筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

水戸華之介@O-WEST


<デビュー25周年記念興行>
【不死鳥〜十全】
●会場:渋谷 O-WEST
●日時:5月25日(土)OPEN 18:00/START 19:00
●出演:水戸華之介(vo)/澄田健(g)/内田雄一郎(b)/田中元尚(ds)/藤原マヒト(Key)
●ゲスト:大槻ケンヂ(筋肉少女帯/特撮)/杉本恭一(LA-PPISCH)
 /MAGUMI(LA-PPISCH)/和嶋慎治(人間椅子) ※アイウエオ順
●料金:前売\4000/当日\4500(+ドリンク代)

水戸さんの年一回スペシャルライブ「不死鳥」も十年目を迎えたそうです。行けない年もありましたが、初回からほぼ行ってます。それに水戸さんデビュー25周年の年ということで、おめでとうございます!
ゲストにオーケンも呼ばれて、MAGUMIさんも来たらP-ROCKの三大スターが勢揃いです(笑)
この日は、橘高さんがすぐそばのClub AsiaでX.Y.Z.→Aライブだったので、そちらもすごく行きたかったのですが、やはり私はオーケンが出てようが出てまいが(笑)水戸さんは昔から私の大事な歌なので、こちらを選びました。

※翌日体調を崩しちゃったのと、筋少インストアイベントが控えてるので感想はさらっと短縮して書きます。
それから、これから「不死鳥」ライブが初のツアーに出るそうなので、一応曲名ネタばれにご注意ください。


<デビュー25周年記念興行> 【不死鳥〜外伝の旅】
5/30 福岡天神The Voodoo Lounge
6/1 大阪LIVE SQUARE 2nd LINE
6/2 名古屋ELL SIZE
※3-10chainメンバーのみのライブでゲストは出ないそうです。

オープニングは毎年凝った映像がスクリーンに出るのだけど、今年はその総集編が10回分のダイジェストで流れました。すでに爆笑!サザエさんパロディはDVDに入ってないのでまた観れて嬉しかった。

水戸さんが最初からダンサー2名従えて登場!水戸さんはアルバムの写真と同じ衣装で、ダンサーも和装風で可愛くて、銀魂NARUTOのキャラみたいな感じ。
一曲目は「祈り」で最初からハードコアで突っ走ってくれます。ウッチーかっこいい!NESSとも筋少ともまた違う表情を見せてくれます。
不死鳥はアンジー曲が中心なので、3-10chainでも「天井裏」とか定番曲はやるのですが多くのレア曲が聴けるのはここしかありません。
「サムライSKA」なんてライブで初めて聴いたかも?ウッチーが合いの手を入れながら右足と右手をピョンと上げるのが可愛すぎた!

水戸さんが最初のMCで、10年やってきて今回は満員になったそうなのですが、前回満員になったのは5回目だったそうな。「どれだけキリのいい数字が好きなんだおまえらは!」(笑)
さらに気合いを入れようと、いつもはライブの前にシュークリーム食べるけど(エクレアの時もありましたね(笑))今日はさらに「まるごとバナナミニ」を食べたら胃もたれして気持ち悪くなった!とか言って笑わせる。

3-10曲の「ロケットが飛ぶだろう」で、早くも涙腺ゆるみまくってうるうるきてしまった。水戸さんが後半の一番いいところで手を広げて歌わせるので、さらにぐっときてしまいました。

最初に迎え入れるゲストは和嶋さん。「俺たちのギターヒーロー、ワジー!」今回は正装の袴姿でした。澄ちゃんの隣で「夜と男と運命の魔の手」を弾いてから、ワジーがかしこまった感じで「水戸ちゃん25周年おめでとうございますっ!」って押すので水戸さん調子狂っちゃうみたいな顔で(笑)永遠の後輩ですから〜というワジーに「それにしては後輩らしくない出で立ちだよね」と水戸さん、たしかに(笑)人間椅子は来年25周年なんですね。
オズフェスト出演のネタもちょこっと挟んで、オジーか水戸ちゃんか、共通点がある?ないよ?みたいなことも水戸さんが話してました(たしか映像を使うところが影響受けたとか?)
アルバム不死鳥Rec.でワジーが参加した「ゴルゴダ」を。ワジーの歌と演奏がなんてはまる曲なんだろう!と感心しました。アンジーの中でも初期のダークな曲なんだけど、それがワジーの持ってる世界と合わさってはまるという。

ワジーを残したままで次にオーケンを迎え入れました。オーケンはニット帽子被って特撮のライブっぽい出で立ちでした。ウッチーと顔見合わせてムムッと。「内田君、久しぶりだね」「おととい会ったでしょ」番組収録で会ったばっかりだってば(笑)
のっけから「人見知りは治った?」って水戸さんに言われるオーケン(笑)「ぜんぜん大丈夫だよぉ〜最近いろんな人と仕事してるし」とか、ワジーとはユニット組んでるしなどと。あと澄ちゃんがちょいちょい椅子に座ってるのは腰をやっちゃったからだからね。と水戸さんに説明されてる。
水戸さんと並んで話し出すと、一気にのほほん学校になるから面白い。以前、ウタノコリツアーでオーケンがゲストでMC長過ぎた話とか振り返る。曲に行く前に「さっきの曲良かったよー!」と、ゴルゴダを褒めてました。こういうの大好きなの、ギターがツインリードで、カルメンマキ&OSみたいで〜とか言って水戸さんと頷いてて、でも観客には伝わりにくいよ〜と。
ウタノコリツアーでもやった「31のブルース」をオーケンが入って「ヘイユーブルース」と合わさったバージョンから。曲の途中で間奏のワジーと澄ちゃんがセンターに出て弾きまくるパートがあって、その間にオーケンと水戸さんがいったん下がって、また戻ってきました。何か変化あるのかと思ったらそのまま戻って来ただけで(笑)曲が終わってから水戸さんがその事を「何も変わらないから(笑)」と説明してました。
このあとは、「ミミズ」をオーケンに断られた話でしばらく盛り上がる(笑)水戸さんが、ミミズは畑を耕してくれる有難い生き物なのに!と言うのだが、オーケンはそういう問題じゃないと、僕は都会っ子なんだよ!ミミズとかカエルとか苦手なんだよぉ〜と半泣き(笑)ウッチーがそれを見て、観客を見てヤレヤレという顔を何度かするのがめっちゃ面白かった。じゃあ蠅ならいいんだと、蠅のほうがよほど害虫だよ!と水戸さんが言うも「そういう問題じゃないんだよぉ〜」オーケンに返されて、なんでそこまでミミズの擁護するんだ?と不思議に思った水戸さんだった。
そこでワジーが「『ミミズ』ってどんな曲なんですか?」と聞くもんだから(笑)「この後やるから!上で聴いてて」
「蠅の王様」をオーケンが歌うのは珍しいものが見れて面白かった!やっぱり水戸さんの怒号が格別だなぁ〜。
後でたしか水戸さんが「蠅の王様」ってあまり歌う所が無いとか言ってました。

次のゲストは杉本恭一さん。ほぼレギュラーで10回中9回は出てると説明される(笑)そのうち1回は自分のライブツアーが重なったからだとか。「みのんちょと並んだ?」と言った恭一さんだが、今回でみのんちょ抜いたよ〜と水戸さん。
「不死鳥Rec.」では恭一さんにだけ2曲をプロデュースからおまかせして作ってもらったとのことです。その中から「ナイタラダメヨ」は、いい曲なんだけど元が淡々としててと水戸さんが言ってたのかな。それで恭一さんのアレンジを聴いたら恭一さんサウンドばっちりだなぁ〜と感心して、また涙が出て来てこらえるの必死だった。短い曲だけど、なんでこんなに来るんだろうと。
この後に、MAGUMIさんが壇上からスクリーン上がって登場すると、フロアが急にすごい押しでビックリした!
そして出ました「天井裏から愛を込めて」でもう大盛り上がり。不死鳥ではおなじみの風船が上からいっぱい落ちて来て、ポーンポーンとフロアとステージ中で飛び跳ねる。ウッチーの頭にちょいちょいポコンと当たってウッチーがビクッとするのが可愛かった。最初のピークがここですね(笑)
MAGUMIさんが以前に水戸さんと一緒にやった曲で、不死鳥Rec.でも参加した「ラクダの君は砂漠のマドンナ」を歌いました。これもMAGUMIさんの歌にとても合ってて好きです。フロアの盛り上がりっぷりはレピッシュファンのターンだなぁ〜って感じでした。

恭一さんとMAGUMIさんを送り出して、後半の水戸さんのMCでは、25年やってきて思うのは25年って意外と歳取ってないな?と思ったと、25年経って水戸さんは50歳で、まさかまだ同じように曲を歌ってると思わなかった、もっと落ち着いて静かな曲やってると思った、という感じと、さすがに若い頃の元気さはないなという気持ちと両方あるそうです。それを観客にも、大人って歳になってもそう大人って感じじゃないな?と思うのと同じだよねと共感しました。
水戸さんが50歳、デビュー25周年でこういう事をやってみようと思ったという前ふりで、アンジーの初期曲メドレーになりました。
「ミミズ」から「分解マニア」「\10」あと何だったかなー?他にも、「すべての若き糞溜野郎ども」「でくのぼう」など聴けて感激でした!
水戸さんの歌は出会った15,6歳のころからずっと心の支えでもあって、それが今でも聴けることが幸せだし、大好きなウッチーが演奏してくれてるのがとっても嬉しいです。
終盤のほうで「猛き風にのせて」これもアンジーレア曲ですごく感激でした。リリース当時からも好きだけど、水戸さんも私も、この歳で歌を聴くとまた格別な想いがあるなぁと思いました。
水戸さんが、「これからも50周年に向けてやることにしたから、おまえら俺よりも先に死ぬなよ!」と言ったのが、ぐっときてすごく嬉しかった。水戸さんをずっと追い続けたいです。
良かったらみんなで歌って下さいと、「袋小路で会いましょう」で本編終わり。

アンコール2回目でゲストを全員呼び出してステージに揃いました。さらに、水戸さんが「近くでさっきまでライブをやってて、駆けつけてくれました」と言って、橘高さんを呼び入れてくれました!「律儀な子なので〜」って言ってたのが微笑ましい(笑)挨拶には来るかもとは思ったけど、まさか出てくれるとは思わなかったから、すごく嬉しかった!会えて良かった!
「不死鳥Rec.」に歌でも参加してくれたと説明する水戸さんに、オーケンがニコニコして「橘高、歌ってるの!」ってめっちゃ嬉しそうなの笑った。ウッチーも微笑んでる。橘高さんはX.Y.Z.→Aの衣装そのままでギターを持ってないので、やっぱり恥ずかしそう(笑)「歌いにきたって書かないでねー」
オーケンが携帯電話で集合写真撮らせて〜とみんなに頼んで「これ待ち受けにするんだぁー」水戸さんと揃って「ブログには絶対出さない(笑)」とか言う。MAGUMIさんが「俺も待ち受けにしたいから、後でちょうだい」だって(笑)

※翌日、筋少ブログオーケンが写真アップしてくれました。

全員揃って最後の最後は「We Are Wondarfull−!」とコール、「素晴らしい僕ら」をみんなで歌いました。不死鳥でおなじみの赤いクラッカーテープがダンサー2人から発射されます。
曲終わりのほうで、恭一さんが持ってるギターをふーみんが持ってちょっと弾く姿も見れて珍しい!紙テープにからまりまくって動きづらそうでした(笑)
退出の時にウッチーが「コングラッチュレーショーン!」って言ってて、ふーみんも何かありがとーみたいに一言言ってくれました。ワジーが最後のほうで袴にテープがからまってスタッフに救出されてました(笑)

ライブ終了後に「不死鳥Rec.」買いました。筋少メンバー3人参加してます。またアンジーの名曲を知ってもらえるいい機会だと思います。ぜひ聴いてみてください。

不死鳥Rec. 曲目と参加ミュージシャン一覧
ブックレットのほうに、「橘高文彦 Guitar (M-7)」の記載が抜けちゃってたそうです。
ファンは聴けばすぐ分かると思うので(笑)おかしいなーと思ったのですが、訂正とお詫びが水戸さんサイトに載りました。

不死鳥Rec.プレミアムセットの内容詳細
2006年の不死鳥ライブが収録されたDVD、ポストカード2枚、キーホルダー、バンダナがついてくる豪華なセットです!

水戸さんブログ(5/26)

澄ちゃんブログ(5/25)

杉本恭一さんサイトのdiary
「Photo」コーナーにも複数写真がありました。

(おまけ)
7/19に3-10と対バンになる「扇愛菜とFoo-Shah-Zoo」別名ウッチー祭りな2マンライブのチケット発売も物販コーナーでやってました。今日はおいちゃん抜きの3人でしたが、今度はオーケン抜きの3人が揃いますね!いよいよおいちゃんも水戸ちゃんファミリーに急接近なのが楽しみです♪