筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯@LIQUIDROOM

2019 1st LIVE! 「ザ・シサ」ライブBlu-ray発売記念「ザ・ハル」

今年初ワンマン。
入場のBGMがT2で手拍子巻き起こる。だがメニューにはこれで入らないの確定でちょっと残念。

ディオネアでスタート。エディ飛び出してふーみんの横で叫ぶカッコイイ。一気に観客の興奮がマックスに。
続けて、わけあり物件。ちょっと意外な順番でいい。

最初のMC、今年最初のライブということで12/23の後から何してたの?他の人のライブ行った?***とか。(早速昨日の時事ネタ笑)書かなくていいから。客の民度が(的な事言ってたか忘れたがそんなニュアンス)
オーケンは昨日は気合い入れるのにホラー映画良く見るけど、テレビで「ヘレディタリー継承」見だしたら怖すぎて10分で消した。怖い怖い。トラウマになるよ。それで録画しておいたアメトーークのお母さん大好き芸人見てた。
でも今日来たらこの安心感。いつもの光景。ロックバンドが安心感って言っちゃだめじゃない?(ふーみん、うむうむ頷く)緊張感持って行こうぜ。怖さも吹っ飛んだぜー的な。
ベテランロックバンドに安心安定感はいいと思う。マンネリがいいのと、でもそれだけじゃなくてさらに上回る驚きとか新鮮さもあるのが筋少のすごいところでだからファン続けているわけだ。

次の曲はパノラマ島ツアーで1曲目にやった?やってない?2ブロック目の最初だった?とふーみんおいちゃんとそうだっけ?と話し合い、結局何曲目かにやった。という結論にして、始まったのがビッキーホリディの唄。これは懐かしい!嬉しい。当時の思い出が蘇るし、今もカッコイイすごい演奏で聴かせてくれることが感激でぐっときた。歌詞がまた当時のオーケンだなと思うヒリヒリさで若いし。腕をぐるぐる回すアクションが当時、曲がザ・フーのイメージで作ったからピートタウンゼントのギターアクションやったって話があったんだ。
次にうっちー歌唱メインの俺の罪。これもライブでは何回もやってるけどわりと久々かもで楽しい。おいちゃんのメキメキギター。ふーみんは序盤でてこなくてギターソロから出てくる。
続けてイントロでズンドコ節初披露に湧く。ツアーでやらなかったので。これはすごいですね!うっちーベース弾かないでドリフぽい振りしてるのかわいい。音頭っぽく手拍子起こる。うっちーにふーみんが寄ってきてちょいちょい動くの可愛すぎて注目してしまった。
曲終わったあとのMCで、オーケンがいやぁーこれライブで今後やらないかな?みたいなこと言って、曖昧模糊として難しいとか。ズンドコ〜のあとにきよしみたいにオーケン!ってやりたいってリクエストがあったのでやっていいけどあまり聞こえなかった(音が爆音だし)とかいう。やってもいいですよ。

うっちー1弦ベース持って登場。といえばこの曲と決まっているゴーゴー蟲娘。定番ではないけどちょくちょくやってる。
続けて「ムツオさん」がまた面白くて楽しい。ズンドコとムツオさんがメニューに入ってるのすごい。
そしてイワンがやってきたでドーンとぶちかます

オーケンは最近は競馬や競輪や競艇を見に行ってる。格好が白いキャスケットに白系統の背面に猫のイラストがあるしゃれてる服だった。珍しく特攻服なし。横山やすしイメージなのかと話題に触れてた。
見てると勝負が決まるのが競馬、競輪、競艇でそれぞれ違う。ギャンブルなんだよ!すなわち人生なんだ、ロックバンドもそうだ、筋少のライブを見に来たオーディエンスは勝負に勝ったんだよ!何にー?何かにー。という展開に。ちゃんと覚えてないがそんな感じ。
メンバー紹介しておいてオーケンがしゃべりたい。
全員でマイクもってじーさんはいい塩梅。こないだおいちゃんふーみんうっちーのライブでやったから聞くのは久しぶりでもないんだけど、全員では久々に。
エディとオーケンとうっちーはデビュー30周年です。おめでとう記念でオーケンはやすみ(?)サンダーユー3人で孤島の鬼をインストのアレンジで。
6/30の中野サンプラザにあわせて、中野ブロードウェイ筋肉少女帯展をやります!しょこたんの店の3つ先くらい。中野生まれのおーけんとうっちーが故郷に錦を飾る。これ面白い企画ですね!ありそうでなかったし、他のバンドはこういう展示企画やってるけど筋少らしい中野ブロードウェイ。展示会場は普段マンガ系を展示しているところらしい。

椅子に座って「宇宙の法則」これも、最近おいちゃんふーみんの弾き語りで歌ってたから聞き慣れたけど筋少としてやるのは前回ツアー以来だった。おいちゃんふーみんのコーラスが好き。
オーケンがMCで、目が見えにくくなって自分の書いたMCメモが読めない。セトリを考えて書いているときに「ス」だけ書いてあって、あとで見直してこれなんだ?どうせ大したことはないですよ。とふっておいてこの後伏線。
そして終盤は、ゾロ目、ゾンビリバーの流れすごい。イントロ入ったときのおおっ!ってなるのが。
オカルトの曲中にオーケンが取り出したスプーン曲げのスプーン。これが「ス」の正体だったというオチが見事でした。
本編最後に釈迦。
アンコールどうせあるんでしょう〜ってオーケンがどこかで言ってた。これも安心感。
中野サンプラザ筋少展の他にもこれからいろいろ楽しいこと考えていますよ!という話も、また嬉しい。
曲がいっぱいあってそれをライブで披露してくれるだけで有難いが、こうして楽しんで続けていけることが幸せだと思う。

アンコールは座りで「少女の王国」と、おもちゃやめぐりは久々で懐かしい。ヒーローの名前がオーケン子供世代。ライダーからはライダーマンなんだよなーと。それぞれ自分の好きなライダーを想像しても楽しい。
最後は定番サンフラかなーと思ってたらカーネーションだったのが意外ですごく良かった。前半にやるイメージだったから。
それにしても筋少ライブはやはり格別であるとともに、独自路線をつっぱしっててすごい。どのジャンルでもないしサブカルといいつつもアニソンだけじゃない。メタルやプログレだけどもどっちの濃さでもなくて筋少サウンドなんだよなと思う。