筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

筋肉少女帯@東京国際フォーラム ホールC

筋肉少女帯 ツアー2025春!筋肉少女帯小説化計画

6月、筋少デビュー記念日の月は毎年ライブがある楽しみ。毎年ロックの日に橘高さんのコメントが発表されます。今年のツアーは小説化計画の出版記念ということで、小説にされた作家さんが選ばれた曲を中心としたセトリでした。これまた初の試みで、これまでになかった選曲がファンにとっても嬉しいことでした。
国際フォーラムでのホールライブも初で、キャパ約1500。当日を待たずにソールドアウト。3階席まで満杯でした。平日でこの盛況は大変すばらしいです。有楽町駅直結で便利だし、どうして今までここでやらなかったのかと不思議に思う。序盤のMCでオーケンもこんないい所でできるなんて、キングクリムゾンみたいと喜んでました。またぜひやってほしいです。
おそらく小説で書かれてなかったら、ライブで演奏することがなかったであろう「サンフランシスコ10イヤーズアフター」を聴けたことが感激でした。本当にありがとうございます。リリース時は活動停止に向かってたので演奏する機会がなく、セリフ入りのロックオペラ調の長め曲ということもあって、復活後のライブでも流れ的に入れづらかったと思います。この曲を中間の軸にして、開始はサンフランシスコ、その後数曲後にインストメインの「花のサンフランシスコ」カバー曲を、小休止を挟んで、客が着席した状態で「サンフランシスコ10イヤーズアフター」をじっくり聴かせてくれるという段階がまた素晴らしく心に沁みました。ありがとうございます。
オーケンは最初のMCで昨日バルサンを買いに行き、購入直後に知らないおばさんから「それ効くの?」など聞かれたっていうエッセイ向けなオモシロエピソードから、ツアーでは大阪駅でキングカズに遭遇してオーラがすごかった話、名古屋では天むすが楽屋に無かったことをライブで指摘(キテルミュージシャンには必ず天むすが用意されているという噂から)したら、今日は楽屋に天むすがあったと驚き。気にしてくれたのか「わざわざ名古屋から来てくださった」とふーみんも言って喜び。それでキングカズの話題から、知ってる限りのサッカー用語を使って筋少ファンになったところで人生オフサイドだぜ!とか、イエローカードだぜ!などと煽りに使う。
小説化で藤田先生のカバーイラストでモチーフに選ばれた「あの娘は夏フェス焼け」もかなり久しぶり!サビでエディがノリノリの振りをするのも復活で嬉しい。筋少は近年夏フェスに呼ばれないって話。でも出てた時期も真夏の野外は筋少にとっては命の危険があったので、さすがに今は出ないほうがいいと思います。オーケンMCで夏フェスってなんで毎年同じ人出てるんですかね?って話から、それは実はとオカルトネタにつなげて笑わせる。
人間椅子わじーが小説化してくださったのは「福耳の子供」ど初期のからの選曲。ミドルテンポの変拍子入りの曲で、全曲数が膨大になったのでライブではまたかなりのレア度。これはとにかく橘高さんのギターソロ、間奏のプログレッシブな展開が見どころでかっこいい。
ダウナーなSEのイントロから始まる「レティクル座行超特急」始まるぞという列車のリズムで観客の期待の声があがる。小説化されたストーリーを読んだので、また思い出して感動です。ダークな世界観でサビの盛り上がりにぐっときて涙ぐみます。
MCでオアシスの話が出て、なんちゃらアンガー(オーケンが言ったうろおぼえ曲名)でライブやると客がみんな全部を大合唱するからメンバー歌わなくなったという。筋少も「香菜」でそれやろうよ、みんな歌ってねとオーケンが言って始めたのだけど、結局合唱ってほどにはならなかった。でもオーケンの歌で聴きたいのでいいです。
小説化で選ばれた「中2病の神ドロシー」もライブで演奏聴けるの久々ですごい嬉しかった。中間でメンバーそれぞれ順に「きいていた」ってコーラス入れるのがすごい好き。
小休止を入れて、メンバー再登場で椅子に全員座ってのミニトークコーナー。今回のツアーで印象に残ったことはとオーケンが各メンバーにふる。そこでうっちーが大阪で友達に誘われて立ち飲み屋さんに行ったよっていう話をしたとき、オーケンが「飲めない内田君が立ち飲み屋さんに!」と驚き。うっちーも初めて立ち飲み屋さんに行ったのだけど、小汚いイメージだったけど最近は綺麗になって、若い女性もいっぱいいるよって話すとすかさずオーケンとふーみんが「それってガールズバーでは」と返してきたのおもしろ。うっちーもすぐに「そうじゃない」と否定する。立ち飲みなのでやっぱりしばらくいると腰が痛くなってしまったとのこと。オーケンが椅子があるっていいね~と椅子があるライブのありがたさを語ってました。
近年すっかり恒例になった、中間部での着席での演奏コーナーでは、今回ツアーで内田君が歌ったんだけど…とオーケンが説明して「ベディ・ブルーって呼んでよね」を、今日は二人で歌いたいと話して、特に事前の打ち合わせは無かったようで、いい感じで交代で歌ったりユニゾンしたりで、二人の長~い付き合いの呼吸の良さを感じるボーカルでした。続けて「悲しきダメ人間」ホンワカしたジャズっぽいようなハワイアン風のような感じでギターの音も印象的な曲。これもだいぶ久々聴きました。そこからの「サンフランシスコ10イヤーズアフター」で壮大な世界が広がり惹き込まれました。セリフ音声も音源のままで再現されて、20数年の時を超えて解凍されました。筋少は続いていてオーケンは歌い続けている。筋少に出会って私は不思議で幸せな体験をさせてもらってます。

秋ツアーの発表があって、毎度変わらず紙を読む発表だったのだけど、今回は紙が所定の位置に置いてなくてオーケン焦って困ってた。袖からスタッフが持ってきてたけどぐだぐだすぎて苦笑い。なんと20数年ぶりに仙台でワンマンがあるらしくてびっくりです。90年代は当然のように全国ホールツアーがあったのですが、復活後は長いこと東名阪だけで、最近はチッタもよくやるようになったのですが、なんでもオーケンが仙台のイベントに出たのをきっかけで決まったようです。また九州とか北海道とかでもワンマンがあるといいですね。次の東京は豊洲PITで座席ありでした。ツアータイトルを「医者にオカルトを止められた男2025」にする、とオーケンが宣言してたので、また何かオカルトイベント絡みなのかなと思いました。
ライブ終盤は畳みかけでドカンと、イワン、ダメ人間とド鉄板で飛ばして、バンドはアイドルでニコニコ、さらにディオネアで決めてアンコールで釈迦、ツアーファイナル大盛況で終わりました。