筋肉少女帯関連ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

オーケンに恋をする女性が後をたたないのは何故か

私は特撮の1stアルバムを今日初めて聴きました。
筋少が内田さんと本城さんの2人だけになって、活動凍結した99年から、私はオーケンの活動を見ていませんでした。
でも同じように他のメンバーの動向もあまり追わなくなりました。本城さんの日記ぐらいで。
去年末の「大海賊サミット」があるまで、約4年近くの期間がありました。
最近調べてみたら、私が見ていない間に、色々な出来事が起こっていたのを知って驚きました。
まずは、内田さんが特撮から脱退してたこと。噂では聞いたけど、1stアルバムまでだったのは知りませんでした。
さらに、その件でオーケンと内田さんが疎遠な状態になっていたこと。サミットで直接内田さんの話を聞いて、そこまで仲が悪くなっていたとは思わなくてびっくりでした。

それから、橘高さんがオーケンののほほん学校にゲストで出たり、XYZ→Aと特撮が対バンしてたこと。
特撮が、若手のバンドといくつか対バンしてたこと。若手のバンドが、筋少に影響されて自分達のライブで筋少の曲を演奏してたこと。*1
オーケンが、本を何冊も出していたこと。すっかり人気作家の一人になっていたこと。
筋少に影響されたプロの漫画家やライターが、最近活躍しはじめていたこと。
特撮から聴きはじめた新たなファンが出てきたこと。他のメンバーのファンが「大槻のMCは長いからもっと少なくしてもう1曲やってくれ」と思ってるらしいこと。(笑)それは筋少時代から変わらないから。

先日、特撮時代からオーケンを知って好きになったという、若い女の子の話を直接聞きました。
オーケンの本を読んで、「この人は、私が思っていることを代弁してくれている。私を分かってくれている」
そう思って好きになったと。そしてだらしのないダメな性格に惹かれて「私と結婚するのはオーケンだわ!」と本気で思ったと。
その熱はすぐに醒めたそうだが(笑)好きな人の一人であることは変わらないそうです。
そうかーそうかー。と私は大きくうなづきました。
それ、昔のオーケンファンと同じだわと。だいたい同じような感じだった。
どうやら、そう思ってファンになる女の子が後をたたないらしいようで、昔から、今も変わらないのだと感心しました。
いつかオーケンファンの友達が、当時発表されたばかりの“オーケン初体験ABC”のエッセイを読んで、涙を浮かべていた横顔を私は忘れることができない。その時彼女の恋は終わったのだと思った。その後追っかけにはならず、筋少以外のバンドにも目を向けるようになったから。

今日、のほほん日記の文庫版を読んだら、文庫版あとがきに雨宮かりんという作家の女の子のコメントがあって、オーケンへの想いがほぼ同じような内容で書いてあって、私は苦笑いした。
でもオーケンはやはり、すごい。ある一定の時期の、ある一部の似た様な性質をもった少女、少年の心を10年以上ずっと捕らえ続けているのだから。
心の隅にいつもあって淀んでいる、なんだか訳の分らない不安とか、他人と上手く迎合できないとか、漠然とした死への恐怖だとか、そういった繊細でいてどろっとしたものを、オーケンは表現している。それを見せられた私達は、自分の事を言っているのだと感じるんですね。
そして、計算しているようだけど天然だと思う。そうじゃなきゃ、ネットの日記であんなに「ライブ来てね」と連日くり返して書かないよ。だから、「もうダメね、私がついてなきゃ」と思うファンが後をたたないのかしら。
私はそうは思わないけれど。(笑)

私は特撮のCDを今日初めて聴きました。メンバーの変わった筋少じゃなくて、新しいバンドの特撮で良かったなと思いました。オーケンの新しいファンが、筋少も聴いてくれたら嬉しいです。

*1:グルグル映畫館犬神サーカス団メトロノームなどがライブのセッションで演奏していたというのを、友達から聞いた。

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