筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

特撮@赤坂BLITZ

復活DVD&新曲発売記念ツアー!5年254日後の世界

ナタリー - 特撮、初ライブから11年の集大成を“まさか”のBLITZで披露

大槻ケンヂ、12年目の記念日ライブで絶叫!!:芸能:スポーツ報知

特撮 ニュース 「特撮ライブでオーケン「いい方にころがっていける」」/音楽情報サイト:hotexpress



ツアー最終日の赤坂BLITZ、特撮では初の会場で、一番大きいハコになりますね。
LOFTとちがって後ろでも見えるので、ちょっと引いてみました。大晦日LOFTではナッキーがぜんぜん見えなかったので、ナッキー側に。
なんだか背の高い男子率が高い(笑)暗転すると一気にどどどっと前に押し寄せる。周りが高いので視界がやっぱり悪い(苦笑)
ナッキーが片足けんけんで登場して、椅子に座る。椅子は装飾してなかった(笑)

1曲目は「オムライズ」から。もうステージがあまり見えなくても体動かして首を振る!(笑)周りの熱気もすごい。続けて「綿いっぱいの愛を」序盤からこれやりますか〜。セリフ部でナッキーが「今日もよろしく〜」みたいな事を言ってた(正確に覚えてないが)

赤坂BLITZはロフトと比べると2倍くらいありそう。ステージの右上あたりに「特撮」のロゴとオーケン猫マークのついたバックドロップ(旗)がワイヤーで下げられているのみで、他はシンプル。
最初のMCでオーケンが、のっけから盛り上がってんじゃないの?できあがってんじゃないの!てな事と、寒い中来てくれて、ここだけは○○みたいに熱くなろう(暖炉?コタツ?だったか忘れた)獣になればいいと言い出し、馬か?牛か?いや猫とか犬とかが俺たちにはお似合いなんじゃないのかい。それで投げやりな感じでそっぽ向いて小さく「猫猫猫猫」控えめに╲犬犬犬犬/「犬犬犬犬」╲猫猫猫猫/「次の曲ばればれだけどね(笑)」
それから竜さんにやらせて「猫猫猫猫!」╲犬犬犬犬!/竜さんはりきって叫ぶのにオーケンが被せてわざと「りょうちゃん、そんなんじゃだめだよこうやって猫猫ね(噛む)」へなへなになって苦笑い。
次にエディにやってもらい、立ってハンドマイク持って「猫猫猫猫!」╲犬犬犬犬!/エディかっこいい。だがやはりオーケンが最後おいしいところ持って行く。「アベルカイン」お決まりのタイトルコールが好き。間奏に入るところでオーケンが「折りたたみー!」ってかけ声してた(笑)
続けて「Dead or Alive」はライブで初めて聴いたかな?有松さんの詩だから?なのか、ドラムがすごくかっこよかった!

オーケンMC、今日は赤坂ブリッツでもゲストとかはいないぜ〜というと前振りなんだよな。といった事を言って後ろ向いて、袋を持って来たらあれだろう〜と思ったら出て来たのがボースカじゃない!(笑)
同じくらいの大きさのぬいぐるみは、TBSのキャラクターだった。ブリッツの隣がTBSだからか、このあとボースカが出てくるのかなと思ったら「忘れてきちゃいました」だってー!
会場についてボースカを忘れたことに気づいたオーケンはスタッフに代わりになるものを探してもらい、TBSショップで買ったそうだ(買ったんだ(笑))
そのぬいぐるみを持って腹話術は、何もしらずに連れてこられたというテイで「ここはどこですか?」「あなた誰ですか?」とやりだし、何故かぬいぐるみが「徳永英明さん」という事になり「エオリア〜♪」(懐かしい オーケン徳永英明のイメージはこれか)「君は1000%〜♪」それは違う(笑)
徳永英明さん」と観客に言わせたり、オーケンと話のやりとりしているうち、有松さんが叩いてエディがちょっと弾きだす。「俺オーケン〜来月で46歳〜」「ハッピバースデーじぶん〜ハッピバースデーじぶん〜」(ワザと低い声で)
「文豪ボースカ」やるんだ!大晦日はボースカ持って来ておいて文豪ボースカやらなかったのに(笑)一気に沸騰するみたいに弾けますね。チェンジボースカ!
続けて「超越人間オーケボーマン」これも大晦日やらなかった曲で好きなので嬉しい!曲終わりでまだ音が残る中、オーケンが「友よー!」とタイトルコール。これも嬉しい〜。かっとばせー!レッギター!にあわせてオーケンが素振りのマネをするのだが様になっていない(笑)ナッキーのコーラス可愛い〜。ナッキー側で見れて良かった。

この後のMCで、オーケンが素振りをしてみたが全然できてなかった(笑)という話に。野球なんて出来ないよ〜。とエディと話しあっていた。「フライとか取れないもん」「ゴロも取れない」
「ノックできない」とか。
ピアノやってなかったら何の仕事してた?とエディに聞いた時に「親が銀行員だったから銀行員」と言ってた。エディは小さい頃からピアノやってたけど、両親もクラシックの人ではないんですね。父は音楽とか全然興味ないの。とのことで、お母さんの趣味なのかな〜。

次の曲からはしばらくじっくり聴くコーナーへ。「ゼルダ フィッツジェラルド」エディのピアノが特に聴きどころですね。珍しい「地獄があふれて僕らが歩く」オーケンが、シリアスな曲ですと紹介していました。そして渾身のバラード「ロコ!思うままに」広いステージの中央で歌いあげるオーケンと、それを支えるスーパーミュージシャン達の演奏がとても素晴らしい。
歌い終わるとオーケンがタオルで顔をフキフキしながら「いい曲だねぇ〜」ってまた言ってた(笑)ロコ歌うとよく言ってるよね。

この後後半はキラーチューンだと、オーケンがわきわきと足踏みしてたような。この曲はお客さん盛り上がるぞ〜!とナッキーに言うが「手元ばかり見てて知らなかった」のだそうな。シューゲイザー?曲はパンクでハードな「ジェロニモ」ドドドドと馬とモヒカンが攻めて来るような。その昔は
ロフトとかライブハウスでパンクスが暴れてたのかなぁ〜オーケン少年が怖がってたのかなーと思いつつ、ここは軽いモッシュでわーいと動きつつも、そんなにケガするほど激しくないので助かる(笑)
次は、N!U!I!G! U!L!U!MARー!で「ヌイグルマー」オーケンがこの前か、もっと前のMCでか忘れちゃったけど、TOKUSATHUと両腕でサイン?やろうとして、JODANSのネタになってた。
合間開けずに続けて「5年後の世界」のイントロが始まると、さらに熱くなります!オーケンと観客が一緒になって叫んで、パワーを出し合っているみたいに。

どの部分だか忘れたけど、オーケンが今年の目標とか言って「ボクシングの体験入会」をしたというが、今年でなくても前からいろいろ行ってるよね。アッパーを教えてもらって、アッパーを出す時に片方の手は耳を抑えます。といってやってみせる。なんかヘン。観客の反応も微妙。ナッキーに向けてやって反応させるも「いいですね」とあっさり返事。そのあと歌いながら間奏のところでアッパーやってた(笑)オーケンこういうフリするの好きだよね。
「ヨギナクサレ」ちがう!ぜったい!ってコールするの好き。追いつめられて「余儀なくされ」た人たちの歌は、今の私にぴったりだ。5年後に、もっといいほうに自分が行けたらいいなと思う。

オーケンが、赤坂ブリッツで特撮ライブは初めてで、スタッフに言われて気づいたけど11年前の同日にロフトで特撮が初めてライブをやったのだそうだ。まさかここまで来るとは思わなかったけど、ナッキーが足を折ってライブやるとは思わなかったって(笑)
本編最後は「殺神」縦ノリではなくて重たくて深くて、地の底から唸るような轟音に体を浸すような感じでした。

アンコールは、オーケンが特撮の次の予定はまだ決まっていないけれど、またやりますと言ってくれました。今度はナッキーが全快して、動きながらギターを弾くのが見たいですね。ナッキーが動かない分、オーケンは広いステージを動いて、エディもピアノを弾かないときはコーラスでハンドマイク持って前のほうに来てくれました。
メンバー紹介では、有松さんは一番リーダーらしいよね〜とオーケンが言うと「一番年下なのに?(笑)」と爽やか笑顔がイケメンだー!ツアー中のエピソードで、オーケンがリーダーらしいことをしようとして、名古屋のホテルで部屋にあった紙に曲順を考えて書いて、打ち上げに持って来て出したのに、有松さんに「そういうの明日にしましょう」と言われて紙を出したままひっこめるタイミングを逃して困ったのだそうだ(笑)
竜さんは名古屋で着てきた衣装が、チロリアン柄だったので特撮だよー?って笑われたのだそうだ。衣装は以前別の仕事で名古屋に来た時に、ダイヤモンド☆ユカイさんに褒められたから、また名古屋に着て来たのだそうな。「ダイヤモンド☆ユカイさん」っていうのがインパクトあって面白いポイントでした。それから紙の色が赤くなってて驚いたが(大晦日はまだ金髪だったので)前日に美容院に行ったら、美容師さんが気が強く(※あとで竜さんがブログで訂正してたが、主張がはっきりしてる美容師さんだからだそうだ)「もう金髪はいいですよね、新しい色入ったので赤くしましょう」と言われて赤になっちゃったのだそうな(笑)
ナッキーはどの時だったか忘れたけど、宇宙人の声とかいって喉を叩いて喋ってた(空手バカボンがやってるやつだ〜)オーケンと向かい合ってやりあってて可愛かった。

いい方に転がって思います。ということで「ルーズ ザ ウェイ」続けて可愛らしい横ノリの「僕らのロマン飛行」ラストのほうでドラムが速くなってハードになると、観客のノリが縦ノリで激しくなった(笑)
特撮が再始動したきっかけとなった曲ですと紹介して、両手を挙げてブレブレ・さよなら絶望先生の主題歌から「人として軸がブレている」この曲から特撮を知ってファンになって、ライブに来た人も多いことでしょう。そのおかげで特撮と筋少どちらもファンが増えたと思います。
空想ルンバ」で竜さんが女の子役でコーラス。そして最後はオーケンが、ありがとう最後は「林檎もぎれ、ビーム!」と始めるときに「ナッキーが立ったー!!!」とナッキーに注目。とうとう椅子から立ったー!と大きな拍手が起こり「ナッキーが立った!ナッキーが立った!」と応援する(笑)
最後の曲が始まったとたん、どどどーっと音を立てて前のほうに人が押し寄せて、私はナッキー側のほうにだいぶ押し出されてしまいました。でもおかげでナッキー前はナッキーギャル(?)女子が多かったので視界が良かったです。「あいつらにだー!!!」と大きく叫んで日ごろの鬱憤をはらしちゃう気合いでした(笑)
アンコールでここまでやったら、もう無いかなーと思いつつも、やはりツアーファイナルなのでアンコールの声がしばらくかかってました。ちゃんと大きくアナウンス流せばはっきり分かったのに、ちょっと分かりにくかったですね。片付けが始まって終わりと分かると、大きな拍手があがっていました。

(セットリスト)
オムライズ
綿いっぱいの愛を
アベルカイン
Dead or Alive
文豪ボースカ
超越人間オーケボーマン
友よ
ゼルダ フィッツジェラルド
地獄があふれて僕らが歩く
ロコ! 思うままに
ジェロニモ
ヌイグルマー
5年後の世界
ヨギナクサレ
殺神
(アンコール)
ルーズ ザ ウェイ
僕らのロマン飛行
人として軸がブレている
空想ルンバ
林檎もぎれビーム!