筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯@EX THEATER ROPPONGI

筋肉少女帯「LOVE」リリース直前LIVE!!新曲から定番曲まで! LOVE六本木!!』

www.excite.co.jp

11/6アルバム発売前に先行配信されてから、初のライブということでプレツアー初日といったところ。
入場曲がT2でぐわっとあがる。ライブで聴きたいけど、ここでかかったら今回はもう無いなっていう寂しさも。メンバー出てきて曲はじまり、アルバム1曲目でやったら死ぬからやりませんってオーケンこないだ言ってたから、愛は陽炎ではなくて「ハリウッドスター」から。
だがふーみんのギター音が出ない。袖にはけてテックさんがあれこれ確認するも直らず、結局最後までふーみんでられず。曲終わりかけでオーケンが不安そうに上手へ駆けつけて、何か確認したのかすぐ戻ってくると「筋少史上初のサウンドチェックでしたー!ありがとうー!」って言って全員すぐ退場する。
それから客電ついて10分ほど待って、ちょっと不安だったけど本当のテックさんがサウンドチェックしてギターの音が出て、本当に何事もなかったかのように仕切り直し。さらに盛り上がってふーみんもニコニコでかっこいい。
2曲目がインドという初期定番曲に。それからオーケンがMCでさすが筋少のお客さんは機転がいい的なことを言って褒めていた。でも機転がいいのはオーケンがうまいことまとめるからこそ。
それでLOVEのハンドサインとアルバムは配信とCDで2回買ってください!ってきっぱり言う。これからはそういう流れになりますっていって終わりのほうも繰り返しどっちも買ってくださいって言ってた(笑)

激しすぎて死ぬからって言ってた「愛は陽炎」初披露も高速でボーカル難しいと思うけどちゃんとしてた。これほんとにずっと高速でドラムの振動と楽器の音圧すごい。続けて新曲「From Now」イントロで自然と首振って乗れる。わっしょいわっしょい楽しい!挨拶する歌詞が可愛らしいし、曲がKISSやディープパープルっぽいのかっこいい。
それでまた初期定番の「これでいいのだ」わりと久々に聞いた。タオル回しも復活してからのアクションだけどもう、復活してから10年以上も経ったんだなーとしみじみ。

中野サンプラザで好評だった2人がけソファを使ってオーケンがときには座って歌ったり、トークしたりと使う新便利アイテムに。
スタッフさんが出て前へ運ぶとオーケンが手伝おうとしてよろけて、「そこはよっこいしょだろー!」ってなぜか掛け声を言わされる。
トークで早速うっちーを呼んで二人で座る。じゃあ最近はラグビーどう?って話ふると「森喜朗がやってるね」うっちーが答えてもオーケンぜんぜんピンとこない。(政治家ネタがうっちーらしい)でも昔ラグビーやってたプロレスラーの話してやっと通じる。それえうっちーが握手を求めても「俺はおじさんと手つなぐの嫌いなんだよ!」ってキレて(笑)バンドがステージで手つなぎ挨拶するの嫌だっていつもの話(普通にやってるバンドのほうが多いのに。露骨に嫌がるオーケン
それからすぐ立ち上がりおいちゃんとふーみんを座らせて、いちゃつこうとすると「そういうのいらないから」ってオーケンバッサリ。来週のほほん学校にゲストだけど演奏して欲しいって頼む。ステージで交渉すれば断れないだろうというたくらみに、じゃあいつか断ってやるっ!ってふーみんとおいちゃん。
ということで?ドンマイドンマイ👍ポーズして「ドンマイ酒場」セリフ芝居部分どうするのかと思ったら、ライブ独自のアレンジでエディがジャズバーみたいにピアノを入れたりして、ちゃんと4人で演奏しながら芝居した。マスター!っておいちゃんを見るとどやーって感じでおいちゃんが可愛い。拍手と歓声。

「妄想防衛軍」ライブで思った以上にカッコよくてしびれた。激弾きする3人見てるとぐっとくる。アウトロから締めの最後のところ鳥肌立った。これぞ筋少の魅力の大きな一つだよって思う。超ハイクオリティな演奏でこう堂々とした音像が見えてくる。

そしてすぐに次が「ディオネア・フューチャー」イントロのSEなるときたきたー!ってゾクゾクする。新定番でここに入れてきたのが嬉しい。オーケンが大きくアクションして客を煽ってまとめあげて、会場が一体になる。

このあとオーケンがはけるところで段取り打ち合わせと食い違いがあったようで、うっちーと小競り合いになってたの中学生みたくて笑った。オーケンがもういいよっ!ってやつあたりしておいちゃんアンプに少しケリが入って、おいちゃんとばっちり。先にはけたおいちゃんが袖のカーテンからひょっこりはんしてたのかわいい。ふーみんアンプのトラブル俺が蹴ったからだよって(冗談)いってふーみんもとばっちりうけてこのやろーって出てくる。
それからうっちーがMCして、ベースなんてひいてらんねーぜー!とシンセを真ん中にもってきて、ふーみんがギターとエレアコで弾く「ベニスに死す〜LOVE」インスト曲初披露。こうなるんだーすげー!って感心した。

オーケンが戻ってきてうぐいず谷MVの白スーツで、昭和歌謡ロック的な感じで新曲「喝采よ!喝采よ!」熱唱する。これもすごい。ライブで聴くとこれまたムーディでかっこいいな。そして「お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません」って昭和の司会者っぽいMCするオーケン。うぐいす谷MVは1億再生狙って世界でブレイクする計画で、ジャスティンビーバーの知り合いいない?とか言い出し(笑)紅白に出て鼠先輩か純烈とコラボするとか、オカルト紅白と紅白(歌合戦)どっちも出ると。
イントロかかるが待ってって一度止めて、うぐいす谷ダンスをみんなできればやってくださいって説明を入れてからスタート。オーケン演歌ロックみたく超ノリノリで腰を落として踊るの面白すぎて吹き出しちゃう。振り切ってる。これはテレビに出て欲しいなー。

そのまま次のブロックに行くのに血染め白スーツのままで、着替えタイミングがなくて特攻服に着替えなくていい?ってメンバーそれぞれに聞く「かっこいいよ!」ってエディもコージーも口々に言う。それから3人戻ってきても「いいんじゃない」ってOKなのにオーケンが「スカパラみたくない?」「ウルフルズみたくない?」って言って、そんなスカパラはいないっ!と総ツッコミ。そのまま着替えずに続行する。

終盤は定番曲でたたみかけ「イワン」そして「混ぜるな危険」「オカルト」と近年のリード曲、そして大定番「釈迦」で本編しめ。

アンコールではギター2人とオーケンで椅子に座って「ベティブルーって呼んでよね」は復活前のレア曲枠、そうきたかーと。でもこのあともう新曲がないかなーと思ってたらやっぱり無くて、新曲あと3曲聴きたかった。ツアーでは全部やってくれると期待している。
復活して最初の定番になった「トリフィド」で大盛り上がり、そして最後は大鉄板の「サンフランシスコ」でバシッと決めてくれた。

12/23に復活後毎年恒例のリキッドルームライブが今年も発表されて、もう軽く「紙持ってきて」でオーケンがさらっと告知する。他のV系とかバンドとかはスクリーンにバーンなのに(笑)今年から祝日解除になってしまったので、平日開催になってしまった。そこちゃんと気遣ってみんな仕事休みとってお願いしますよ。休みでもない人は関係ないからきてねと。来年からは土日祝などみんなが来やすい日に決めますとのことで。年末のワンマンは毎年やって欲しいですね。あと本当にメンバーが健康で仲良くて続けていって欲しいと願うばかり。

それからMCでオーケンが映画イエスタデイを見た話も。これ予告見た時に中二病の神ドロシーの設定だなぁと思ったんだが、やっぱりオーケン見に行ったんだ。それで解説はしなかったけど触れてた。あるひ突然ビートルズがいなくなった世界に1人だけビートルズを知っていた男の話。ビートルズは別の人が歌っても名曲だけども、筋少はこのメンバーとオーディエンスでなければ成り立たないって話に展開してたのも嬉しかったし、カバーが難しいというのも言われてるけど、それでも筋少は名曲ばかりなんだ。

OPSE :T2(タチムカウ ver.2)

ハリウッドスター
日本印度化計画
愛は陽炎
from Now
これでいいのだ
ドンマイ酒場
妄想防衛軍
ディオネア・フューチャー
ベニスに死す〜LOVE
喝采よ! 喝采よ!
ボーン・イン・うぐいす谷
イワンのばか
混ぜるな危険
オカルト
釈迦

*アンコール
ベティ・ブルーって呼んでよね
トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
サンフランシスコ

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