筋肉少女帯関連ライブ・過去日記アーカイブ(1989〜)

筋肉少女帯の活動履歴、ライブ感想などを記録したアーカイブです。(非公式)

『最後の聖戦〜その後は読書と養蜂の日々』ツアー最終日を前に

私が筋少を聞きはじめた頃(SISTER〜)はあまり自分にとって一番好きな音楽ではなかったです。その後「パノラマ島」を聞いて一番好きなバンドになりましたが、その時点でまだ満足がいかず、年を重ねアルバム発売するごとに良くなっているところもあり、それほど好きでないところもあるという感じが続いて、現在に至っています。筋少には毎回、予想外で驚くくらい良い曲など出ることがあるので、まだもっとすごいものができるんじゃないか?と可能性が感じられるから、付いていっていると思います。
また、筋少は曲だけでなくバンドの性格がとても好きなので、そういう意味でも自分はファンなんだな、と思います。

初期の頃の新鮮さや勢いというのは、やはりどのミュージシャンでも年を重ねるにつれ全く同じようなものはできない、というのはいたしかたないと思います。
また、ファンというものは、そのミュージシャンの最初に曲を聞いて好きになった曲がずっと一番好きであるという傾向が強いでしょう。
私の周りでもファンの入れ代わりがあるのを何度か見て、寂しく思うことがありました。
しかし、本当に一番寂しく思っているのは筋少メンバーであり、初期の新鮮さや勢いは超えることはできない、というのも本当によく分かっていると思います。自分たちが好きだったミュージシャンもそうであったから、自分たちのファンもがっかりさせたくない、と思いがんばっているのが、最近のライブ、雑誌記事などを見ていてよく分かります。

本来もう大きなヒットが出なければ、各メンバーの金銭的なことを考えると、解散して他のことをしたほうがいいのでしょうが、しかし、今まででもこうやって続けてこれたのは、やっぱりファンの支えとメンバーがファンに感謝する気持ち、なによりメンバー自身が筋少が好きで楽しいからだと思います。

今のヒット曲は、流行っているから、カラオケで歌うからといって使い捨てにされてしまう傾向が多く、アーティストの魅力があまりない、ということに対して、最近オーケンは疑問に思っているようです。
自分たち(筋少メンバー)がロックを聞きはじめ、夢中になった頃はそんなんじゃなかったから、筋少メンバーが、その気持ちをずっと忘れないでやっているというのが、私はとても嬉しく思っています。
だからこそ、そういう気持ちを持って筋少のファンになる人を、これからも増やすべきであり、さらに今までのファンもずっと付いてきてもらいたいというのが、筋少の希望なのだと思います。

これからも、メンバー本人たちが本当に好きな、やりたいと思う曲を作ったりライブをやったりしてもらいたいと思っています。
最近オーケンが言っていた、「自分に取って至上の音楽(が、今だに作れない)」というものが、きっと筋少にはできると思います。
私にとっても、今筋少が自分に取って至上の音楽に一番近く、きっと本当の至上の音楽が、筋少でできるだろうと思っています。
でも売れなくてどうしようもなくなったら、それまでだったと思うしかないです。
できればずっと今のメンバーで続けていって欲しいです。解散してしまえばもう本当に過去のものになってしまいます。昔には戻れないけれども、バンドを続けていれば昔の曲も今の曲も同時に聴けるし、同じメンバーで続けているからこそ面白いこともたくさんあると思います。そうなると信じていたいです。

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