ。その頃に来てたお客さんいる?
メトロノームで回るの見てびっくりしたなー今日も回るの?(まわるー!とファンから)筋少のファンは回ってくれって頼んでも無理無理って言ってやらないんだよ。
いつもメトロノームとグルグルえいがかんと犬神サーカス団がいたなあ。
メトロノームが有頂天をリスペクトしてるのは知ってると思うけど、おいちゃんは有頂天にいましたって話と、内田君は一緒にライブやったりしてる「みんな友達です」とうっちー。

筋少の中でもメトロノームに寄せた曲はないかと探してこれで、でもサイコパスの曲なんだよね。うっちーがシンセもってきて弾く「告白」
間奏の回るたつまきのところで回転するオーケン
またこれもサイコパスの曲なんだよねとサイコキラーズ・ラブ。

来週のフェスでメンバーが3人死にます(増えた)
今から音楽性変えよう。AORにしよう。微笑むおいちゃん、ふーみん。
カルロストシキとオメガトライブ。♪きみはせんぱーせーん(昔からちょくちょくあったネタ)ウケる客を見てけっこう知ってるねぇとオーケン

その後アンコールで出てきたオーケンが、筋少ファンも回ったの?って聞いて回った!と声がかかると即座に「この裏切り者ー!回らなかったくせにー」
メトロノームのメンバー・サポートドラムのJoeさん
オーケンを入れてメトロノームの「絶望さん」写楽さんがケラさんふうっていうか僕の宗教の語りふうのアナウンスする部分があるんだが、そこをオーケンがお立ち台にそろりとあがってぼそっと「鳥人間コンテストは中止になりました」
そろりと降りる。
次に残りの筋少メンバー3人呼んでのダメ人間。カウント3210でモニターに同期で出てくるのが良かった。これ1度きりなのはもったいないですね。写楽さんがソロのDJでもダメ人間をよくかけているのでメトロノームファンにもおなじみだったと思うし、一体感とか親和性が思ったよりもずっと良かったです。また一緒にやりたいって話が出たので期待しています。

筋肉少女帯@Zepp DiverCity TOKYO

www.excite.co.jp

1. サンフランシスコ
2. 少年、グリグリメガネを拾う
3. 日本印度化計画
4. 小さな恋のメロディ(橘高歌唱)
5. パノラマ島失敗談
6. イワンのばか
7. 機械
8. 戦え!何を!?人生を!
9. 青ヒゲの兄弟の店
10. サイコキラーズ・ラブ
11. Guru最終形
12. これでいいのだ
13. パリ・恋の都
14. 踊るダメ人間
15. ディオネア・フューチャー
<ENCORE>
1. ノゾミ・カナエ・タマエ
2. モコモコボンボン(内田歌唱)
3. 釈迦

入場BGM 高木ブー伝説など筋少曲メドレー
ニコ生中継が入る。
2曲め終わったところでMC。デビュー30周年をお祝いしてくださいーといってからお客さんの語彙力がないのを指摘するオーケン。平日にお台場とか言いたい事はあるのかとか。
メガネのひとが少ないと客席見ていう。僕はハズキルーペをジブの30周年のお祝いに買った。ムーが見える見えるー
30年近くやって歌詞を覚えたといって、印度に入るがやはり歌詞とぶ。
次にふーみんがセンターに入ってお台場ー!って煽るちい恋。アクションかっこいい。
オーケン戻ってきて、ふーみんがエレアコスタンドで弾いてのパノラマ島失敗談。
MCであいつがりんかい線でやってきたーとイワンのばか。
機械、からの筋少は30年戦ってきたぜ!といって、けっこう久々の戦え何を人生を。ホールで聴けたのが嬉しい。中盤にハンドマイクで3人がコールで煽って、 オーケンが後ろの台に立つ。

オーケンのMCでお客さん座っていいですよっていう前にもう座ってる人もいるって(笑)
椅子出してきて座ってトーク。おいちゃんに話をふると、おいちゃんも昨日ハズキルーペを試した。見えるね!(まだ買ってないようす)
うっちーに話をふるも話すオーケンにうっちーが「話したがるね」うんざりって思ってない?とか優しいオーケン。ふーみんにまたも25歳なのか24歳なのか説、だがデビュー30周年(それより前にはデビューしているが)未来からきたのかな?にっこりするふーみん。
ブーさんからお花をいただいた。ブーさんが許可してくれたおかげで今がある。あとANNがあったこと。
復活した筋少をお客さんがうけとめてくれたからですよと感謝の言葉。

アコースティックで青ヒゲの兄弟の店。ふーみんとおいちゃんのバージョンで最近は聞いてきたから、オーケンおいちゃんの筋少アコースティックバージョン久々で嬉しい。
サイコキラーズ・ラブのアコースティックからはじまって後半の展開が壮大になってく感じがすごい好き。ハンドクラップして。そこからのGURUでぐっとくる。最後に手をふる。歌い終わって一番気持ちよかったとオーケン

告知MC。うしろにどかーんと映し出すけど、のあとに紙もってこい、でもなく後ろの棚に置いてあるのを出す(笑)
座ってるところで驚いたら立ち上がるぜ、とじらしてためておき、ばんざいなーしよの欽ちゃんはふるい。
デビュー30周年記念、オリジナルニューアルバム(おおおおーーー!!!)はでません、なんてことはナッシングよ!
で、タイトル(仮)かっことじ。秋発売決定ー!さらにツアー発表でひきこもごもタイム その日は休めないとか事情は知りません!祝日出勤なんだよとか知りません!(笑)
夢を持とうぜ!日本武道館6回めやろうよ!言ったほうがいいんだよ!できなかったら東京武道館でやれば(笑)
紅白歌合戦出ようよ!告知をスクリーンにうつしだそうぜー!(でも前に一度やったことはあった)
ロックで燃えてるのか!男の更年期かわからないんだよ!イライライライラ!(笑)
最強だよ!絶対更年期だ(笑)これでいいのだー
中間でオーケンさがって、ふーみんが挨拶してうっちーが煽る。特攻服きて戻ってきたオーケン
パリ恋うっちーとふーみんがゆれゆれする。からのダメ人間でジャンプ。席ありならではで動けて楽しい。
本編最後ディオネア。生まれ変わっても僕たちは筋肉少女帯でお会いしましょうー!

アンコール。紹介でエディがお客さんほんとに笑顔で感無量。感動した。デビューしたころは夢中だった。うっちーが登場してメモ書きの紙がお弁当屋さんのメニュー「そういうとこだよ」オーケンつっこみ。うっちーがデビュー年の予定表を見て、当時のツアーは博多とか豊橋。橘高くんは先にデビューしてたからちゃんとしてるかと思ったら、当時は酒飲んでこなかった。お客さんも色々あったでしょう。5秒目を閉じて(うわー)
人の心の闇を歌っている。本質だなと。これは外せないということで「ノゾミ・カナエ・タマエ」
歌い終わってやりきった、もうあとは釈迦やってパッと
「ちょっとまったー!」うっちー!
出ましたー もってこーいと「嫌な予感しかしないよぉ」w まさかあの曲 あの曲だよ どっち?(笑)(北極星の二人とどっちかということか)
うっちーかわいい おーけん後ろでYMCAアクションして、その後いったんさがって出てきたら、先週やつフェスできてたアメリカ国旗柄のTシャツ。
うっちーマイクスタンドふったらマイクすっとんでった。
アメリカで決めたぜーいくぜーなんで? 釈迦

筋肉少女帯@LIQUIDROOM

春の筋肉少女帯ワンマン フルライブ!! GO! 筋肉少女帯!!

1. モーレツア太郎
2. 混ぜるな危険
3. レジテロの夢
4. 僕の歌を総て君にやる
5. 中学生からやり直せ!
6. イワンのばか
7. 地獄のアロハ
8. 愛の讃歌
9. ベティーブルーって呼んでよね
10. 航海の日 (Inst)
11. パノラマ島へ帰る
12. ワインライダー・フォーエバー
13. ロシアンルーレット・マイライフ
14. 釈迦
15. 機械
<ENCORE>
1. 恋の蜜蜂飛行
2. ディオネア・フューチャー

完売で当日券なし。満杯だった。開演前から詰めている。
入場BGMくるくる少女、流れてるときからライブのように掛け声があがる。

モーレツア太郎からスタート、続けて混ぜるな危険。
最初のMCで、デビュー30周年ライブの前哨戦じゃないぜ、デビュー30周年ライブの1曲めにモーレツア太郎にすればよかったなぁー。
デビュー29周年ラストデー、じゃなかったラストライブ。
30年の間にTMネットワークとかーチャゲ&飛鳥とかー米米クラブとかー 聞いてきただろうみたいな話とか、29年前生まれてない若いファンは、前世は木根さんだったんだよ
ハードなロックは今日やったら疲れてもう無理だってことになったら、6/21はフリッパーズギターやりますと(笑)

レジテロの夢、僕の歌を全て君にやる、中学生からやり直せ

おいちゃん、うっちー、ふーみんがはけてオーケン残ってMC
筋少の曲いっぱいあってこんなのあったかと忘れてたオーケン、調べたら出てきたから。CDは家にないんだよ。貸したら帰ってこないんだよ!お前たちだってそうだろう、筋少のCD、UFOと恋人貸したら帰ってこないし筋少ファンにもならない。取り返しに行こうぜ!って話になり。あの日本の漫画が原作で韓国の映画、トンカチもって襲うやつ、おいちゃんなんだっけ?いなーい。その後おいちゃん戻ってきて「オールドボーイ」ね。怖いから見なくていいよ。そう言われると見たくなるってオーケン。メンバー戻ってきてふーみんきがえてくる。
その後コントみたいになって、貸したやつの家を襲いにファンと筋少メンバーが揃って、「兄貴ここですぜ」とかだったかな。「ドンドンドン、居ないようだ」そこで内田くんが「いや、電気メーターが回ってるぞ」というのをオーケンがやる

若いV系みたくクルクル回れっていってもやらないでしょ?ダメジャンプはするのにね。あと真ん中からモーゼみたいに割れて、衝突するやつ。やってみない?ふーみんも乗ってやろうと煽る。少しだけ開いたようで拍手。でも衝突するのは危ないからやめよう。
ステージのお立ち台をやろうと思ったけど、オーケンが乗る前に絶対おいちゃんが乗ってくると思った(笑)のでやめた。「浮かぶよねー」とふーみん

春だけど今日は寒い。北の国からあいつがやってきたフリでイワンのイントロで騒然としてフロア前方雪崩れた。完売でぎゅうぎゅうだと大変だ。
おいちゃんふーみんがウクレレ持ってきて地獄のアロハ。ボーカルがオーケンの出番なしで3人で回すので、オーケンがとぼけて退場。
そのままイントロが愛の賛歌。オーケン血のり白スーツで登場。久しぶりー。
ふーみんから告知タイム。リリースでレコード会社さんがお祝いしてくれます。君達わかってるよね!?
うっちーがビデオカメラ持ってくる。ふーみん映す。その後そっちのけでおいちゃんとオーケンではしゃぐ。
オーケンは何がでるんだか忘れちゃう。物販出します。カルト化します。レティクル座妄想のCDで50肩が治りました。水道水を「筋少波動水素水AQUA」って名前つけて松竹梅で、46000円のところを16000円で、的なトークで笑わせる。結構長い。

久しぶりにやりますといって椅子もってくる。椅子も自分でもってくる。前に演歌歌手がタンス担いでテレビに出てドン引きされたって話しってる?
おいちゃんとふーみんは椅子もってきてもらう。内田くんはいないのね。
ベティーブルーって呼んでよね
オーケンエレアコ持って、4人並んで航海の日。素敵でした。
パノラマ島へ帰るは、リメイクバージョンでしっとりと。

エディが若いころのオーケンを語る。たいていの音は音符で聞こえるけどオーケンの歌は聞こえない、ディスってないよほめてる。すごいよ。モーレツア太郎、釈迦も。50過ぎて歌えてるのがまたすごい。モーレツア太郎といえば、前に赤塚不二夫先生の何周年かのライブイベントの最後にやったんだって。

オーケンは携帯が壊れてアドレスがふっとんだのでスタッフに頼んで芋づる式にミュージシャン仲間のアドレスに一斉送信した。2分でポンプさんが一番最初に返してきた。ポンプさんが携帯壊したのかもね(笑)おいちゃん教えたけど返してこない。受け取るだけでアドレスがわかったからとおいちゃん、でも後で返すよ。ライブ中に送ろう。ドキドキするねとオーケン筋少メンバーで一番早かったのは内田くん。でもついさっきね。
これから盛り上がるんだろうって煽ったところで、モーレツア太郎を歌ったのはローリーさんだったと思い出して、ずっこけさせる。

ワインライダー・フォーエバー
ロシアンルーレット・マイライフ
釈迦
これで終わりかと思ったのだが、機械やってくれて嬉しかったです。

アンコール
前振りがなく演奏始まる
恋の蜜蜂飛行
もう一度筋少波動水素水AQUAの話をして(笑)デビュー30周年ライブで会おう、未来へ進むというふりで
ディオネア・フューチャー

筋肉少女帯@新宿BLAZE

筋肉少女帯 ハイストレンジネス・チケットメンバーズ会員限定ライブ

入場BGM KISSの雷神
サンフランシスコで通常ライブ同様にスタート。続けてバトル野郎
ハイストレンジネスー!と叫ぶオーケン
最初のMCからこのライブはありませんという設定を話し出して??となるファン
やるはずじゃなかった。入会金とライブ代をたくさん振り込ませて、当日来たらライブがやってない。メンバーはお金をだまし取って、計画倒産ならぬ計画解散をして、引退して箱根か小田原(なぜそんな近場に)
ボックスシートに向かい合わせで座ってトランプで大貧民をして、悠々と暮らすはずだったのに、予想外にお金があまり集まらなかったので、もうちょっとライブをやろうってことになりました。ということらしい。物販ならぬ集金袋を売ってそれにお金を入れて持ってこさせるとか、集金袋をもって隠れファンを見つけてドアをドンドン叩いて「筋少聞いてるでしょう」「筋少なんて変な音楽聞いてませんミスチルとかワニマとかしか聞きません」「ワダチ聞いてるのは分かってるんですよ!」ミニコントやりだす。
最近時事ネタの引退やら計画倒産やら、さらにこれから我々は筋肉コインっていう仮想通貨を作って高騰するんだよ。的なネタもノリノリで話し出して面白すぎた。
オーケンは最近ラジオも始まったしトークがさらに乗っている。だがオーケンだけでなくFCイベントってことで他メンバーにも話させようとオーケンがふってまわすところも嬉しいしファンサービスをしてくれる。

ファンキーファンキー鬼ファンキー!でバッキーに入る。
ニートラップ、わけありと続けて新曲から。ツアーの感動もまだ浸りたいところで嬉しい。わけありは本当に聴くたびすごい楽しくなる。折りたためーってオーケンが最初に声かけたりして。

ふーみんが、FCの成り立ちについて真面目に説明してくれて、最初はチケットを優先的に取れるサービスをしてから、トークイベントを経て今回はライブできることになったと。それで今後はふーみんの年末抽選会だけじゃなくって各メンバーもファンを乗せてドライブを(笑)無線で連絡しあうの?みたいに(タクシーではない)

ふーみん歌唱で小さな恋のメロディ。愛してるぜー!ってストレートに言うふーみんかっこいい。 オーケンではやらない。
オーケンは下がったままで、ふーみん歌い終わってエディのピアノソロ。このムーディーな流れは、うっちーのセクシーなボイスが響く(笑)そして出てきたうっちーが物販のトートを肩にかけて、取り出したiPhoneX、「サングラスかけてると顔認識できない」操作しだすと「あれ、あれ」スムーズに出てこないこのパターンまた出た。おいちゃんが「そうなると思ってた」ふーみん「トラウマになってる(笑)」
自動音声でフランス語で聞こえる「カラテバカボン」やらiPhoneで出して、「北極星の二人」
おなじみうっちーの持ち歌。ソロライブと同様に光る造花をふって歌ううっちーかわいい。

オーケン戻ってきて、これでいいのだ。今年初のタオル回し。
MCでメンバー紹介を内田くんにやってもらおうとオーケンが指導。うっちー言われるまま。
夢中になったライブの思い出は?というテーマで一言もらうんだっていうことで。
ソロライブやるようになって、トークうまくなったねとほめるオーケン
おいちゃんは小学生のときにとしまえんプールで見たフィンガー5、ふーみんは高校生のときに友達とレイジーのラストコンサートに新宿厚生年金に行って、9割9分客は女子だった。高崎さんと目があったよ!って話から、アイドル当時の名前で呼んだふーみんが「今言ったら高崎さんに殺される(笑)」って言ったら「コロス!」ってうっちーが即言ってたのが可愛くて笑いが起きたら、オーケンが意外って顔をして思いがけないところでお客さんが受けるっていうのあるよねと。
あまりうっちーの進みが遅いので、オーケンが通常のライブだと時間かかりすぎてだめだよとサポート2人に行こうとしたのを止める。

全員楽器持ってないところでオーケンが「これは久しぶりのレア曲やります」って言ったらじーさん。
それからアコギが出てきておいちゃんが椅子に座って、「冬の風鈴」はわりと久々でした。真冬に聴けてまたじんわり。
続けてアコースティックセットのままでサイコキラーズラブ。うっちーが手拍子しだして後半がもっと盛り上がるところが一体感あって暖かいけど歌詞は切ないところが今の筋少らしさ。

じゃあ今度はおいちゃんがメンバー紹介してよとオーケンがむちゃぶり。おいちゃんがテンション上げてエディに話すの面白い。エディが困って夢中になったロックのコンサートとかってないよというと「クラシックでもないの?!」と二人でつめよってエディがたじたじになるの笑った。結局、エディの話は以前現代音楽のすごく音が小さい(譜面のffの逆でpppppを説明)のを集中して聞いてたのに隣のおっさんが寝だして息で台無しっていう話。コージーはお兄さんと小学生のときにKISS見に行った。武道館で当時はゆるかったから、2階の通路で座って見てたら、火を吹いたのが熱気がかかって驚いた。って話から、オーケンもプロレスでそういうのあったとかいうしふーみんは「いつの武道館?!77年の?何年生だった?」と確認するところがふーみん。

オーケンがうっちーに「僕のは聞いてくれないの」と言って、カルメンマキ&5Xのライブを見に行ったオーケンがファーイブ、エーックス!ってやったって当時の記憶でうっちーが身振りするの可愛かった。
最近カルメンマキさんに会ったらお子さんが筋少ファンらしいってエピソードを話した時に、会う人会う人に(こないだのストロベリーソングオーケストラ主催イベントとか)みんな筋少ファンって言われるけど、普段道を歩いてても筋少ファンいない?なぜ?みたいな話も。
うっちーはエイジアのライブに行った話をしだして、オーケンの高校の友達にチケットを譲ってもらったらしく、オーケンが(コアファンにはおなじみだが)はばちゃんとうらべくんの説明も早口で挟んでくるのは感心。

オーケンが、おいちゃんに次の曲ふりをやらせて、おいちゃんがギター持ってないのにハンドマイクでイワンのばかをオーケンのセリフを真似してパンクロッカーぽく腰を折り曲げて声出してたの可愛かった。ギター渡すタイミングにローディーさんが困ってしまう。だけどしっかり曲に入るのがさすがだ。

いつも後半に激しい曲を畳み掛ける。
仲直りのテーマはもう復活した頃だからもう10年もって思うし、前のめりでわっと盛り上がって楽しいのが変わらず嬉しい。
新曲からオーケントレインをここで入れてきてさらに盛り上がるところも凄いし、エディが前にハンドマイクで出てきてディオネアの出だしが始まるの大好き。最新曲でこれだけ沸き立たせるのがほんとかっこいいよなって思う。
終わりのコーラスでオーケンが締めの言葉を言って、本編終わり。
アンコールで出てきたメンバー4人揃ってみんな浴衣にうちわもっててどうした!?(笑)って大歓声。
実はこれはとオーケンが説明。アルバムUFOと恋人の1曲目に入ってるおサル音頭をやってみようってことになって、当時はツアーで曲を流したけどけっこう長いので途中で心が折れてた。太田くんが嫌な顔してたのが記憶に残ってるとか(笑)
まさにレア中のレアだ。音頭だからみんなも踊ってくださいねーとオーケンが声かけて、メンバーそれぞれゆるゆると手拍子したり手振りしたりして可愛いし目がおっつかない。うっちーは小柄だから浴衣大きめでかわいいし、ふーみんは両手前に出してクックロビン音頭だしおいちゃんは腰周りが恰幅よくなって似合うし若い頃の写真を思い出して微笑ましい。オーケンが2番の歌い出しで「誰かきてー」と言ったところで今度はエディとコージーが浴衣で入ってきてまた大歓声で(笑)似合いすぎる。
ボーントゥビーワイルドのところでうっちーが水玉ギターを袖から持ってきてふーみんと小ネタ仕込んでるの可愛かった。
曲終わって次に入る時に、浴衣をその場で脱ぐのでローディーさんがやってきて帯くるくるして「あーれー」コントになってるおいちゃんに、ふーみんもマネージャー呼んでセンターで帯くるくるやろうとしたら逆に回って巻きつけてるってオーケンに笑われる。この場面が走馬灯に蘇るんだよっていうとおいちゃんが、年末のライブで今年の記憶に残ってることって言われたらこれしかなさそうって笑う。
いやまだ今年始まったばっかりだし。じゃああと2曲ほどやりますってオーケンが言って、「ムツオさん」やった!ショウマスツアーの楽しさ蘇る。ミラーボールも回った。ふーみんが音頭で持ってきたうちわ持ってヒラヒラさせてておちゃめだ。オーケンはふつうにうちわで扇いでたり。
最後はど定番で釈迦!これから10年も20年も集金してライブやりまくるぞーってオーケンが言ってたし、筋少とファンが今楽しくて幸せな状態がいつまでも続けばいいなって思った。
復活前のときに期待してた、バンドが続いてもっと楽しくなるっていうのが、休止のときは落胆して諦めてたけど、それが復活してからまた進みだして実ったんだなーって感じる。
メンバーはけるときにうっちーとふーみんが「ハイストレンジネスー!」って何回か叫んでたの可愛かった。おいちゃんも「今年もよろしくー!」ってニコニコしてた。
次のツアーの発表まだだったけど、デビュー30周年のツアーに期待です。