筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯@EX THEATER ROPPONGI

「Here is your heaven! ~メジャーデビュー31周年目前SP」

入場BGM:オーディエンス・イズ・ゴッド
観客が合わせて腕をふる。ふーみんが後ろを向いて拳を振り上げる。
かき鳴らしからの初っ端からイワン。一気に頂点まで持ってくる。続けてビッキーホリディの唄。先週のセトリを入れ替えてきたかと思った。リキッドと比べて広いホールのステージでも、筋少は大きなスペースを存分に満たす完璧なパフォーマンス。
復活前当時の90年代曲は特にホールライブが多かったのでその頃を思い出す。

タイトルは31周年目前となっていたが、特にそこは触れずに30周年イヤーのまとめ的な感じで、さらに平成最後のライブということが一番テーマになっていた。
メンバー全員昭和の人間で。今のメンバーになったのはオーケン昭和天皇崩御の日においちゃんを新宿三丁目世界堂の隣の喫茶店で誘って。それから橘高くんを誘って、最初のレコーディングがボヨヨンロックで大喪の礼の時だった。「筋少動画2」に入ってる。
筋少は平成を駆け抜けた。活動休止はあったけど復活したからのほうが活動期間が長くなって。おいちゃんも「こんなに長くやるとは思わなかった」としみじみ。
令和の時代も駆け抜けますよ。次の元号も、100年やってきっとその頃はカセットデッキをステージに置いてやりますよ。
そのくらいに続けてやっていきたいという想いが嬉しいと思う。
最初のMCでオーケン筋少は爆音なのでもうこの歳になると爆音が眠気を誘うと。すでに眠い、特にイワンから始まったから。
オーディエンスが眠気を覚ましてくれーということで。

うっちーが「あれもってこーい」といって持ってきた一弦ベース。弦をたたくのは鉛筆だー。
ゴーゴー蟲娘。ふーみんと一緒に揺れ揺れしながら弾くのかわいい。
続けて「3歳の花嫁」を入れてきて先週やらなかった曲だ。クイーンのやつでうるっときた。
ケンヂのズンドコ節出ました。ホールでも初披露でこれはドリフ感がさらにアップ。踊りにドリフ大爆笑を入れてくるオーケンとうっちー。先週のMCから「ケンヂー!」の合いの手を入れてということで声かかってて、オーケンもにっこり。

次のMCで、ズンドコ節にふれてお客さんの手拍子がうまい。僕は裏打ちで叩いて入りがうまくできないと言いつつ膝を叩くオーケン
折りたたみは前からやるの?後ろから?という話に、前から。(筋少は基本前から。V系では後ろからのほうが一般的らしい)
後ろからやると腰をぐきーってやりそうだよね。じゃあ前からいこう。わけあり物件!
って急に入ろうとするので楽器下ろしてたおいちゃんとうっちーが慌てて取りに行った。
ホールだと客席が折りたたみするのウェーブみたいで壮観。
俺の罪でうっちー歌唱。ディオネアはエディが前に出てコールするのかっこいい。今の筋少のパワー曲なイメージだと私は思う。おいちゃん天才だ。

オーディエンス座らせる。
知ってたら歌ってくださいといって「愛のためいき」うっちーが隣で指揮者みたく両手ふってセリフのタイミングを知らせてくれるのかわいい。
内田くんの電子音楽筋少曲をやるアルバムから「戦え何を人生を」ライブでは初披露だった。「筋少をテクノでやってギャハハって」オーケンが「ギャハハっていうの要る?」これはうっちーらしい面白さ表現だと思う。
うっちーステージの真ん中にシンセとマックのテーブル置いてやるのが、さっきまで筋少ライブメタルだったのに突如としてテクノになっててシュールというかすごすぎる。振り幅広すぎる。エディのピアノが入ってスペシャル感。
メンバー戻ってきてアコースティックでオーケン座って歌う少女の王国。
オーディエンスを椅子から立たせるときに何か言おうとオーケンが、猪木さんの真似をしてプロレスMCしてダー

ゾロ目で始まるところをオーディエンスが歌うのがぐわっとくる。そこからたたみかけでイントロのギターがおおっ!となるゾンビリバー楽しい。一体となって濁流くだる感じして。
オーケンがスプーン出してきてオカルト。エディが広いステージの後ろ空間を動き回って腕振って踊るから面白すぎて笑った。シュールだしかっこいいし。
本編最後にまさかの労働者M。連休始まったばかりなのに(笑)自分は明日仕事だったのでしょげた。だけど労Mは初期の名曲で思い入れがあるので聴けて嬉しい。ふーみんピックまき。

アンコール。オーディエンス立ったけどオーケンが無言で座らせてからの、椅子に座って蓮華畑。EXシアターのLEDミラーボール回ってきれい。座ったままで珍しいおもちゃやめぐり。
またダーで立たせてから、エディの出す音ですぐわかるサンフランシスコ!平成最後の筋少ライブはこの曲で締めでした。釈迦とサンフラどっちもやるかなと思ってたが、先週とセトリをわりと変えて意外な曲も聴けて嬉しかった。
客だしBGMは新人バンドのテーマ。ふーみんがお礼の言葉を言ってメンバー笑顔。次はデビュー30周年イヤーラストで令和時代初の筋少ワンマンをおーけんうっちーの地元中野で。