筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

筋肉少女帯@Club eX

#筋少の日 ~筋肉少女帯サミット2025 !

今年の筋少デビュー日のライブは、通常ライブではなくてファン感謝イベントみたいな感じの内容でした。品川駅からすぐの会場で、円形状のイベント会場みたいなところで300人くらいの規模でした。行きやすくて全席指定なのが助かりました。オーケンロフトプラスワンでよかったんじゃない?って何度か言ってたけど、本当に指定席が有難かった。構成は前半がトーク、質問に答えるコーナー、イントロクイズコーナーで、後半に演奏サポートゲストの有松さんとエディを迎えてのアコースティックライブでした。
トーク内容は記憶あいまいで書くのも悪いので、印象に残ったところだけ。開演前にソフトでもYouTubeにも出てないレア映像が流れたらしいが、ファンは物販買いに行っててあまり見てなかったようだとオーケンぼやく。自分も入場遅かったから最後に流れた過去のロフトプラスワンでやったブルドッグカラオケしか見れなかった。そもそもこれなんだったっけ?(検索して調べた。2014年だった。もう10年以上前だったのか)
オーケンが進行して、今回デビュー37周年を迎えるにあたって、ファンへ感謝の言葉を各メンバー話してよと振る。うっちーはずっと好きにやってきてたから、30円過ぎたころくらいでやっとファンへ感謝の気持ちの心が芽生えたよっていう話。おいちゃんとオーケンが話したのは、デビューした頃のアングラパンクインディーズバンド界隈では基本的に誰もがみんな敵!っていう感覚だったから、バンドやってファンに感謝なんて考えられなかったと。そういう時代でした。海外のロックバンドも今や70歳過ぎても活動しているし、筋少もそれくらい、80歳でもやりたい、やれるよね。っていう事をオーケンが話してくれたのは嬉しかったです。何より、メンバー変わらず関係が良くて健康でバンド活動を続けてられることが素晴らしい。おいちゃんは、昔はライブのトピックや思い出が特別な何かが(酸欠したとか)ないといけないと思ってたけど、そうじゃなくていつも通りにライブができることでいいんだって思ったそうだ。その通りですね。
おいちゃんは60歳になって、他3人ももうすぐ60になるということで、いじられるふーみんの24歳設定の話。いつから24歳なのかっていうのをおいちゃんが24歳になる前から言ってたの?ってマジトーンで言ってたのに一同爆笑。そんなわけはない。たぶん筋少に加入して活動しだしたのが24歳で、お母さまが病気で亡くなって、それから数年後くらいだったと思う。
オーケンは、筋少は本当にたくさん曲があって、やってない曲もまだあるから、これからやってない曲、あまりやってない曲も演奏したいと話してたのも嬉しいです。ふーみんが説明して200曲以上はあるけど、筋少はほとんど演奏できている(他のバンドと比べても珍しいほうだとのこと)今回は小説化計画のおかげで「サンフランシスコ10イヤーズアフター」が演奏できた。まだやってないのは「お散歩モコちゃん」などオーケンがあげてた。私は個人的にはインディーズ時代の音源でしか聴いたことない「猿の左手、象牙の塔」を現アレンジで聴いてみたいです。
オーケンが事前にXでタグ付き投稿を募集して、質問や要望などを読み上げる。曲の掛け声は歌詞にないので、なんていってるんでしょう?というのは、たまに挙げられますね。武道館やってほしい。っていう話では、生きてる間に一度見たいと書いてあったので、それはメンバーなのか客なのか、どっちもなのか?とオーケンがコメント。筋少フェスやってほしい。という要望にどのバンド呼びたい?とオーケン聞くもメンバー困って口ごもる。ハードな曲ばっかりのセトリやってほしい。という要望には、オーケンがもしも掘りごたつがあって、スラッシュ禅問答1曲歌って何分か休憩したら何曲でもできるよ!という。でも演奏するほうも大変だと思う。だけどハードな曲もどんどんやりたいっていう気持ちがあって嬉しいですね。
フェス主催は現実難しいかもだけど、自分が希望する全部見たいフェスなら武道館とか東京ドームシティホールなど屋内で、2ステージ交互にメトロノーム→有頂天→カリガリ人間椅子水戸華之介レピッシュ→特撮→BUCK-TICK筋少 の順番で。
その後、スーパーウルトライントロクイズコーナー開始。以前コロナ時期にニコ生で番組やった時の企画で、超難解クイズを作って下さったガチファンの構成作家さんが紹介されて登場。またしても1曲目からバージョン違いレア曲のイントロ出してきてふーみん参る。その後もイントロっていうより曲の1部を一瞬切り取って数曲貼り合わせたのを聴かせて曲名を当てる問題で、メンバーも分からないし客に回答をゆだねても間違え連発。困惑するメンバーと観客に、盛り下がってどうしようとオーケンが慌てる事態に。それでも果敢にチャレンジして当たったファンにメンバー私物プレゼント。間違えてもナイスファイトと声かけるふーみんのやさしさ。最後はメンバー対決になって結局同点になったオーケンとうっちーがじゃんけんしてオーケン優勝。商品はブルドッグカラオケ歌唱権のパネルで持ってきたのが三浦さん。今回ゲストじゃなくてスタッフとしてでした。
休憩なしで続けて、特撮からサポートゲストに有松さんとエディを招きいれる。エディもデビュー37周年だねとオーケンが紹介。デビューした日のこと覚えている?とオーケンが聴くが、レコード発売された日でしょ?覚えてないよ。覚えているのはオーケンがラジオやってるときに電話かかってきた。という。その時代オールナイトニッポンが始まった時期ですね。ライブ中にステージから太田さんに飛び蹴りされて落とされたっていうエピソードもありました。
アコースティックセットでの演奏は「猫のおなかはバラでいっぱい」「新興宗教オレ教」懐かしいレア曲。うっちーのベースがいつものじゃなくてコンパクトなやつで珍しかった。今回小説化計画に参加された滝本先生の原作アニメでEDに使われた「踊る赤ちゃん人間」先週ちょうどフジのさんまの番組でばっちり使われてたので驚いたんだけど、それは知らないのか触れられてなかった。
今回アコースティックライブでは、セトリをオーケンじゃなくて演奏陣に決めてもらったそうで、決まった連絡がきて一番驚いたというのが「ムツオさん」これは珍しいですね。アーリーのリズムアレンジかっこよかった。そして「50を過ぎたらバンドはアイドル」といってももうすぐみんな60歳。バンドはもともとアイドルでもあったねとオーケン。最後はしっとりと「宇宙の法則」、優しくて綺麗で胸に沁みました。
これで終わりかと思ったらオーケンが、さっきのブルドッグ歌唱権で歌う!と宣言すると、ふーみんがちょっと待ったー!と俺たちもみんなで歌わせろといった下りの流れで、開演前に流れてた映像通りでカラーゴム紐が出てきて4人で歌い踊るブルドッグカラオケ。筋少曲じゃないんかいと思うが、やっぱりロックもアイドルも好きで、なんかぐだぐだするのも筋少らしさでした。