筋肉少女帯関連ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

筋肉少女帯インストアイベント@タワーレコード新宿店


筋肉少女帯 メジャーデビュー25周年記念アルバム「公式セルフカバーベスト 4半世紀」発売記念トークイベント
2013年05月29日(水) 19:00 新宿店 7F

アルバム発売日にインストアイベントが行われました!
3年前の「蔦Q」発売以来ですね。場所は同じですが、前回よりもスペースを広く取ってステージも高くなって見やすくなったと思います。
高椅子とマイクスタンドが並べられて、奥の大きなモニターに新曲のMVが繰り返し流されていました。
イベント始まってからは、ステージの様子がずっと映っていました。後ろのほうやイベントスペースの外からも見えたんじゃないかと思います。

定刻少し過ぎから、イベント時間はだいたい40分ぐらいだったでしょうか。
ふーみんとおいちゃんのFBページに4人ショットの写真が載っています。4人揃って出て来て驚いたのが、4人とも黒い帽子にジャケットがなんだか揃ってる感じで(笑)衣装っていうわけでもなくラフスタイルなのですが、LUNA SEAかB-Tかみたいな気がしました。
オーケンから挨拶と、一人づつ紹介しようとしたところで、おいちゃんが「みんな知ってるでしょ(笑)」とちょっと照れてる。ふーみんがマイク取って、ぱっぱと説明するのが面白かった。自分は「早弾きギター」で内田は「うねうねベース」おいちゃんはなんだっけ?リズム、カッティングギターだったかな。オーケンはたしか「叫ぶボーカル」だったような。
アルバム発売されたということで、オーケンから各メンバーに聴き所をそれぞれ話して下さいと促す。オーケンは最初、「香菜」の歌い方をわざと崩してフェイクを入れるようにしてたら、橘高さんに「大槻、そこはそうするの?(笑)」って指摘されたそうな。それで少し控えてみたそうです。
おいちゃんは、今まで長い事ライブで繰り返しやって、もんでもんでもんできた曲を、スタジオで録音してお届けできて嬉しいとのことです。(もんでもんでーって言ってるとき両手で空気をもみもみしてたの可愛い)
あとは橘高さんがいっぱい喋ってて(笑)制作中にオリジナル版を聴き直してみると「再殺部隊」はギターを8本くらい重ねてて、今も同じ事やってたから「俺ってぶれない(笑)」とか、オリジナル版は女性コーラスを入れてるところを、あえて今のメンバーだけでやってみたいと思って全部コーラスも自分達でやったとか。「ダメ人間」の3,2,1,0!のかけ声を4人が並んだステージの立ち位置で聞こえるようにしたとか、ウッチーとエディが「孤島の鬼」のよいしょ〜よいしょ〜の声を入れてるのを聴いたら、エディがウッチーを小鳥みたいに肩に乗せてるみたいに思えて笑っちゃったとか(笑)それってなんだか漫画ちっくで笑える。格闘マンガでありそう。絵に浮かびますー。オーケンもたしか「グレンダイザー」だか何だかロボアニメに例えてたような。
孤島の鬼の新しいアレンジは長くなっていて、これはエディが作って脱退した時の89年の青年館ライブで1回だけやったもの。これを2F席で加入直前の(加入は決まっていた)ふーみんとおいちゃんが見ていたので、今これを演奏できているのが不思議だと言ってました。「タイムパラドックスだね」ってふーみんが言ってるのがなんか新鮮な感じ。

ふーみん語るところによると、新曲もカバー曲も初めて聴いた人が全部新曲のように思えるようにしたかったとのことです。レコーディングエンジニアさんは筋少の復活後からやってる方で、「印度」を聴いたときに「これイイっすね!シングルカットしましょう!」と言われたそうで(笑)「勝ったな!」っておいちゃんと思ったよね。と、またやっぱりふーみん勝ったな宣言したのか(※X.Y.Z.→Aのアルバム作った時もそうだった)
エンジニアさんは90年代はNYにいたそうで、印度リリース当時の筋少は知らないそうで。オーケンが「日本のヒット曲知らないんだよ」ふーみん「ヒット曲か?(笑)」少しはヒットしたよとオーケンがフォローする。

いわゆる「筋少コーラス」とメンバーが読んでる野太いデス声になった由来は?というのをオーケンが話してて、諸説あるのだけどムーンライダースからの影響?と言ってたのは意外だった。私もあまり詳しくないけど、初期だと野太いかけ声のイメージじゃなくて、テンション低くてオーオーオーってやってる感じかな。
それから、エディとウッチーが低い声だから?ふーみん加入後スラッシュメタルをやりたかったから、そのイメージでメタルかけ声をしたのが次第にそうなったという。
「パノラマ島へ帰る」を大胆にアレンジした話では、オーケンが当時はホッピー神山さんがアレンジしたのねというところで「もとPINKのね」とふーみんも言ってたのがうれしかった。演奏はしてなかったから、今のメンバーで演奏したらどうなるだろう?と思って、サンダーユーの話も少し出たと思います。ジャジーな感じで、オーケンは「中森明菜の曲みたいな…」と説明したが他のメンバーには通じずふーみん「??飾りじゃないのよ涙は?」と。スウィングみたいな曲あったじゃないとオーケンが言ってたから、思い出してみたら「TATOO」のことだと思う(後でどなたかがおいちゃんにリプライしてた)

新曲のMVを撮った時の話では、セーラー服の女の子役の子が歌詞をばっちり覚えて来て歌ってたので、歌詞を覚えられないオーケンの立場がないみたいな(笑)ふーみん「監督に覚えてこいって言われたからだろう」オーケン「俺は監督に覚えてこいって言われてないもん!」そういう問題じゃない(笑)
オーケンがギターを弾くシーンは、ふーみんが指導してほんとに弾いたそうですが、音源では弾いてません。
オーケンはセーラー服の子が血まみれになるのが「中2っぽいでしょ?」とお気に入り。そのバンド〜ほんとはいなかった〜♪って、ボーカルが白骨化して出て来たら悲しいよねぇ(笑)とネタで言って、さらにその骨が踊り出してカクカクしたら笑えるだって。先日亡くなった特撮監督のオマージュだとかも言ってた気が。
撮影って恥ずかしいね〜とおいちゃん。そこから昔のPV撮影の話にも。「サボテンとバントライン」で演義させられたとか、女の子を5人で抱き上げるのが恥ずかしいのでふーみんは持ってなかった。
蜘蛛の糸」では、回転する台に乗ってギターを弾いたので、おいちゃんは三半規管が弱くて気持ち悪くなっちゃって、たびたび中断したとのこと。

オーケンが先日、寺岡呼人さんのラジオにゲスト出演した時に、日本のニューウェーブヒカシューとかを紹介したのだけど、その中であのねのねの曲があって、語りが入ってから歌になるという(「みかんの心ぼし」だと思います)こういう曲を俺はやりたかったんだと言ってたかな?これが筋少の「バラード禅問答」と形式が似てるということから、「誰の曲だっけ」ふーみん「太田だよ」「太田!」オーケンびっくり。
そこから太田さんの話に。「ドロシー」では太田さんに参加してもらったということで、橘高さんが太田さんに連絡して「おーいいよー」二つ返事でOKもらったそうです。変わらないねと笑顔。
「ドロシー」のアウトロの「神!」ってかけ声が入る直前のドラムがダダダと入るところで、音をあげてよーく聴くと、太田さんの感情こもったうなり声が入ってるそうです(叩きながら感極まったみたいな感じらしい)
オーケンは実はレコーディングでも会ってなくて、でも昔からドラム入れの時はボーカルはいなかったから会ってないんだよねという。先日のX.Y.Z.→Aバーでオーケンが出演した時に太田さんが上の階でライブで、その時にちょっと会って話したことも言ってました。
ふーみんが、この曲5人並んで歌ったことあるねーと言ってて懐かしい。昔なぜか「モグラネグラ」で5人でカラオケで歌う映像があったんですよね。

今度やる中野サンプラザのライブまで、まだ今年に入って3回しかライブをやってない。「大御所か!」ってオーケンツッコんでた(笑)もう6月になるのにねー。ふーみんが「サンプラザのあと、東名阪って続けてやると思ったでしょ?」うんうん。「やらないんだなぁ〜これが!」えええええー!(泣)
これについて、オーケンとふーみんが言いたそうでもったいつけてそうに言ってました。25周年イヤーということで6/22中野を始まりに、1年間かけていろいろと企画をやっていって、後半畳み掛ける予定だそうな。まだ次の予定は言ってないのですが、普通の名阪ライブが続くのじゃなくて、7,8月は無いのかな?って感じがしました。
中野で次の発表があるといいですね。中野のライブでも、サプライズ的にゲストが出たりするかも?出ないかも?みたいな事を言ってました。ふーみんが、バラード禅問答やって太田が後ろから出て来たりして〜なんて冗談ぽく言ってましたけど。20周年武道館の時見たいにゲスト発表あるのかなーって思ってたんですけど、今回は無いみたいですね。
おいちゃんが、チケットが完売したそうで〜って言ってたのを、ふーみんが「えっ!」って知らなかったみたいで意外でした。おいちゃんが「噂で〜」「ほんと?」ほんとですよー。Webで確認したら全プレイガイド予定枚数終了してました。「でも、こういうのってキャンセル流れで戻って来るんでしょ」ふーみん細かい(笑)「じゃあ後でちゃんと確認してから告知します」とのこと。とりあえず完売おめでとうの拍手!完売御礼待ってますー。
オーケンが、おいちゃんがステージでいなくなっちゃうんだもんー、動くから〜って言ってて「じゃあ動かないようにします」おいちゃんが言うと、後ろのほうから男性の声で「動いて〜!」と。やっぱりおいちゃんはステージかけまらわらいとおいちゃんらしくないですね。オーケンが昔「印度」のPVで「おいちゃんが飛び出してくるところが若い!」って言った時にふーみんが「今でも元気!」ってすかさず言ってて微笑ましかった。

次は「4半世紀2」を出さないと〜って話が出た時にオーケンが「50周年に?」「それじゃ"半世紀"じゃん(笑)」とおいちゃん的確なつっこみ。「おサル音頭」をカバーする?(笑)ウッチーに歌いなよとオーケンに言われると「え、やだー。長谷川さんに」って言ってました。
でも次はそろそろオリジナルアルバム出したいですよね。オーケンがそう言ってたと思います。期待してます〜。拍手!

そろそろお時間ということでスタッフから声がかかり、最後は1曲ということで。最初からギターは置いてあったのですがそれをふーみんとおいちゃんが持って、ウッチーは椅子を後ろにずらして、ぱんぱんのショルダーバッグを(最初からずっと持ってた)抱えて座って、iPadは今回ないみたい。オーケンがウッチーにきみも歌いなよとすすめて、「香菜、頭をよくしてあげよう」を歌うことに。最初からウッチーのターンでウッチーがまゆげを八の字にして熱唱しててカワイイ!ウッチーが曲途中でオーケンにかわろうと手を出すのにオーケンがまだまだ歌ってというふうに二人でどーぞどーぞしてるのがまた可笑しかった(笑)最後は2人揃って歌ってくれました。
退場するときにオーケンがいきなり「俺たち筋肉少女帯ー!おー!」って言って拳上げると、ほぼ揃っておいちゃんもオー!ってやって、うっちーふーみんも揃えてたのがビックリした!そしておいちゃんとふーみんは、前に出てお客さんたちに手を伸ばして握手してくれるのも、いつものライブの感じそのままだなぁと思いました。

(追記)
アルバムの聴き所としてふーみんが、大槻の歌がデビューの頃の奇声のような歌い方から、現在まで25年間の歌唱法が全部入ってると。「やれば出来る子」って褒めてました(笑)ギターの指導といい、ほとんどオーケンの保護者みたいですね。

筋少を超えられるのは筋少だけ!ってどこかで聞いたようなキャッチコピーですが(笑)
なんだかそんな感じがしました。
「公式セルフカバーベスト 4半世紀」
iTunes Storeでも発売中!

通して2回聴いてみたところです。初聴きしてぱっと思ったのは、ここまで凄いものなのかと。技術の進歩もあるし、重ねて来た年齢、キャリアがあって、原曲の良さを生かして濃く深くなり、そして遊び心があって、セルフカバーて意外といいものだな(笑)と思いました。
ブランクはあるといえ、復活してもう7年目になって、ライブで現メンバー+サポートの鉄壁の布陣で回数を重ねて来た現在だからこそ出来たんだなと思いました。
私はオリジナルのリリースから聴いているから、当時から聴いているオリジナルへの思い入れはあるのですが、復活してからライブを観るたびにもっと好きになった感情があって、新録版を聴いた時に嬉しさがわきあがってきました。
オリジナル版のオーケンの若さと危うさみたいのは、どうしても無くなってベテランシンガーになったけれど、古さを感じさせない普遍性のある人間の感情を詩にしつづけて、生き様を感じるオーケンの今の歌を聴けるのは嬉しく思います。
蜘蛛の糸」のおいちゃんコーラスが嬉しいですね!アレンジが大胆に変わってムーディーになった「パノラマ島へ帰る」も面白いし、「孤島の鬼」はなんだかもの凄い事になってるから!ババーンと映画の空撮で映る崖がすごい島っていう感じで迫力がすごい(笑)
そして新曲の2曲、既存曲と並べても浮いたり薄くなったりもせず、どれも濃くて勢いがあります。ライブでこれから育って行くのが楽しみになりました。
古くからのファンには、前と違和感あるとかここは好みじゃないとか、あれこれ言いたくなっちゃうかもしれないけれど、筋少にはまりかけてる人や、ロックを知り始めた若い世代にはきっと凄いと楽しめると思います。筋少は、ファンの思い入れが濃くて色々と語りたくなるようなバンドだと思いますし、これからもそうあり続けて欲しいです。

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