筋肉少女帯ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

*【筋少ファン日記のあゆみ】

*【2003年発行「筋肉少女帯の活動記録1979〜2003」無料DL】

(113ページ PDF書籍 ディスコグラフィー・ライブレポート)

筋肉少女帯@大阪BIGCAT

LIVE DVD発売記念ツアー「四半世紀中」

去年12月ぶりの大阪で、前回はクアトロだったためBIGCATは約1年半ぶりになりました。大阪のファンも遠征組も今か今かと待ち構えます。暗くなると一気に前方が詰まって歓声が、熱気がすでにすごいです。
入場SEは、定番のクリムゾン”聖地エルサレム”にのせてメンバーが一人一人現れさらに歓声があがります。ワンマンも東京では1ヶ月ぶり。
イントロのジャーンにオーケンがタイトルコールで驚いた!「パリ・恋の都」なんとまさかのパリ恋が一曲目!ワンマンならでは、大阪の濃いファンに応えるかのようです。かけ声ヤー!って大きくあがりました。バッチリです。
続けて「妖精対弓道部」は大阪初披露の新曲、中野サンプラザぶりで演奏も3回目ですね。おいちゃんは白のライダースジャケットを着ていて、”ワンピを着てる”のコーラスで右手で胸のあたりつまむ仕草が好き。
後半のかけ声”バーサスバーサス!”入るときにオーケンが、観客に向けて指揮のように煽ってたように思います。それで全員でかけ声かけてすごく楽しい。”折りたたみ”も、新曲大阪で初披露とは思えないくらいに(笑)前方のファンは仕上がってますね。

MCはほんと記憶が曖昧なので、ニュアンスだけと思って下さい。オーケンが、大阪あいたかったぜー!っていう挨拶から、おとといすかんちと対バンで、一日移動日があったんだけどやる事が無くて、心斎橋ウロウロしてホテルに帰ってきてもやることなくて、探偵ナイトスクープ見たって。昨日の面白かったよね〜?と聞くと観客から拍手。大阪ローカルならではの反応ですね。
寂しかったから、早くお客さんに会いたかったぜー!っていうことで「だからお金貸して!」(笑)手のひら出してとぼけるみたいな顔して。
なんでお金貸してと言い出したのかは、おとといのライブの時からなんだけども、途中まで話してて続きを聞きたい人ー?とお客さんに手をあげさせて、ほとんど手があがったんだけど、「早く曲行って欲しいひとー?」と聞くと手を挙げる人もいたので(私もだ(笑))オーケンがっくりした顔してすねてもういい、曲行こうって話の続きをやめちゃった。
話の前後は覚えてないけど、まず2万貸して!と言って、まだ信用してないから先に貸して。あとで5万返すから。っていうトークを何度か繰り返してた。ここがオーケンMCのキモかな。詐欺の手口みたいにトークを変えて笑わせるっていう。
それで曲に入る前振りとしては、お金を貸したり返したりって関係が仲直りだとか強引に繋げてた気がします。

「仲直りのテーマ」へ。走りだす!って感じのドラムイントロ。おいちゃんが、かかってこい!って感じに前に出てきながら煽るのがカッコ良かった。
続いて「ツアーファイナル」も復活後筋少の中心となってる曲ですね。イントロが短いドラムですぐオーケンの叫びでツアー!って気合い入ってた。4人が右へ左へと動きまわります。中間でおいちゃんのワンツースリーフォー!ってコールしてからの、ふーみんとウッチーで激弾きするパートが好きだなー。後ろにいたオーケンが前に出て歌い出すところも。フォーメーションが自然に決まっている。

おいちゃんがギターを黒レスポールに換えたら「香菜、頭を良くしてあげよう」弦をピックで滑らせる音から、イントロの濃くて甘い音、足下ペダルを踏むと音色が変わるのまで聴くのが好きで、前回見たのと違うなって思ったのが、曲間で何度かマイクスタンド位置から前に出てきて弾いてたのが良かったです。ニコニコと笑顔で口動かして歌詞を歌ってました。
オーケンが曲の後で、この曲だけは歌詞覚えてるんだよと言う。それボーカルのいうことかと思うが(笑)そこはオーケンですね。のほ学に出た時ロティカあっちゃん思い出した。オーケンは歩きながらあちらこちらに目をやって、気持ち良さそうに歌ってました。

その後のMCで、順番は忘れちゃったけど結局おとといの名古屋で「お金貸して」の話の続きは、ホテルに財布を忘れたのでマネージャーに2万借りて、でもタクシーに乗って食事に行くので近場だとファンに見つかっちゃうから遠くまで行くので、メイクさんに5千円を借りたんだってオチだったかな?
それから橘高さんが名古屋から言ってたホテルのシャワーの水圧が弱いのがダメだという話になって、ふーみんのお話が始まる。エコだとかコストカットとかいうけど、ホテル側の財布に優しいだけとちゃうんか〜っていう感じで早口で。するとウッチーがエディのところに行って遊び出そうとすると、おいちゃんもエディのブースに行ってしまい、奥で座ってるエディと囲んで歓談しだす(笑)この自由さ加減がまた面白いんですよね〜。
そこでオーケンがふーみんに、でもそんなに水圧にこだわるミュージシャンっている?と聞く。海外の大物バンドの名前を出して、”シャワーのすいあつがよわいです〜”(外国人が話す日本語の感じでふざけて)というか?
何故ふーみんはそんなに水圧に拘るのかっていう理由は、ステージメイクを取るために必要なんだってことでした。「水圧がいるんだよ!」ちょっと面白く話してるのかもしれないけど、大阪のホテルは「さすが商人の街」ってことで大丈夫だったとのことです。(この後、ウォシュレットの水圧については?と聞くオーケンに、ふーみんはそれについては自分のキャラじゃないからコメントできない!と言ってた(笑))
オーケンは、じゃあ俺はこれからBIGCATのシャワーの水圧を確かめてくるからー!とふーみんに元気よく言うと、
「いいよいいよ〜」引き止めるふーみん。「いや調べてくるよ!」ふーみんが止めても聞かずに、オーケンは去って行ってしまいました。
今のドリフみたいだったね。とウッチーがひとこと。欽ちゃんみたいだったな(笑)とふーみんも。オーケンは何かしら小芝居うつのが好きだなぁ。それにメンバーが乗っかって小芝居につき合うのが照れつつも楽しんでてお茶目だなーと思います。
ここでだったかな?アンコールだったかもしれない。橘高さんのほうに男性客から「段取りいい!」って声がかかると、「段取りじゃねーよ!(笑)アドリブだよ!」続けて早口で「人生はアドリブなんだよ!あとから、よくできてまとまるもんなんだ。」正確には覚えてないけど、こんなこと言ってて名言だ〜と思いました。

おいちゃんとふーみんが顔を見合わせて「じゃあ曲やっちゃおうか。」「始まったら戻ってくるかもしれないしな。」久しぶりの曲をやりますといって始まったのは、ふーみんのギターソロから。おおおー!とあがる歓声、そしてイントロを弾くと曲名が分かってさらに歓声が大きくなる。ピックの張られたスタンドマイクがスタッフによりセンターに運ばれる。
ふーみんがそのマイクに駆け寄って、「いくぜ大阪ぁー!」叫んで始まる曲は「アンクレット」このパターンで来ましたかっ。ふーみんの出身地大阪での初披露ボーカルはまた格別です♪後半にかかるギターソロ前のツインギターマイクシェアで歌うところが私の見所なんだけど、それが来るときにふーみんがおいちゃんに”来いよ”って感じに手を上にしてクイクイって手招きしてきたのがキュンと来ました!かっこいい〜 (ノ∇≦*)
ふーみんのボーカルが終わるとすぐに、ウッチーがベースソロをやりだして「内田雄一郎ー!」ってふーみんがコールする。おっ、この流れは続けてウッチーコーナーですね!
「ベースなんて弾いてられねぇぜー!」と言うとともにピックをぽーんと投げ捨てる!ベースを外す。さっきまでふーみんが使ってたマイクスタンドを持って、おいちゃんのギターイントロから始まる「モコモコボンボン」腰を落としてオジーオズボーンみたいな大げさな身振りをして歌う。マイクスタンドを両手で持ち上げながら斜めにして歌うのも、昔からロックバンドのボーカルではよく見るけど、オーケンはやらないので珍しい。センター前に来てウッチーがマイクの軸に付いてるふーみんのピックを取っては投げ、取っては投げ〜ってやってるのが餌付けみたいで可笑しかった。ふーみんも一緒になってピックを取っては投げてました。
曲終わりのほうでオーケンがしれっと戻ってきて、最後の締めは一緒に揃って歌いました。
歌い終わるとおいちゃんが、「内田雄一郎ー!」ってマイク通して大きくコールして笑顔でした。

たしか、オーケンが水圧を調べに行ったっていうテイではけて、着替えて戻ってきてからのMCはもう少し後で、すぐに「これでいいのだ」のタイトルコール煽りになりました。
モコボンもアンクレットも、けっこう曲激しいぜー。って思ったので、そこからすぐの「これでいいのだ」はさらに激しいじゃないか。オーケンは休めたかもしれないけど、こっちは体力使うよー(笑)ひえーって思いながらも、前方の皆んなはいつものようにヘドバンして腕挙げます。中間のオーケンの煽り部分で、たしかおいちゃんとふーみんだけ居なくなって、着替えて戻ってきました。おいちゃんはジャケットまで換えてきてたので驚いた。

この後のMCでオーケンが、休憩してたって思わず口にして、あわわってなってBIGCATの水圧大丈夫だったよー。と報告する。でも開き直って、橘高と内田が歌ってた間に休めていいねという話になり、これを恒例にしない?と提案する。えーって顔して笑うふーみん。
「おいちゃんも歌いなよー」と言うと、おいちゃん側ファンから╲歌ってー!/と声かかります。おいちゃんもセンターでギターボーカルやって欲しい!おいちゃんが、「”世界中のラブソングが君を”歌いたいの」と言うのに、オーケン聞こえてなくて「えっ?」ともう一度言わせる。今年のふーみんドリームキャッスル八王子ではアコースティックで歌ってくれたので、今度はぜひフル演奏で歌って欲しいですね。
おいちゃんが「橘高は『少女の王国』歌いたいって言ってたじゃん」と言うとふーみんが、あれは「アンクレット」が続いたから次は違う曲にしてくれっていうことで、別に少女の王国がすごく歌いたいってわけじゃないということを早口で応えてました。
オーケンが「あなたたちはチェッカーズパフィーでいいんですよ!」って、それはカラオケでね。またピンクレディーもやって欲しいですけど(笑)。
オーケンがウッチーには「モコモコボンボン」とあれでしょ、「なんとかの二人」それを言うなら「北極星の二人」ね、ウッチーのボーカル曲。話はサポートメンバーにも飛んで、エディも歌いなよーとオーケンが、「マタンゴ」がいいと提案するも「マタンゴ弾きながら歌えないよ!」エディが笑いながら、激弾きするフリして言う。オーケンもエディの弾くマネをして歌おうとしてみて笑う。次に長谷川さんに飛んで、長谷川さんも歌いなよー。というと、おいちゃんが「ヘドバン発電所!」からかうように言って、大爆笑と拍手をさらってました(笑)。無理無理!って長谷川さんがジェスチャーで応えてました。
それは冗談としても、この流れで今後新曲でおいちゃんメインとか、ふーみんメインで歌う曲もできてライブで披露したら面白いなぁと思います。

オーケンが「椅子もってきてくださーい。」とスタッフに頼んで持ってきてもらって座り、おいちゃんとふーみんも座る。ウッチーも座ってたかな?「これも久しぶりですね。」という事を言って始まったのは「猫のおなかはバラでいっぱい」でした。先月アーバンギャルドの対バンの時にアンコールでやった曲を、ワンマンの中間アコースティックコーナーにもってきたわけですね。対バンの時はよこたんが可愛い声で歌ってくれました。今回は筋少メンバーだけなので、おいちゃんが一緒に歌いました。素敵でした!トントントンというパーカションの音が、ドラムからなのか音源を流してるのかは分からなかったですが印象的でした。その音にあわせておいちゃんがエレアコのボディをコンコンと拳で叩くのをちょっとやってたのも特に印象に残りました。

曲が終わって、もう1曲アコースティックなのかな?と思ったらふーみんはギターに持ち替えて、オーケンも椅子を降りる。でもおいちゃんは座ったままでギターを白ストラトに換えた。座ったまま??ピックなし指で弾き出す。なぜ?これは?えっ!?イントロが!!!
「パノラマ島へ帰る」セルフカバーバージョンのほう。25周年記念中野サンプラザでもやらなかった、これが初披露でした。ジャズふうのムーディーな感じで、オーケンが原曲の暗い影のある青年の歌から、大人になり40代過ぎ、50代にも近づき渋く穏やかに歌う。円熟した演奏を贅沢に感じつつ、過去のあのころを思い出しほろ苦い気持ちになったり。筋少を聴いて旅をしてきて、帰る所はここなんだっていう思いです。
それだけでも感激で胸がいっぱいになったのに、曲が終わっておいちゃんは椅子から立ちあがり、ギターを換えて、オーケンは何も言わずに次の曲が鳴り出して、想いがさらに溢れだしてしまった。
「生きてあげようかな」うわあぁぁあ〜!この流れはずるい、泣いてしまう。優しいメロディと音色、オーケンの暖かな歌。おいちゃんが軽くその場でステップ踏みながら弾き、エフェクターのスイッチを足で踏むと音が変わる。弾きながら、”狂った時計〜”で指を頭の横でくるくるっと回したり、”横抱きのまま〜”で右腕で抱えるようにする仕草をするのも素敵でした。出会った時から大事にしてずっと愛してきた曲、大切にしてここでまた演奏してくれて聴けたこと、とても幸せに思います。

このあとMCは記憶があまりないですが、オーケンが「高く飛べー!」っていう事を言ってて、おいちゃんも上を見てたような。しきりに天高く飛べるかー!飛べるかと問うならばー!って言うので、てっきりダメ人間に入るのかと思ったら、あらまあ「サンフランシスコ」で来ましたかー!長谷川さんの叩くダカドンダカドンと地面が割れるかのような大きい音がして、エディが弾く鉄板のオープニングとオーケンが煽るオイ!オイ!のかけ声。助走するように旋律がかけあがってジャンプ!それからは全力疾走のように駆け抜けていく。フロントメンバーはステージ駆け回るからステージの全部が見所で、あっちこっち目移りしてしまう。観客は乗って腕挙げて熱狂しました。
ここからは後半に向けてさらに加速していく、そこから間髪入れての「ハッピーアイスクリーム」イントロにびっくり驚き!きゃ〜と歓喜してコールして楽しい!って思って、さらに次にたたみかけてきたのが「レセプター」だよ!もう!この流れは、筋少ライブの今一番楽しいと思うところ、コアなファンが喜ぶ選曲を持ってきたって思った。当然腕あげてコールして盛り上がります。だめ押しは鉄板の「イワンのばか」北の国からあいつがやってきた!その名はイワン!イワンのー!╲ばかー!!!/といった感じでオーケンが煽り、おいちゃんとふーみんが曲入りのタイミングを合図しあう。今回はちょっと待った無しですぐ入った。ヘドバンしたり腕あげてステージ見たら、エディが前に出てきてうさぎ飛びしながらステージを横切るのに気づいた(笑)。
よく聴こえなかったけど、オーケンがいつもヘイヘイヘイ〜とコール&レスポンスしてから「水圧あげろー!!!」って言ってたような記憶が(笑)。
ふーみんの早弾きギターソロから、おいちゃんのアーム持ってぎゅんぎゅんやるソロから、ウッチーを中心にして全員ばんざーい、オーケンの杖挙げてラララ〜への黄金の連携プレイ、どこも見所いっぱいで目移りしてしまいます。

(アンコール)
オーケンがピンクのよだれかけ付けてガラガラ持ってる姿に会場ドッと笑いが起きる。それに触れないまま普通に話をしだすオーケン。80年代のライブ動員数のランキングを最近ラジオで話が出て知って驚いた話をしてました。誰だか分かる?と観客に問いかける。1位チェッカーズ、2位アルフィー(長谷川さんのいた時代だ!(笑))、そして3位はなんと”たけし軍団”だったそうで、どよめきが起きます。「すごい人気だったのよぉー!」そうだった〜という声がちらほら(笑)アラフォーですね。メンバーの人気投票があって今のAKBでやってることを最初にやっていた。一位がタカさんで、最下位が義太夫さんだったとか。「今でいうとEXILEみたいなものですね」ということで。こういう男性グループの流行りは、前は”野猿”だったなーと思い出した。
「今、ライブの男女比ってどうなの?」とフロアを見渡し「…半々だけども若干、女性が多いですね。」続けて、「昔は女の子ばっかりで、キャーキャー言われて。」またその話ですか(笑)するとふーみんが気を利かせて、ギターでキャーキャー音を出すのだがオーケンに「いりませーん」と言われる。後ろの方から╲キャ〜!/と悲鳴があがるが、男性が裏声出してるっぽく聴こえた(笑)。それを聴いたオーケンが、それじゃあ女の子の歓声じゃなくて、ホラー映画で襲われるシーンみたいだということで「蝋人形の館みたい」と言ってた。
そしてすかんちの対バン話は、ここで出たか本編だったか忘れてしまいましたが、おとといの対バンでは去年の対バンでオーケンが閣下のメイクしたところを、今年はドクター田中さんが閣下メイクをして歌ってくれて「あんなに覇気のない閣下初めて見ました(笑)」すごく良かったので毎年恒例にしたいね〜と言うが、そのうちいつかデーモンさんからクレーム来るよと笑ってた。いつか本物の閣下にも登場してもらいたいものです!
あと、すかんちの話では先日オーケンの番組「のほほん化計画」で高槻ロケをして、ROLLYさんと話したときにすかんちメンバーの地元はROLLYさんが高槻で、他メンバーが枚方のほうなので(だったかな?ちょっと覚えてなくて)大阪の路線が”阪急”と”京阪”で大阪中心から平行に郊外に向けて走ってるので、縦に繋ぐ路線がない。そんな話から、筋少メンバーは東京の路線の中でいうと”中央線・西武新宿線”と”東武東上線西武池袋線”の関係と同じだと分かった。と納得したオーケン。これは沿線に住んでる人じゃないとぴんとこないと思うが…。分かりにくいがこういうことだと思う。
すかんち・大阪:阪急線(高槻)ROLLYさん地元 ー京阪線枚方)他メンバー地元
筋少・東京:中央線(中野)オーケン&うっちー地元 ー西武池袋線(練馬)おいちゃん地元
つまり枚方にある「ひらぱー」に対になるのが、東京・練馬ではおいちゃんということで「俺がひらパー兄さんなんだ?(笑)」とおいちゃんが言ってたのでした。練馬の遊園地は「としまえん」ですね。

曲に入るのにオーケンの格好を見て何を演奏するかバレバレでかっこわるい(笑)と、海外のバンドを例えに出していた。でもこれで「少女の王国」やったら可笑しいよね。とか、赤ちゃん人間の裏声で「2万貸して〜5万返すから」のネタをまた言ってた。
てことで「踊る赤ちゃん人間」これ、オギャー!ってオーケンが叫ぶ所で、エディがハレホレ〜みたいに両手を挙げて動かすアクションが面白いです。
これもすごい盛り上がりで激しい曲なんだけど、この後の展開も意外でビックリしました。オーケンがよだれかけ付けたままで「日本の米なんて歌えるかー!俺はまだ離乳食食べてるんだよー!」と言って笑わせてステージはけていった(笑)
取り残されたふーみんとおいちゃんとウッチー、またこのパターンかといった感じで笑い、ふーみんが「おいちゃん歌いなよ」おいちゃんは「いや橘高くんが歌いなよ」「内田が歌いなよ」と言い合いだし、しまいには3人振り向いて「長谷川さんがー」長谷川さん笑顔で首を横に振る。「エディがー」って押し付けようとして、3人でどーぞどーぞしてダチョウ倶楽部状態に。ふーみんはせっかちだからすぐに「みんなで歌うか!」って言って、おいちゃんに向かって「シュプレヒコールするぜ!」おいちゃん「?????」会場もみんな通じず?????が飛んだ(笑)。それは特撮の”ヨギナクサレ”だよなーと思い出したが、前振りの台詞のことを言いたかったのね。やっと理解したおいちゃんに、あっ違う?と苦笑いふーみんでした。
せーの「知らないのかー!納豆にー!ネギをきざむとー!」╲うまいんだー!/「日本の、米ー!」
オーケン抜きで歌う「日本の米」こないだ東京でやったのに続き大阪でも披露してくれました。これおちゃめですね。曲終わりでオーケンが戻ってきて、最後の締めを「き・み・は!」で終わらせるのが、空手バカボンバージョンのアレンジふうで良かったです。
この後はいよいよ終盤に。「大阪でやるのは初めてだよね」と言って始まった「中2病の神ドロシー」大阪で初披露です。新曲とは思えないくらいに観客の反応は、私は前のほうしか見えないけれどすごく盛り上がってました。”聴いていた”と3人順番に言うところ好きだなぁ。
最新曲からデビュー曲へ、ラストは「釈迦」25年間をさかのぼってくるように。おいちゃんが水をきれいに撒いて水滴がかかる瞬間が好き。ウッチーも動いて下手側まで来たり、ベースのカールコードを弦に叩きつけてたり。
終わりにオーケンが、明日は人間椅子と地獄の決定打!って言ってました。おいちゃんは「今日は呑むぞー!」とご機嫌です。ふーみんと二人でステージ下に降りて前のお客さんとハイタッチしてくれます。ふーみんがステージ上に上がる時に、うんしょって感じで大変そうだったのでおいちゃんが見て笑ってた。ふーみんは最後に「また来年、早めに帰ってきたいと思います!」と大阪のファンに対して期待の言葉をかけてくれました。ウッチーは最後になんて言ったらいいのか迷った感じでしたが、大阪らしさを出そうと「まいど!」って言ってた(笑)。4人それぞれの個性が出ている挨拶でした。来年はぜひ、前半のうちに筋少ライブで大阪に来て騒ぎたいです!
終演後のイベンター清水音泉さんの名物挨拶も久しぶり。「お楽しみは、これからだー!」で拍手が起きる暖かさも大阪ライブならではで、大阪来て良かった!と感激でした。

(おまけ)
・10代いる?
オーケンがアンケート取るように10代の人手あげてと聞くと、ちらほらと手があがりました。「今が人生ピークだよ」って言ってたけど(笑)そんなことないですよってフォローしてた。シャワーの水圧みたいに強かったり弱かったりするようにとか例えて(笑)、人生いいことも悪い事もありますよと言ってました。私は10代で筋少に出会って楽しくて、辛い時も思い出を大事にしてきて、筋少が復活して今も楽しむことができて良かったと思うので、きっと10代で筋少に出会って好きになったら、いいことがたくさんこれからもあると思います。
・点眼してやる!
オーケンが喋ってる時に、上手側のほうで誰か女の子が目薬をさしてたのに気づいたオーケンがすねて、俺が喋ってるのに!今度皆んなが盛り上がってるところでステージ上で点眼してやる!とか言ってた(笑)。


パリ・恋の都
妖精対弓道
仲直りのテーマ
ツアーファイナル
香菜、頭をよくしてあげよう
猫のおなかはバラでいっぱい
パノラマ島へ帰る
生きてあげようかな
アンクレット
モコモコボンボン
ハッピーアイスクリーム
レセプター(受容体)
サンフランシスコ
これでいいのだ
イワンのばか
(アンコール)
踊る赤ちゃん人間
日本の米
中2病の神ドロシー
釈迦