このツアーもとうとう最終日が来てしまいました。楽しみだけども、この後筋少ライブの予定がないから、少し寂しい…。だけど今日で今年最後だから、思いっきりいくぞー!ストレス発散だー!と、おとといのパワステの疲れがまだ抜けない体をひきずり(年だから、という以上に元々体力がない…(泣))筋少好きな気合いで行ってまいりました。
ブリッツで筋少は2度めですね。会場前にはたくさんの人が集まっています。中に入り、まだ開演まで時間があるけれど、スタンディングの為、どんどん前のほうに人がつまっていきます。この会場はかなり広く、天井もホール並みに高いです。2階は席になっていて、1階は前から3Mくらいのところで仕切りの棒があり、さらにそこから5〜6Mあとにもうひとつ仕切り棒があり、そこからまた少し後ろに段があり少し上がっています。
整理番号が違う為、友人と別れて入った私はひとりでひとつ目の仕切り棒のところで人にかこまれてじーっと待っておりました。しだいにどきどきして気持ち悪いくらいになってしまいました。学生の頃「筋少ちゃん祭り」のパワステで、前のほうでじっと待っていた時、こんな同じような感じだったな〜と思い出しました。それくらいなんだか妙に緊張してしまった。
予定より20分くらい押して、やっと開演。会場が暗くなると、待ってました〜!とばかりにすごい歓声があがります。
ステージは今回のツアーで初めて、セットが組まれていました。向かって左、本城さん側には高いステージの上から下まで、ライトがある前に木の色のような格子があり、つたのような植物がからまっています。同じつたが、橘高さんのマーシャルアンプ(3段積みで3セットくらい?壁になってる)にもからまっています。バックは、水色に雲もようになっていて、マーシャルアンプの後ろは、高台になっています。
このライブはビデオになるということで、セットは見れば分かりますね。
SEに乗ってメンバー登場。「カーネーション〜」「トキハナツ」を2曲連続。広いステージ、会場だけに、お客さんの熱気もすごいし、メンバーのほうも広さを十分生かしていつもより動きが大きいようです。私のいる柵の前(向かって右側最前)が最初っからすごいぐちゃぐちゃになっていて、大丈夫かあ〜(^^; 倒れるなよ〜。曲が終わってもお客さんが興奮状態です。
最初のオーケンMCは最近恒例の、「最近どう?やってる?」という(笑)
「今日はビデオシューティングということで、特効もいろいろあるぜー。俺のプライベートなものとかなあ。とかいって結婚するとかじゃないぜー。今言っちゃおうか?」
何だ〜?と思ったら、「今日は俺の兄貴がカメラをやっているぜー!(笑)」
なんと!(笑)オーケンの実のお兄さんがビデオカメラで入っているそうで、ステージのすぐ前にいらっしゃいました。(オーケンのお兄さんは元々こういう仕事らしく、以前もテレビ番組でお兄さんがカメラを回しオーケンが出演ということが何度かありました)
オーケン「兄貴とよべー!」
客「あにきーー!!」今日は本当の兄貴ですね(笑)
オーケン「あたかも藤井兄弟のようだー。(笑)」
前のほうのお客さんは、お兄さんの顔を見ようと前を覗き込んでいます。すごく似ているらしいです。私からは見えなくて残念。
お客さんの様子を見て、オーケンが昔のツアーを振り返り、「なんか、やけに盛り上がってるなあ〜。昔『サーカス団パノラマ島へ帰る』のツアーの時、どこにいってもお客さんが入らなかったんだけど、和田アキ子と島田神介さんの、なんだっけ?ああ、トップテンの(1990.1.15 福井市文化会館 「元祖高木ブー伝説」9位で初登場でした。ちなみにそれっきりでした(笑))ライブのときだけ、やけにもりあがったなー。今日はそれみたいだぜ。しこみ入れていないか?」
しこみって、なぜ疑う〜?(笑)今日はビデオ撮りだし、ツアー最後だからよけいにみんな盛り上がりますね。
オーケンがビデオ撮りだから、ということで?「何かうそのコール&レスポンスしよーよー。高木、」
客「ブー!」
オーケン「やらないよ〜ん。」じゃじゃん。と太田さんが音入れるところが笑える(笑)「えー」とがっくりするお客さん。でも久しぶりにブーも聴きたいなあ〜。
さらに「『北京原人』*1見るひとー!『北京原人』見てよかったっていおうぜー!」
とか、「エックスジャンプしようー。」とか言ってジャンプしだしたり、「ヒップホップやろうぜー」とよく分からないことを次々と言いだす…。ビデオだからってなにもそんなことしなくとも(^^;
ちょっとだらだらしてきたところで早速、恒例お酒一気。「酒だ酒だ、酒もってこーい。こい、ユンピョウ!」と言って出てきたのはマネージャーまいち君、いつもの黄色い衣装です。今日は一回で飲みきれず、2回分けになってしまいました(笑)
「インド」が始まり、間奏で「カモン、ユンピョウ!」とまたまいち君登場。オーケンの上着を取り替えて、空手の型を披露。
「今年いいことがあったかー?いいことがない人もー、今日この時この瞬間、筋少に出会えたことはいいことだぜー!」
ギターソロのところでオーケンはヌンチャクを振り回し、早くもひもが切れてしまった様子。
続いて曲は「青ヒゲの兄弟の店」と「タチムカウ」あまりにも前方のお客さんがすごい動くので、盛り上がっているのはいいのだけれどもステージがとっても見えにくいっ(泣)「タチムカウ」での「オー!」のかけ声も今まで聴いた中で一番決まってましたよ〜。ビデオが楽しみですね。「青ヒゲ〜」の本城さんのボーカルも、今日でしばらく聴けなくなるなあ〜と思ってじっくり聴きました。
次は?と思うやいなや、ああ、あのイントロが〜!オーケンが手を上げ〜、橘高さんが回り〜、みんなでジャンプ!といえば「サンフランシスコ」ドラム台の脇から昇り、マーシャルアンプ上の立ち台も使い動くオーケン。この曲は唯一、内田さんのベースソロが見どころ。そういった意味でも名曲ですが、なにげなくドラムがすごくいいんですよね。原曲のほうがいいという方もいらっしゃるかと思いますが(原曲ではドラムは太田さんではなく、ギターも違う)私は、もとの曲の良さをさらに、現メンバーでうまくアレンジして自分たちのものにしているなと思います。
曲が終わると、オーケンを残し退場し、ひとりMCタイム。
「ツアーで福岡に行ったら、福岡の町中に粗大ゴミがあふれていたんだよ。(もうすぐ粗大ゴミが有料化してしまう為らしい)うーん…俺薬丸君みたい?(笑) それで、会場についたら、内田が見なれない機材を持ってきてて、何かと思ったら、『粗大ゴミから持ってきたよ』って、どろぼうだー!」
会場、大爆笑(笑)
客から“ゴミだからどろぼうじゃないよー”というつっこみも入ってました(笑)
そんな内田さんの紹介は「何度も言っているが、俺が内田の家に火を付けて、友達になりたかったから火を付けたんだー。ファイアーハウスからバックドラフトしたこの男、今日は後ろの名前を言ってくれー!」
“ファイアーハウスからバックドラフト”って、笑える…文字にしてもおかしい(笑)
※“内田の家の火事”とは…内田さんと大槻さんは実家が近所で中学の同級生。中学入学前の春休み、内田さんの家が火事で全焼してしまったそうです。家族はみんな無事で、1年近く借家住まいだったらしい。もちろんオーケンが火を付けたわけではなく(笑)、その火事を遠くで見ていたとか。その後中学に入り、二人が同じクラスになり入学式かなにかで(いつだったか本人達も覚えていないらしいが、おそらく入学式で“うちだ”“おおつき”と名前順に前から並んでいたからなのではないか?)初めて話をしたとき、オーケンが「あの春休みの時の火事はすごかったよねー。みんな焼けたんだろうねー」といったことを話しかけたところ、内田さんが振り返り「あれは僕の家だよ…」と答えた。これが2人の出合いだったという、何年もMCネタになっている有名な話。
オーケン「内田ー、」
客「雄一郎〜!」
オーケン「内田ー、」
客「雄一郎〜!」
…すると、内田さんが登場!しかも高台の上から(笑)ポーズを付けるうっちー、カッコイイ〜!(^o^)
うわー!!と歓声が上がる中、見上げて「内田ー早く曲いこうよー」とオーケン(笑)
内田さんが台から降りて、ギターを持ち準備。
オーケン「正月はこたつに入るかー?こたつの上にはなにがあるかー?」
客「みかんー!!」
分かりやすいふりだ〜(笑)
オーケン「みんなで歌おうぜ!…あっ始まっちゃった」
すぐにイントロが入ってしまったようです(笑)
「哀愁のこたつみかん」は会場全体で大合唱。
メンバー紹介は、“ツアー最終日だから、何か一言感想を”ということでひとり紹介するごとに一言コメントをもらいました。
橘高「今回のツアーは良かったよ。いや、今回のツアーも、良かったよね(笑)」
オーケン「橘高、福岡でずっと屋台で飲んでたでしょ。」
橘高「屋台なのに、開店から閉店までいたよ。8時間くらい?(笑)しかもさ、椅子がかたむいてんのに8時間も(笑)」
橘高さんらしい話ですねー(笑)
オーケン「そこでさー俺なんか橘高の奥さんに『大槻君はー、絶対お父さんなんかにはなれないわよ!来年1年間の間に結婚して子供ができたら、私はへそで茶をわかすわ!緑茶?玄米茶?』とか言われたんだよ!」
なんだかすごく納得いかなそうなオーケン(笑)橘高さんの奥さんもおもしろいが…
オーケン「…あ、橘高なんか話すことあるでしょ」
橘高「会報届いたから知ってるかな、子供ができました。」
橘高妻ご懐妊!のニュースが今朝FC会報で届いて、驚きましたねー。そろそろかなと思っていましたが。おめでとうございます(^^)
橘高さん前のファンの子からおめでとう〜!と声があがり、しだいに後ろのほうのお客さんからのおめでとうコールが。
オーケン「君、夜もいい仕事してるねー(笑)」
どっと笑いがおきると、橘高さんとオーケンが二人でステージ中央によってお客さんを覗き込んで「あっウケてる〜。みんなおやじだよ。」という(笑)
「いやぁ〜、もう、何かなぁ〜。」とオーケン、照れたような、困ったような表情。自分と同じ年のメンバーが、お父さんになってしまうんですからねー。
オーケン「橘高をお父さんと呼べー!」
客「お父さーん!!」と一段と大きな声(笑)予定は来年3月だそうです。楽しみですね。
メンバー紹介の続きで太田さんへ。ドラムセットの前にマイクもって出た太田さんに、「太田は何かツアーの感想は?」
太田「曲やろうよー。(笑)」と流そうとする太田さん。
「おいちゃんは?ツアーの感想は?」
本城「えー久しぶりに、各地のおいしいものを食べれて良かったです。」
普通に話をする本城さんに、オーケンがあきれて、「そんな、みんな変わらないなあー。もっと盛り上げるとかしないのー?」
すると太田さんが他のメンバーを見回して、「昔から変わらないよね。だって待っている間、みんな冷えるもん」前からこんな感じでオーケン以外リラックスしてますねー(笑)
するとオーケンが突然「そんな冷え冷えのメンバーを熱くしたいかー!」
と言い出すと、お客さんから笑いと(?)が混じった「イエー!」が(笑)
「またみんなで歌ってくれるかー?」というわけでイントロが始まり、5人全員マイクを持ち横に並ぶと、「じーさんはいい塩梅」も全員で大合唱〜。最後の橘高さんギターソロが終わると、ステージが一瞬暗くなり、少しの間静かになって、始まったのは「きらめき」会場が静まり、お客さんがみな耳をかたむけているような感じです。この時は私もじっくり聴きました。やっぱり、筋少は曲だけでなく、それぞれの音色もすごくいいんですよね。こんなにやさしくて綺麗な音色とメロディを出せ、しかもライブで再現できるのは筋少しかありません。これはちゃんとビデオに入れて欲しいなあ〜。
この後、ノリノリの曲が続く後半にいく前にオーケンのMC。
「どうもありがとう〜。今日初めてきたやつー!」
はーい、とぱらぱらと手があがる。
「なんで今頃くるのー?!何度も来てるやつー!」
はーい!とたくさん手があがる(笑)
「そんなにいるのかー!それもだめだな」
なんでだ?(笑)お客さんからも“えー”と不満の声が。
「中間くらいがいいなー。」どんなんだー中間って〜(^^;
「一年に何回くらい筋少を見たい?20回くらい?毎日?」
はーい、と手があがります。みんな、なるべくたくさん筋少を見たいですよね〜。
「紅白とか出ちゃってもいい?」
出れるのなら、出て欲しいですよね(笑)
「何の曲がいい?『高木ブー伝説98』とか(笑)例えばそれで『釈迦』とかやって、ジャーンって終わると、幕がバーンと降りて、欽ちゃんと次郎さんとか出ちゃったりして、それはXかあ〜。」
と強引にオチを付ける(笑)でも来年は紅白出演するほどのヒットを期待しましょうー。
「ライブビデオが出るころに、売れるかどうかは今いるおまえたちにかかっているんだぜー!」
「筋少を伝道しろ!今日帰ったらすぐにだー!」
おおー!今回は帰ったらすぐに伝道しろと来たかぁ〜!
「誰にすればいい?」
?となるお客さんに、「すべてにだー!人間だけじゃなく、猫や犬やすべての物にだー!」
そうですね(笑)、そのくらいの意気でいきましょう(^_^)/
イエー!となったところで、オーケンは真剣な顔をして「それはひとつの戦いだ。」
というわけで、戦うといえばバトル、「バトル野郎、100万人の…」と、オーケンと前のほうのお客さんもオーケンではなくて指差す方向は、「兄貴ー!!」オーケンの兄貴だ〜!(笑)
そして、「小さな恋のメロディ」「境目のない世界」と橘高さん曲が続きます。橘高さんが高台の上に登ってギターソロ。下からライトが照らしてきて、きらきら光っていてとてもかっこいいです。私が筋少のライブを初めて見たとき(渋公)、やはり橘高さんが高台の上の登ってギターソロを弾いていて、きらきら光っていたのがとても印象的で、それを見てから好きになったんですよね。8年くらい前だったけれども、今もぜんぜん変わっていないどころか、もっと光っていますね。
前のほうのお客さんはみんな手をあげっぱなしで、筋少メンバーもまだやるかっていった感じで、普通ではここまで出ないっていうほどのパワーを感じます。やはり筋少のライブだからこそでしょう。私も、今朝から肩が痛かったのですが、手を上げずにはいられなかったです。
そして「サーチライト」が始まったらもう最初から思いきり拳をあげるしかないでしょう〜。前奏にのせて、スタッフがスタンド付サーチライトをステージ中央に持ってきて、オーケンが広い会場全体を照らします。コーラスが始まると、本当にぞくっとしました。あまり回り全体は見えなかったけれども、視界に見えるみんなが手を大きく左右に振っていて、オーケンが歌わなくても大コーラスです。オーケンが歌詞を歌わずに読み上げると、お客さんが歌います。中盤は橘高さんのソロとキーボード(秦野さん)のかけあい、オーケンの語りに聞き入り一度静まり、そして内田さんのかけ声から始まる後半のクライマックス、最後のコーラスは熱いものがこみあげてくるような気持ちになります。これはその場に参加しているからこそ味わえる感動だと思います。だから、まだライブを見ていないという方はぜひともライブに来て欲しいです。
ここで言ったかどうか忘れてしまったのですが、オーケンの「筋肉少女帯を信じるかー!」という言葉、嬉しかったです(^_^)もちろん、信じていますよ!
「サーチライト」での興奮がさめやらないまま、始まったのは、「これでー、」
とオーケンが呼びかけると、「いいのだーー!」とお客さんが叫ぶ、それが合図かのように曲が始まります。このイントロで、メンバーも、お客さんも大きく揺れだし、会場の温度がさらに上がったようです。そして最初のサビのところあたりでなんと、ドラムセット後ろのところで特効花火が5つくらいバーンと!驚きました〜。久しぶりでちょっと泣けたっす。よかったよ〜。本当によかったね〜。
オーケンが、ぜーぜーと息をしながら「元気かー?…けっこう息あがってます。…ポーカーフェイスだがみんなけっこうぜーぜーしてます。…だが、まだ盛り上がれるかと問うならば?」
客「問うならば!」
オーケン「盛り上がれますよねっ」
客「イエー!」
オーケン「イエーって、もっと長く言おうぜー!」
と、声を長くのばさせます。「もっとだー!」
みんながんばって声の続く限り、イエ〜〜!と延ばすと、曲のイントロが始まりました。「どうもありがとう、最後の曲です。『トゥルーロマンス!』」
そして、この曲はもちろん、みんなで大きな声で思いきり「イエーー!」と叫びます。
メンバーが全員ステージを降りると、すぐに拍手とアンコールが起こります。アンコールってやるのは決まってはいるものだけれども、本当はもう一度出て欲しいから呼ぶものですよね。パワステの時、メンバーの名前を呼ぶ声が少しだけで、アンコールの声がなかったから…私もそのときは言い出せなくて。でもやっぱり、もう一度出て欲しかったら、ライブが良かったら、アンコールはするべきだと思います。だからこの日はそういった意味でもとても嬉しかったです。
アンコールで5人全員登場。オーケンが「ありがとう。今日はすごいゲストが来ているぜ!」と言うと、すぐに客から「イチロー!」と声があがります。
水木一郎さんが、プロモーションビデオと同じ衣装で登場しました。おお〜本物だ〜。迫力ありますねー。筋少メンバー全員、緊張している表情です(笑)
オーケン「水木一郎さんが参加してくださった『221B戦記』は、『全日本プロレス中継』の最後に出ているんだけど、最初は2、3回の予定だったのに、これが好評で今でも続いています。」
会場、大きな拍手があがります。嬉しいですね(^_^)
オーケン「馬場さんも『いいねー』って言っているんだろーか。」と一応モノマネするオーケン…(^^;
そして、水木一郎さんにシングルの感想を聞くと、「いい思い出になりました。今日もいい思い出を作りましょう。」という言葉。
オーケン「これが本当のアニキの言葉だぜー!」
客「イエー!」水木一郎さんかっこいいです〜。
そんなわけで、曲に入るのですがその前になんと、水木さんと“ゴーの練習”をみんなで行いました(笑)「ゴー!」と気合いが入ったところで、「221B戦記」水木さんのボーカルを生で聴けて嬉しかったです。「ゴー!」もいつもより一段と決まってました。
「水木一郎さんに拍手!」と、水木さんが退場して、もう最後の曲なのかな〜(;_;)と思っていたら、MCなしでイントロが始まり、驚きました。「孤島の鬼」なのです。これで最後じゃないよね〜、と思っていたら…もう一曲やってくれました。最後はやはり、「釈迦」でしめくくり。あー本当に最後かぁ〜、とちょっと寂しい気持ちが横切りながらも、ここで悔いのないように見ないと、と最後の力をふりしぼって動きました!筋少メンバーもめいいっぱい動いています。本城さんが、両足ひらいて大きくジャンプ!一緒にオーケンは背中そらせてジャンプして(笑)
最後の最後に驚いたのは、なんと橘高さんのギター壊しが出たのです〜!いやあもうやってくれましたよ〜。アンプに投げつけるとバーン!と煙が上がります。これもなんだか久しぶりで、もうできないかも、やらないかもと思っていただけに嬉しい。橘高さん、かっこいいです!
おいちゃんはペットボトルを両手に3つくらい持って、客に水まきまくっています。こんなに水まいたのは初めてでしょう(笑)とっても嬉しそうな表情でした。
お客さんももちろん、みなとても嬉しそうに跳ねて、声をあげます。すごい歓声です。
そして、オーケンがひとりひとりメンバー紹介をして、最後に内田さんがオーケンを紹介。ぺこりと挨拶するオーケン。ひとりひとり、ゆっくりとステージを降りていきます。メンバーがみんな、お客さんの顔をなるべくたくさん見ようというように、お客さんのほうを見ながら歩きます。ステージの端で太田さんが止まり、後ろから来る他のメンバーと顔を見合わせ、“お疲れ”というように腰をぽんと押しながら、最後に退場していきました。
今回は、筋少がロックバンドである、という誇りと意地を見せてくれたと思いました。本当にかっこよかったです。やっぱり筋少は広いところでやるとそれだけの力が出るバンドだと思います。小さいところばかりでは本当にもったいない。だから難しいかもしれないけれどもまた大きなホールでやって欲しいです!