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筋肉少女帯関連ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

中2病の神ドロシー【筋肉少女帯 拡散波動砲2013 FINAL】@渋谷クラブクアトロ

6月の中野サンプラザライブの後から始まった、「筋少拡散波動砲」シリーズイベントの総括という意味あいで、いつもの筋少とは違うのでバンド名を「中2病の神ドロシー」として、筋少がやりますよと予告されていました。
復活後から必ずサポートで居るエディが今回は居なくて、代わりのサポートもいない鍵盤レスです。
ドラムはNESS、Foo-Shah-Zooでウッチー・おいちゃんと一緒の河塚さんというのも、今回の特別企画ライブならではのメンバーです。
一体どんな事をやってくれるのか?と予想しようとしても、ぜんぜん思いつきません。エディの音無しでどの曲ができるの?っていうのからして、「日本の米」はまたやるかな?ぐらいしか。筋少じゃない曲のカバーもやるかなー?とも考えてました。
先週の横浜ブリッツの興奮もまだ醒めやらないあいだに、期待が膨らんでいた当日の朝、私は「オーケンのスーパーのほほん学校」のチケットを店頭で取るために高円寺フェス事務局に並びに行っていました。
今年の春から夏にかけて、主にサブカル業界界隈の話題を総ざらいしていったクドカン朝ドラの「あまちゃん」がこの日の朝最終回を迎えるってことで、それはもう先週から最終回が来て欲しくないぐらいの勢いで騒然としてたのだが(ちなみに、オーケンのほ学の翌日にも同会場で行われるのがクドカンさん出演で、そっちのほうがチケット即完でした)
私も1回目から見てて、最終回どう終わるのか早く知りたいのでリアルタイムで最早放送の7:30を見たかったのですが、ここはやはりチケット取りのほうが大事なので、出先から午後にネット配信される有料オンデマンドで見ることに。
そしたら、昨日までは録画で見てたというおいちゃんが、8:00のリアルタイムで見てたっていう(笑)。


(※時間に注目!)

ちなみにアルージュの福田さんも(笑)

私も早く見たいよ!と思い配信を待って午後に見て、私はそこまで思い入れは深くないので(笑)あまロスって程はなく、普通にクドカンドラマとして楽しみました。

※あまロスとは
「あまちゃん」終わった…「あまロス」続出?! 「総集編」があるぞ!(産経ニュース)

まさか、これが今日の筋少ライブのポイントになるとは思いませんでした!

その前に、入場の時から突然のサプライズが!
渋谷クアトロといえば「邪魔な柱」下手側の前方に、ステージの視界を遮る存在感の大きい柱があるのは、一度行った事のある者なら知ってます。これをどう攻略して見るかが楽しめるカギになると思い、どこで見ようか〜とステージ近くに来てみたら。ここがおいちゃんかな、あれ?もう1つ左端にマイクスタンドがある。このスタンドに付いてるのはウッチーのピック!ドラムの左側にベースアンプが。これは、立ち位置が変わってるんだー!
いつもはエディの位置に機材置き場になってて、ドラムの右側に橘高さんのアンプがいつもの半分の量で置いてあります。なんと、橘高さんの25周年記念ライブ以来の、おいちゃんの隣にウッチーが立つ筋少が見られるんですね!
これではウッチーさえも下手よりで、柱が遮って後ろからは見えにくいのでは?と思いました。私はおいちゃんがよく見たいのでだいぶ左端の柱前に立てたので、これは後ろからの圧縮があまりなさそうでいいかも〜と思ってたのですが、それは2曲目で間違いだったと気づく。

登場SEは刑事コロンボのテーマだったかな?ほんわかとした感じでウッチーが下手奥のほうから登場します。ちょっとラフな感じのシャツが90年代を思わせます。いつもの位置に立とうとすると、あれっマイクがない?おや?っていう表情と仕草をして、本来の位置に立ってベースを持つウッチーがお茶目です。
続いておいちゃん、あじゃん、ふーみん、オーケンと揃います。ふーみんは90年代のメタル衣装ですね。これはキーボードが無いことでシャープな感じになるのかなと思わせます。
1曲目は「モーレツ ア太郎」から。おっ、これは先週と同じスタートです。横浜のセットリストがベースなのかな?と思いきや、続く2曲目のイントロが!印象的な「ドナドナ」ちょっと久しぶり!おいちゃんが弾くメロディとアクションが好きで嬉しいなーって、うわぁ〜横から人が入ってきてぎゅーって押されてしまい、フロアの左端がブリッツとは違って平行じゃない段になってて、直角状になった狭いスペースに圧力がかかって潰されてしまいます。うーんさすが筋少のオーディエンス。甘く見てました(笑)。
最初のMCでオーケンが、今日のライブの主旨を説明。「筋少拡散波動砲」では、それぞれのメンバーの別でやってるユニットに筋少メンバーがもう1人以上入るというもので、最後は4人揃って何をやろうと考えた時に、アコースティックライブで"渋谷筋少フォーク村"にしようか、おいちゃんにテレビの話を聞こうかとか、バカ映像を長そうかとも考えたけど準備が大変なのでやめましたと。そこで4人いるんだから筋少ライブをやろうじゃないか、そこに呼んだのが被害者の河塚くんだ(笑)。という話の流れでした。どうもですーって感じに挨拶する、"あじゃん"ことサポートドラムの河塚さん。
バンド名「中2病の神ドロシー」が、筋少の曲をカバーしますっていう内容になりましたという説明でした。

日本をインドにー╲しーてしまえ!/中間のコール&レスポンスで、オーケンがまとめあげるのは慣れたもの。ふーみんがセンターでピックを蒔き、おいちゃんとウッチーは隣で前に出て弾きまくり!この光景が嬉しい〜素晴らしい!いつもの曲で、みんな動きまくるから立ち位置違っても同じようだけど(笑)。エディがいないアレンジでこうなるんだ、とも。ギター音がまた大きく密度が濃くなりますね。
印度の最後のかき鳴らすところで、おいちゃんが素早くギターをチェンジして黒レスポールにして弾きます。そのまま次はどの曲に行くのかな?と思うと、ガーンと一発大きく鳴らして「電波Boogie」これも先週の横浜ブリッツでやった曲で、よりいっそうおいちゃんのギター音がくっきりと浮き出て聴こえるようです。キラキラの笑顔が眩しい!最後はあじゃん様のドラムソロ!今度は横浜よりも大胆にやってくれました。
また曲終わりでさっとギターをストラトにチェンジして「アウェーインザライフ」これも鍵盤なしでもできるんですね。後半のところ、オーディエンスが本当に大波みたいに手をみんなで挙げて振っていました。

この後のMCでだと思います、横浜ブリッツでやった曲が続いたのでオーケンが、先週も来たやつーと手を挙げさせて、みんなじゃないか!(笑)。って。そりゃキャパが横浜よりもぐっと下で800ぐらいらしいです。コアなファンはこれだけで埋まっちゃいますよね。オーケンが、ソールドアウトしたんだけどあまり入れると、盛り上がってるんだけど詰め過ぎて動きにくくなって、盛り上がってないように見えるものなんだかなぁと思うと話してました。
それで、横浜と曲順がほとんど一緒って言うんでしょ!とか、色々都合ってもんがあるんですよ!リハーサルっていうものがあって〜と説明しだす。「音声さんとかー」「PAね(笑)。」ふーみんが補足する。バンドやってなかった時は俺も、やる曲は毎回気分で変えるものだと思ってたそうです。1人弾き語りなわけじゃないから、人が多い程そんな毎回曲を変える訳にはいかないものです。
でも、コアなファンは贅沢で色々聴きたいとわがまま言うもので、またこの曲〜?とか、あの曲やって欲しかったーとか思っちゃいます。そこでオーケンは「煮くずれたローソンのおでん」に常連ファンを例えて、おでんの大根はカレーは求めてないですよ?(笑)でも、新鮮な切りたてのシャキシャキの大根は、筋少の代表曲である「俺にカレーを食わせろ」が出たら、来たぁー!って思うでしょう?と、筋少の新しいファンを大根に例えて話しだします。「プロコル・ハルムのライブに行ったら『青い影』しか知らないでしょ?やったら来たーって思うでしょ」という例を出してたのが年齢相応ですね(笑)。それ若い世代はちょっと通じにくいかな。(私も昔、プロコル・ハルムの出るライブに行ったことがあるのですが、『青い影』しか知らなくて、あとはどうしても眠かったの思い出した)
あとは「ダメ人間」ですよ!その2つさえあればいいんですーって言うけど、いやいや筋少ファン、そこからが深いんです。多くの曲に思い入れがあると思います。
ファンは今やオーケンとか大槻さんとか年齢層幅広く色々な呼ばれ方してますと言ってたのも、今のファン層の分厚さを感じますね。初めて筋少観に来た人!と手をあげさせて、パラパラとあがってたようです。

その後の流れは細かいことを覚えてないのですが、納豆にネギを刻むとうまいんだ、なんて言えるか!とオーケンが小芝居をしだす。日本の米なんて聞きたいか?とオーディエンスに問うと╲聞きたいー!/と声があがります。
俺はアルバムで飛ばす曲の1つだね。正直飛ばすだろう?というぶっちゃけ話(笑)。顔をふざけて曲げて、ヘッ、歌えるかよぉ〜!って感じでグダグダ言い出す。
ウッチーが何か言いかけるが「やめろぅ〜ここは俺のエチュードなんだ!」と、ケラさんに伝授されたんだとか言い出して、上着の半袖前開きシャツを逆向きに着る。なんじゃこれ(笑)。大げさに動きながら「日本の米なんかー!歌えるかよぉ〜!!!」などと繰り返し言うオーケン。どうなるのかとポカーンと見てた。他4人は笑ってオーケンを見ていた。そのまま、腕を挙げてウオオオオ〜とマイク通さないままでよろけるように、お客さんにアピールしつつ後ずさりしながら下手奥側に消えて行く。あれ〜行っちゃった。
オーケンが出ていってしまい、残された4人。どうなるのかな?ウッチーがマイクに向かい「出て行っちゃった」(笑)どうする、日本の米やる?╲やってー!/オーケンがいないから誰が歌う?という話になり、おいちゃん「どーぞ」ふーみん「どーぞ」ウッチー「どーぞ」って手を差し出すダチョウ倶楽部状態なんですが(笑)。ふーみんが「じゃ俺歌う」と手を挙げると、おいちゃんも「俺も」ウッチーも。じゃあみんなで歌おうか!っていう流れになりました。おいちゃんが、オーディエンスに向けて「みんなも歌ってね」と言って、いつもはオーケンがやっているお決まりの前振りからやりました。「知らないのかぁー!納豆にー!ネギを刻むと!」╲うまいんだー!/「日本の、米ー!」とタイトルコールと同時にイントロなしで始まる。「き!み!は!」と全員ユニゾンで歌います。オーディエンスがかけ声を返して╲米!米!米!米!/って、まるでシュプレピコールみたいに全員で合唱です。

曲終わりかけでオーケンがニコニコして戻ってきました。この後のMCで、オーケン除く3人で揃って「き!み!は!」と低い声で歌うのを聞いてたら、「激しいヒカシューみたい」で面白かったよーと。またはムーンライダーズみたいだったって。初期のイメージなんでしょうね。(「スカーレットの誓い」とか)ムーンライダーズで米はないけど(笑)。シンセ無しなのに、意外とパンク寄りのニューウェーブっぽくなったのが面白いです。ふーみんが「キーが高かったよ」と言ってて、オーケンを褒めていました。またオーケンが、ハイスタみたいなパンクだねという話もして、これでフジロックに出よう!と想像話をしてたのも面白かったです。フランツなんちゃら(イギリスの人気バンド)が出た後に、俺たちが出てきて米!米!米!米!ってやったら、なにこれと驚くだろうとオーケンが予想すると、逆にアメイジング!とか喜ぶかもよとふーみん。「大槻がタンバリン持ってシャカシャカやってるだけだったりして(笑)」とふーみんが言うと、オーケンは「ショルキー持ってたりして」と言ってました。

それから、オーケンアルバムを聴いてたたら米は飛ばすでしょうという話で、あじゃん様が「飛ばしませんよ!最初のコントから聞きますよ。」と、最初のコント(※音源では、みのすけさんとオーケンが息子と親父のコントをする音声が入ってる)から全部含めてこその「日本の米」だと力説するところ、ファンの気持ちを代弁してて素晴らしかった!
橘高さんが感心して「KISSの『デトロイトロックシティ』の車のエンジン音のカチャカチャ、ブーンから始まるのと同じだね。」といって即座に自分の場合に置き換えて話して、同世代のメンバーを納得させていました。するとウッチーが「今度はコントからやろう!」と言って、ファンから拍手があがりました。
でもふーみんは「やると分かってるとやりにくいからやめようぜ〜」と苦笑い。その気持ちも分かる(笑)。期待値が上がっちゃうからね。
この後オーケンが、あじゃんが言ってたのをモノマネして「日本の米を飛ばしましぇん!」「飛ばしましぇん!って武田鉄矢みたいに(死にましぇん)」と繰り返しからかうように言って嬉しそうで、あじゃん様恐縮してました。

ふーみんが指弾きするイントロのメロディが印象的なのは「プライド・オブ・アンダーグラウンド」久々ですね!東京でこれだけ狭い空間でやるのも、復活後初めて観たし、ここにいる人たちだけで共有できてるって秘密な雰囲気で嬉しい。筋少が好きでいて、いつか報われる時が来るって、今なんだって思う。
続いて、曲の入りが驚いた!エディ抜きでもこれやるんだって思った「イワンのばか」おいちゃんがワウペダルを踏んで、リズムにあわせて弦を軽く叩くようにして音を出し、ふーみんと顔見合わせて合図すると、絶妙のタイミングでスタートして、一気に駆け登るように繰り出される!フロアの熱狂がもの凄い事になってて、ぎゅうぎゅうに押されて激しくヘドバンしたり腕挙げたりしてました。

この後メンバー紹介だったかな?オーケンが先にちょっと予告して、おいちゃんには「あまちゃん」の話を聞きたい、ウッチーにはマー君の話を、ふーみんには「アメトーークのハードロック芸人」をしたいと言って、その通りに順番に話を聞いていきました。正確には覚えてないので、こんな感じの流れだった程度になります。
*おいちゃん
おいちゃんには「あまロス」の話を聞きたいんですよとオーケン、俺は見てないけどけっこう知ってますよと、周りの人に聞きかじりの知識を話しておいちゃんに合ってるか確認します。
尾美としのりさんがタクシーの運転手で、キョンキョンを偶然乗せて結婚するんでしょ?浮気相手がオアシズの大久保さんなんでしょ?とか、キョンキョン薬師丸ひろ子さんの歌をあてて、でも薬師丸ひろ子さんは歌が本当は上手かったっていうことなの?「そういう説もあるみたいだよね。」とおいちゃん。そこらへんはハッキリしてないみたい。「けっこう知ってるでしょ」と得意げなオーケン。「あと瀧が小林薫なんでしょ?居酒屋の店員で」とか。「それはちょっと違う(笑)。」と笑うおいちゃん。
薬師丸ひろ子さんが歌ったシーンで俺たちの世代はみんな「おおおー薬師丸ひろ子が歌ったー!」ってなったんだよね、と興奮気味に話すオーケンに「うんうん」と強くうなづくおいちゃん。オーケンは続けて「キョンキョン薬師丸ひろ子さんがどんだけすごいアイドルだったのか知ってる?知らない子もいるでしょ?」とオーディエンスの若者に向けて言う。私はちょうど、最近出版された80年代アイドルをまとめた本にオーケンのインタビューが載っていたのを読んで、オーケンがほとんど薬師丸ひろ子さんが素晴らしかった話をしてたのでタイムリーでした(笑)。
さらに続けて「昔は俺はアイドルだったんだよ!」と言い出し、曲が終わったあと今はウオーっていうけど、昔はキャーキャー!って高い声がしたんだよ!と力説すると、合わせてふーみんがギターでキャーキャー声をノリノリで弾く。
それで、おいちゃんは「あまちゃん」を最初から見てたの?と聞くと「のほほん学校」に出た時に話が出たでしょ、その時はまだ見てなかったの。(好きだったアイドルはキョンキョンの話題から、オーケンの周りの人があまちゃんにハマってる人が多いという話になって)でもその後に総集編を見てから、ハマってみるようになったのという。それで今朝は最終回だから、リアルタイムでキョンキョンを見ようと意気込んでたのに、キョンキョン出ないでやんの(笑)。がっかりしたおいちゃんでした。出たのは回想シーンで歌うところがちょっとでしたね。
あまちゃんが終わって、喪失感にとらわれる「あまロス」はどうやって克服するの?っていう事をオーケンが聞いたら、おいちゃんは「今日のライブで吹き飛ばすぞー!」って言ってくれました!嬉しいです。でも私は、おいちゃんが言うまで一瞬、今度の「相棒」シリーズとか別のドラマの事を言うかと思っちゃいました(笑)。
オーケンがお客さんにあまちゃん見てた人いる?と聞いたときに、思った程手が挙がらなかったので、やっぱり筋少ファンらしいなと思ったようです。私は見てたほうだけど、元々朝ドラ見る習慣がなかったり、流行りに乗らない主義の人もいますよね。

*ウッチー
内田君には「マー君」のことを…とオーケンが聞くと「じぇじぇじぇ!」ウッチー(笑)。「じぇじぇじぇってどういう時に言うの?」「知らない」でも感覚的には近いですよね。
で「マー君」のことは、というと「知ってる!ハンカチ王子」(笑)。ボケ合戦が始まりましたよー。「きみと知らない事を話すの好きなんだよね」「マー君って松井?」とか、優勝したところだよーとオーケンが言うと「星野カントクの所でしょ、中日ドラゴンズ」違う違う(笑)。オチはたぶん無くて、ただウッチーがお茶目で可愛いのを愛でるコーナーでした。

*ふーみん
橘高さんには「アメトーークのハードロック芸人」の話を聞きたいということで見た?と聞くと、昨日ちょうど録画したのを見てきたとふーみん。まずはラウドネスの伝説の話から、番組冒頭で紹介されてた富士急でライブをやったら長野県から苦情が来たっていうエピソード、それは昔から有名な話らしくてふーみんが苦笑する。オーケンが「ロッキンFのバックナンバー読んでみるよ!」とキッズみたいに言う。それから、番組でオジーのモノマネでサバスの「アイアン・マン」を歌うのを芸人達が次々とやってるのを、オーケンが感心してあれは誰がやっても似るよねーとモノマネしだすと、あじゃんがドラムを入れてふーみんが弾き出して、軽くセッションみたいになり、おいちゃんがあじゃんに向けて両手でメロイックサインを出す!なんて微笑ましいのでしょう。
そして、番組で海外の有名バンドの面白い伝説や、メタラーあるあるが紹介されたのが、あれはちょとづつ全部合わせたのが俺だなとふーみんは思ったっていうのが可愛い。遅刻してたとか、ヘビメタって言われると怒るとか。
あじゃんにも見た?って聞いてて見たそうです。

※参考 【エンタがビタミン♪】“ハードロック芸人”のあるある。「ヘビメタと言われてイラっとする」に反響。

オーケンが見て気になったのが、芸人さんがそれぞれコスプレをして来るんだけど、サンドウィッチマンの富澤さんが来てたメタリカのコスプレで、あのベストを見てこういうメタル好きの人よく居るよね(笑)。と思った話が面白かった。あれは私も見てたのですが、富澤さんが以前住んでた街の商店街の、メタリカ好きの肉屋のマスターに借りてきたベストだっていう。この店が私の地元なので、マスターの顔を知ってるから余計に可笑しかった。大柄で短髪のメタラーって感じです。

後半は、これも久々の「ザジ、あんまり殺しちゃダメだよ」おいちゃんのコーラスがとても可愛らしいので、ずっと見てしまいました。曲が転調するところの詩がとても好きで、ここはオーケンを見ました。胸がぎゅっと切なくてなって暖かくなる大好きな曲です。
曲が終わると、オーケンだけ残して今度は全員がすーっとステージをはけていきました。珍しく煽るMCもなく、オーケンにスタッフからアコースティックギターが手渡されます。おお〜!と期待の歓声があがります。
歌い出したのは「ノゾミ・カナエ・タマエ」最初ちょっと、とちっちゃってやり直し。じっとオーケンの歌に聴き入ります。先日、谷山浩子さんと共演して、谷山さんがとても気に入って歌った曲だそうです。学校で誰にも愛されない少女、沼に落ちて死んでしまう。通夜の場面で天使が火の矢を放ち、燃え上がる中で少女の屍が歌いだす…。何もかも全て燃えて灰になる。オーケンの不条理な世界が、オーケンの弾き語りによってより一層リアルにくっきりと紡ぎ出される気がしました。さっき話に出た「あまちゃん」ドラマのストーリーを思い出すと、なんて違い過ぎる世界なのだろうと思って、誰からも愛される少女に、誰にも愛されない少女。どっちかといえば私は後者のほうに近かったから、それで余計に胸にぐっと来てしまいました。
歌い上げて終わると大きな拍手。オーケンはそのままギターを持ち、メンバーが静かに戻ってきました。オーケンから次の曲を弾き出し、弾き語りのように歌い始めると、さっきよりも一層大きな、おおおおお〜!!!という歓声がオーディエンスから発せられます。他のメンバーが曲入りのタイミングを合わせ、オーケンがギターを弾き終えると同時にスタートすると、行くぞ!とばかりにオーディエンスが熱狂して首を振る。首がないんだよ、「風車男ルリヲ」緩急の幅がすごくて、興奮度が上がりましたね。

この後のMCの流れをさっぱり覚えてないのですが、オーケンが感心して「キーボードがないと、よりハードロック色が濃くなったね」という事を言って、メンバーみんなうんうんと頷いてました。エディが入るとキラキラとした美しい音の効果で華やかになったり、昔のプログレっぽい感じで色鮮やかなイメージです。ただ抜いただけじゃなくて、アレンジや弾く部分も増えたり変わるのかな?よく分からないけれど。弦楽器の音が濃厚になって、全体像が深く濃くなった感じがしました。

オーケンの着てる半袖シャツが、特撮でも同じのを着てたっていう話になって、もう歳取るとどっちでもいいんだよぉーと開き直るオーケン。ふーみんに向かってX.Y.Z.→Aでも同じでしょ?と聞くと、ふーみんは「俺は分けてるけど、ボーカルはLOUDNESSと同じ衣装着てることあるね、ボーカルってそういう適当な所あるよね(笑)」と暴露しちゃいました。爆笑です。
じゃあオーケンはX.Y.Z.→AのTシャツを今度は着ようとか、ふーみんが「特撮」のデス市長TシャツをX.Y.Z.→Aで着るよとか、筋少の特攻服を二井原さんに着てもらおうという話になり、オーケンがじゃあ今度はアーバンギャルドの対バンでボーカルを二井原さんにしよう、それで「戦争を知らない子供達」の替え歌を、すっごい下ネタで歌ってもらう(笑)。なんて話にまで発展した。二井原さんの下ネタ替え歌はえげつないぞ〜。と知ってるX.Y.Z.→Aファンが苦笑する。ある意味アーバンギャルドも下ネタMCだから意外と合うかもしれないです。
この後すぐかアンコールか忘れたのですが、話は続いててオーケンが「VAMPS」って背中に書いてある服を着て、それですごい怒られるの。(VAMPSファンに?)とか言ってニヤニヤ。あとはウッチーのNESSとか、おいちゃんのフーシャーズーのも着て、まあいいかーってなるという話をしていたら、あじゃんのバスドラがNESSロゴだったことを指摘される(誰がしたか忘れた)時間無くて外し忘れたんですというあじゃん、「内緒にしてたのにぃー」と照れてて可愛かったです。
結局、「使ってる楽器は(どのバンドでも)みんな同じじゃないかぁー!」というオチ?でした。

・おいちゃんVSクアトロの柱
オーケンが、おいちゃんの前に柱があるねーという話でしばらく盛り上がりました。「建築法とかでしょうがないのかもしれないけど、スケルトンにならないの?」と言うと、ふーみんが「氷柱とかね」それじゃ溶けちゃうよ(笑)。オーケンそれ聞いてないのかスルーする。おいちゃんは柱に向かって煽らないといけないってことで「手強い!」ほんとに下手側ステージ先端から2メートルもないぐらいの所に、大きな壁があるんですよね。やりにくいと思います。「柱に、『潮騒のメモリーズ』の写真貼っとけばよかった」とおいちゃん、それいいかも(笑)。後でブログにおいちゃんが「初参戦=柱くん」って書いてたのがお茶目でした。

・「ケラさん逃げて」とツイートしよう
年末にケラさんと空手バカボンが決まったけど、まだ何にも決めてないとのこと。ケラさんがtwitterで呼んでどんどん出演者を増やしちゃうんだよね。でも大丈夫!とまるで根拠のない自信でウッチーが言うと、オーケンが俺はtwitterやったら「ケラさん逃げて」とだけツイートしようと言うと、ウッチーが、みんなで「ケラさん逃げて」って書いて回線がパンクしちゃうの。って、それはラピュタの「バルス」状態ぐらいに書かれるってことですよね(笑)。
※「ケラさん逃げて」とは:昔ナゴム時代にあった、当時"電気グルーヴ"のまりんさんの名言。

・7年後、東京オリンピック筋少
オーケンがウッチーに、7年後の2020年にある東京オリンピックで、筋少はどういう立ち位置にすればいいか?と割と真剣に聞くと「興味ない!」と即答バッサリ。これ、こないだのウッチー祭りでも同じパターンじゃないか。
「いやいや、そんな事言ったらいけないよー」とオーケンがたしなめる。
男性客からは「開会式に出る!」という声が飛んでました(笑)。7年後っていったらもう50代も後半になりますね。筋少がずっと活動続けてられますように。オーケンがそういう続けたい気持ちをさらっと言うようになったのが嬉しいです。

オーケンが、初めてのお客さん、お待たせしましたー!ダメ人間ですよー!みたいな前ふりで「踊るダメ人間」横浜ではあえて外してこっちで入れてきましたね。ウッチーの姿が見えない〜と思ってたのですが、ふーみんの方に行ってワウを踏んでたようです。いやこれもすごい熱狂ぶりでした。ぎゅうぎゅうすぎてジャンプもできないし腕もまともにクロスできない状態でした。
さらに立て続けに「カーネーション・リインカーネーション」が出た!イントロのSEが流れると、キター!って感じになって、先週の横浜では2曲目でやったけど、今回は後半の激しいゾーンのところで入れてきて、熱狂がすごいことに。ほんと凄い!コールを叫んで、拳をあげて、折りたたみして。細かい事考えずに音に身を任せて熱中して、精神が解放されて癒されるようです。
おいちゃんが曲終わりでマイクスタンドをバーンとセンターに向けて倒したので、ドキっとした。この位置が邪魔だよって感じで。スタッフが位置を直しても、ここじゃない!って感じで自分でずらしてました。
次の「タチムカウ」でもワーとなって、全身全力で、押し潰されつつもコールして、腕を振り上げました。嬉しい!

ここまで来てもうあっという間に本編最後になって、今日の変則バンド名で"中二病の神ドロシー"が演奏する「中二病の神ドロシー」だとオーケンがタイトルコールして始まりました。ふーみんが右手を華麗にひらっとさせて、おいちゃんはストラトで繊細かつ濃く甘い音でメロディーを奏でる。もっともっと見ていたい。オーケンがこのバンドは誰の夢だろうって歌う。無くならない、終わらない。これからも続いていくんだ。

それほど待たずにアンコール。おいちゃんのマイクスタンドが端っこに置かれてて、横向きに曲げられてマイクが出てる。これは名古屋クアトロで見たマイク位置だ。最初からこれで良かったのかも。「やっと視界が広がったよ」とニッコリ。楽器を構えて、オーケンがまだ出てこない。おいちゃんとふーみんが弾き出しました。ん?このフレーズは、ーー!!!
ウッチーがマイクに向かって叫ぶ「オッケー!!」うおおおー!!!「オッケー!!オッケー!!」
オーケンがやってきて合流します。拳あげてオッケー!とかけ声するこの曲は「トキハナツ」!音源ではアルバムの「最後の聖戦」で「カーネーション・リインカーネーション」の次に入ってて、聴いてる記憶ではひと繋がりなんだけど、カーネーションは定番曲になったけどこっちはレア曲で、あとでオーケンが説明したところによると、復活後初めてやったそうです!意外と外れてたんですね。キーボード無しの編成でこの曲はいいところで持ってきたなぁと思いました。最後の聖戦のツアーで聴いてカッコイイ曲で、またやってくれて嬉しいです。
曲が終わってオーケンが、この曲のサビで「アイアムアトップオブブリーダー」って歌詞は、自分で書いてて改めて俺、天才だな!と自画自賛してました。語感が曲に合ってていいですね。でもなんかドックフードのCMのキャッチコピーのイメージだけど(笑)。当時は鬱の事を歌ったんだよーって悲しそうだったけど、それも乗り越えて強くカッコ良くなりました。

オーケンがこれから決まってるのはどこまで言ったらいいの?とふーみんに聞く。来年の春まで?みたいな事もちらっと言ってたかな。ふーみんがシーって指を口に当てて、ジュンスカ(対バン)まで。と答えます。もうジュンスカだって来年の武道館ライブ発表してるんだから、筋少だって早く発表して〜。
特に新しい発表はなくて、オーケンが「いつか東京ドームでやるぞー!なんて事は言いませんよ。アラフィフにもなって〜」とか言う。でも、まだ一発狙いたいらしくて紅白に出ようって話から、じゃあ今年は「あまちゃん」できっと薬師丸ひろ子さんとキョンキョンが出るから、一緒に出たいよね!とおいちゃんと向かい合ってうんうんと共感する(笑)。これからなんか配信?とか技術使って?「あまちゃんロック」とかいって便乗で作って一発当てて紅白に出ようと妄想話に展開、それでヒットして倍倍ゲームで動員が増えて、来年は東京ドーム、その前にさいたまスーパーアリーナ日産スタジアムだとか広がるが、「50にもなって今更、そんなとこ目指さないって。オペラグラスで見たくないでしょ?」ファンの気持ちをよく分かってる(笑)。大きいとこで大掛かりにやるのが目標じゃない、勝ちでもないと思います。おいちゃんが後でブログに書いてた、お客さんと心のキャッチボールができて、笑顔が見れるライブが続けられるのが、筋少にとって最も合ってて幸せな形なんだろうと思います。
この辺か本編で言ってたのか忘れたけど、オーケンが「再発されたSHOXXの昔のインタビューが、みんなネガティブなこと言ってたね」と言ってて、みんな反省したって。「若かったからね」時代と取り巻く環境もあって、みんな不安になってたんでしょうね。でもやってきた事の積み重ねがあって、今こうして実を結んでいるんだなと思い胸が熱くなりました。

「『あまちゃん』は終わるけど、筋少は終わらないぜー!」
若い頃からの「釈迦」、ラストは「これでいいのだ」古くからのファンも、初めてライブを見たファンも、これからもいつ入っても、何度やっても全力で楽しんで楽しませてくれるバンドです。
曲が終わり、あじゃんも入って並んでバンザーイしました。オーケンはいなかったかな?(笑)。そしてふーみんがおいちゃんに向かって、ほら下に降りなよーって感じで誘って、いやそっちから先に、どーぞどーぞってまた譲り合ってるの可笑しかった。結局ふーみんから降りて、おいちゃんも降りてハイタッチや握手など前のお客さんと触れ合いました。

筋少本体だけじゃなくて、各メンバーの個人活動も、別のバンドやユニットも、関連するところ全部含めて、「拡散波動砲」を知るとより本体も楽しめると思った、今回の企画でした。
橘高さんが翌日Facebookにメッセージを寄せて、現在の筋少は大掛かりで細かく動く事ができないので、あえてキーボードを外した編成にして、いつか東名阪以外の地方でもライブをできるようにしたいという、その実験的なライブでもあったそうです。そこまで考えて下さって、橘高さんの思いにはとても感激しました。

終わってから、後で思い返して今日は「あまロス」が話題になったけど、筋少が活動休止した時、私やファンは「筋少ロス」になってたんだな、と思い出しました。たぶんメンバーもそうだったと、SHOXXの新しいインタビューを読んで思います。それはかなりのダメージで、気力が無くなったり自分を見失ったり、喪失感で寂しくなっていました。でも筋少は消えずに復活してくれました。
復活した後の筋少を観るにつれ、ひとつも見逃したくないと思うようになりました。テレビドラマじゃないから録画はできないし、どうしても観れないこともあります。そんな時は、ファンがお互いに補完しあって、感動を共有しています。筋少は、オーケンとウッチーが中学生の時に出会ってから始まった、壮大なドラマです。これからも、誰にも予想できないストーリーが続いてくのです。
今日のライブはまさに、「おれたち、熱いよね!」と思った!

・おまけ「あじゃん」は誰がつけた?
河塚さんのあだ名「あじゃん」、メンバー紹介の時にオーケンが「俺が言い出したんだっけ?」と自分が付けたと思っていたみたいで、河塚さんが「小学校のときに…」と本当の由来を言い出すが「いや、オーケンさんが付けてくれたんですよ!『あじゃーん!』『じいじー!』って呼びあったじゃないですか」そういえばそんな事あったなぁ?と後で調べたら、オーケンのソロライブに河塚さんがドラムをやった時に、なんて呼べばいいの?と言われて子供の時に「あじゃん」って呼ばれてましたと言ったことから、あじゃんって呼ぶようになったんでしたね。
参考:2012.2.28 大槻ケンヂ@LIQUIDROOM


中2病の神ドロシー
モーレツア太郎
ドナドナ
日本印度化計画
電波Boogie
アウェーインザライフ
日本の米
プライド・オブ・アンダーグラウンド
イワンのばか
ザジ、あんまり殺しちゃダメだよ
ノゾミ・カナエ・タマエ
風車男ルリオ
踊るダメ人間
カーネーション・リインカーネーション
タチムカウ
中2病の神ドロシー

(アンコール)
トキハナツ
釈迦
これでいいのだ

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