筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

新宿LOFT 30th Anniversary"ROCK OF AGES 2006"水戸華之介&3−10chain、人間椅子

ゲスト:大槻ケンヂ(1人で各バンドにお邪魔)
大好きな3−10chainと人間椅子が一緒というだけで絶対行くと思ってたので、オーケンも出るんだ(笑)てな感じで。彼らの交流は昔から深くてとても仲がいいね。


出番は人間椅子が先で、最新アルバムを中心にと、なんと新曲も!嬉しいねー。「暗い日曜日」に続く曜日シリーズ(笑)「憂鬱な土曜日」だそうな。和嶋さんメインの曲ですね。リフのとこで鈴木さんとユニゾンで歌うところが2人とも同じ角度の向きでなんとも素敵でした。また、鈴木さんが「内田君はとてもいい人、大好き」とVTRだったらテロップ出そうにはっきりと何度も言ってた(笑)内田さんに「人間椅子の曲でなにが一番好き?」と聞いたら、「『悪魔の手毬歌』だね」とのことで、「内田君の為だけに、捧げます」と鈴木さんが歌った。内田さんがステージに出てきて欲しかった(笑)オーケンじゃなくて(笑)それで、オーケンお邪魔のコーナーでは、筋少時代に人間椅子と共演した思い出話などを。テレビ(NHKBS)に出て引田天効がマジックかけられた話で会場の笑いを誘う。そこで歌った曲は「君は千手観音」(オーケンのソロアルバムに収録。詩:みうらじゅん 曲:人間椅子)これはやると思ってた。それと、オーケンが「リハでやったときに、筋少よりも人間椅子の演奏がカッコイイ」と好評だったという「僕の宗教へようこそ」これもう90年の曲だからかなり前なんだけど、古さを感じない。筋少ライブでは橘高さんがコーラスするとこを鈴木さんが。鈴木さんがオーケンより体格がでかいし、坊主で白塗りだしでオーケンがびびって「こわいよー」とおびえてた(笑)和嶋さん、ノブさんの演奏はさすが!人間椅子らしい重厚さに詩があいまってダークさを増してた感じ。しかし、筋少ツインギターも思い出して聴きたくなってしまうよ。
オーケンはこのライブの打ち合わせで、鈴木さんと携帯メールでやりとりしたらしく、メールで…時代変わったねーあはは〜と嬉しそうに笑う40歳って感じで微笑ましかった。

鈴木さんは内田さんを「いい人」って言ってたが、水戸さんが出たら今度は「人間椅子はすごくいい人、純粋で騙されやすそう」と言われる(笑)「マルチ商法ネズミ講ではありませんー!お金欲しい人手あげてー!」とサギのモノマネをしたりして。2度目にまたお邪魔のオーケンコーナーでは、衣装変えていつもの感じからスーツで決めて「ちょい悪オヤジ」気取り(笑)「俺たちがほんとのちょい悪オヤジだよね。こんな事やってんだから。レオンに出せー!」と訴える。誰にだ(笑)オーケンと水戸さんが揃うとしゃべりが止まらないよねと、最近はよくトークライブでしか共演しないからということで。水戸さんとオーケンが揃えば歌うのは、筋少に水戸さんが提供した「青ヒゲの兄弟の店」この曲が出来たエピソードとして、最初にオーケンが水戸さんに詩を依頼した時に、はじめに届いたのが「B'sみたいな歌詞」だったそうで(笑)水戸さんいわく売れ線を狙ったらしく。もう一度勝負して欲しいって(笑)でもオーケンからやんわりお断りのFAXが入ってボツになり、この曲になったとか。内田さんが爆笑してたのが、思い出したんだろうなー(笑)それから、「氷の世界」と「労働者M」を空バカバージョンで。
最後にアンコールで全員ステージに出ると、オーケンが「この並びは絵面がヘンだ(笑)どっかの劇団か、どっかの檀家みたい、寺山修司の映画の法事みたい」と大ウケ。たしかに濃いね(笑)鈴木さんは尺八持ってくるが、吹いても音が出なくてフーフーいってるだけなのが可笑しかった。鈴木さんが内田さんと同じマイクで歌うと鈴木さんがでかいので、内田さんが喰われそうだ(笑)
ライブ終了後に物販コーナーで購入すると、3−10chainの4人メンバーがサインと握手をしてくれるサービスをしていました。大変恐縮しちゃいました。内田さんにサインいただくのってもう10年以上ぶりです。